EU原発、ほぼ全て改善必要
朝日新聞 2012.10.03 朝刊より抜粋
欧州連合(EU)が域内14カ国の原子力発電所を対象に実施したストレステスト(耐性評価)で、ほぼ全ての原発に安全上の改善が必要とされたことが分かった。
電源を失った東京電力福島第一原発のような事態を防ぐには、稼働中の134基で最大250億ユーロ(2兆5千億円)の費用がかかるという。
「ほぼすべての原発で改善必要…」EUが最終報告 テレ朝http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/221005011.html
独ウェルト紙など複数のメディアが一斉に報じた。
EUの行政を担う欧州委員会が4日に報告書を公表し、18、19日に開くEU首脳会議で議論する。
すぐに運転を止めねばならないような深刻な欠陥は見つからなかったが、不備の指摘稼働中134基、安全策に不備が相次いだ。
電源が失われた際に必要な移動電源車が準備されていなかったり、複数の国で地震モニターなどの設備が不十分だったりした例があったという。
→ 日本の原発も同じではないのだろうか?改善するには、原発1基当たり3千万〜2億ユーロ(30億〜200億円)の費用がかかり、全体では100億〜250億ユーロ(1兆〜2兆5千億円)に達すると見積もられた。
→ 費用がかかりすぎるので、公に発表されていないだけではないのか?
EUのストレステストは福島での事故を受けて昨年6月から実施。
1年で最終報告を出す予定だったが、期間を延長して立ち入り検査などを続けていた。
→ 原発による電力料金は安いといわれているが、この様な費用も含めたらかなり高くなるのでは?参考文献:原子力発電所に対する欧州 「ストレステスト」http://www.greens-efa.eu/fileadmin/dam/Documents/Studies/Nuclear_Stress_Test/Stresstests%20%28JP%29.pdf
原子力発電所に対するEUのストレステストhttp://eumag.jp/behind/d0512/