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2020年09月17日

忙しいのはいいことなのか?大変なのか?どっちなんだよっ!

セーラー服に、棘 8扉.jpg


前からすごーく違和感のある言葉。


「忙しいのはいいことですよ!」と諭すように言ってきたり

「忙しくて大変ですね〜」と同情してきたり…


忙しいのはいいことなのか?悪いことなのか?

どっちなんだ?



最近自死を選んだ俳優さんたち…

「仕事は順調、なのになぜ?」

という意見が多かった。


そりゃ、死ぬほどつらかったのかっていうことは

本人にしかわからない。わからない、から印象でしか

言えないけど…。


私もそう思った。

「仕事は順調、なのに、なぜ?」

と。


俳優さんにとっては(イメージですが)

「落ち目」であることが一番つらく不幸であるようにも思える。

実際、仕事をしたくても、無い!という状態が

辛いことには変わりない。


私も、そういう…

俳優さんとかとはまた違うけど、

漫画家だし、確かに

「仕事がない」「暇」「干される」は

最も死にたくなるワードだ。


でも、だからって逆に、ハードスケジュールなら幸せなの?っていったら

それも違う。


「忙しいですか〜」と聞いてきて

「はい、まあ」と答えると

「大変ですね〜」と言ってきて

「でも忙しいのはいいことですよ!」と諭してくるのが

一般的によく聞く会話。


私も何千かいもそういうやりとりをして

そのたびに

「なんか、違うな」

と違和感を抱きてきた。


仕事があるのはありがたい…

ことなのだろうか?

それがどんな仕事であっても?

スケジュールをパンパンに詰められていても?

「断ったらあとがない」という恐怖から

無理して受けてしまう仕事だってある。


「仕事をもらえてありがたい」という感覚は

ある意味謙虚で大事なことだけど、

謙虚すぎるのも危険なんじゃないだろうか。


謙虚は度を過ぎると自己卑下になる。

でも自己卑下は謙虚とは違う。

それは卑屈と繋がる。


想像でしかないけど、

「仕事は順調、なのになぜ」

と言われる俳優さんは

「仕事が順調なのだから幸せなはずだろう」という

周囲からの押し付けに悩まされていたのでは…?


(いや、本当の理由はもちろん本人にしかわからないんだけど!)



俳優さんは、演じることが仕事。

どんな役でも演じたい、演じることで

本当の自分を知りたい…

と願うものなのではないだろうか?


でも、俳優さんをはじめ芸能人というものは

一昔前のアイドルのように

「寝る間も惜しんで仕事」が最もステイタス、のような…

そういう一般的な…

偏見

がないと言い切れない。



また漫画家の私の話で恐縮なんだけど、

「売れっ子になったら飲みにいく暇もなくなりますね!」

とか

「売れたら忙しくて朝カフェに行けなくなりますね」

だとか言われたことがあるけど

何言ってんの?


売れたって、24時間机に向かって漫画描いてるわけないでしょうに。


飲みにいったり朝カフェしたりする時間が

なくなるなんてことあるわけねーだろ。

想像力ないの?



たまに会う人に

「どう?仕事は?」と聞かれるけど

「どう?」ってなんなんだ。

そりゃ仕事はやってるし

「やってます」と答えると

なんか、曖昧な表情をされる。


一体、なんていってほしいのか?

のこのこお出かけなんてしてるから

仕事もなくて暇で困ってると思ったの?

「大変ですけど、人生いろいろ!まあ、頑張って!」とでも言いたかったのか?


そういうことで時々イラッとしてしまう自分を

「ああ〜、イカンなぁ〜」と

責めてしまうときが多かったけど、

私としては…

本音を言ってしまえば…



わかってほしい


という気持ちが強かった。


普段仕事していて休日に趣味でお出かけ、

そしてたまには仲間と会って話したり遊んだりしたい。

それは普通の人として当たり前の欲求だと思うのだ。


だけど、私の仕事のことをイメージでしか

捉えない人は

「漫画家は売れっ子なら毎日徹夜、売れない漫画家は毎日暇」

とおもっているらしく

休日にブラブラしていると勝手に心配してくるのが

すごくイヤ。


休日に会ったら、そういう漫画家の仕事のこととかは

ヨソに置いといて、遊びたい。

楽しい話とかしたいし趣味の話をしたい。


でも、絶対に「どう、漫画のほうは…」と

聞いてくる。絶対、わかってないくせに。



そういうのは「つらい」と感じてしまう。


でもそういうのを「つらい」というのは

自分勝手なようで、

結局自分を責めてしまうことになる。



本当は楽しい話をしたいのに…


だったら自分から楽しい話題を振らなきゃね、

とおもうとやっぱりしんどくなって

辛くなってしまう。



先々月まで通っていた美容室は

とてもカットが上手で気に入ってたけど

結局、もう通うが辛くなってやめちゃった。


行くたびに「どうですか、漫画のほうは〜」って

わかんないくせに聞いてくるし

毎回同じ質問、同じ答えを繰り返すのが

もう耐えられなくなっちゃった。


仕事やってたって、髪切りにいく時間くらい作りますよ!!(怒)

それを髪切りにきて大丈夫なのか?仕事ないのか?暇なのか?

みたいな感じで見られます。なんでやねん。



まあしかし…


漫画といえばジャンプのことしか知らない人に

何を言っても無駄なのだ。

また美容院探さなアカン…ああ、しんど。




自ら命を絶ってしまった俳優さんたちは

もちろん、私たちから見たら、

綺麗で美しくて華やかで…

まさに生きていて悩みなんてないでしょう!

という人物だったけど、


本当に…


何に対して生きづらくなるのかなんて

本当に、本人にしかわからない。


ああいう華やかな人たちが何か悩みでもはけば

「なにを贅沢いってるの!?」と

誰からも言われてしまうのかもしれないし、


傍から見ると「素敵な仕事」がたくさん舞い込んで

いるように見えても、

実は無理をしているのかもしれないし




たくさん仕事でスケジュールがいっぱい…

が誰しも幸せなこととは限らない。


誰だって、休みはほしいし、

いい仕事をいい状態でこなすためには

充分な時間が必要だ。

当然、休みも必要だし、

ぼーっとする時間も、

考える時間も必要だ。


そして仕事だけじゃなくて

趣味の時間も必要だ。


仕事を長く続けていくためには

仕事と関係のない時間だって

必要なんだ。


その時間がどれくらい必要なのかは

その人によって違うはずだ。


世間一般的なイメージというものは

みんなが思っているよりも

本人を傷つける…場合がある。


自分の意思は受け入れられず

イメージを押し付けられるのは

そりゃあ、辛いことだ!






忙しいのは


いいことでは、ない!






自分のしたい仕事、挑戦したい仕事を

コツコツやりつつ

休む時間も趣味を楽しむ時間もあって


毎日楽しい!

毎日やりたいことがある!


と思えることが

幸せなことなんだ!



「忙しいのはいいことですよ」

なんて間違いだ!


心を亡くすことがいいこであるわけがない!






芸能人だって漫画家だって

可能だと思う!



忙しく仕事をしなくちゃ不安、

イヤな仕事もしなくちゃやっていけない…

ていうのは…

イヤだ!





そんな日が続いたら…





死にたくなる…






「忙しい」か「暇」かの二極化は

世間のイメージでしかない!とおもう。





自分に自信があれば…


自分の仕事に誇りがあれば…。


ちょうどいい「仕事」とプライベートの時間を維持すること、


きっとそれは可能だとおもう!




そしてわかってくれる人もきっと

現れるとおもう!


(わかってくれる人がいるか、いないか、が

結局一番大事なことなのかも…)




どうしても、私も自分になかなか自信がもてないから

堂々とは言えないけど…


でも、いつまでもそんなことは言ってられない!



私は自分の描く漫画が好きだし、


やっぱり…


まずは自分が自分の漫画を認めてあげなくては

浮かばれない!




私は漫画が好きなので



これからも漫画を描き続けることができるように…



たくさん寝るしたくさん遊ぶ!




















































posted by 蒼乃シュウ at 15:20 | TrackBack(0) | 日記

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ティーンズラブを主に描いておりました。以前は本名でミステリーや普通の少女漫画も描いていました。 Twitterは @pinokodoaonoshu ぴのこ堂
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