英語文章のメモ

I like Naomi.
I am Naomi.

上二つの「Naomi」は言葉の役割が違います。
第3文型の SV + O　の形の文を紹介します。
Oは目的語です。

O = object (目的語)

I	use	eraser.
S「私は」	V「を使う。」	O「消しゴム」

Oの部分をなくしてみると、
「私は（消しゴムを）使う。」
Oを省略すると意味が分からなくなります。
Cと同じようにOも無くなると困るものです。


SVC SVO の見分け方

SVCの場合は　S = C です。

S = C
S ≠ O

SVOは S = O にはなりません。　S ≠ O です。
I use eraser.
I ≠ eraser

Cになるのは「名詞」か「形容詞」のどちらかでした。
Oになるのは「名詞」のみです。

You become a musician
You play volleyball.

a musician は C。
volleyball は O。
a musician(補語) は you(主語)にかかっていて、
volleyball(目的語) は play(動詞)にかかっています。

C → Sと結びつく。
O → Vと結びつく。

You look rich.
You と rich が結びつく。(SVC)

You want a dog.
want と a dog が結びつく。(SVO)


自動詞　他動詞

どの文型になるのかは動詞によって決まります。
動詞は大きく分けて「自動詞」と「他動詞」に分かれます。
自動詞は何も他に必要なく、他動詞にはOが必要です。

自動詞：
それ単体で存在できる動詞。
（完全自動詞といいます。）

他動詞：
他に何か、違う言葉がないと成り立たない動詞。
その動詞に対する目的語が必要となる。


不完全自動詞

You go to school every day.

この文は go の後ろが何もなくても文が成り立ちます。
to school も、every dayも　無くしても大丈夫です。
こういう動詞を「自動詞」といいます。
また、自動詞は "go to" や "live in" など、
前置詞のセットになっていることが多いです。
SV文型「あなたは毎日学校に行く。」


You look young for your age.

この文は young がないと成り立たないです。
また、You = young が成り立つので
young は補語です。
こういう動詞を「不完全自動詞」といいます。
for one's age : 年の割には
SVC文型「あなたは年の割に若く見える。」


You watch baseball games by the sea.

この文の watch は「〜を見る」という意味なので
後ろの baseball games がなければ
何を見るのか分からないので目的語が必要です。
こういう動詞を「他動詞」といいます。
SVO文型「あなたは海のそばで野球を見る。」

動詞の種類	特徴	文型
自動詞	Vの後ろはMのみ M = 形容詞、副詞	SV(M)
不完全自動詞	Vの後ろにCが必要 C = 名詞、形容詞	SVC
他動詞	Vの後ろにOが必要 O = 名詞のみ	SVO

問題

以下の文の動詞は　自動詞？ 不完全自動詞？ 他動詞？

I like Naomi.
like : 他動詞
SVOになるので他動詞です。


I am Naomi.
am : 不完全自動詞
SVCになるので不完全自動詞です。



自動詞にも、他動詞にもなる動詞

You	eat	lunch.
S「あなたは」	V「を食べる。」	O「昼食」

この文、「You eat.」でも意味が通じます。
「あなたは食べる。」
でも "lunch" は M ではないです。
M になるのは　形容詞か、副詞だからです。
M が名詞になることは絶対にないです。
なので "lunch" は名詞なので　O です。

You eat a lot.

これは "a lot" が副詞なのでSVM。
こういう、動詞の後ろの言葉によって
その動詞の種類が変わる場合もあります。