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オオズクワガタ

ブラジルに分布するアリンコみたいなクワガタで、
現在 4種に分類されています。

アウストラリスは見かける機会がだいぶ増えましたが、
まだまだ 入手の難しいクワガタでしょう。



ヒョウモン・クワガタとニセヒョウモン・クワガタ +α

ヒョウモンクワガタは基準種のS.maculatus以外はどの種も珍品で馴染みが薄い種類です。
とはいっても、S.maculatusもあまり見かけませんが。

和名のヒョウモンクワガタと言う名前は基準種を元につけられていますが、
それ以外の種類はムナコブ同様に和名と一致しません。
それぞれが特徴的な種類なので同定は比較的に簡単とは思います。



Aegognathus nigrosuturalis

Aegogunathus属で記載された種類ですが、
Paulsen氏はOnorelucanus属に分類しています。
O.pulverosusの♀にもよく似ていますので、
Onorelucanusに含めるのが正しいかもしれません。

♀のみの記録しかありませんが、
O.ismaeliは本種の♂なのかもしれませんね。
S.buckleyiのタイプの♀は本種とのことです。


Aegognathus nigrosuturalis Weinreich,1963:196,figs.15
[Type Locality] Ecuador,Chiguinda
[sny] Sclerostomus buckleyi Waterhouse, 1886:497 (female).

ホロタイプ 
Generic Guide to New World Scarab Beetle
Paulsen(Website)より
リンク

Metadorcus rufolineatus

♀のみで記載された種類で、
確認はしていませんがSclerostomus属あたりに該当種がいそうな感じもします。

Jimenez-Asua L. & Martinez A. 1963に♂の絵が出ていますが、
Pseudoscortizus incredibilisのように見えます。
もしもそうなら Pseudoscortizus incredibilisの♀は本種とは別種のようですので同定間違いと思われます。


Metadorcus rufolineatus Nagel,1928;257-258,fig.1
[Type Locality] Ecuador

記載文の絵 Nagel,1928より

ホロタイプ 
Generic Guide to New World Scarab Beetle
Paulsen(Website)より
リンク


Jimenez-Asua L. & Martinez A.,1963より

Incadorcus kirchneri

記載文の写真は不明瞭で なんとなくの雰囲気しかわかりませんが、
I.michellaeに頭部や歯型がよく似ています。

記載時期も近いので同じ種類なのかもしれません。


Incadorcus kirchneri Schenki,2006:3-4,fig.3
Peru,Prov. Huanuco,Capish

ホロタイプ Schenk,2006
Contribution to the knowledge of the Stag beetles and description of several new taxa
: Animma.X 15:1-15
より

Auxicerus multicolor と Auxicerus platycepsの見分け方

あまり馴染みのない種類ですが、
Weinreich,1963に判別方法が出ていますので載せてみます。

記載文は文のみで判断が難しいので、
Weinreich氏の同定があっているものとして話を進めます。

どうやら真横から複眼上のとんがり部分と歯型を見るのが確かなようです。
ただ 実物を見ないと判断が難しいのが難点ですね(^_^;)


Auxicerus platyceps Waterhouse,1883:387-388
[Type Locality] Peru,Chanchamayo

Auxicerus multicolor (Boileau,1897):248 [Calodaemon multicolor]
[Type Locality] 記入なし

25,26: Auxicerus platyceps
27,28: Auxicerus multicolor
Weinreich,1963
Revision südamerikanische Lucanidae III. Die Gattungen Pholidotus, Aegognathus, Macrocrates, Auxicerus, und Ergänzenden zu Metadorcus, Beneshius, und Sclerostomus
: Senckenbergiana Biologica 44(3):183-212
より

Andinolucanus inesae の変異?

以前 変わったタイプのA.inesaeを検品したことがあります。
小型でしたが、顎は太くて直線的で頭部・前胸の形状にも違いが見られます。
生息の仕方が特殊らしいので
場所ごとに変異が出てくるのかもしれません。


Andinolucanus inesae Arnaud et Bomans,2006:3,pl.1-figs.a-b
[Type Locality] Peru,Huanuco,Chinchao

ホロタイプ Arnaud & Bomans,2006より


変異個体? 9mm

小型個体:サイズ不明(上と同じくらい?)
Websiteより リンク

C.azambreiとC.pervianus

アザンブレイはエクアドル・コロンビア・ペルー、
ペルビアヌスはペルー・ビリビア・コロンビアから得られています。

アザンブレイは中型個体の歯型のまま(ほぼ)Maxサイズまで大きくなります。
新大図鑑のアザンブレイとされている個体の大きい方は
ペルビアヌスの大型個体ではないかと考えます。


Cantharolethrus azambrei Boileau,1897:275,276,figs.
[Type Locality] Equateur

原記載の絵 47mm Boileau,1897より

45mm

Cantharolethrus peruvianus Heller,1918:74-77,fig.
[Type Locality] Peru,Chanchamayo

原記載の絵 41mm Heller,1918より

Auxicerus aethiops

Weinreiche,1963ではA.platycepsのシノニムとされてるように、確かによく似た種類です。
ホロタイプを見ると 前胸の幅が狭く直線的なことで区別できます。
(A.platycepsは末広がり)

Auxicerus aethiops Jakowleff,1900:38-40
[Type Locality] Bolivie

記載文
Description de deux nouvelle espèce de la famille des Lucanides
: Horae Societatis Entomologicae Rossicae 34:36-40
より

Cantharolethrus homoderoides

記載文を持っていないのでなんですが、
Maes&Solis,2002によると 顎が非常に湾曲し 
頭部にメンガタクワガタのような立て板が出るので区別に困らないと思います。

Cantharolethrus homoderoides Kriesche,1928:116
[Type Locality] Mexico ←?


Costa Rica産 Maes J.-M. & Solis A. 2002
El género Cantharolethrus Thomson en Centroamérica
: Dugesiana 9(2):1-6
より
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プロフィール

tkyk4
主に大図鑑に載っていなかった種類について書いていこうかと思います。 見解の相違や同定間違いなどもあると思いますが、あたたかい目で見守ってください。
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