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原発事故、5年後も20ミリシーベルト

政府が福島原発事故による年間放射線量予測図を発表しました。

以下、朝日新聞 4/23朝刊から抜粋

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 東京電力福島第一原発の周辺で、帰還できない年間放射線量20mSv(ミリシーベルト)以上の地域は、除染をしなければ5年後も7市町村に残ることがわかった。野田政権が22日、福島県双葉郡との意見交換会で初めて予測図を公表。今後、避難者の意向調査を踏まえ、帰還に向けた支援策を具体化させる方針だ。

 今回の予測図は、避難住民や自治体が将来の帰還計画を判断する材料になる。昨年11月の航空機によるモニタリング調査結果をもとに除染を実施しない場合を想定。1年後、2年後、5年後、10年後、20年後の2032年3月末までの年間放射線量の予測図6枚を示した。

 5年後の2017年3月末の時点で20mSv以上の地域は南相馬市や飯舘村など7市町村で、10年後も6市町村にわたる。一方、年間50mSv以上の地域は、5年後で原発が立地する双葉町と大熊町を含む4町村。10年後には、双葉・大熊両町の一部境界などに眼られる。

 細野康志環境相は22目の意見交換会後、「すべて帰還ありきではないという選択も準備しなくてはいけない。どのように除染を進めるかは市町村と相談して決めたい」と述べ、すべての地域の除染にはこだわらない考えを示した。

 政権は今後、具体的な賠償方針も示したうえで避難住民に帰還の意向調査を実施。帰還支援策や、自治体の長期の移住先である「仮の町」構想を具体化する。


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放射能除染しない場合、第1原発から北西方向に延びる高汚染地帯で高線量となり、原発が立地する大熊町と双葉町の境界付近では20年後でも居住が原則制限される帰還困難区域(年間被ばく線量50ミリシーベルト超)になる。
両町に加えて浪江町、葛尾村では居住制限区域(同50mSv以下20mSv超)が残ることになります。

環境省は「除染には限界がある」と述べていることや、除染にも多大な費用が掛かるし、その効果も疑問視されているところから、除染作業を1、2回やって終わらせるような気がします。

これからみても、20年以上も帰れない地域が存在するということから、最悪の原発事故であったことが判ります。




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