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Bomansius属

ニューヘブリデス諸島に分布する種類で、
Aegus(Eubussea=Alcimus)をGeodorcusにしたような種類です。
分類上はLissotesなどのグループに近縁なようです。

1種+1未記載種が知られています。
調査すれば周辺の島から別種が得られると思います。
1.jpg
1:B.gabrieli 記載文の絵 Lacroix,1978より
2:B.gabrieli Paratype Fujita,2010より
3:B.cheesmani Type Mizunuma&Nagai,1994より


Bomansius gabrieli Lacroix,1978:290-292,fig.17
Erromanga I. [Nouvelles Hébrides,Erromanga Island:Baie Dillon].

エロマンガ島の特産種。
♂は記載文の絵しか見たことがありません。
頭部はAegus alternatusのような感じで、前胸・胴体はGeodorcus属のような雰囲気です。
顎は短く、鋭い内歯を2本備え、頭楯はすり鉢状。
ずんぐりした体型で、上翅には筋がです。


Bomansius cheesmani (Benesh,1955) in Mizunuma et Nagai,1994:312,pl.151-fig.147 [Apteroaegus cheesmani]
New Hebrides Is.

タイプ標本のみで記載はされていません。
Junkのリスト(Benesh,1960)にも名前は出てきません。

♂はB.gabrieliの絵との比較になりますが、
顎付け根の内歯は小さく、頭楯はややV字状。
複眼上は角ばらず、前胸前方はやや幅広。
♀では複眼縁は丸みを帯び、体型は丸みを帯び、点刻は小さい。
♂♀ともに上翅の筋が薄いようにも見えます。

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tkyk4
主に大図鑑に載っていなかった種類について書いていこうかと思います。 見解の相違や同定間違いなどもあると思いますが、あたたかい目で見守ってください。
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