2018年07月22日

あんまり暑いので2

暑い暑い日が続きます。子供たちの夏休みのお楽しみの代表格といえばプールですが、プールに入っていても汗はかき続けているうえに、水分補給を忘れがちになるので脱水症状を起こしやすくなるのだとか。また水から出ていて陽が当たり続ける頭は表面の温度が体温を超える温度になることがあり、これも熱中症を引き起こしてしまうのだそう。海やプールは楽しいですが、今年の暑さには十分に気をつけなければなりませんね。
こぶたのピクルス

優しいお父さんとお母さんと暮らすこぶたの男の子ピクルス。失敗もしちゃうけど、毎日元気に過ごしています。…

こぶたのピクルス (福音館創作童話シリーズ) [ 小風さち ]

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「わにわに」シリーズの小風さちさんによる、ピクルスの楽しいおはなしが4本入っています。夏目ちささんのおしゃれで可愛いカラーのイラスト、柔らかい緑と茶色が基調になった装丁も素敵です。
学校に行く途中配達を引き受けて、学校に行くのを忘れてしまうピクルス。お使いで買った卵を割らないように、気を付けて歩いていたはずなのに、お母さんが作ってくれる卵料理のことを考えていてついついスキップしたりぴょんぴょん飛び跳ねたりしてしまったピクルス。子どもたち自身にも覚えがあるような失敗をしてしまいますがそこが却って親しみやすく、物語を楽しめるのではないでしょうか。海に行くのをとても楽しみにしているピクルスのおはなしが可愛らしくて大好きです。(^^)
120ページと少し厚めの本ですが、本好きな子なら低学年から一人で。また寝る前の本としておうちの方が毎晩一話ずつ読んであげるのもいいですね。(^^)
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2018年07月21日

時間はある

夏休み直前ということで、ここしばらく読み物を紹介してきました。時間の取れる夏休みに、ひとつでも多くの本と、またいつもは手に取らないようなボリュームのある物語と出逢って欲しいと思っています。(^^)
クロニクル千古の闇 オオカミ族の少年

紀元前4000年の森の中。父と2人で狩りをしながら暮らす少年トラク。ある日父が悪霊が憑いた巨大なクマに襲われ、トラクは「天地万物の精霊が宿る山」を探し、子オオカミのウルフを道連れに旅立つ。全6巻の最初の1巻。…

クロニクル千古の闇(1) オオカミ族の少年 [ ミシェル・ペイヴァー ]

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冒頭から息もつかせぬ展開で、結構な厚みの本ですが一気に読みました。作者のミシェル・ペイヴァーさんはこの作品を書くにあたり、北米先住民族や日本のアイヌ等の暮らしを参考にしたとのこと。土と森の手触りと薫りが伝わってきそうなストーリーと世界観には、紹介してくれた中学生がハマってしまったというのも納得。何もかもを自分で作る生活、獲物となった動物を「どこも無駄にしない」古代の生きる知恵はとても興味深いです。
全6巻という結構なボリュームですが、読みはじめたらやめられなくなりました。(^^)少しずつ解かれる謎に惹きつけられ、ワタリガラス族のレン、族長のフィン=ケディン、アザラシ族のベイル等、キャラクターも活き活きとしていて、その息遣いも身近に感じられるようでした。
映画化の話もありましたが、残念ながら現在は白紙になっているようです。うーん、見たいような見たくないような…(^_^;)

2018年07月20日

憧れの夏休み

物語の中の「素晴らしい夏休み」には憧れます。私が特に好きなのが「ウェズレーの国」と「ツバメ号とアマゾン号」そしてこの物語のロックウィロー農場での夏休みです。(*^_^*)
あしながおじさん

孤児院出身のジュディはとある資産家から奨学金を受け大学に通うことになる。月に一度彼に手紙を書くことが条件である。孤児院の院長室に呼び出される途中で見た長い脚の人影がそのとある資産家であったことを知り、ジュディは彼を「あしながおじさん」と名付ける。…

あしながおじさん (岩波少年文庫) [ アリス・ジーン・ウェブスター ]

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初めて読んだ小学生当時、手紙の形でつづられるジュディの毎日がとても楽しそうで強く憧れたのを覚えています。特にロックウィロー農場はどんなところか想像して絵を描いたりしていました。王道ともいえるシンデレラストーリーにうっとりしながら、自分も大学生になったらこんな恋をしたいと密かに願っていたものです。(*^_^*)
当時はプロポーズされて断ってしまったジュディの苦しみの理由をわかっているはずなのに、自分では行動を起こさずに手紙読んでるだけのペンドルトン氏にはだいぶモヤっとしていましたが、読み直してみてやっとペンドルトン氏の心境がちょっと理解できたような気がしました。ペンドルトン氏もまた、ジュディに自分の正体がばれることには躊躇があったのかも。ジュディへの援助を下心だったと思われるのはイヤでしょうからね。
イマドキの女子小中学生が手に取るものは、イケメンがこれでもかと登場するマンガやラノベもいいですが、こんなまだるっこしくもロマンチックな物語とも出逢ってほしいものです。(^^)

2018年07月19日

ひんやり3

図書館の新刊の棚にこんな本がありました。先日ここで「百物語」の話をしたばかりで、何ともタイムリーだと思いながらご紹介します。(*^_^*)
百物語1 絶叫のとびら

ろうそくが消されるたびに忍び寄り、二十話ごとにとびらを開け、更に近づく恐怖の影。日本児童文学者協会編集による、思わず叫びだしてしまうような怖い話を、アンソロジー形式で20話。…

【新品】【本】5分ごとにひらく恐怖のとびら百物語 1 絶叫のとびら 日本児童文学者協会/編

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20名の作者は老若男女どなたも個性的な方ばかり。昔話や伝説を思わせる話、現代の暮らしの中にじんわりと感じられる畏れや怪奇、それらが皆それぞれの語り口でさらりと、またじっとりと描かれます。どの物語もイマドキの子どもたちが身近に感じられそうな所からテーマを採っているのがいいですね。(^^)
シリーズは全5巻発刊の予定で、1冊に20話の怖い話が収められています。これなら5巻続けて読まなければ100話には満たないので、1冊まるっと呼んでしまっても怪異に遭うことはなさそうです。よかったね(^^)

2018年07月18日

紙で作った

小さな折り鶴のピアスやイヤリングをしている外国人の方をよく見かけます。ホームステイに出かける幼馴染の弟くんも、ホストマザーにお土産として持って行くんだそう。(^^)丈夫だけれど扱いやすい紙を使った日本の文化は、外国の人々の興味を強く惹くようですね。
ももいろのきりん

るるこはお母さんにもらったももいろの紙でキリンを作りました。黒いクレヨンで大きな目と口を描くと、きりんの「キリカ」は喋り出します。大きすぎて窓から頭を出して眠ったキリカでしたが、夜に降った雨のせいできれいな桃色が薄くなってしまいます。薄くなってしまった桃色を塗りなおそうと、キリカとるるこは遠くの山のてっぺんにあるクレヨンの木を目指して走り出しました。…

ももいろのきりん (福音館創作童話シリーズ) [ 中川李枝子 ]

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私自身も子どもの頃に出逢っている本です。(^^)
1965年に発行されてから多くの子どもたちに支持されてきた物語です。大きな紙でキリンを作ったら喋って、動き出して、一緒に冒険をして…。楽しい物語にすっかり入り込んで、るるこのマネをして紙で動物を作ったという方も多いようです。(私もやりました)
幼稚園年長ぐらいからならば一人で読める子も多そうです。初めて一人で読んだのがこの本だったという声もよく聞かれました。ウチの大学生の部屋の本棚にも残されていましたが「好きな本だから置いといてよ!」という要望でした。(^_^;)

2018年07月17日

巻き舌カッコいい

大学生の我が子、初めての大きなテスト期間に大わらわのようです。特に第二外国語のフランス語には苦戦しているのだそう。「ドイツ語の方がよかったかな…」と呟いていましたが、発音の面倒くささと覚えなければならない単語の量には大差はないという気もします。ま、頑張りなさい。(^^)
ところでドイツ語の響きは独特で「ボールペン」や「机」等はカッコいいとすら感じてしまいますねyoutubeに世界各国の言語を比較した動画があり、つい笑ってしまったことがありました。
大どろぼうホッツェンプロッツ

おばあさんの大事なコーヒー挽きが、悪名高い大泥棒ホッツェンプロッツに奪われてしまった。孫のカスパールと友人のゼッペルは、コーヒー挽きを取り返そうとする。妖精や魔法使いも登場して、少年たちの大冒険が始まる。…

大どろぼうホッツェンプロッツ改訂 (新・世界の子どもの本) [ オットフリート・プロイスラー ]

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ドイツの名作児童文学。読んだことのある大人の方も多いと思います。私は子どもの頃NHKで放映していた人形劇が記憶に残っています。といっても、話の内容はすっかり忘れてしまっていたのですが。(^_^;)
知恵と勇気で悪党と対峙する少年たち。魔法使いや妖精も加わって、時にハラハラ、時に吹き出しながらテンポよく進む物語は、まるで舞台かコントを見ているよう。登場人物の個性も際立っていて、すぐに物語にのめり込んでしまいます。
帽子を取り替えただけで少年たちの見分けがつかなくなってしまう大泥棒に、冷酷だけどとにかくジャガイモが好きで、一度にとんでもない量を食べる魔法使い、すぐ気絶するおばあさん…。強烈なキャラクターの「お約束」のおかしさもたっぷり詰まった物語です。
シリーズは全3冊。個人的には2冊目の「大どろぼうホッツェンプロッツ ふたたびあらわる」が好きです。(^^)

大どろぼうホッツェンプロッツ(全3巻セット) [ オットフリート・プロイス ]

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2018年07月16日

明ける空

いつもより少し早く目が覚めたのでカーテンをそっと引いてみたら、丁度陽の光が差し始めたところでした。夏の夜明けはあっという間ですが、その瞬間は実に美しいですね。見慣れた近所の街並みですら、全く新しいもののようでした。(^^)
夜明けの風

ローマ軍の撤退により、残されたブリテンの人々は大陸からのサクソン人の侵略に脅かされていた。最後の戦いでただ一人生き残った14歳の少年オウェインは、北へと逃避行を開始する。途中で少女レジナと出逢うが、オウェインは病気の彼女を見捨てることができず、自分の自由と引き換えに彼女を救おうと決意する。…

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ブリテン島を舞台とした数多くの歴史小説を描いたサトクリフ。当ブログでもいくつかの作品を紹介しています。
サトクリフの多くの作品では人の「生き方」がテーマとなっており、「ケルトの白馬」もこの「夜明けの風」も例外ではありません。歴史の大きなうねりの中、自らの自由を投げ出し少女を救った主人公オウェインの生き方は真っ直ぐで潔く、また何度も絶望を味わう辛い運命の中で幽かに感じる「夜明けの風」は、オウェインと共に物語を旅する現代の私たちにも、何をか受け止め考えさせてくれるようです。やっぱりサトクリフ作品とはもっと早くに出逢いたかったなあ。(^^)
「夜明けの風」はサトクリフの「ともしびをかかげて」という長編小説の続編でもあり、オウェインは「ともしびをかかげて」の主人公であるアクイラの子孫に当たるのだそう。「ともしびをかかげて」はサトクリフの代表作のひとつでもありますが、かなり重厚で「読みにくい」と感じる方が多いようです。読み進めていけば物語の「凄味」に圧倒されるので、ぜひ出逢ってほしい本なのですが。(^_^;)
続編とは銘打っていますが独立した物語なので、勿論他の本を読んでいなくても大丈夫です。

2018年07月15日

あんまり暑いので

折角の連休ですが、気温が連日35℃を越えるという予報が出ていますね。お出かけの際はどうか気を付けて。
我が家では買い物をさっさと終わらせ、夫と二人で静かに家で過ごすことにして、溜まったビデオを消化したり、積んであった本を読んだりしています。私が選んだ本がこちら。暑すぎる日は物語の中で爽やかな夏を体験するというのもいいですね。(^^)
ツバメ号とアマゾン号

夏休みにイギリスの湖水地方にやって来たジョン、スーザン、ティティ、ロジャの4人きょうだい。4人だけで小型帆船ツバメ号を操り、無人島でキャンプをすることに。湖の探検、アマゾン海賊との出会いと対決、宝探し、嵐の夜…。子どもたちの素晴らしい夏休みの物語。…

ツバメ号とアマゾン号(上) (岩波少年文庫) [ アーサー・ランサム ]

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ツバメ号とアマゾン号(下) (岩波少年文庫) [ アーサー・ランサム ]

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(2018/7/15 06:13時点)


こんな冒険してみたかった!(^^)
空想の世界を織り交ぜながら、4人がそれぞれ考え、工夫して過ごす無人島での毎日はわくわくの連続です。パソコンもスマホもないけれど、自分たちで「考える」ことで乗り切っていく子どもたちの姿は頼もしく、不安は感じません。お父さんからの電報の一文「ノロマデナケレバオボレナイ」の意味がしっかりと伝わってきます。(^^)握りしめたロープの感触や水しぶきの冷たさまで感じられるヨットを操る描写はスピード感に溢れていて、波を切る音まで聞こえてきそうです。操船技術のことなどわからなくても、ヨットを操る緊張感がびしびしと伝わります。
絶妙な距離感で子どもたちを指導し見守る4人きょうだいのお母さん、子どもたちが牛乳を貰いにいく農場のおかみさんや炭焼きのおじいさん、アマゾン号乗組員の叔父であり、敵と看做されていた「キャプテンフリント」。周囲の大人たちの暖かさにもじんとします。
シンプルな線で描かれた挿画も素敵。冒険物語になくてはならない地図もちゃんと載っています。長さと言い内容と言い、夏休みにピッタリの物語です。(^^)
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