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Lissapterus hopsoni について

Lissapterus grammicusのシノニムとされる種類なのですが、
一般的にL.grammicusと同定されている個体群と明らかに異なります。

タイプ標本のサイズは20mmと小さいので 歯型はひとまず置いといて、
頭部の形状は複眼上は張り出さず 逆に複眼下が大きく張り出す形をしています。
記載文の絵と同様の特徴を持った個体が確認できているので
絵はある程度正確に書かれているようです。

ということは 
L.grammicusと同定されている個体群は 同定間違いでまったくの別種か、
本種がシノニムではなく独立種と言うことになります。


Lissapterus hopsoni Carter,1921:302-303,figs.3-4
[Type Locality] New South Wales:Ecclestoni,Allyn River

記載文の絵 Carter,1921より

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プロフィール

tkyk4
主に大図鑑に載っていなかった種類について書いていこうかと思います。 見解の相違や同定間違いなどもあると思いますが、あたたかい目で見守ってください。
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