広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

Odontolabis属 その1

東南アジアに広く分布する、通称「ツヤクワガタ」。
あまり人気の無い種類ですが、
小〜大型の歯型の変異が多様で、
いろいろな形状・色彩などの種類がいて個人的にjは面白いグループと思います。
いくつか入手の難しいものもありますが比較的集めやすいと思います。

Calcodesを本種に含めると、Odontolabis属はCalcodes属のシノニム(もしくは亜属)になります。
当方はCalcodesを分けて、Odontolabis属の中のコツヤと呼ばれるグループに亜属としてOdontotyranusを当ててます。

Odontolabis Hope, 1842:247 (type: Odontolabis cuvera Hope, 1842)=Anoplocnemus Hope, 1843:279 (type: Lucanus burmeisteri Hope, 1841)
=Odontolabis Hope et Westwood ,1845:5,31 (nec Hope, 1842) (type: Lucanus delessertii (nec Guérin-Meneville) Hope et Westwood, 1845)
=Anoplocnemus Burmeister, 1847:377 (nec Hope, 1843) (type: Lucanus alces Fabricius, 1775)

Odontotyranus Séguy, 1955:35 (type: Odontolabis striatus Deyrolle,1864)

コツヤクワガタの仲間 (Odontolabis) その2

2回目はスラウェシ島のコツヤ(Odontotyranus亜属)についてです。
分布は主に中央スラウェシ州西部と南スラウェシ州北部に集中します。
一部の種類は南スラウェシ州南部と南東スラウェシ州からも得られます。

今回は数種の不明種も図示しますが、当方が未見の不明種もいると聞いています。
飛ばないクワガタなので、標高差や独立峰や中央スラウェシ州東部などで新種が出てくるかもしれません。


※ Chalcodesと言う属名について。
Chalcodes属という属名はCalcodes属の間違えで付けられたました。
本来はChalcodesというスペルが正しいのですが、
間違ったスペルのCalcodesで記載されてしまったために Calcodesが正しい属名になります。
Calcodes Westwood, 1834:116,118
= Chalcodes Burmeister, 1847:357
type: Lucanus aeratus Hope, 1833

種名でも間違ったスペルで記載されたものを結構見るので注意が必要です。
例:Prosopocoilus maclellandi Hope,1842
P.macclellandiがスペルは正しいのですが、種名としては間違ってます。


Dorcus antaeusの記載文を見ていたらP.macclellandi Hope,1842:83で合っているのに気がつきました。
すみません。
P.maclellandiという表記はHope,1843:364です。


コツヤクワガタの仲間 (Calcodes & Odontolabis) その1

和名をコツヤと言われるグループについてです。(Calcodes, Odontotyranus)
1回目はCalcodes属とスラウェシ島以外のOdontolabis属のOdontotyranus亜属。
Calcodes属の特徴は小型で平らな体形。

※Odontotyranus亜属について
当方はOdontolabis属とCalcodes属を分け、Odontolabis属の中の和名をコツヤとされるグループにOdontotyranus亜属を当てています。
基準種はO.striatus。
ちなみにOdontolabis属とCalcodes属を一緒にまとめると、OdontolabisはCalcodesのシノニムとなります。
研究者によってはO.carinatusもコツヤのグループに入れたりもします。


ダールマン・ツヤと近縁種

亜種ごとに様々な形態が見られるダールマンです。
インドネシア・マレー半島・フィリピンに分布し、
スラウェシ周辺の島からは亜種レベルの変異が見られる個体群も見られます。
代置種とされている種が大陸・台湾・ジャワに分布しています。
O.alcesを抜かしてしまいましたが、
前胸の形状からしても同グループと思われます。

今回は大歯や最大個体を図示してみました。

巨大な インビタビリス系コツヤクワガタ

結構前から存在を知っていたのですが、
記載されたので近縁種3種を記事にしたいと思います。

この系統のOdontotyranus亜属はスマトラ島の特産です。
新種は巨大なのですぐにわかるとは思いますが、
のちのち インビタビリス・カズヒサと同サイズが採集される可能性もあるので
特徴も書いておきます。
ナカゴメがアチェ、インビタビリスが北スマトラ州、カズヒサが西スマトラ州と
生息場所が分かれているので
信用できるラベルなら産地で同定しても大丈夫ですが。

Odontolabis quadrimaculata

スマトラから記載された種類で、
ワラストンやルデキンに似た種類です。

3か所違いがあるらしく、
顎がやや湾曲する 前胸上部の形状 あと一つはちゃんと訳せなくてよくわかりません。
記載文からすると ワラストンの変異の一部のように感じます。

産地はバリックパパンの北部のSarik-Gajah火山辺りっぽいです。


Odontolabis quadrimaculata Kriesche,1920:92
[Type Locality] Mittel-Sumatra,Sarik Alahan Pandschang

記載文 Kriesche,1920より

Odontolabis antilope

スマトラから♀のみで記載された種類です。

タイプ標本を見た感じだと
複眼縁・前胸の形状はガゼラによく似ています。
サイズは31oとやや小型で 前胸・上翅の光沢は強めです。
サイズはガゼラにしてはちょっと小さ目ですが、
前ケイ節の形状もよく似ているので 同種なのかもしれません。


Odontolabis antilope von Rothenburg,1901:26
[Type Locality] Inner-Sumatra(Batak-Plateau)

記載文 von Rothenburg,1901より

Odontolabis relucens

スマトラから♀のみで記載された種類です。
タイプ標本を2頭 確認できました。

インペリアリスによく似ていますが、
前胸は幅広で 上翅は赤く 腿節も赤いようです。

追加個体はまったく得られていないものと思われます。
詳細産地が不明ですが、
どこかの独立峰とかなのかも。


Odontolabis relucens Möllenkamp,1901:45
[Type Locality] Inner Sumatra

タイプ標本 Lacroix,1984より

O.cuveraのミャンマー〜アッサムの種群について

ミャンマー〜アッサムの種群についてですが、
ほとんどがSsp.alticolaが当てられています。

シノニムを調べていくと 原名亜種のシノニムとされるSsp.gestroiの基準産地がCacin-Cauri(Kachin state,Kauriと思われます)で、
Ssp.alticolaと同じ種群と思われます。


Odontolabis cuvera gestroi Boileau,1902:204
[Type Locality] Cacin-Cauri
[sny] Odontolabis cuvera alticola Möllenkamp,1903:347-348 [Assam,colles Naga(Naga Hills)].
Odontolabis cuvera var. mandibularis Möllenkamp,1909:4 [Brahmapoutre].
Odontolabis cuvera lunulatus Lacroix,1984:138-139,pl.38-fig.3 [India:Assam,Shillong region].

記載文 Boileau,1902より

Fujita,2010より

Odontolabis datukpauli について

新大図鑑ではリュートネルのシノニムとして扱われていますが、
頭部の形状や点刻などで区別でき、
マルティニの黒化型と思われます。

スラウェシのO.martinii IpsenをCalcodes属に含めた場合は
O.datupauliはOmartinii Schenkのシノニムとなります。

Schenk,2012では新大図鑑でマルティニがホモニムとされたことで
マルティニに新しい名前を付けています。


Odontolabis datukpauli Schenk,2001:4-9,taf.2-fig.1
[Type Locality] Ost-Malaysia(Nord-Borneo),Sabah,Südliche Crocher
[sny] Odontolabis martinii Schenk,2001:4-9,taf.1-fig.2 [Ost-Malaysia(Nord-Borneo),Sabah,Crocker Range]. [homonym]

O.datukpauli ホロタイプ
Schenk,2001より

O.benmartinii (O.martinii ホロタイプ)
Schenk,2012より
Odontolabis benmartinii Schenk,2012:13-14,fig.1 [Newname for Odontolabis martinii]
    >>次へ
<< 2016年03月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
スポンサード リンク
プロフィール

tkyk4
主に大図鑑に載っていなかった種類について書いていこうかと思います。 見解の相違や同定間違いなどもあると思いますが、あたたかい目で見守ってください。
最新記事






スポンサード リンク
サイト内検索 http://fanblogs.jp/anotherstagbeetlesofworld/index1_0.rdf
分類カテゴリ
リンク集
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。