暑がらない高齢者の熱中症予防はムズカシイ: いま気になる！を発信中！

2012年07月31日

暑がらない高齢者の熱中症予防はムズカシイ

好きなものって案外変わらない

義父との同居中、

高齢者と自分との体感温度の違いに驚きました。

同じ家の中に住んでいるというのに、

熱中症でフラフラしている私と

平然とソファーに座って

テレビを見続けていられる義父。

高齢者は熱中症にかかりすいというけれど、

義父は結構暑さには強かったのかもしれません。

一般的な高齢者の熱中症予防は意外にやっかいなのです。

老人の熱中症の原因の１つに、のどの渇きを感じにくく、

暑さに対する体感温度が非常に鈍っているというのがあります。

暑いときに暑いと感じられる体の機能が下がっているので、

寒い！

とさえ体感されている方もいます。

寒い！と感じている方は

真夏に窓しめきりでコタツに入っています。

もちろん、電源入ってます。

ふつうの体感温度を持っている人には

にわかに信じがたい行動です。

私の義父はこたつまではなかったものの、エアコン嫌い。

扇風機も嫌いでした。

私が義父の個室に

無理矢理扇風機を持って行ってつけておくと、

いつのまにか消されていました。

やはり、扇風機の風でも寒いと感じていたのかもしれません。

でも洋服は真夏になれば半袖をチョイスして着替えていました。

その辺の服装の感覚は普通だったみたいです。

人によってはズボン下を身に付け

長袖でいるご老人もいるみたいですね。

体の体感機能がそうさせているのです。

それがその人には心地良い服装なのでしょう。

私たちとのギャップ。

辛いものがありますが、理解しないといけません。

わしゃそんなに暑くないよ

同居人の嫁、見えないところでフォローを入れます。

さりげなくお茶をこまめに出す。

沢山は食事が出来ないようだったらお茶菓子もそえます。

義父の好物は自他共にあんこ！でした。

お饅頭をよくお出ししました。

義父はそういったものは

喜んで飲んだり食べたりしてくれたので、

よかったです。

同居しているなら高齢者には

押しつけがましくなく、

神経を常に向けている必要があるのです。

ウチの担当をしてくれくれていた

ケアマネージャーさんに私はよくこうこぼしていました。

「なにしているわけでもないんですけど、

神経が疲れるんです。」

なにしろ相手は人生の超先輩、しかも旦那さんのお父様。

自分の親に言うようにくだけて生意気な口などきけません。

マスオさんの気持ちが分かってもなんの役に立つのやら・・・。

ケアマネージャーさん

「そうなんですよねー。分かりますよー。」

と、私の心に寄り添ってくれていました。

施設などでも熱中症対策はまめな

水分補給を徹底してくれているようです。

家の中での高齢者様の熱中症予防は

まめな水分補給、

（出来れば）こっそり部屋を冷やす工夫が必要なのです。

高齢者の死亡原因にもなってしまう熱中症。

神経に汗かいてフォローするしかない・・・のかな。

いつまでも元気でいて欲しいから。

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posted by mako at 05:49 | 同居と介護とワタシ