A life is manga 蒼乃シュウのマンガ道

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kindleインディーズですので、無料です！


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4月はほぼ、母の介護でいっぱいいっぱいでした。

隙をみて仕事の下絵を進めたり、

BlackLilyのネームをちょこちょこ進めたりしていました。


ヘルパーさんも多く入ってくれることになり、

母の具合も少しずつ良くなってきたので、

とりあえずホッとしています。

ゴールデンウイークは、いつも通り

自分の家に戻って仕事ができそう…。良かった。


本当に、4月はほとんど実家に泊まっていたので

今の自分が一人暮らししている部屋が

愛おしくてたまらない…。

帰ってきて掃除もしました。

仕事だけのためじゃなくて、

寝て起きて、ぼんやりする時間も大切です。

今までよりも、もっと自分の暮らしを丁寧にしていきたい！と

おもいました。


母の介護も、もちろん私がしなければいけないことはするけど、

頑張りすぎるのは、よくないと思いました。

母は私がかえってきて世話をやいていることが

嬉しそうだけど、母の満足のために

私は生まれてきたわけじゃないから。

近所の人にも「娘にお風呂入れてもらった」とか

自慢げに話してるけど、

そういうことをするのが「いい娘」だと

思わないでほしい。

私は良い娘なんかになりたくはないから。



以前、少し仲良くなった同世代の女性が、

「私の老後の面倒をみてもらうために子ども産まなきゃ」と言っていたのを聞いて

思わず怒ってしまった。

自分の老後のために子ども産むの？って。

そういうと相手はびっくりしてたけど…。


私は子どもがいないけど、

子どもがいたとしたら、自分のために生きて欲しい。

私も、自分のために生きるから。

今、すごく家のことで大変です。

実家で一人暮らしの母の足の具合が急に悪くなり、

ここ最近2週間くらいはほぼ実家にとまっています。

実家にいても、仕事はまあできるのですが

やっぱり、思う存分はできません。

母の話相手もしなければいけないので、

すべて、時間を奪われている感じです。



今、もらっている仕事は、125ぺーじの読み切りなので、

以前ほど「締め切りが〜！！」と切羽詰まるわけではないので

なんとかなりそうです。

納期が遅れそうであれば融通はきくので、なんとかなります。


でも、問題は、仕事以外の私の漫画についてです。


原稿料はでなくても、仕事、とは言えなくても、

やっと、私は、本当に描きたいものを自由に描くべきだ！と

思い直していて再起をかけた挑戦の真っ最中だったのです。


それはここ2年ほど続いていました。

「本当に描きたいものを描くべきだ」

と感じてから、コツコツと百合やコミックエッセイを

描き溜めてはnoteやpixivなどに投稿してきました。


バズることは、なかった。

でも、確かな手ごたえは、ゆっくりだけど

感じています。


デビューする前、20歳までの私は

毎日毎日、ヘタであったとしても

ちゃんと自分の考えを漫画の中に落とし込んでいた。


それを思い出した感じです。


ジャンルにこだわらず、ただ、自分の思うこと

自分が伝えたいことを、

漫画にする。

私は、ただそういうふうに漫画を描きたかっただけだったことを

思い出しました。



でも、それだけでは生活できません。

私は「売れない漫画家」であった約30年の間に、

いろいろな雑誌で読み切りを描きまくっていました。


描きたくない話もあったし、やっと描いたネームを

散々書き直しさせられて、挙句人気がないので即切られるということを

繰り返していました。


それでも、やめなかった。他に何もできないし、

私は漫画を描き続けていたいから。



母がこういう状況になっても、

私が思うことは

「漫画があってよかった」ということです。


私は漫画を描く、という目的だけで

充分、一生、幸せに意欲的に生きていけるのです。


今、目的が無い人、

結婚して専業主婦になりたいわ、なんて

言う人は、本当に、本当に、

自分の中に問いただしてほしい。


本当に、目的が無いのか？

探していないだけではないのか？

本当に専業主婦になりたいのか？

本当に？

やりがいも、目的も、

絶対、誰も与えてはくれないのに？


自分の目的をもつことは、自分自身でしかないのに？


男に愛され養ってもらうことが幸せだと

思う人がいたら、絶対に、それは違う！と言いたい。

絶対に、他人は自分を幸せにはしてくれない！



もらった仕事は、もちろん完璧にやります。

それ以外に、私にはしなければいけないことが、あります。


まずは「BlackLily　黒百合短編集〜その後」の

「交換」編。

ネームにはとりかかっています。

60ページくらいになりそうです。


その後は「人魚姫」の続編。

ネームはできているので、手直ししながら原稿にします。


合間に「pink and blueberry」の続き。

もうこれはすべてネームのみでの発表にします。


さらに合間にコミックエッセイ。


さらにさらに、LINEマンガやジャンプルーキーに投稿用の

新作の百合のラブコメ。


さらにさらにさらに、合間に文学フリマのための「ピノコプレス」を

作ります！



蒼乃シュウの漫画を好きになってくれて読んでくれている方々、

これからも


蒼乃シュウを応援してほしいーーーー！！！

20冊目のkindleインディーズマンガはコミックエッセイ！

「呑みにいったはなし」

です！

姫路に呑みに行ったはなし、と

大阪駅前ビルに立ち飲みしたはなしを収録しています！

これを読んで、コロナ対策しながら

昼間っから呑みにいってほしいです！




もちろん無料！











最近仕事中にユーネクストで観ているのは、


「孤独のグルメ」

「サ道」

「ふろがーる」



3本に共通しているのは

ドキュメントとバラエティーを兼ね備えたドラマということ。

実際のお店、サウナ、お風呂の楽しみ方を取材し紹介しながら

ちゃんとしたドラマ仕立てになっている！ということです。



こういうの、好きです！

繰り返し観ています！！


私の「部屋のみひとりざけ」も

ドラマ仕立てにして

描き直してみようかな！と構想中です！

ユーネクストで配信が始まってすぐに観ました。






ずっと気になっていた映画なので…

（原作の本も気になっていたけど、まだ読んでいない…）






韓国の映画はあんまり見慣れていないので…

どっちかというと、あまり好きな方ではないです。

なのですが、この映画は良かったです。

どことなく、懐かしい感じがするし、（昔の大映ドラマのような空気）

主演の女優さんが美しい…。

旦那さん役の俳優さんも、優しさとカッコよさが自然でステキでした。


内容は、重いので、一気に見るのはしんどくて、3回に分けてみました。

字幕だし、仕事しながら観れないということもある…。


ジヨンの元同僚の女性たちが良かったなぁ。元女性上司も。

多分、韓国ではめっちゃ上手で有名な俳優さんたちなんだろうなぁ。


韓流ドラマのまったく良さがわからない私のような人も

韓国にはいっぱいいるんだよー、ということにも何となく気づきました。

世の中の当たり前に、違和感を抱いて

周りに誰も味方がいないという孤独な感じ…。


ジヨンはまったく孤独というわけではありません。

優しい旦那様はいつでもジヨンに寄り添ってくれている。

実母も優しい人だし、元同僚も、

ジヨンのことを思いやってくれている人たちばかり。

（義母は厚かましいけど…それくらいは仕方ないこと）


高校生のときにバスでチカンにあいそうになったときも

見知らぬ女性が助けてくれました。

ジヨンは賢いし美しいし、かわいい娘も生まれた。

何を悩むことがあるというの…？

という環境で生きています。

でも、だからこその苦しみがある、きっとある、という

映画なのだと感じました。


誰かにいじめられた、とか親が毒親だとか

旦那がモラハラ、だとか、ママ友のボスが支配する、とか

そういうことは一切、無い。


ただ、自分が空虚であるということの悲しみ。


仕事の中に自分を見出す人もいるし、

子育てとかにやりがいを感じる人もいる。


私は、子どもが欲しいと思ったことがないし、

結婚もするつもりがないので

必然的に、「仕事」が自分の中心となるのですが…。


でも、だったらええやん、と一言では片づけられない。

でも…。

私は、これを「選んだ」んですよね。

それは間違いない。

だから、全然後悔がないし、

空虚さも、それほど無いのです。


子育てを選んだ人って、本当に「選んだ」のでしょうか・

選んだつもり、でも、「選ばされた」のではないでしょうか。


ジヨンのように、周りの空気を読み過ぎてしまう

賢く美しい女性って

周囲の期待を背負い過ぎてしまう。


しかし、私の生きるこの世界では、

「結婚しました」とか「妊娠しました」とか

「第2子妊娠しました」とかいう

ご報告には、「おめでとう」と言うしか他無いのですよね。


「本当に、それ、自分が選んだこと？」と

問う資格は自分には無い。


私自身だって、一生一人で漫画を描き続ける人生が

正解なのかは、わからないし。（私自身はこれでいいと思っていますが）


人に自分の価値観を押し付けることはできない。

と、いう気持ちがいつでもあります。


だから、仕事について、結婚について、子育てについて

本当に悩んでいる人に対して

力になりたい、とは思う。本当に思うけど

それは「よけいなお世話」である場合が多いので

何もできない。


愚痴があるのなら、それを聞くだけでもいいのなら…

とも、思う。

でもそれもどうなんだろう。と、迷う。


それって上から目線のような気がするから。


過去には「子なし、独身」を「負け犬」と呼ぶことが

流行りましたが、

そう呼んでもらうことのほうがラクだからです。


私が負け犬だから〜あはは〜、と自虐しておくことで

無駄な神経使わずに今やることに集中できますから。


しかし、自虐するという逃げ道がない人は…

つらいかも。


私は、専業主婦をしている女性と対立したくない、本当は。


でも、どうしても距離をおいてしまう。

それはなぜかというと、

結婚した人には

「どう、新婚生活は」とか、

「ご飯作ってあげてるの」など、

反吐が出そうなセリフを吐かなければいけないからだ。


子ども産んだ人、しかも赤ちゃん連れてきた人には

ひたすら「かわいい〜かわいい〜」と連発しなければいけないからだ。


そういう自分は、自分ではなくなる。

それがつらい。




私は、専業主婦になって赤ちゃん産んだ人に対しても、


その人、本人との会話を、したい。


妻としてのその人ではなく

赤ちゃんの母としてのその人ではなく、




女性としての


その人、そのものと向き合いたいと、

心から思っているのです。

お待たせいたしました！

「pink and blue berry」の続きができました！




↓こちらをクリック！

無料です！

「不都合なブルーpink and blue berry 6」


原稿にする時間がなく、今後もできそうにないので、

申し訳ないのですが、ネームです！



そ、それと…

なんとアダルト認定されてしまいました！！

ガーン！

kindleは、セックスシーンなどには寛容だと思っていたのに…

て、いうか

通常の「pink and blueberry」もセックスシーンが出てきますが

Okだったのに…

「人魚姫」も大丈夫だったのに…


なぜ今回のだけはアダルト扱いになってしまったのかは

よく、わかりません…。


アダルトでも、まあ、別にいいんですけどね…。

でも腑に落ちない…。だって、

私はアダルトコンテンツなど作っていない！！



私の大好きな峰なゆか先生の「セクシー女優ちゃん」だって

アダルトというわけではないですよね、でもだいぶきわどい内容です。

峰なゆか先生の作品でセックスがバンバン出てくるのは、

めっちゃ作者の愛情だと思うんです。

18歳になるまでに、セックスに対する誤解を解いておけば、大人になって苦労する人は

だいぶ減るはずだと思うんですよね！


私は「セクシー女優ちゃん」を、

もっと若い頃に読みたかったぁぁ〜と心から悔やんでいます。

（教科書にすべき！）

まあ、若いころには存在しない漫画なのですが…




18歳以下にはアダルトコンテンツは見せない…。

て、ことに意義はありません。

しかし、18歳以上でも、これはアカンやろーという

アダルトコンテンツは、めっちゃあります。


そういうのと同じ扱いにされたら、めっちゃ悲しい。

「不都合なブルー」

には、だいぶ激しいセックスシーンは出てきますが、

性をもてあそぶような意味で描いているのではなく

すごく、真面目に、

間違ったセックスをしてしまうことへの後悔とか悲しみとか

セックス全般の光と闇を描いています。


と、腑に落ちなくて、ちょっとイラっとしてしまいましたが、

よろしければ読んでくださいな！

無料ですから！