2018年08月27日
赤ちゃんの水分補給と脱水症

赤ちゃんは汗腺の密度が高く体重に占める水分の割合が多いため、汗をかきやすく、水分を失いやすくなっています。
赤ちゃんは水分排泄量に加え、細胞の増殖や成長に水分が多く必要となるため、水分必要量は水分排泄量を上回り、十分な水分補給がなされないと脱水症になるリスクがあります。
水分排出で最も多くを占めるのは尿です。
尿は血液中の老廃物を体外に排出する役割を持ってますが、その排泄に必要な量は腎臓の機能に左右されます。
腎臓は、体液を必要以上に失われないよう水分や電解質を再吸収し、尿を濃縮する働きがあります。
赤ちゃんの腎臓は未発達なので、老廃物を排出するのに必要な水分量が大人よりも多くなります。
赤ちゃんはのどの渇きを訴えたり、自分で飲むなどの対処ができません。
赤ちゃんは脱水症になりやすいと意識することでこまめに水分補給をするようにしましょう。
汗腺の数が大人と赤ちゃんは同じなんですね。
だから身体の小さい赤ちゃんがいっぱい汗をかいてるように見えるのも納得できると思います。
一度に与える水分量は、水分でお腹がいっぱいで母乳やミルクが飲めなくならない程度の量にしましょうね。


人気ブログランキング
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://fanblogs.jp/tb/8035877
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック