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甲状腺被ばく再解析 3月の半分

甲状腺被ばく 最大値33mSvと下方修正
福島62人再解析 3月の半分


朝日新聞 2012.07.13 朝刊より抜粋

東京電力福島第一原発事故による福島県民の甲状腺被ばくを調べていた弘前大学は12日、今年3月に公表した被ばく線量を再解析して発表した。
最大限の被ばくを想定した3月の線量に比べ、半分以下になり、最大33mSvだった。
今回はロシア人専門家と共同で新しい研究を考慮して、より現実的な条件で計算した。

解析したのは、弘前大学被ばく医療総合研究所の床次教授と、チェルノブイリ住民の被ばく評価で実績のあるロシア放射線衛生研究所のミハイル・バロノフ教授ら。
昨年4月に甲状腺内の放射性ヨウ素濃度を調べた福島県民62人を対象に再解析した。
対象者は原発に近い沿岸部から福島市に避難したり、原発周辺の浪江町に残ったりしていた。

今回は、事故直後の放射性雲(プルーム)の動きや現地の空間線量の解析結果など新しい研究成果を考慮して、国際的な基準で計算した。
3月の計算では原子力安全委員会の基準も使っていた。
この結果、20mSv以上は7人にとどまり、7割が10mSv以下だった。
3月の結果では、健康影響の予防策をとる国際的な目安の50mSvを超えた人が5人いたが、今回はいなかった。
ただし、線量が高かった浪江町に残っていた人と同じ場所に乳幼児がいたと仮定すると、甲状腺被ばく線量は40〜60mSv程度になると推計された。

3月の解析は、健康影響を防ぐ立場から最大限の被ばくを想定して計算、線量が最大の成人は87mSv、子どもは47mSvだった。
→ より現実的な詳しいデータから再計算した結果だから線量は下がっても不思議ではないです。
より、正しい値に近づいたと考えるといいです。


結果は英科学誌で発表した。
近く、住民にも改めて伝える。
床次教授は「今回の推計でも、線量が高い地区にいた乳幼児は50mSvを超える可能性が否定できない。手厚い支援は欠かせない」と話している。
→ 線量の高い地区にいた乳幼児が心配です。

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