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  • 2017年09月07日

    大湯ストーンサークル館  2017年7月に史跡付近でクマ目撃のため、史跡内は立ち入り禁止ですが、大湯環状列石の資料館は営業中。

    ちょっと間が空いてしまいましたが、前々回の続きです。

    青森から岩手県へと抜ける一泊二日旅行。
    秋田県小坂町の次は、鹿角市の大湯ストーンサークル、黒又山(クロマンタ)、尾去沢鉱山へ行きました。

    順番に書いていきますが、今回は大湯ストーンサークルを取り上げます。


    おすすめポイント

    前回の小坂町から鹿角市(かづのし)大湯ストーンサークル館までは車で20分ほどです。

    大湯環状列石は、秋田県鹿角市にある縄文時代後期(約4,000年前)の遺跡で、入場無料。
    しかし、2017年7月に史跡近くで熊が目撃されたため、私たちが訪れた8月下旬も「史跡内立ち入り禁止」となっていました。


    IMG_2674.JPG

    おおおおお〜〜〜、憧れまくった夢のストーンサークルがぁ。

    「見学できません」の文字が、胸に突き刺さる・・・。


    IMG_2696.JPG

    しかし私はまだ、あきらめていなかった!

    以前、奈良の玉置神社へのお参りで「クマ出没の目撃あり。複数にて行動されたし」の注意書きがあったので(クマにおびえた記事は→→こちらです)、「単独行動は危ないけれども、みんなでガチャガチャと騒ぎながら行ったら大丈夫じゃないですかね〜?」みたいなことを言って、なんとか「集団ならOK」の言葉がもらえるかもしれないと、淡い期待を胸に、大湯ストーンサークル館へ入館。

    史跡内は立ち入り禁止ですが、資料館は通常営業で、4月〜10月は毎日開館、それ以外の季節は月曜日が休館日。
    大人300円、小人(小・中学生)100円の料金がかかります。


    IMG_2669.JPG

    資料館の入り口には、日時計型組石のミニサイズレプリカ。
    くぅ〜〜〜〜! 気分が盛り上がる〜!
    絶対に本物が見たいのだぁぁ!


    入館料金を払いながら、窓口の男性に「史跡内に入れないんですね〜。せっかく来たのに残念です・・・。熊はよく出るんですか?」と尋ねたら、「よく出るってわけじゃないけれども、7月に史跡近くの縄文の森で熊が出たんですよ。熊はいつ出るかわからないから、立ち入り禁止にしているんです」との返事。

    そりゃそうだー。
    熊はいつ出るかわからない。(朝・夕が多いらしいけれども)
    安全のために立ち入り禁止なのは、ごもっとも・・・。

    「単独行動は危ないけれども、みんなでガチャガチャと騒ぎながら行ったら大丈夫じゃないですかね〜?」のセリフは、言えなかった・・・。

    観光客の安全のために閉められているんだもの・・・。
    職員さんたちも、きっと心苦しいのに違いない。

    「そうですよね〜。熊、いつ出るかわかりませんものね〜。また今度来た時の楽しみにとっておきます」みたいなことを言って、展示室に入ろうとしたとき、ボランティアガイドのリーダーさんが声をかけてくださりました。

    なんと、この方、私のおじいちゃんのようなお年(昭和6年生まれとおっしゃっていた気がする)なのですが、とても若い。しかも、解説が、めっっっっっっちゃ面白い!

    50歳代から外国旅行し、中近東(トルコのあたり)と昔の東北の文化にはつながりがあるんじゃないかとピンと来たそうです。
    イギリスのストーンヘンジで撮った写真を見せてくださったり、パネルの補足と訂正をしてくださり、とても濃い30分間でした。

    ボランティアガイドさんは常駐しているわけではないそうですので、
    大湯ストーンサークル館
    に連絡をしてからお出かけするのをオススメします。


    IMG_2671.JPG

    上空から撮影した大湯ストーンサークル。
    右が「万座環状列石」で環状直径は46メートルもあり、現在発見されている中で日本で最大のストーンサークル
    左が「野中堂環状列石」。

    これらの遺跡は縄文時代後期(およそ4000年前のもの)と推測され、1931年(昭和6年)に発見されました。

    関西出身の私にはストーンサークルはなじみがほとんどなく、もはや「憧れ」と言ってもいいほどですが、青森、秋田、北海道の他、静岡県、山梨県、群馬県付近で見られるそうです。

    一番有名なのは、なんといっても「大湯環状列石」でしょう!

    私が初めて訪れたストーンサークルは、青森市の小牧野遺跡でした。
    →→小牧野遺跡の記事はこちら・・・大湯ストーンサークルと同じく、4000年前のストーンサークルが青森にもあった。

    有名な三内丸山遺跡は、これよりも前の時代です。
    →→三内丸山遺跡の記事はこちら・・・日本最大級の縄文遺跡。青森市。5500〜4000年前。



    IMG_2673.JPG

    万座環状列石。


    IMG_2683.JPG

    万座環状列石の日時計状組石模型。


    IMG_2684.JPG

    万座環状列石の外滞34号組石模型。


    IMG_2672.JPG

    野中堂環状列石。


    IMG_2675.JPG

    野中堂環状列石の内帯1号組石模型。


    IMG_2670.JPG

    野中堂環状列石の日時計型組石。



    IMG_2691.JPG

    出土した三角形岩版。
    青森の小牧野遺跡でも、これとよく似たものが多数出土したそうです。


    IMG_2690.JPG

    数字の表示のある土版。
    この土人形で、子供に数を教えていたのではないか、とボランティアガイドさんがおっしゃっていました。


    IMG_2688.JPG

    縄文土器の展示も豊富!
    このデザイン!
    縄文土器の中でも特に火焔型土器は、岡本太郎氏(芸術は爆発だ!で有名)が大絶賛しました。

    →→岡本太郎美術館の記事はこちら・・・神奈川県川崎市。


    IMG_2686.JPG

    様々な土器。
    タジン鍋に似たような形もあったようです。


    IMG_2687.JPG

    独特的な土偶。


    IMG_2685.JPG

    土器の中に入っていた炭化した植物の種。


    IMG_1616.JPG

    世界の巨石記念物。(クリック・タップすると拡大できます)
    ストーン・ヘンジ、イースター島に行きたい〜〜!


    IMG_2692.JPG

    鹿角市の遺跡。
    こんなにたくさんあるんですねぇ・・・。
    まだ発見されていないものもたくさんありそうですね。
    「鹿角市民は、遺跡の上で暮らしている」といった感じでしょうか。
    ロマンチック〜!


    IMG_2689.JPG

    展示を見終わり、ボランティアガイドさんにお礼を言って別れました。
    入館受付のわきに、縄文服試着コーナーがあるのを発見!
    ごわごわした服でしたが、天然素材でできているので、使用後は土に戻ります。
    自然のものを使って、自然にまた返す。
    これも小さな循環ですね〜。





    「自然を持続的に活用する方法を、私達は縄文人から学ばなければ破綻してしまう」

    大量消費社会に生きる私たちが、胸に刻まなければならない言葉です。




    退館しようとした時、先ほどのボランティアガイドさんが、「息子さんに・・・」と写真たてをプレゼントしてくださりました。
    アイスランド旅行で撮ったオーロラの写真が入っていました。

    もう、素晴らしく、美しくて。

    写真を一目見た途端、私の気持ちははるか遠い遠いアイスランドの地へ飛んで行ってしまったかのようでした。

    こんなに美しいところがあるなんて。
    なんて素晴らしいんだろう。
    この神秘的な景色、一度で良いから目にしたい。
    この写真の中に、行きたい・・・。


    とても親切にしてくださったボランティアガイドのリーダーさんは、50歳代から海外旅行をたくさんし、五十か国に行ったとおっしゃっていました!
    さらに、今、本を書いているとおっしゃっていました。
    御年86歳で執筆!



    人生は冒険!



    古代の人々が暮らしていた遺跡で出会ったガイドさんから、生き方のお手本を見せていただいたような気がしました。


    私は輪廻転生を信じているので、今の人生・・・つまり、
    この時代、
    この世界で、
    周りの人や出会う人々と、「今、この時」の思い出を作って、「良く」生きたいと思いました。


    やりたいことは、生きているうちに〜〜!

    冒険するぞ〜〜!

    今は国内旅行を楽しんで、娘がもう少し大きくなったら、アイスランドでオーロラー見るぞ〜!

    その時は、きっと、きっと、感極まって泣いてしまうだろう! (´;ω;`)ブワッ

    奇麗なオーロラが見れるかどうかは、私の日ごろの行いによるでしょうが(笑)


    それにしても、旅って、本当に良いですね。
    ご縁に感謝!!!



    次は、道路から見た大湯環状列石の記事を書きます。
    史跡内は立ち入り禁止ですが、大湯ストーンサークル館から66号線をテクテクと5分歩けば、環状列石が見えます。

    →→大湯環状列石の記事はこちら




    こちらの記事もどうぞ。青森の縄文遺跡です。
    1)小牧野遺跡・・・青森の巨大ストーンサークル。
    2)三内丸山遺跡・・・最大級の縄文集落跡。

    大石神ピラミッド・・・青森に5万年前のピラミッド?


    鹿角市の観光記事はこちら
    1)大湯ストーンサークル館
    2)大湯環状列石・・・発見されている中では最大のストーンサークル
    3)黒又山(クロマンタ)・・・日本で一番きれいなピラミッド。
    4)尾去沢鉱山
    5)湯瀬ホテルと、湯瀬渓谷
    6)後生掛自然研究路・・・日本一の泥火山。
    7)八幡平ビジターセンター



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    こちらの記事もどうぞ。秋田県の旅行記です。
    小坂町
    1)康楽館・・・明治時代の芝居小屋
    2)小坂鉱山事務所(資料館)
    3)明治百年通り、天使館


    →→記事一覧は、こちら 

    →→東日本旅行記の記事一覧は、こちら

    →→西日本旅行記の記事一覧は、こちら
    交通アクセス

    公共交通機関で行く場合、鹿角花輪駅からバスに乗車し、環状列石前で下車。
    鹿角市内バスはこちらでご覧ください。


    車で行く場合、無料駐車場があります。
    レンタカー・国内旅行予約は、以下のサイトでお得なプランを探してください。
    るるぶトラベル
    楽天トラベル
    じゃらん


    新幹線+宿の予約は、えきねっと びゅうダイナミックレールパック

    航空機+宿の予約は、ANA「旅作」国内ダイナミックパッケージ

    手軽にバスツアーで楽しみたい方は、クラブツーリズム バスツアーがおすすめです。ツアーはラクで便利です。


    料金について

    4月〜10月は毎日開館。午前9時〜午後6時まで。
    11月〜3月までは月曜休みで、午前9時〜午後4時まで。

    大人300円、子供100円。

    近くの宿泊施設

    縄文のふる里 大湯温泉 ホテル鹿角。




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