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2024年03月19日
赤ちゃんの防災
2020年08月04日
母乳育児とミルク育児、夜泣きが多いのはどっち?
東大医学部卒の医者ママからの記事の引用です。
母乳育児は夜泣きが多いが黄昏泣きは少ない
私は、母乳育児でもミルク育児でも、夜泣きという点ではあまり変わらないと思っています。
寝かしつけるために夜だけミルクを足している方もいますね。これまでの研究では、母乳育児のほうが夜中に目が覚める回数が多い傾向にあるようです。しかし、母乳育児のほうが夕方の黄昏泣きは少なかったり、親の睡眠時間はむしろ増えたりするという結果も出ています。
1997年のアメリカ・イーストテネシー州立大学の研究では、44人の赤ちゃんの生後4週のときの睡眠時間を母親に記録してもらいました(*1)。その研究によると、母乳育児の赤ちゃんのほうが、ミルク育児の赤ちゃんより夜泣きが多く、夜の睡眠時間も少ないという結果でした。
一方で、2012年にイスラエルから発表された論文では、生後2〜4ヵ月の赤ちゃんの母親94人にアンケート調査を行っています(*2)。母乳育児とミルク育児で比較したところ、母乳育児の赤ちゃんのほうが黄昏泣きは少なく、そして夜に泣く回数は多いものの、夜の睡眠時間は変わらなかったという結果でした。
2007年のアメリカ・カリフォルニア大学の研究では、生後3ヵ月の赤ちゃんがいる両親133組を対象に調査を行っています(*3)。その結果、母乳育児のママ・パパよりもミルク育児のママ・パパのほうが、一日の睡眠時間が40〜45分間短いという結果が出ています。
母乳を与えるよりもミルクを作って与えるほうが時間が長くかかるので、睡眠時間が短くなってしまうのかもしれません。
ミルク育児のほうが夜泣きが少ない傾向にあるのは、ミルクのほうが腹持ちがよいからというよりは、親の行動が変わるからではないかと思います。
ミルクなら与える間隔が容器に書いてあるので、その時間や回数にある程度従います。前回のミルクから3時間たっていなければ、お腹がすいたのではないだろうと判断して、新たにミルクを与えず、違う方法であやそうと努力しますよね。
一方で、母乳だと1、2時間しか間隔が空いていなくても、もしかしたらお腹がすいたのかもしれないと思い、すぐ授乳するという対応になりがちです。
母乳の分泌量に不安がある場合に、夜にミルクを足すのはかまいません。ですが、ミルクを足したりミルクに変えたりすることで赤ちゃんが寝つきやすくなるとは限りません。母乳でもミルクでも、赤ちゃんが泣いたとき、何を要求しているのか考えることが大切です。
赤ちゃんがお腹がすいているならあげる、ただ眠いだけなら違うあやし方をする、とシンプルに考えてみてください。
2020年07月14日
ママたちは自分の疲れに目を向けてA
前回の続きです。
私は産後ケアを研究テーマにしているのですが、産後ケアを受けたママたちに、ケアを受けた体験をどのように感じているか、調査したことがあります。そういうママたちの声の中で共通していたのは、「ケアしてもらうことで初めて自分の疲れに気づいた」というものでした。お産を終えた後というのは、ママたちは興奮している状態で、そのまま休みなく育児に突入します。右も左も分からないまま、必死で赤ちゃんと向き合って育児をする。そちらを優先しているので、自分自身を癒やす時間というのが取れずに、とにかくまっしぐらに走っているという感じですよね。そんな中で助産師などにケアをしてもらって、「とにかく今は休みなさい」「あなたには今、休息が大事だと思いますよ」ということを伝えてもらったことで、ママたちが「ああ、私、ずっと走ってきちゃったんだ」「ああ、私は疲れていたんだ」など、そういうことを深く実感したというお話をたくさん伺いました。人間は本当に大変な時、渦中にいる時というのは自分のことはあまり見えない。他からケアされて初めて自分の疲れにもやっと気付くことができるということです。そして、その調査の結果から、それだけママたちが頑張っている状況が、いまの子育てそのものなのではないか、と感じました。だから、子育て中のみなさんには、いま自分が頑張りすぎていないか? ということに注意して、頑張りすぎにならないように気をつけてほしいなと思います。
そして、大変な子育ての時期を、家族や友達と助け合って乗り切っていっていただければと思うのですが、それにぜひ専門家も加えていただきたいと思っています。みなさんが、専門家にも遠慮なく助けを求めることができるようになってほしい。場所によって、まだサービスに差があるのですが、ぜひ「いいサービスを受けて助かった」「こういうサービスをしてくれるとよかったのに」という声を、みなさんもあげてほしいと思います。妊婦さんや小さい子どもがいる家庭は、どうしても社会的弱者になってしまいがちなので、そういうニーズを社会や行政にきちんと届けるためにも、ぜひぜひ声をあげてほしいなと思います。ママが声をあげる余裕がなければ、パパや周りのかたがぜひ代わりに伝えてほしいです。
疲れたママに。
ママたちは自分の疲れに目を向けて@
母子支援が専門の方の意見の引用です。
新型コロナウイルスの影響で、子育ては変わ
るのか? というと⋯⋯ 子育ての環境って実はあまり変わらないのではないかな、と思うんです。子どもを産むこと、それから育てることは、周りの事件や状況によって壊滅的になる、ということがほとんどありません。東日本大震災の時も震災が起きた直後に生まれた赤ちゃんもいて、それが希望の光になったことを思い出してみてください。特に、生まれたばかりの赤ちゃんとママの生活というのは、新型コロナの影響がなくても、家の中で母子で過ごすということが多いと思うので、特別に何かをしなきゃいけないとか、これを変えていかなければいけないということはないんですね。だから、これまでと同様に、赤ちゃんの状況を近くで見てあげられるママが健康であることが一番大切なんだと思います。ママがいつも通りちゃんと食欲があるか、眠れているか、ニコニコしているか。周りの方はママのそういったところを丁寧に見てほしいですし、ママ自身もそのことに気を配ってほしいなと思います。
でも、中にはつらい気持ちになったり、つらい状況におかれていたりするママもいるかと思います。今回のことは、誰のせいでもなく、感染症のせいなのですが、見えないものと戦うのは本当につらいことです。涙が止まらなくなる、自分を責めてしまう、そんな時には、積極的に自分をケアすることを考えていただければと思います。
Aに続きます。
疲れたママには。
2020年07月09日
夏!「赤ちゃんを新型コロナ・ほかの感染症を予防したい」ときの4つのNGとは?
ひよこクラブからの引用です。
【NG行動1】新型コロナウイルスが怖いから、具合が悪くても受診はやめよ…
新型コロナウイルスの感染リスクを避けるために、病院に行きたくない、って思うことありませんか。だけど、赤ちゃんは痛みや症状を訴えられず、急激に体調が変化することも。そのため、新型コロナウイルスだけでなく、ほかの感染症も十分注意しなければいけません。発熱が続く・ぐったりしている・いつもと様子が違うと感じる場合は、ちゅうちょせずにかかりつけ医に相談してください。
【NG行動2】氷入りの麦茶ならのどごしがいいし、たくさん飲んでくれるかも…
暑い日、赤ちゃんの水分補給のために飲み物は冷たくしたほうが、たくさん飲んでくれるかな、と考えたとしたらNGです。赤ちゃんは体温調節機能が未発達。冷たい飲み物や食べ物を与えると、体が冷えて免疫が下がり、その結果体調を崩すこともあります。また、胃腸にも負担が。飲み物は常温が基本です。離乳食開始後は、常温より少し冷たいものならOKですが、氷を入れるのはNGです。
【NG行動3】赤ちゃんの体調チェック、疲れたし今日はしなくてもいいかな
赤ちゃんの様子をいちばんわかるのは、
毎日お世話をしているママやパパです。赤ちゃんは体調の悪さを上手に伝えられないので、ママ・パパの「いつもと様子が違う」という感覚が重要です。「チェックしなくちゃ」と神経質になりすぎる必要はありませんが、飲む量・食べる量・顔色・うんち・おしっこなど、毎日のお世話の中で、確認をしましょう。
【NG行動4】汚れていないみたいだし、帰宅後の手洗いは省略。アルコール消毒だけでいいよね?
赤ちゃんに手洗いさせるのってけっこう大変ですよね! ですが、新型コロナウイルス予防に、手洗いが大切だということはわかっています。また、夏の感染症には、アルコールでは効かないものも多いです。手洗いができる月齢の赤ちゃんは、お散歩などの帰宅後・飲食の前などには先にしっかりと手洗いをしましょう。手洗いができない低月齢の赤ちゃんは、お湯で絞ったタオルでふくだけでもOKです。大人の手から赤ちゃんに感染することも多いので、大人も赤ちゃんも、手洗いを習慣にしてください。手洗いに加え、アルコール消毒をするのがおすすめですが、手が濡れたまま消毒するのは効果がないので、しっかり乾かしてからに。また、消毒剤がついた手で赤ちゃんが目をこすらないように注意しましょう。
赤ちゃんを感染症から守るために、やってはいけない「NG行動」を紹介しました。それらをやらずに、赤ちゃんもママもパパも元気に夏を乗りきりましょう!
2020年06月29日
2020年06月03日
赤ちゃんとアフターコロナ
ひよこクラブからの抜粋です。
アフターコロナから育児について見えてくるものとは?
今回のことでリモートワークができるという証明になった部分もあります。
これは私の予想ですが、女性のほうが育休を取りやすいという会社の雰囲気があるのと同様に、組織の中だとリモートワークも女性のほうがしやすくなるのではないかと思っています。
働くママたちは「週5日リモートワークでも問題ない」と答える人は多いですし、通勤時間を短縮できるとその分お迎えなども行きやすくなるというメリットがありますよね。
今回のコロナ禍における変化によって、子育て中の女性が働き方の選択をできる社会になることを期待しています。
パパがリモートワークになって日中の過ごし方に悩んでいるママはぜひ参考にしてみてください。
新型コロナウイルスによって私たちの生活がどのように変わっていくのか、まだわからないところもたくさんありますが、ポジティブな変化はどんどん取り入れていきたいですね。
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2020年04月22日
2020年03月31日
新型コロナの予防の手洗いについて
2020年03月29日
コロナウィルス母乳育児について
日本小児学会からのQ&Aです。
母乳育児について書かれています。
Q 母乳はやめておいた方がいいですか?
A: 母親が感染している場合は、接触や咳を介してお子さんが感染するリスクがありますので、直接の授乳は避ける必要があります。
母乳自体の安全性については現時点では明らかではありませんが、中国からの報告では、感染した女性6名の母乳を調べたところウイルスは検出されなかったと報告されています。従って、母親が解熱し状態が安定していれば、手洗い等を行った上で搾乳により母乳を与えることは可能と思われます。
不安になりますが、気をつければ大丈夫とことです。
ちょっと安心ですね。
でも上手にミルクを使用するのもいいですね。
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