アニメ偉言

佐藤「猫沢さん。
これはケンカじゃあない。
戦争だよ」

と言いつつ佐藤にとってはゲームなんだよな。
不死身となってしまったゆえの退屈を紛らわすための。
戦闘という名のゲーム。敵は愚かな人間ども―

TVアニメ「亜人」オリジナルサウンドトラック




圭「イボテングタケだよ。
この辺りでよく採れるんだ。
毒キノコだけど食うと美味い。
大体20分程度で中毒症状が出る。
腹痛、嘔吐、幻覚、痙攣、精神錯乱。
最後は意識不明。不死身でも
無力化する方法はあるんだよ」

佐藤を止めるために圭に協力を求めた中野攻。
しかし圭は自分の安全のみを優先し、攻を黙らせようとする。
佐藤が自分に反対する亜人をドラム缶詰めにしたように。


圭（失神ゲームか）

今度は圭が気絶させられそうになる。
失神ゲームは危険なのに流行る。
いや、危険だからこそ流行るのか。

「落ちる」瞬間は心地よい眠りにも感じる。
ただし、それが永遠の眠りとなってしまうことも。


圭「これでもサービスしてるほうだ。
お前を生涯無力化する方法もあったんだぞ」

亜人を殺す方法も圭はすでに知っている。
しかし、圭は攻を閉じ込めるだけで殺しはしない。


圭「いつだって世界のどこかで
戦争や貧困で理不尽に人は死んでる。
なんで彼らを助けようとしない?
そう。日本のどこかで他人がどうなろうと
僕も知ったこっちゃない」

東日本大震災から5年。
被災者以外の人々の意識が薄れてきている。
しかし、それもまた人として当然のこと。
忘れるからこそ前へ進んでいける。

知らないふりをするのも人のサガ。
一方、見捨てておけないという気持ちもある。
どちらが正しいか、決めるのは結局自分だ―

スポンサード リンク