アニメ偉言

鏡セレナ「サトシ!　ったく。どこ行っとったんや?
泣き虫って呼んだだけで拗ねんなや」

鏡ユリーカ「サトシさん!　お兄様。いましたわよ」

鏡シトロン「おっと行き過ぎた。
随分捜したんだよサトシ」

うつしみの洞窟で鏡の世界に入り込んでしまったサトシ。
左右反対のその世界では、人物の性格もアベコベのようだ。
セレナは関西弁、ユリーカはお淑やか、シトロンは肉体派。
サトシは泣き虫サトシと呼ばれていた…

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鏡シトロン「そういえばこんな伝説がある。
この先の洞窟にはすんごい伝説があるんだ。
洞窟の中にあるいくつもの鏡の中には
その鏡の数だけ別の世界があると」

鏡セレナ「ウチがサトシに負けるなんて
ありえへんから信じたるわ。あんたは
違う世界から来たサトシや」

並行世界、パラレルワールド。
「もしも」の数だけ世界は派生する。

もしもサトシが臆病な泣き虫だったら。
ここまでどんな冒険を繰り広げてきたんだろう。
まず、よく旅に出る気になったよなあ。


鏡サトシ「僕のピカチュウはやんちゃで乱暴者で」

鏡ピカチュウは凶暴な奴だった。
サトシが元いた世界のロケット団に捕獲されてしまう。
ロケット団も鏡の世界に迷い込んでいたようだ。


鏡シトロン「このような局面を想定し、
準備しておいたナイスな魔法。
名付けてボウタオシ・ダウジングーン!
魔法陣の中央で棒を倒すことにより
探しているものの行方を探る画期的な
魔法だ!　では行こう。トロン・シトローン!」

鏡シトロンは肉体派の上に魔法使い?
魔法というよりは単なるおまじないだったけど。


鏡セレナ「ウチらの知ってるロケット団は
悪い奴らをやっつける正義のヒーローやで」

鏡の世界のロケット団は存在からして根本的に違うってか。
悪いロケット団を相手に、WサトシがWルチャブルで挑む。
しかし鏡ルチャブルは泣き虫サトシと同じく臆病者だった。
ほんと、どんな展開を繰り広げてきたんだ鏡の世界は。

バトルのドサクサに鏡シトロンがピカチュウ奪還に成功。
Wピカチュウがロケット団を撃退するのだった。

サトシが鏡の扉を開いて元の世界に戻るシーンは
ドラえもん のび太の宇宙開拓史を思い出した。


のび太の部屋の床下が別の星の宇宙船と繋がって、
大冒険が繰り広げられたんだだけど、徐々に
次元の繋がりが徐々に離れていった。

サトシと仲間たちは互いを思う心で再び次元を繋ぎとめ、
無事サトシを元の世界に戻すことに成功するのだった―


鏡ムサシ「何なのよここと問われたら」

鏡コジロウ「答えてあげるのが世の情けです」

鏡ニャース「人呼んで正義の味方」

鏡ロケット団「ロケット団参上!」

To Be Continued
ってロケット団どうすんだ。このまま本当に続くのか。
それとも次回何事もなかったかのように元の世界に戻ってるのか。

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