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Lissotesの仲間

Lissotesの仲間

主にタスマニア島に分布している種類で(数種はオ−ストラリア・ビクトリア州にも)、和名は「コツノクワガタ」。
北海道よりやや小さい島にこれだけ多くの種類が生息しているのは興味深いです。

似たような種類が多くてタイプ標本もほとんど見れていないので、
同定間違いもあるかもしれません。

Bomansius属

ニューヘブリデス諸島に分布する種類で、
Aegus(Eubussea=Alcimus)をGeodorcusにしたような種類です。
分類上はLissotesなどのグループに近縁なようです。

1種+1未記載種が知られています。
調査すれば周辺の島から別種が得られると思います。

Lissotes crenatus

ウルスなどに似た雰囲気の種類です。
ホロタイプのサイズは22mm強。

記載文の絵のの通りの種類なら、
顎は長く先端部は二股にならず 複眼下は角ばらない などで区別できそうです。

基準産地はオーストラリアとしかありませんが、
Hobart ,Mt. Wellingtonラベルの記録があるようです。


Lissotes crenatus Westwood,1855:216-217,fig.3 [Lissotes? crenatus]
[Type Locality] Nova Hollandia

記載文の絵 Westwood,1855より

Geodorcus servandus

割と最近に記載された種類です。

かなり特徴的な種類ですので 他種との区別は困らないと思います。
その他のGeodorcusの中ではヘルムスに似ていますが、
歯型の他に 湾曲する前ケイ節や中・後ケイ節の先端部が幅広になること
頭楯の中央部が尖る 胴体は大きく 上翅の隆起する筋は幅広で不明瞭
などの特徴が見られます。
ホロタイプは中型個体で
大型になると頭部と大顎がかなり発達します。

採集場所の写真を見ましたが 草原みたいなところで
そこを適当にほじくって見つけるらしいです。
目印も無いので採集難易度はかなり高いみたいです。


Geodorcus servandus Holloway,2007:24,78k,92,97-99,128,131,167p,201,221,231,241m,figs.145-146,478-489,656-657,714,Map 29
[Type Locality] New Zealand,WD,Mt Tuhua summit

Types Holloway,2007より

Lissapterus hopsoni について

Lissapterus grammicusのシノニムとされる種類なのですが、
一般的にL.grammicusと同定されている個体群と明らかに異なります。

タイプ標本のサイズは20mmと小さいので 歯型はひとまず置いといて、
頭部の形状は複眼上は張り出さず 逆に複眼下が大きく張り出す形をしています。
記載文の絵と同様の特徴を持った個体が確認できているので
絵はある程度正確に書かれているようです。

ということは 
L.grammicusと同定されている個体群は 同定間違いでまったくの別種か、
本種がシノニムではなく独立種と言うことになります。


Lissapterus hopsoni Carter,1921:302-303,figs.3-4
[Type Locality] New South Wales:Ecclestoni,Allyn River

記載文の絵 Carter,1921より

Lissotes lacroixi

ウルスなどに似た種類です。

Bomans氏は同時に似たような種類を複数記載していますが、
その比較絵の感じだと体毛は無い(少ない?)ようです。

その他に 細くて湾曲の強い顎や小さな頭部
前胸・頭楯の形状などで区別できそうです。
入手が難しいですが、
各種集めて 並べて比較すれば同定可能と思われます。


Lissotes lacroixi Bomans,1986:3,11,figs.9-10
[Type Locality] Tasmania,Mt.Field

記載文の絵
Descriptions de nouvelles espèces australiennes de Lucanides (43e contribution à l'étude des Coléoptères Lucanides).
: Nouvelle revue d’Entomologie (Nouvelle Série) 3(1):3-19
より

Ceratognathus irroratus の記載文について

Benesh,1960のリストを見ると 記載された文献とページ数が
Proceedings of the Entomological Society of London :lxxxi (1842)とあります。
で、この本を調べてみてもページが見つかりません。

Krajcik,2003・Holloway,2007を見ると やはり文献が見つからなかったのか
C.irroratusが次に出てくる 1843:362を記載年とページ数としてます。

Mitophyllus属の記載は1843:362なので 1842:lxxxiが間違っているのかもしれません。


Ceratognathus irroratus (Parry,1842):lxxxi [Mitophyllus irroratus]
[Type Locality] Novâ Zealandiâ apud portum Nicholsoni
[sny] Ptilophyllum godeyi Guérin-Meneville, 1845:436-437 [Nouvelle-Zealande,Aucayoolao, Lagoo-Baie et Port-Natal].
Ptilophyllum douei (Guerin-Meneville, 1845)Lacordaire, 1856:42
Mitophyllus curvidens Broun, 1904:50-52 [Karori,Wellington].
Mitophyllus macrocerus (nec Broun) Miller, 1925: (?)

Parry,1843:362
Description of a new genus of Lucanidae from New Zealand
: The Annals and Magazine of natural History, including Zoology, Botany and Geology. London 1(12):362
より

Proceedings of the Entomological Society of London
Benesh,1960によるとこの文献に記載されているはずなんですが・・・

Lissotes convexus

オーストラリア・タスマニアのいいモノグラフがなくてちょっと調べるのが難しい部類です。
記載文の絵を見る感じだと
ウルスに似ていて 顎先端部が二又にならないのが
同定のポイントになりそうです。

Lissotes convexus Lea,1910:356-357,fig.38
[Type Locality] Tasmania:Burnie,Marrawah

記載文
Notes on the genus Lissotes, with descriptions of new species
: Papers and proceedings of the Royal Society of Tasmania :346-366
   
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プロフィール

tkyk4
主に大図鑑に載っていなかった種類について書いていこうかと思います。 見解の相違や同定間違いなどもあると思いますが、あたたかい目で見守ってください。
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