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巨大津波 ずれやすい粘土層一因

東日本大震災の巨大津波
ずれやすい粘土層一因か


震源域の海底掘削筑波大分析


朝日新聞 2012.09.18 朝刊より抜粋

東日本大震災は、なぜあれほど大きな被害をもたらしたのか。
答えの手がかりになる粘土の地層が、地球深部探査船「ちきゅう」による震源域の掘削で見つかった。
プレート境界が50mもずれて巨大津波が起きたのは、この地層が原因の一つだった可能性がある。



「ちきゅう」は今年4〜5月、宮城県・牡鹿半島沖220kmで掘削を行った。
ここは日本海溝の西側で海底下に太平洋プレートと北米プレートの境界がある。
境界かすれ動いた震源域の中でも、とくにずれが大きい場所で、巨大津波を起こした。

堺市で17日まで開かれた日本地質学会で、掘削試料の分析結果を発表した筑波大の氏家准教授らによると、水深6900mの海底下850mまで掘り進めたら、851m付近で、ずれ動いたとみられる層が見つかった。

層の厚さは最大で5m程度。
粘土の中でも摩擦が小さくずれやすいスメクタイトという鉱物が多く含まれていた。
→ 東海・東南海地震の震源地とされる地域にもあるのだろうか?

実際にずれていたら、摩擦熱による温度上昇があった可能性があり、「ちきゅう」を運用している海洋研究開発機構は、温度計を設置した。


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