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最近記載された新種 その2

2回目はD.humilisグループの新種について。

Digonophorus属

だいぶ間が空いてしまいました。
しばらくは種類の少ないのをやって、Figulus辺りをやる予定です。

今回は「セスジコクワ」と呼ばれる、Digonophorus属について。
Dorcus属に近縁で、Dorcus属に含まれれている場合もあります。
近年になって多数の新種が発見されていて、まだ出てきそうな感じもします。


Digonophorus Waterhouse, 1895:157 (type: Digonophorus atkinsoni Waterhouse, 1895)

Macrodorcasグループ その2

今回はPogonodorcusグループです。
Huang&Chen,2013ではFalcicornisに統合されています。

基準種はD.elegantulusでD.bisignatusなどが本グループに含まれます。
前胸前方がえぐれる形状の種類が多く、
Hemisodorcusとして記載されている種類も多数見られます。

※中国の種類はHuang&Chen,2013とは同定が異なる種類が結構ありますが、
見解の相違ということでご了承ください。


Macrodorcasグループ その1

Dorcus属の中の俗にコクワガタと呼ばれるグループについてです。

今回はMacrodorcasの中のMacrodorcasグループについてで、
次回はPogonodorcusグループを予定しています。
もう一つのグループのFalcicornisについては以前の記事を参照してください。

[関連記事] Falcicornisグループのコクワガタ

※国産種で記載文を持っていない種類の記載時の種名・基準産地はFujioka,2001を参照しています。
※分布は知っている限りは載せていますが、抜けている産地もあるとは思います。


Macrodorcas Motschulsky, 1862:15 (type: Psalidostomus rectus Motschulsky, 1857)
=Macrodorcus Felsche, 1898:48 (type: Psalidostomus rectus Motschulsky, 1857)
=Falcicornis Planet, 1894:44 (type: Falcicornis groulti Planet, 1894)
=Pogonodorcus Séguy, 1954:189 (type: Prosopocoelus elegantulus Albers, 1891)


Dorcus & Sinodorcus

Dorcus属の中のDorcusグループと近年に分けられたSinodorcusグループについてです。


Dorcusは本来は基準種のD.parallelipipedusの近縁な種類のみでまとめるべきなのかもしれませんが、
分類上 よくわからないものもここに含めました。(例:D.katsurai)
D.vicinusはParadorcusに近縁なのではないかと思いましたので抜かしてあります。

SinodorcusはDorcus属から新たに分けられたものですが、
個人的には亜属と考えています。

Dorcus W.S. MacLeay, 1819:111 (type: Scarabaeus parallelipipedus Linné, 1758)
=Dorcas Hope, 1842:127 (type: Scarabaeus parallelipipedus Linné, 1758)
=Dynodorcus Didier, 1931:197 (type: Dorcus antaeus Hope, 1842)
=Velutinodorcus Maes, 1992:95 (type: Dorcus velutinus Thomson, 1862)

Sinodorcus Huang et Chen,2013:78-79 (type: Dorcus sawaii Tsukawaki,1999)


Dorcusに近縁とされるDynodorcus・Velutinodorcusは過去記事を参照してください。
[関連記事] Dynodorcusグループのオオクワガタ
[関連記事] Velutinodorcusグループ

Velutinodorcusグループ

Velutinodorcusは要はDorcus属の和名「サビクワガタ」と言われるグループです。
Velutinodorcus Maes,1992は正確には記載としては無効みたいですが、
分類をわかりやすくするために使用してます。

Falcicornisグループのコクワガタ

FalcicornisはD.groultiに近縁なグループになります。

Huang&Chen,2013ではMacrodorcasから分離させて、
MacrodorcasはDorcusに含め
FalcicornisにPogonodorcusを統合して独立させています。
当方はMacrodorcasをDorcusの亜属に位置づけして、
FalcicornisとPogonodorcusはその下位と考えています。

ライヒ・ヒラタ及び近縁種の追記

複雑な系統の種類ですが、当方が考える見解や近縁種について記事にしたいと思います。
知っている不明種もいくつか載せますが、未見の種類もいると思われます。
[関連記事] Dorcus reichei  原名亜種について その1
[関連記事] Dorcus reichei  原名亜種について その2
[関連記事] Dorcus praecellens
[関連記事] Dorcus glabripennis

Huang&Chen,2013に 従来ではD.reicheiのシノニムとされていた種類のタイプ標本が多数掲載されていて、
いくつかは分けることができそうです。
ここでは、当方の見解で分類してる部分が結構ありますが、
人によっては従来通りD.reicheiのシノニムと分類するかもしれません。

Huang&Chen,2013ではD.hirticornis(旧中国亜種)・D.cervulus(旧原名亜種シノニム)を独立種としています。
これはチベットや雲南などで同所に分布しているのが確認されたためです。

ヒメヒラタの仲間

Dorcus属のMetallactulus亜属に分類されるグループです。
研究者によっては独立属にしたりもします。


Dynodorcusグループのオオクワガタ

和名でオオクワガタと言われるものの中で大型になるグループです。
Dynodorcus Didier, 1931:197 (type: Dorcus antaeus Hope, 1842)
大型種ではありませんがD.gracilicornisやD.yakushaは本グループに含めました。
D.katsuraiは位置づけがよくわからないのでDynodorcusには含めませんでした。

たまにはこういう有名種の記事もいいかと思い書いてみます。
ほとんどが有名種なので細かい特徴とかはさらっと流します。

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プロフィール

tkyk4
主に大図鑑に載っていなかった種類について書いていこうかと思います。 見解の相違や同定間違いなどもあると思いますが、あたたかい目で見守ってください。
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