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2020年09月07日

#8「最強の称号」バキ 大擂台賽編

勇次郎「脱力だの、消力だの、
そんなものはお前たちで共有したらいい」

郭「お前たち、とは?」

勇次郎「俺を除くすべて」

郭「お主以外のすべてが、すべての人類が…」

勇次郎「弱者同士で工夫したらいい。
極意だの、奥義だの、秘伝だの、
秘技だのウェイトだのスタミナだのと。
それらの創意工夫は闘争を
物質に喩えるなら不純物だ」


前回冒頭では郭を褒め称えてたのに今回はその真逆。
持ち上げて落とすのが勇次郎のスタイルなのか。
これもひとつの解放のカタルシス…?



バキ外伝 疵面 −スカーフェイス−(8) (チャンピオンREDコミックス)




郭「技術こそが…闘争の構成物質そのもの!
その他一切…その他一切が…不純物!」


「こうせいぶっしつ」と打って変換したら
抗生物質になった。まあそうなるよな。




烈「違う。筋肉の形が。
我々と明らかに違う!」

郭「打突の要といわれる背なの筋肉。
その構成が明らかに通常と異なる。
いうなれば生まれながらの天然戦闘形態。
といったところか」


範馬一族の歴史は中国4000年にも劣らない。
たしか鬼の貌した筋肉男の壁画が残ってるんだよな。
今後の展開に生きてくるとは思えないけど。








医者「老衰です」

まさかの決着。老衰で郭死亡。
と思ったら。








郭「完成じゃ。
死に勝る護身なし!」


寂海王を遥かに超える護身完成!?
渋川も護身の究極は危険に近づかないこと、
危機を未然に察知して回避することだと言ってたよな。
それでも危険に飛び込んじゃうんだけど。






ナレーション「そもそもは最強の称号
海皇を手にするための大会だった。
それが中国チーム対他国チームの団体戦へと変化し
ついにはその決着も曖昧なまま大会は幕を閉じた。
しかし帰路につく観客たちのその足取りはあくまで軽く
その表情はあくまで満足気で…」


そもそもバキは死刑囚と闘うストーリーだった。
それがこんな訳の分からない展開になってしまった。
そして、読者や視聴者は非情に困惑し、
とても嫌な顔をしており(




郭「のう範馬海
皇。
この郭海皇が認めているのだ。
堂々と名乗り上げたらよい。
誰にも文句は言わせん。
とは言ってみたものの
この世でお主に文句をつける者など
はなからおらんか」


多くの刃牙ファンは作者に文句を言いたいだろうな。
特に刃牙道以降の展開について。






刃牙「勝てるとか、勝てないとか、
そういう次元の話ではない。
闘(や)れる理由も、闘れぬ理由も、
無限に用意できる。だから闘る。時機が来た!」


中国大擂台賽編、完。
続いて「神の子激突編」が始まるのだが
タイトルは大擂台賽編のまま…



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posted by 偉言者Ω at 18:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | バキ
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