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2020年08月23日

『The Woods (2020)』★My Movies& Drama Collections 2020(112)

Netflixで観賞

『The Woods (2020)』

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<個人的な評価:10点中7点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり



Polandの作品。苗字がややこしくって、誰が誰なのかわからない時もあったが、内容はわかりやすいサスペンスだった。サスペンスミステリーというジャンルかな。
たぶん、1シーズンで終わり。てか、1シーズンでいいよ。これ以上、引き伸ばさなくってもいいし、少し謎は残るが、それでも、1シーズンで完結していると思う。
つまらないわけではないけど、凄く面白いというわけでもない。
ただ、ワンシーズンで終わったのと、最終話が良かったのと、結末に少し涙したのが良かった。やっぱりね、ワンシーズンでまとめるのは良いよ。アメリカのドラマだと無駄に長いし、無駄に引っ張るし、シーズンが多すぎるからね。ワンシーズンで終わっていいものは、ワンシーズンで終わらせるべきなんだよ!!

でも話の内容が、あまり自分好みではないので、本来なら、評価は6.5だが、妹の真相があまりにも悲しすぎるけど希望もあるような終わり方だったので、それに高評価
6話だけなので、2〜3日あれば、すぐに観終わる。
すごく共感できるキャラがいないのが、個人的に低評価につながる部分もある。
私にとって、好きなジャンル(例:ミステリーとか)である事は大事だが、舞台も重要だし、感情移入できるキャラや共感できるキャラがいれば、なおさら、高評価になる

主人公の Pawet は検察官だが、仕事に私情を挟んでるし、まともに仕事もしているとは思えないし、レイプされた〜!の恋愛脳嘘つきパーティービッチのいう事を盲目的に信用しすぎだし、Pawetは自分が出したい結果の為に動いている奴で、個人的な印象は微妙。てかPawetの秘書だが助手だか知らないけど、優秀すぎる。仕事押し付けてないか?って思える部分が多い。しかも、仕事には関係ない事も押し付けてるようだし、送り迎えとかもさ、何も文句いわずに、Pawetの都合が良いように動いている彼女は優秀ではあるが、キャラがもったいないなと思う。
私だったら、こんなPawetのような上司は嫌だよ笑。
でも彼の検察としての仕事の仕方はともかく、彼自身の過去は興味深いし謎が多い。(ちなみに若い時のPawetは結構かっこいい)
妹の失踪、母親の失踪、過去の謎を解きたい気持ちはわかる。
過去に本当に何がおきたのか。あの日、なにが起きたのか。
あのキャンプの夜、2人の男女の遺体が見つかり、2人の男女が失踪した。
遺族だったら真相を知りたいのは当たり前だろう。失踪した人の中に、主人公の妹がいた。

ヒロインのLauraに関しては、こいつ別にいてもいなくてもいいかな笑。
あまり好きじゃない。若い時は普通だったけど、熟女になってからは不倫女だし。自分に尽くしてくれる最愛の夫がいるぶんざいで、Pawetにも恋愛感情。Pawełは、妻とは死別だから不倫ではないけどさ。
でも、昔、好きだった人と出会い、心がときめくのはわかるけど、証拠がないのに、勝手に人様の妹を死んだ事にしたい印象が強いような気がする。積極的に事件の真相解明に協力しようわけでもない癖に、Pawetにまとわりつく。悪い人ではないし、犯人でもないし、事件とは一切関係ない人だけどね。
主人公のPawetが、最愛の妹がどうなったのか知りたいという気持ちに、嫉妬しているような感じもするのが、ちょっと嫌な自分本位な女だなと感じた。まあ、Laura自身は事件には一切関係ないけど、Lauraの父親がヤバい奴だったけどね。

不倫女といえば、主人公Pawetの母親も不倫女だよ。
彼女の子供に対する想いには同情するし理解できる部分もあるけど、夫への仕打ちが酷い。
実際、夫に殺されたわけだけど、夫が怒るのも無理はない。
彼女が子供たちを愛しているように、夫の方だって子供たちを愛している。
娘の失踪の真相を知っている癖に、夫には話さない。
そのせいで、夫を追い詰めて、今度は息子まで、夫と引き離そうとする。
追い詰められた夫は、彼女を殺してしまう...
この夫(Pawetの父)が、子供たちにもDVをふるい、不倫男なクズだったら、母親には同情するし母親の行動もわかる。けど、この夫は、娘を愛してたし、娘が急に失踪して、精神的に参っている。
残された息子まで、消えてしまうのが怖い...
だから、Pawetの母親は身勝手にみえるな。
でも、彼女が、子供たち二人を愛してたのも事実。
まあ、完璧な人間なんていないから、ある意味、リアルだろう。

さて、そして結末。
主人公の妹Kamila
真実を知って、Kamilaに同情した。すごく納得がいく結末だった。
若さゆえの過ちなのか、怒りゆえの過ちなのか。そこは共感できた。
誰でも過ちはある。若いから恋愛脳なのもしょうがない。私がKamilaなら、やっぱりムカつく略奪愛女と彼氏には、ちょっとした復讐をしたい気持ちもわかる。ほんとちょっと、懲らしめてやりたいだけだったんだろう。殺すつもりなんか決してなかった。ただ、Monicaとかいう尻軽ビッチ破壊女は、ダメだね。こういう女は、自分がモテる事に浮かれているから気づかないのか、自分で不幸を持ち込んでいるようなもの。死んだ事には、あまり同情しないが、KamilaやArturの未来をぶち壊した責任はあるね。元凶は、Wojciech Malczakだけど。

Kamilaが、間違えてMonicaを殺してしまったかどうかわからない。まだ息があったかもしれない。
それを、Wojciech Malczak が殺した。こいつサイコパスだな。
Monicaの首を絞めたのは、Kamila。そして、トドメをさして殺したのが、Wojciech Malczak。
Wojciech Malczakって理系オタクっぽくて、恋愛には興味ないけど、人の恋愛模様を観察して、トラブルを誘発したり、火に油を注ぐような、そんなタイプ。しかも、なぜか人望もあるのが怖い。
つまり、サイコパスなんだろう。
そして、Arturは、たぶん、自己防衛か、Wojciech Malczakと間違えて、Danielを殺したのかも。
殺意があったわけではないと思う。

そして、Arturと、Kamilaは、自分たちの母親たちに全てを教えた
うーん。そこで自首すればいいのに。
その後、母親たちが子供たちを守りたいがために、子供たちを世間から隠した。
なんかすごく悲しいなと思う。母親たちの気持ちもわかるけど。
でも、隠れて生きていかなくちゃいけないのは悲しい。

冒頭から、なんとなく、Kamilaは被害者ではなく、どちらかというと事件の加害者、又は事件に巻き込まれて逃げなくてはいけない運命になったのかな?という予想はしてたんだけど、やっぱりか...って感じだ。


彼女の運命は、あの夏の夜に全て変わってしまったのが哀れだ。
そして修道院に身を寄せているようだ。修道女になって、ひっそり暮らしている。

25年ぶりに、妹Kamilaに会いにいく主人公の Paweł...
最後の再会のシーンが、哀愁漂う。
切ないようで希望にあふれているような感じが美しかった。


Kamilaが少しだけ振り向いた所で終了
あえて、2人の正面からの再会を書かなかった事で、哀愁漂うような感じにしてるのかな。

私は、あの修道女がKamilaだと信じたい。
でも、実はKamilaじゃなくて、Kamilaを知っている人..とう可能性もある。
いや、でもKamilaだよ、きっと!
2人が再会する前に、Pawetの事を遠目から気づいて見ていた修道女がいたけど、その時、顔はしっかりうつっていて、あの美人なKamilaの顔だったから。
だから、Kamilaだと思う。
Kamilaは死んでいて、娘だった!とかだったら悲しすぎるけどね。

でもシーズン1で終わってるので、あの人はKamilaだと私は思う事にする。

そもそも、沢山あるサスペンスの中から、あえてこれを選んだのは、やっぱり、最愛の妹の失踪の理由を知りたい主人公...という部分に興味惹かれたからかな。家族を思う気持ちは理解できるから。
主人公の性格や仕事のやり方には共感できない部分が多いけど。
でも妹や母親の失踪の真相を知りたいという遺族の気持ちはわかる。

『クェダム : 禁断の都市怪談 (2020)』★My Movies& Drama Collections 2020(111)

Netflixで観賞

『クェダム : 禁断の都市怪談 (2020)』

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<個人的な評価:10点中4.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり



またもや韓国ホラー!!
韓国映画は、ホラー&サスペンスがたまに結構面白いなと思う。日本のJホラーに通じるものがある。
今回のは韓国の短編ホラー集
全部で、8話あるんだけど、一話一話が凄く短い。一話が8〜10分程度!!
だから、1話〜8話で、一回に一気に観れるし、私も一気に観た。
個人的に、オチがないし、幽霊(または化け物)が主人公を毎回虐殺(とてもグロい)しているだけで、幽霊の姿は凄く怖いのもあるけど、それでも、やっぱりストーリー性がないのが残念
暴力的すぎる幽霊だな〜というのが感想です笑。
殺人鬼じゃなく、幽霊なのに、まるで、毎回毎回、サイコパス殺人鬼のような行動するの笑
怖いんだけど、リアリティーあるような日常的な空間が舞台なんだけど、それでも、リアリティーがないような虐殺の仕方。うーん。ちょっと惜しい。これなら、1話のストーリーを掘り下げて、長くして、女学園にまつわる都市怪談というのをやればよかったし、もしくは、1話〜8話まで、実は話が関連していた!というオチでも良いと思うんだけどな。なので、評価は、4.5と低めです。
超絶つまらない!というわけではないし、怖さはあったと思う。
ただ、毎回毎回、グロ虐殺展開に飽きたし、大したストーリー設定もなく、1話1話が短すぎるのが残念

あえて言うなら、1話が一番怖かったな...
特に写真の目がね。気づいた人いるかな?


1話・隙間
女学校。トイレでの狂気殺人。
教室に飾ってあ、死んだ生徒の写真の目が怖かった。
グロ。幽霊の顔も怖いし、写真も怖い。
これは、自分をイジメた(または殺した?)生徒に復讐しにきた幽霊って事かな?
2人とも成績優秀者だし。結末はグロ。


2話・目的地
お決まりの深夜のタクシー運転手と幽霊の遭遇。
こういうタクシーの都市伝説は、どこの国でも聞くね笑。
ただ、幽霊が暴力的すぎるよ。親切に送ってくれた運転手さんを惨殺する必要あったのか?
幽霊の顔はすっごく怖いけど、ただのサイコパス殺人鬼という印象が強い。結末はグロ。


3話・客
これは結構面白いし、リアリティーあるなと思ったけど、オチが残念で意味不明です笑。
これも、幽霊(ドッペルゲンガー?)がサイコパス殺人鬼でグロ。

4話・好奇心
人形が出てきたから、人形が大活躍するのかと思ったけど、人形は活躍しない。呪怨の伽椰子の劣化版が、くにょくにょして追いかけてきただけ。そしてまたターゲットを虐殺。グロ。
怖いけど、もうターゲットを殺人鬼幽霊が殺すことができれば何でもありなんだな!!


5話・赤い靴
高校教師の女は、自分が受け持つクラスでイジメによる自殺が起こったにも関わらず、無関心。その教師に復讐する幽霊。怖いね。くにょくにょの歩き方が。これもグロかな。


6話・異次元
異次元行きのエレベーター!!この都市伝説も日本にあったような気がした。いや私が住んでいたシンガポールにもあったよ!!これも、どこの国でも聞く都市伝説だね。けど、これまた暴力的でサイコパスな幽霊殺人鬼が表れて、グログロ。あと、ちなみに1話〜6話まで、幽霊殺人鬼は、全部女です!!なぜか力がすごい強いけど見た目は細い女ばかりです笑。この6話の幽霊殺人鬼にいたっては、セクシーです。顔以外はね。


7話・敷居
もう幽霊のネタ切れか?今度は幽霊ではなく、わけわからない変な怪物が襲ってきた笑。グロ。


8話・誕生
一番、死んでも同情できないクズババア!!霊媒師兼殺人狂が、逆に殺した被害者の霊に乗っ取られて、殺害される。まあ自業自得でしょう。グロ。


怖いけど、短すぎてストーリーがしっかりしてなかったのと、ワンパターン(虐殺グロ)が多すぎて、いまいちでした。でも、ただ怖いものを気楽に観たい!って人にはおススメ。

『Apostle (2018)』★My Movies& Drama Collections 2020(110)

Netflix で観賞

『Apostle (2018)』

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<個人的な評価:10点中6.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり


Netflixに前からあって気になってたもの。
うーん。悪くはないし、つまらないわけではないけど、普通...。
もっとゴシックホラー的なものを期待してた。
カルト教の自治体に住んでいる連中は、みんながみんな熱狂的な信者!というほどではなく、一部をのぞいて、そこまで狂人感はない。普通に一般のモラルがある村人もいれば、欲深い村人もいる。狂信度では、Midsummerという映画の村人達の方がはるかにヤバいし狂ってる。
主人公の妹を誘拐したのも、生贄にするためではなく、単純に、身代金目的の誘拐。映画を観る前は、あらすじと予告をみて、主人公一族に特別な血があるから狙うのかな?と勝手に、ゴシックホラー的なものを期待してたけど、実際はただの身代金目的だった。
やっぱり、私達の俗世でも、カルト教がおさめる自治体でも、金がないと困るんだな。
ただ、ゴシックホラー要素が全くないわけでもない。
カルトの団体が信じてるのは、女神。そして実在してた。
大地の女神だか魔女だか知らないけど、無理やり、監禁して、彼女の力を横領してただけ。
そして、最後は、主人公が、女神の力を受け継いだ感じになったのかな?そんな感じで終わった。
誘拐された妹と、数人の村人たちは、助かって良かったね。絶望エンドではないけど、兄妹が一緒に生きて戻れないのは、ちょっと可哀想だった。
そして、グロや拷問が多かった。
アメリカ映画にありがちなグロ。
もう慣れたけど、みていて楽しいとか凄いとかは、あまり感じない。

以上、悪くはなかったけど、個人的に、きわめて普通かなと思いました。
私の場合、評価は、個人的な好みの合うかどうかで決まってるのでね。

『Svaha: The Sixth Finger (2019)』★My Movies& Drama Collections 2020(109)

Netflix で観賞

『Svaha: The Sixth Finger (2019)』

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<個人的な評価:10点中6.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり



久々に韓国映画。
言葉がわからないから日本語字幕で観た。
少し悲しい話だった。
生まれた時から化け物扱いで監禁され生き殺し状態の双子の片割れ。
最初は彼女は悪魔の申し子なのかなと思ったが
よく考えれば彼女は別に誰も殺してない

というか普通の子供でも産まれた時から監禁されたたら狂人や獣のようになるだろう。
まあ彼女は結局は特別な存在だったが。
汚い姿から新たな姿に生まれたのは、蛇の「脱皮」を表現してる。
そして彼女は死んでしまった...

なんか可哀想だったな。
双子の妹も彼女の事を恐れていても、見捨てられなかった。
何度殺したかった事か。でも憎いからというより恐れかな。
自分の脚を喰って生まれてきた醜い双子の片割れ。
双子の妹は片割れから解放されたかったんだろう。
でも憎みきれなかった。そこには微かにも双子愛があったと思う。
最後は、農薬で殺すのではなく、暖かい自分の服を与えた...その場面が切なかった。
人間になって欲しかったんだろう。
どんなに醜くても恐ろしい獣であっても、双子の姉だったのだ。
洋服をもらった片割れは困惑したけど嬉しかったと思う。
怖いというより悲しい存在だなと思った。
そして生まれ変わったと思ったけど、やはり運命に逆らえないのか死んでしまった。

恐れからか使命からか、罪もない者達を神や正義の名の上で殺しまくった集団。
実際にあった中世の魔女狩りや、十字団による大量虐殺...

ホラー的な怖さはあまりなく、考えさせられる話だった。

2020年08月17日

『Profondo Rosso (Deep Red) (1975)』★My Movies& Drama Collections 2020(108)

U-NEXTで観賞

『Profondo Rosso (Deep Red) (1975)』


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<個人的な評価:10点中8点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり


怖かった。ホラーではなく、殺人事件で、それを解いていくっていうサスペンス。
けっこう怖かったです。イタリア語はわからないので、これは日本語字幕で観ました。
U-NEXTだから英語字幕もなかったので。
『Suspiria (1977)』を観たあとに、あの独特の世界観に引き込まれ、同じ監督 Dario Argento の、この作品も観た。音楽も、Suspiriaにあったゴブリンのもので、不安を掻き立てるような不気味なメロディー
この作品は思いのほか、傑作!そして芸術である。

鏡のトリックは、最初からわかってた。
このトリック好き。“重要なものを見ているのにもかかわらず見過ごしている”
実は、Marcusが、あの絵画の廊下を通った時に私は既に不気味な違和感を感じてたけど一瞬だったから、よく観えなかった。あの絵の中に変な絵が混ざってるぞ...なんかいる...的な違和感は感じてた
そのあとに、もういちど、Marcusが通った時に、違和感を感じて、私の疑惑は確信に変わった
そうだ、鏡だ、犯人の姿は映ってたのだーー!!こわいいいいい!!
怖すぎる。だから巻き戻しで、あの場面に戻って観たいようで観れない。結果、巻き戻しをせず、犯人の顔を再確認しなかったけど。(今、もちろん全部観終わったあとに、おそるおそる巻き戻したら、やっぱり犯人の顔がちゃんとハッキリ映ってたよ!
怖い怖い。
幽霊より、人間の方が怖い。ホラーより、こういうサスペンスの方が怖いという良い例だ。

で、犯人は主人公Marcusの親友 Carloの母親だったけど。
この母親が最初に登場した時から、あれ?この人どっかで観た事あるような...って、感覚があったから、この人が、あの鏡に映ってたんだなってのは予想できた。その時は、怖いから、まだ巻き戻して確認しなかったけど。だって、この母親の顔、すごく怖いもん...
そこらへんの幽霊より怖い顔してるよ。化粧とか目つきとか。

あと、この映画、残虐な殺害シーンが沢山あった。
そこでも、赤、赤、赤。鮮血の赤。
この監督の映画特有の色の使い方で、血の色も、リアリティーがあまりなく、絵具か!?ってぐらい、鮮やかな赤
そして不安を掻き立てるようなゴブリンの音楽
『サスペリア』でもおなじみの要素。

あと、サスペリアには無かったけど、この映画では、少しだけあったほのぼのギャグ要素。
Gianna & Marcus のやり取り。特にあのヘンテコなミニカー!!!車の屋根から出るのかい!恋愛メインの映画は苦手ジャンルだから観ないけど、こういう映画の中にちょっとだけある恋愛要素やほのぼの要素は好き。
だから、二人のやりとりは癒し要素だったけど、途中、もちろん、Giannaの事も疑った。
あの母親かGiannaが犯人だな〜と思ってた。
だから、Carlo が終盤で出てきた時は少し驚いた。
Carloのはずがないから。
殺害時、彼は、Marcusと一緒だったから。

で、やっぱり、最後の最後で真犯人がわかって、あの鏡のトリックも解明された。
怖い。犯人は残酷な死に方で首チョンでさようなら。

かなり怖かったけど、面白かったです。
この独特の世界観、はまるかも。

てか、犯人って、本物のキチガイだよね。だから怖いのか。
顔がすごく怖いよ。
あと、女なのに力強すぎ!とか言う人もいるがキチガイに男も女も関係ない
狂人だからね。狂人って未知な腕力も出てくるんだよ、たぶん。

そして、もう一つ怖いのは、こいつ
動かなければ良いけど、急に出てきて急に速足でよってくるから、うわああああああ

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....

さようなら。

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『Suspiria (1977)』★My Movies& Drama Collections 2020(107)

U-NEXTで観賞

『Suspiria (1977)』

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<個人的な評価:10点中7.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり


前から気になってた作品。オカルトのジャンル。
私が産まれるより、ずっと前の古い作品。
新しいリメイク版もあるけど、先にオリジナルの古いのから観てみた。
ストーリーや怖さより、芸術的な意味で、ひじょうに独特で良かったから、けっこう高評価です。
赤、赤、赤!!
私自身、赤が好きなんだけど、赤って情熱の他に、不気味さがけっこうある色だなと思う。
赤にも色々あって、私はどっちかっていうと、濃い赤の方が好き。
言葉でいうと、うーん。赤にも色々あって、私は、ワインレッド、Velvet Red、日本語で表すとえんじ色が好き。

この画像にある色が好き。
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この画像をみると、わかりやすい。私は真ん中と右の濃い色が好きです。
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けど、この映画の中では、あえて、一番左側の鮮血の色を使ってる。
だから、血の色も、リアリティーがあまりなく、絵具か!?ってぐらい、鮮やかな赤
リアリティーがない血だけど、それが逆に不気味さを醸し出している。
この鮮やかな赤が、何度も出てきたり、一面にでてきたり、加えて、照明も赤!!!
舞台である館も丸ごと赤!!!
内側は、他の色も使ってるが、壁紙が、ゴシック風で赤!!!
とにかく、赤が多いです。
独特な雰囲気で、長く、こんな館に住んでいたら、少し気が狂ってしまいそう笑。
でも嫌いじゃない。
これもある意味、ゴシックな館だなーと思った。

本当に不気味。
不気味だけど、美しい。そんな不思議な感覚。
ストーリーはシンプルでわかりやすかった。
私は、ストーリーというより、芸術面で感動した。

そして絶対に忘れてはならないのが、音楽!!!!!!
最初に聞いた時から、うわ...独特すぎる、怖い...そして、引き込まれていった。
あの不安な気持ちを掻き立てる不気味なメロディー...
ゴブリンが奏でる恐怖のテーマ曲〜死のワルツ...
あの映画にぴったりすぎるし、芸術だ。
芸術に疎い私でも、これは、ヤバい!と思った。

たまには、こういう作品を見ると刺激になるし、映画って良いなって思う。

で、リメイク版も観たいなと思ったけど、リメイク版が、どこにも配信されてない!??
私は、Netflix、HULU、U-Nextの3つに登録しているけど、そのどれにもリメイク版がなかった。
もし、配信されたら絶対に見ます。
比べてみるの面白いかも!

ちなみに、過去に観賞した映画の中で、色の使い方が独特で、不安と恐怖を掻き立て、不思議な観賞体験をさせてくれた作品は、『ヘルタースケルター』!!沢尻エリカ主演の映画。
個人的に、これ結構面白かったし、不思議な観賞体験ができた。
やっぱり、映画において、『色』ってすごい影響力を与える事ができるんだなと感動
穏やかな気持ちや、DISNEYのようなファンタジーな気分にさせてくれる色の使い方も良いけど、不安を掻き立てるような色の使い方も、すごいなーと思う。色をうまく使う事で、すごい独特な世界観ができる。素晴らしい。

『Maze Runner: The Death Cure (2018)』★My Movies& Drama Collections 2020(106)

U-NEXTで観賞

『Maze Runner: The Death Cure (2018)』

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<個人的な評価:10点中7.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり


いっきに3部作、最終章まで観ました!
一度観始めると止まらないな。面白かったです。
SFアクションサスペンス映画のジャンル。
舞台は、WCKDの本部がある近代的な都市。SF映画に出てくるようなお洒落な高層ビルが並ぶカッコいい都市。アクションの部分はハラハラしてよかった。
Minho が生きてて良かったよ〜!!!!!!!!

でも、今回のストーリーは、普通かな。
少年漫画的だな〜と感じた。都合よすぎるだろって部分もたくさん。
ビルから飛び降りるところに、ちょうどよくプールがあるなんて、ラッキーだね。
まあ一々突っ込まないけど、フィクションだから。
でも、ストーリーはご都合主義でも、そういう所もふくめたアクションシーンは中々迫力あったと思う。
Ava は、そこまで悪い人に思えない...というか、むしろ彼女もある意味、別に間違った事をしているわけじゃないと思う。彼女なりの正義があるし、非道に映る行動の中心にあるのは、人類を救いたいという善の心だと思うな。
まあ、最後死んだけどね。
最後までクズなのは、Petyr Baelish...だったよ。あ、この映画では、名前は、Jasonだっけ?笑。
GoTのPetyr Baelishにしか見えないよ。自己中な狡猾クズっぷりが。しゃべり方とかも、Petyrそのものだもん。キャラそのまんま。GoTでも、ほぼ全員が家族や子供や愛する人の為に、非道な事をしている中、Peter だけは、最初から最後まで、何を考えてるかわからないし狡猾だったから。家族が一人もいないから、失う者がいないから、次は何をするのか読めないキャラだったな。最後は、ざまあみろ!な展開だったけど。
この映画でも、ざまあみろ!な展開だったよ。スッキリ。

悲しかったのは、Newtの死。
好きなキャラだった。彼もGoTに出ていた子で、なんと悲しい事に、似たような死に方をしてしまった。
助かってほしかった涙。GoTで、彼が死んだときも、すごく悲しかったのに、また似たような死に方をするなんて。儚い感じだったから嫌な予感してたんだよね。
今作で一番悲しいのは、やっぱりNewtの死だね。

逆に、Teresaも最後死んだけど、悲しくもないし、どうでもいい。最初からあんまり好きじゃなかった。彼女は彼女なりの正義があるし、正論を言っているんだけど、なんか偽善者臭がする。
自分の正義を貫き通しているようでいて、行動も中途半端。
Thomas達を裏切った癖に、彼女のせいで、たくさんの死人が出たのに。
綺麗事いっているけど、Thomas達が、外の世界で色々と大変に暮らしてたのに、裏切った後は、自分は綺麗な洋服きて、ハイヒールはいて、清潔で裕福な環境で、綺麗ごと言いまくって、人体実験やってるんだからな笑。なんか見ているだけでイライラする女。
ただ作中での彼女のキャラが、生理的に私は受け付けられないだけで、原作小説はどうなのか知らない。
たまに、なんかわからないけど顔が嫌いとか、しゃべり方が嫌いとかで、生理的に無理なキャラはいる。あくまでも個人的な意見だけど。多分、このキャラ(または女優)と、私の相性があわないのか、見てるだけでイライラする女だけど、彼女の主張は正論なんだよ。彼女が喋ると偽善者っぽく聞こえるけどな笑。

でも本当に彼女の主張はあっていると思う。
Thomasは特別。彼がいれば、救える命がたくさんあるんだよ...
うーん。
これに気づくのに、どんだけ時間かかって、どんだけの人を犠牲にしたんだろう。
もうThomasだけ犠牲にして、人類救えばいいじゃんwと私はなんどか思ってしまった。

なんか、この映画は明確な善と悪がないと思う。
Jasonは正真正銘のクズだけど、Avaとかは、本当に人類の為に正しい事をしようとしただけ
100人を救う為に、1人を犠牲にできるか。
10000人の命を救う為に、100人を犠牲にできるか。
難しい問題だと思う。
10000の命 >100の命
???そもそも、命を天秤にかけられるのだろうか???
でも、やっぱり大勢救えるんだったら、犠牲も必要なのかなーと考えたり。
けど、その犠牲になる命だって同じ命だから、彼らが反乱をおこすのも当たり前。
で、これが、たまたま人間の命だけど。
実験用マウスは、どうなの?
マウスだって命だよ。
人間はダメだけど、マウスは良いの??
今もこうして、実験用マウスは、我々人間を救う為の薬開発に大量に犠牲にされているよ...
今、コロナ渦の中にいるからね。
コロナは、この映画の中のゾンビ化するようなウイルスじゃなくて良かったけど。
もし、もっと凶悪なウイルスだったら、どうするんだろうね。
特効薬やワクチンを作る為に、人間の犠牲が必要だったらどうするんだろうね。
人間の命はダメだけど、マウスの命ならいいという人がいるように、人間の命さえも、マウスの命と同じように扱う研修者も過去にはいたよね。当時は、死刑囚や精神病患者を使って実験してたという話もある。
あくまでも私だったらだけど、私はきれいごとは言わないので、はっきり言うけど、マウスの命を犠牲にするぐらいなら、凶悪犯罪を犯したクズの命を使ってほしいね。

あと極端な話、中国人が犬を食べる事に敏感に反応している日本人が多いけど、日本人が熊や鯨を食べる事に敏感に反応しているアメリカ人も多い。
やっぱり、育った文化や環境で、命に対する価値観は違ってくるんだなと思ったし、細かくみると、同じ国の人でも、人それぞれ、価値観が違ってくる。

映画の話とそれてしまったけど...
だから、私は、Avaの事を、悪とは思わないし、Teresaというキャラは生理的に苦手だけど、彼女の言い分も正論だと思う。
フィクションだから、主人公のThomasは生き残ったし、都合のいい展開もたくさんあったけど、現実的に考えると、彼の無鉄砲な性格なら、命が100個あっても足りないだろうなとも思う。
そんな命を無駄にするような行動をするなら、おとなしく、人類の為に、血を捧げて〜!!!と私は何度か思った。
逃げて逃げて仲間が死ぬのを見て、また逃げて逃げて...を繰り返すより、Thomas一人が、自分を差し出せば済む話では?とも思った。

で、最後は結局、ウイルスはどうなったのかな。
安全な島で、そこで、また一からスタートのような展開になったけど。
これはこれで、良い終わり方だと思う。
犠牲は多かったけどね。
たくさんの仲間が死んでいった。
生き残ったThomas、Minho 達は、仲間のぶんまで、精一杯に生きていくだろう。

それにしても、Minho、本当に生きてて良かったよ〜!!
頑張ったかいがあったね。

この映画、アクション&ブロマンスが、特に最高です。
ちなみに、ブロマンスは好きなジャンルです。
私の趣向だけど、男女の恋愛ものは苦手だけど、家族愛、兄弟愛、姉弟愛、兄妹愛、双子愛、ブロマンスは大好きです。

感想:
『The Maze Runner (2014)』
『Maze Runner:The Scorch Trials (2015)』



『Maze Runner:The Scorch Trials (2015)』★My Movies& Drama Collections 2020(105)

U-NEXTで観賞

『Maze Runner:The Scorch Trials (2015)』

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<個人的な評価:10点中7.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


『The Maze Runner (2014)』に続けて、いっきに観た。面白かった。けど、前作ほどではなかった。前作は独特な巨大迷路という舞台が良かったけど、今回は、研究施設+砂漠の中の廃墟とか、そんな感じで、面白い部分もあったが、前作ほどではなかった。やっぱり私にとって、映画の面白さってのは、舞台に左右される事が多いなー。今作は前作以上に、逃げる逃げる。で、前作もそうだったけど、今作は、ゲーム感覚。
It's like playing a video game...な感覚。
ゾンビとか出てくる。大量に出てくる。それから逃げる。噛まれると感染する。
バイオハザードっぽいな。
最初のチームの紅一点、Teresa 、なんかこいつ疫病神になりそうだな〜と、前作の初登場時から思ってたけど今作で予想通り、疫病神、破壊女になったよ笑。彼女の立場や気持ちもわかるけどね。
すごい綺麗ごと言ってて偽善者っぽいのがムカつくけど。
てか、逃げてばっかりで大変な環境に身をおくより、衣食住が保障されているWCKDに身をおいた方が、楽でしょ。私も逃げてばかりより、衣食住が確保されている巨大組織に身をおくよ笑。
でも、カッコいいのは、Thomasのようなキャラ
少年漫画の主人公らしい感覚だ!無鉄砲で非現実的だけど。
ただ、仲間を見捨てない精神は好き。
あと、私が好きなキャラ、Minho〜!!!!!!
けっこう好きです。Thomasのように勇敢だし、かといって、無鉄砲というわけでもないし、賢い部分もあって、やっぱり性格が好き。まあ、前作からのキャラでは、Teresa以外のキャラはみんな好きだけど。
Minho、最後、捕まってしまった...涙。
どうか無事でいて。
そして、前作からの信頼できるチームメイトで賢いNewt!
彼は無事だけど、次の最終章でも無事でいてほしいな...ちょっと心配。儚いイメージがするから...
彼は、Game of Thronesに出てた Jojen Reed。GoTのような最期にならない事を祈る...
そして、GoTキャラといえば、いたよ。
すぐに、げっ!って思ったと同時に、きたーーと思った。
Petyr Baelish(通称Littlefinger、GoTのキャラ)いた!
GoTのあのイメージが強いから、変な先入観が入って、最初から、絶対にこいつ信用できないな、きっと小賢しい油断ならない奴だって思った。先入観を捨てようと思ったけど、やっぱり、そのまんまだった笑。GoTで演じてたキャラと、そんなに変わらない性格で笑った。
そう、主人公側からしたら、一応、敵かな。
親切そうに接してきて、ぜったい信用ならない系のキャラだね。
この作品では、Janson という名前で、WCKDの幹部です。

そして、もう一人、GoTのキャラがいた。
この子、GoTのどっかで観たな〜と思ったら、Missandei だった!!!
Nathalie Emmanuel というイギリス人女優だけど、可愛いよね...
この映画では、Harriet というキャラを演じていて、後半から、Thomas達の味方になった。
自作も出てくるといいな。

これで、3人もGoTからの、役者さんがいた!!
GoTは大好きなドラマで、もう全章を5回も視聴しているから、あのドラマに出てた人を他の作品でも観ると、懐かしいし嬉しい。
よっぽど好きな役者さんじゃない限り、誰が出てるか事前に、調べて、映画を選んでいるわけじゃないけどね。今回のは、本当にたまたまで、私的にはサプライズだった。

さて、次の章が最終章だけど、今からいっきに観ます!

『The Maze Runner (2014)』★My Movies& Drama Collections 2020(104)

U-NEXTで観賞

『The Maze Runner (2014)』

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<個人的な評価:10点中8.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


この映画は、弟に勧められて観てみた!
リアル脱出ゲーム系のSFアクションサスペンス映画のジャンル。意外と面白くて、かなりハマった!
正直、コロナ渦前は、たくさんの映画を観る時間もなく、たまに、お気に入りのドラマや漫画は追いかけてたんだけど、映画をじっくり観る機会はなかった。
今は出かける事も極端に少なくなり、家にいる時間が増えたし、暇つぶしに、映画をたくさん観るようになった。だから、とにかくお気に入りのジャンルの中から、色々と選んでみてる。
SF、サスペンス、ミステリー、ファンタジー要素があるものが、かなり好き。
弟は私の好みを知っているので、弟からのおススメは結構信頼している。

Maze Runnerは、記憶を失い、謎の巨大な迷路に送りこまれた主人公たちが、脱出に挑む物語。
小説が原作。世界観が独特で面白い。
これも一種の、リアル脱出ゲームだね。
好きな要素がたっぷり。
正直、私はアメコミ映画より、こういうのが好きなんだよなー。
アクションはアクションでも、やっぱり、ヒーローものより、こういうサスペンス系のが好き。
あと脱出ゲーム系!
今回も巨大な謎の迷路を脱出系の物語だから。

Newt という少年は、Game of Thronesに出てた Jojen Reedだね。(Gotでは、森の中でBranと出会い、行動を共にする予知能力みたいなのを持ってた不思議な少年。)
この映画の中では、けっこうメインで活躍する。少し不思議な魅力があるなと思う。ファンタジー映画にお似合いな感じがする。
主人公は、Thomas だけど、彼もけっこうカッコいいし好き。
子供を使った人体実験か、又はハンガーゲームのように、お偉い人達のゲームプレイヤーや賭け対象かなと、そんな予想は大体できてたけど、始終、ドキドキしながら、どうやって脱出するのかな、外の世界はどうなってるのかなとワクワクしながら観る事ができた。
実際は、人体実験だったらしい...
外の世界いは砂漠!
世界は終わりを迎えている感じで、生き残った少年たちが、鍵!??
第二幕もあるので、今から観ます。

最後、Chuckが死んで悲しかった。彼がたぶん最年少だったと思う。一番生きててほしかったな。
純粋な子供&動物が死ぬのは、どの映画でも悲しい。
結構、お気に入りなキャラだっただった Amlも、死んで悲しい。良い奴だった...
第二幕は、黒幕の事がもっとわかってくるかな。楽しみです。


『The Good Liar (2019)』★My Movies& Drama Collections 2020(103)

U-NEXTで観賞

『The Good Liar (2019)』

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<個人的な評価:10点中8点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


そうきたかー!という感じで中盤以降はハラハラドキドキしました。
面白かったです。予想外の展開でした。
サスペンス色もあって、人間ドラマもあって、やっぱり先が読めない展開って面白いですね。
観る前に、くれぐれも結末のネタバレはふまないように!

映画感想の前に、ちょっと私だったら...って話を。
私が求める事はないでしょうが、今の時代、インターネットで出会いを求めるという行動は若い人だけではなく、高齢の人もやるんでしょうね。私の母は理解できない!と言ってましたが笑。
私も自分の価値観とは違いますが、批判はしません。
まあ、世の中にいろんな人がいますし色んな価値観があります。特に欧米はオープンですから。60代、70代で再婚とかありますし。まあ、自分は絶対にやらないだろうけど、そういうのも良いと思いますよ。恋愛対象は20代の女性だけ!とかいってる日本のオッサンよりかは、視野が広くて素敵な出会いがありそうです。(オッサンが幸せなら良いし、オッサンの価値観を否定しているわけじゃないです。)
でも、年齢関係なく、いくつになっても、出会いがあったっていいじゃない!と私は思います。

まあ...私や私の家族は、ネット出会いとかは、やらないけどね笑。
私自身、アメリカ国籍でアメリカで生まれたからアメリカ人になるけど、家庭はどちらかというと保守的だし、母が中華系シンガポール人だから、アジアンな感覚もあるんでしょう。父は日本人の血が入っています。だから、自由になんでもあり〜!みたいな、よく日本で誤解されているアメリカンな感覚は、私や家族は持ち合わせてません。アメリカだって広いし、クリスチャンも多いし、意外と一般日本人より保守的な人達だって沢山います。映画でみているアメリカだけが、アメリカではないですからね。

まあ、厳しく保守的な家庭環境もそうだけど、そもそも私は彼氏がいても(今は遠距離だけど)、一人でいる事も大好きで、大学の寮であってもルームシェアは嫌だったので、一人部屋にしたし、その後、マンションに引っ越して、大学2年生から自由にマンションで一人暮らし。今まで側に人がいなくて、寂しい...と思ったことは、一度もなく、むしろ、あえて一人でいる事を選択していました。だから、このコロナ渦の中、あまりストレスを感じる事なく、完全一人暮らし&在宅勤務を満喫してます。ストレスフリーです!3、4日間ぐらい、誰ともしゃべらない事もあります。なんとも思わないし、むしろ気持ちいい。親や弟や彼氏であっても、やっぱり誰かと一緒に暮らすよりかは、一人の方が気楽で自由で好き。あと元々、私自身、自分と自分の家族と親しい人間以外には、あまり興味ないです。もちろん好きな俳優や女優さんとかには、少し興味あるけど。でも基本的に、生活するうえで関わらないといけない人達とだけ関わればいいと思うから、別に友情であれ、なんであれ、新たな出会いを求めた事がない。友達も恋もじゅうぶんすぎるほど足りてるのかな。
もちろん、SNSで、趣味が似た人と通じるのは楽しい。でも、繋がるのは、あくまでも情報収集の為だし、ツイッターはフォロワー800人ぐらいいるけど、ツイッター上でつながった人達と意見交換はしても、自分から深く関わって、友達になる...って事はないですね。
あ、でもオンラインゲームで知らない人と協力する事は、たまにあります。
でも、人生のパートナー、または恋愛対象探しのネットでの出会いか〜笑。
そういう人達は、よっぽど寂しいんだろうね〜
それか新たな刺激を求めているんだろうか。
否定はしないけど、私には縁のない世界ですね。
でも他の人が、まわりに迷惑をかけずに勝手にやるのは否定しないけど、配偶者が死んで2、3年もしないうちに新たなパートナー探しって...私なら悲しい。
死人に口なしだけど、私の彼がそんな事するんだったら絶対に悲しいし、イヤですね。てか再婚とかも個人的には嫌です。私の両親がそれをやっても大反対します。既に長年作り上げてきた家庭と絆を、赤の他人にぶち壊されたくないし介入してほしくないし、夫婦とは唯一無二の存在で、新しい人は作ってほしくないですね。まあ、私の両親は、そんな事をするような人達じゃないけどね。他の人がするのはどうでもいいし否定はしない。けど私はしないし私の家族にはしてほしくないってだけです。

さて、どうでもいい自分語りをしたけど、実はこの映画は、別に夫&妻と死別した高齢男女がネットを通して出会い新たな人生を歩む...という物語ではないですよ。
ただ、ネットの出会いは危険もあるよ〜というのは、当たり前だけど、改めて認識させられました笑。
ネット出会い好きな人は、気を付けた方がいいよ。
ネットの世界が嘘だらけなのは当たり前だけど、詐欺とかも横行してるしニュースにもなってますからね。

さて、映画の話に戻りますが、最初から、この淑女な老女も何か隠しているかな、この人も詐欺師なのかな、と思ってました。詐欺師が詐欺師に騙される物語なのかなーと思ってみてました。でも実際は、もっと根深い復讐の物語でした。
そして面白かった。結末は衝撃的だったし良かったし、個人的に評価は高いです。
やっぱり予想外の展開というのは面白いよね。予想できる展開とか飽きるし、予想できないハラハラドキドキが楽しい。だからこそ、見る前にネタバレは絶対に踏まないように気を付けてました。
この先、私が書く事は、ネタバレなので、注意


主人公、一見、穏やかそうで害のなさそうな高齢の紳士Roy
こいつ、詐欺師です。最初は結婚詐欺や投資詐欺をやる程度かなと思ったけど、人殺しでもあった。かなり悪どい。ただの詐欺師ではなく、存在そのもの自体が詐欺で人殺し。過去も黒です。
性根が腐ってるので、最後の展開は、ざまあみろ!としか思わなかった。

もう一人の主人公Bettyですが、彼女は資産家の未亡人。上品で寂しそうな高齢の淑女です。
夫を亡くして、寂しく暮らしていて、オンラインでパートナー探し。
病気持ちで余命は、そんなに長くない。でも実は彼女にも秘密が。
そして正体は...
最後に話します。

そして私の好きなキャラでもあるSteven。
お祖母ちゃん想いの面倒見の良い優しい孫。頭もよく、心配しているだけじゃなく、行動派でもあります。
けど彼の正体は...
彼にも秘密があるけど、冒頭から中盤までは、本当に面倒見がいい、お祖母ちゃんの事を心配していて、交際にも反対している感じの青年だったので、私は彼に共感して、観てました!!自分のお祖母ちゃんだったら、本当に心配だし。てか、もっと全力で阻止する笑。

そしてBettyの家のまわりをウロウロしている車謎の人物。強盗が物色しているのかな?

........

序盤から中盤までは、詐欺師Royが、いかにして純粋なBettyを騙していくか...でした。
でも、Bettyもただ純粋な老婆というだけではなく、元Oxford Universityの教授で賢い女性でもあるので、簡単にコロっと騙されません。それでも、徐々に二人は友好を深めていきます。
中盤から、どんどんサスペンス風になっていき、そして、Royの過去も少し出てきて...そして終盤、そうきたかーー!!!
結論からいうと、Bettyは別に詐欺師じゃない。けど、Bettyが最後は、Royを騙して勝った感じですね。
これは根深い復讐の物語。

Bettyの正体は...裕福な老女というのは間違いないです。
でも本名はBettyではなく、Lili...

そう、Lili...
真実はずっと側にあった。あの絵画のLili。
共同口座のパスワードでも、Lili...
でも、彼女の事を本人から言われるまで何一つ思い出さなかったRoy...いや、本名はHans.
これは、Lili の復讐の物語
でも、Liliが、ずっと復讐に生きていたわけじゃなく、ちゃんと家族もいて愛されている人生を送っているのは良かった。こんな性根腐ったクズ男への復讐にずっと生きてたら可哀想だもんね。

Royの正体は、Hans。
そして、Liliは、Hansをずーっと昔から知っていた。

少女時代のLili、裕福な家庭の末っ子。
15歳のHansは、Liliの英語の家庭教師だった。
戦時下だったから、Hansにも同情する面はあるけど、職があったにもかかわらず、彼はLiliの裕福な家庭に嫉妬をして、Liliの姉に嫌がらせをして、Liliの好意を逆手にとって、あろうことか幼いLiliをレイプした。若い時から性根が腐っていた。それだけじゃなく、その後、Hansは、Liliの父親を密告し、父親は絞殺され、絶望のあまり母親は自殺。その後、3人の姉も死んでいった。残されたのはLili。
でも、Liliは、ずっと家族の復讐に生きてたわけではなく、彼女も成長し、結婚し、家族に恵まれ、裕福な暮らしをしていた。それでも、Hansみたいな男が、まだ、のうのうと生きていて詐欺などの悪事を働いているのも許せなかったんだろう。なにより、Liliは、幸せな生活を送っているものの、心はまだ、あの日、あの部屋、あの頃に閉じ込められたまま。Hansと向き合わなければいけない、そう....
だから、今回の計画。
Liliは、家族や友人の協力も得て、この一大劇をやりとげた!
1人でやったんじゃなく、家族や友人の協力を得て計画をたてたのが最高。
Liliは、それだけ家族に愛されていたんだよ。
(ちなみに、少女時代のLili、どっかでみた事あったと思ったけど、Game of ThronesのCerseiの少女時代を演じてた。小説Cerseiのイメージと少し違うから、どうなの?って当時GoTを観てた時は配役に疑問を持ってた。まあ、配役は置いといて... 皮肉にも、Liliも信頼してた家庭教師のHansにレイプされたし、Cerseiも信頼してた弟Jaimeにレイプされたね。信頼してた人に裏切られたというのは辛いな。)

そうそう、Liliの家の前をウロウロしていた怪しい人物。
あの人こそが、Liliの実の孫で名前はMichael!!!

Liliは、実は沢山の孫がいて、Michaelはその一人。
彼も計画に協力したけど、やはり、最愛の祖母が危険な犯罪者Hansと一緒に暮らしているのが心配なのか、現場をウロウロしていたんだね。お祖母ちゃん想いの心の優しい孫!

というと、Stevenは誰?となりますよね。
Stevenも、孫同然だろうけど、彼は実は一番協力してくれた人で、Hansの過去と悪事を色々と暴いてくれた人。すごく頼りになる優秀で良い奴!!Stevenが、Liliとは直接、血はつながっていない。Stevenは、孫Michaelの親友(または恋人かな?)で、Liliの事を、とっても慕っている良い奴です。

医者も協力者の一人
Liliは、病気ではなく、健康でピンピンしていて、老婆というほどでもなく、まだまだ人生これからという感じで良かったです。

あと、Liliは、Hansの口座の金を全て奪う事はせず、彼が直近で犯した詐欺で被害に遭った人に返済する為のお金も、あえて残しておいたってのが最高にかっこいいです笑。

そもそも復讐といっても別に、Hansを殺そうという事ではなかったしね。
復讐に堕ちて悪魔になった女!ってわけじゃないのが、良い。
戦争の中だったからHansの過去も哀しかったものだろうけど、それでも物にあふれた現在、まっとうに生きる事もできるはずなのに、Hansは、長い人生の中、改心して良い人になるチャンスもあったのに、クズ気質は年をとっても変わらなかったからね。クズは年をいくらとってもクズのままか〜笑。
最後は、因果応報というのかな。
Hansは、Hansにふさわしい場所にいて終了。

Liliは、最後は、郊外の大きな屋敷で沢山の孫や家族に囲まれて、優雅なお茶会を楽しんでいました。
Happy End。


スッキリする終わり方だった。
Liliが、幸せで良かった。

『Escape Room (2019)』★My Movies& Drama Collections 2020(102)

U-NEXTで観賞

『Escape Room (2019)』

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<個人的な評価:10点中8.5点

下記、個人的な感想。
ネタバレあり。


すごく面白かった!リアル脱出ゲーム好きは絶対におススメの映画です笑。
私の趣味でもあります、リアル脱出ゲーム!!!
けど、これは本当にリアル脱出ゲームだった笑。
ホラー映画ではなく、サバイバル映画かな。
とにかく、部屋がすごくて、脱出方法もおもしろくて、面白い。
もちろん、リアル...なので、犠牲者も出てくる始末。
始終、ハラハラドキドキ とってもExcitingな映画でした。

こういうジャンル、結構好きなんです。臨場感があじわえる。こっちも一緒に謎を解いたり、次はどんな部屋にいくのかなとドキドキしたり。
人狼ゲームも好きだし、閉鎖された特殊な空間が舞台の殺人事件も好き。
今回のは殺人事件ではなく、集められた6人で、脱出ゲームに参加するというもの。
最初はゲームだと思ってたけど、実はリアルだった...そんなお話。

あらすじ
6人の男女の下に脱出ゲームの招待状が届いた。6人は賞金の1万ドルに釣られてゲームに参加することにしたが、ゲームの舞台となるビルにはデス・トラップが仕掛けられていた。さて、生き残るのは!?


First Room:Waiting room
第一の部屋は、待合室
一見、モダンな感じの高層ビルの一室にあるような待合室だが、ここがゲームスタートの現場だった。

Second Room:Cabin
第二の部屋は、山小屋。
高層ビルの中にあるはずなのに、まるで本物の山小屋そのもの。山小屋を脱出したら...

Third Room:Freezing cold land
第三の部屋は、極寒地獄。
アウトドアのように作られているが、これもビルの一室だからすごい。

Fourth Room:Upside-down Game Room
第四の部屋は、逆さまのゲームルーム。ビリヤードが真ん中にある。
本当に逆さまだから凄い。

Fifth Room:Operating Room
第五の部屋は、病院の手術部屋のような場所。

Sixth Room:Hallucination Room
第六の部屋は、幻覚の部屋。シマウマ模様の不気味な部屋で幻覚に追い詰められる。

Seventh Room:Antique Study Room
第七の部屋は、アンティークの書斎。お洒落な私好みの書斎だが不気味な仕掛けが。そして、この部屋はそういえば、映画の冒頭にも出てたあの部屋だった。

全部で7つの部屋。
この映画の主人公っぽい内気な大学生の若い女の子は、皮肉にもこの脱出ゲームを通して、成長していったというかトラウマから克服できたようだ。第五の部屋で狂ったようにふるまった時は、失望したけど、彼女の行動は間違いではなかった。彼女のおかげで、生き残った男性も脱出できた。
生き残りは二人。

ただ、ゲームマスターの正体はわからず。
現場も存在しなかった!??
億万長者たちが暇つぶしに、競馬感覚で、人の命をかけて、リアル脱出ゲームをしていたのだ。
せっかく脱出したものの、なんか変に自信がついた主人公の女の子は勇敢にも、この主催者たちに喧嘩を売りに行くとのこと。うーん。怖いもの知らず。
それが、あらたなゲームの幕開けとは知らずに。
けど、それはまた別の話...って感じで、終わりました。

結論として、かなり面白かったです。主催者の正体は謎のままだけど、まあ大体お察しですね。
ハンガーゲームのような感じなんでしょう。上流階級の人達の娯楽。
集められた6人は、他人同士だが、共通点があるし、今回の共通点は、6人が、サバイバルの生き残りだった点。運がいい6人が、この脱出ゲームをどうクリアしていくのか、誰が生き残るのか賭けよう!って感じのゲーム。映画をみている私達視聴者の立場は、その上流階級の人達と同じかな。
普通に映画として楽しむのもいいし、主人公6人に感情移入して一緒に謎を解きながら楽しむのもいいし、リアルの人間が命がけで脱出ゲームしてるんだって設定にして一緒に映画を観てる友達や家族とで誰が生き残るか賭けてみるのも良い笑。
今回は一人で観たから、普通に映画として観たけど。
私は、サスペンスや、こういう系の映画を、人と見る時は、誰が犯人かとか、誰が生き残るかとか、誰が最初に死ぬかとか、けっこう当てながら観ます。たまに賭けもしますね笑。
色んな楽しみ方ができるから、そういう意味でも、サスペンス系、脱出ゲーム系、サバイバル系は好きなジャンルです。

脱出ゲーム好きな人にはおススメ映画だよ!



2020年08月15日

『Game of Thrones: Season 5 (2015)』★My Movies& Drama Collections 2020(101)★<観賞5度目>

HULUで観賞

『Game of Thrones: Season 5 (2015)』
<観賞5度目>

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<個人的な評価:10点中10点


Caution SPOILER from Season 1 〜 Season 8
下記、個人的な感想。ネタバレあり。
〜18禁〜
<この作品だけではなく、既にSeason 8まで観てるので全章のネタバレあり>
<原作の小説 A Song of Ice and Fire の内容について多少の言及あり>



やっぱり、GoT は最高。 The Best Show Ever !!!
すごく見どころが多く面白い。Daenerys とドラゴンのシーンは凄く綺麗でかっこよかった。やっぱり世界観が好き。王道の中世ファンタジーでありながら、他の作品にはないキャラ一人一人の個性とドロドロな人間関係。
ちなみに、友達から聞いたけど日本語訳はかなり酷く字幕も変でキャラ崩壊らしい。
確かに、字幕はちょっと見たけど...笑。確かにキャラ崩壊。まあ、これ以上はノーコメント。
吹替にいたっては、私は怖いので知らないけど、友達が面白ろ半分でみたら、別の意味でホラーといっていた。キャラ崩壊も酷いし、別物とみた方がいいとの事らしいです。うーん、そんなに笑。
まあ、そもそも私は英語のオリジナルしか観ないので、知りませんが笑。
さすがに母国語が英語なのに、わざわざ日本語で観る理由がわからない。(同じように日本語がわかるのに、わざわざアニメを英語でも観ませんしね。何に関しても、オリジナルを愛しています。)
GoTに関しては、今はHULUで観賞。日本語字幕も消して、オリジナルの英語だけで観てます。HULUは邪魔な字幕消せるから良い!

Season 5は、一番辛い章だった涙。
悲しすぎる死が二つあったし、最後のCerseiのシーンも悲しかった
やりすぎ。辛かった。
Cerseiを叩くクズら庶民は、ころされても、ざまあみろwとしか思わない。
Cerseiが罪人なら、あの中のほとんどが罪人でしょ笑。
盗みをした事はないのか?不倫や人の夫と寝た事がないのか?
そいつらだって、詐欺、娼婦、盗み、殺人、他にも色々やらかしてるだろ。
生活の為にやったからしょうがないとか、知るかよ笑。裸足のオッサンの宗教からしたら、罪は罪!
Shame Shame!!
人は生きているだけで何かしら罪はあるし、罪を償うのはいいけど、あんな裸の女性にものを投げたり嫌がらせする連中は、本当に腹たつし、そういう連中だって罪人でしょうに。
でも、Jaimeと子供達を守る為に、頑なに、Jaimeとの近親相姦と子供達の出生の事は、告白しなかったね。
当たり前だよ。Cerseiは、お城にいる息子に会いたいが為に、どんな屈辱も受けたけど、Jaimeの事を売るような事はしなかった。なにより、子供達の立場が危うくなるような事はいわなかった。出生の秘密は、最後まで隠し通すつもりだったんだろう。
でも、本当にCerseiより、Cerseiの死んだ夫の方が、酷いし、はるかに汚い事をしまくってた。
あの下品なデブ夫Robertなんか、Cerseiの目の前で汚い娼婦らとイチャイチャしてたじゃん。私だったら絶対許さないのに。でも、Cerseiは、あの女達をスルーだった。クズ女たちが生んだBastardsをころしたのも、Cerseiではなく、Joffだったし。Cerseiは、娼婦に関して、色々と大目にみすぎ。徹底処分しても当たり前なのに。でも自分が夫の事を愛してないのと、自分も不倫しているという負い目があったんだろうな。娼婦らも一応仕事だから大目にみてたんだろう。いや、むしろ夫の相手をしてくれる娼婦達に感謝さえしてたかもしれない。でも、だからって、娼婦の分際で、好き勝手に、王の子供を産みまくっていいわけじゃないよね笑。Moon Tea(あの時代のピルみたいなもの)だってあるわけだし。子供を産んで王の愛を得ようとしてたクズ女ばっかりで私なら徹底的に娼館ごと処分する。Bastardsをボコボコ生みまくる下品で底辺な娼婦兼不倫女は反吐がでる。ちなみに、Moon Teaは、妊娠しないために、Cerseiだって、小説では服用してたし、Bastardsを生んだ娼婦らが服用しないのはおかしいからね。(いつの時代でも、身分を弁えず、正妻、ましては王妃であろう女性を蔑ろにする女性はフィクションでも本気でムカつく。経済的に貧しいから、そういう下品な事をするのは、理解できなくもない。でも、その上で、痛い目にあったら、ざまあみろ!とスッキリする。因果応報という言葉は好き。)
そもそも、夫Robertこそ、もともと正当な後継者じゃない癖に、王位略奪者の癖に色々やりたい放題だったし、Cerseiではなく、彼こそが、裸の王様で、全裸で歩くべきだね。偽善者のNedも相当だよ。ただ、Robertは、大馬鹿のクズだが、別に彼が悪の元凶とは思ってない(←悪の元凶というものがあるのなら、長い歴史を遡ってみると、強いていえば、あの鉄の玉座だろう。)。そもそも、GoTは善悪の戦いではないから、色んな側面からみると面白い。その上で、もちろん私なりに好き嫌いがあるし、共感できるキャラと、生理的に嫌いなキャラがいる。

Cerseiは本当に共感できるキャラ。
Cersei は決して善人ではないけど、(そもそも真の善人なんかいない)、ちょっとどうなの?って思う事もしてきたし、全てを擁護するつもりはないけど、子供への愛の為、家族の為、全てをやったから、彼女には彼女なりの信念があるんだろう。私は彼女の気持ちがけっこうわかる。
行動全てを擁護するわけではないけど、納得だなと思う事も多々あるし、こうした方が良いと思う事もあるし、とにかく、気持ちが痛いほどわかる。だから彼女が苦しむのをみるのは辛いし、彼女がどんどん堕ちていくのと見るのも辛い。ただ、Cerseiも、因果応報。Cerseiが好きな私からすれば、子供をどんどん失って、自らも、どんどん苦しんで闇に堕ちていく様は、悲しいけど。でも因果応報
それでも、Cerseiは、やっぱり、人を苦しむのをみるのが大好きなサイコパスな、Sadistic なRamsayや、Joffery とは違う。Cerseiだって、やられたら倍返しするだろうけど、はじめからサイコパスではなかった。
まあ、長男Joffが死んでから、だんだん狂っていったけど。挙句の果てに、信頼してたJaimeに、息子の遺体の横で、聖堂のど真ん中でレイプされるし。Jaimeは、子供を失い、狂い壊れかけたCerseiの気持ちを一切無視して、自分の性欲と欲望を優先させるような男。JoffはJaimeの息子でもあったのに、その息子の遺体の横で、Cerseiを犯すというのは、息子の死さえも冒涜している事。
でも、何もなかったかのように、後からまた二人でイチャイチャしてたから、気にしてないんじゃない?的な感じだけど、Cerseiは、あれで闇落ち確定だったし壊れたね。そして、もちろん、Jaimeに対する信頼も薄れてきただろう。この男は、父親失格で、自分の事も守ってくれない男だ...と思っただろう。
自分と残された二人の子供達は自分で守るしかない!と思っただろう。Jaimeに関しては、性欲が愛情を上回るバカな男だから、Cersei自身が色仕掛けでなんとか利用できればいいかなという感じはあっただろう。てか、あまり側にいてほしくないな...という気持ちもあったと思う。あれ以来、Cerseiはなんだかんだで、理由をつけて、Jaimeを戦争にいかせたり、色々どっかに行かせたりするからね...
愛=信頼 ではないし。愛していても、もう信じられない!って事はある。Tyrionを逃がしたし、Tyrionが父親殺しちゃったし。(Tyrionの立場からすれば、とんでもない扱いだったけど、Cerseiは本当にTyrionが全ての元凶と信じ切ってたから。まあ今までのTyrionの行いと二人の仲の悪さも大きく影響しているだろう。)
Cerseiが、一番辛い時に、やっぱり側にいてくれたのは、Qyburn
Cerseiが囚われてた時に、Qyburnだけが、唯一、会いにきてくれた。
親不孝な無能バカ息子でも、家族の一員でもなく、Qyburnだった。
城に帰ったあとも、Qyburn が温かく迎えてくれた。その後も、Qyburnだけが、最後の最後までCerseiの側を離れなかった。Jaime以上に、Cerseiに尽くしたのは、Qyburnだろう。
双子の弟のJaimeを愛し、そして父親を恐れつつも敬愛し、子供を自分の命より愛したCersei。
家族を愛するがあまりに闇に堕ちてしまったCersei。
でも、彼女が一番辛い時に、側にいてくれたのは、実は、血の繋がりがない他人である、Qyburn だった。
Jaimeが誰よりも、Cerseiを愛していたのは間違いない。
ただ、その愛は美しかったが、愛が深すぎるゆえに、血が濃すぎるゆえに、歪んでたし、時には自己中心的で病んでた。そして、Cerseiが本当につらかった時に、Jaimeは、側にいなかった。側にいても、癒すことはできなかったどころか、傷をこじあけて、悪化させた。
皮肉にも、Jaimeが、気まぐれで、連れ帰ったQyburnが、Cerseiの支えになったのだ。
本当に、人生とは皮肉なものだ。だからこそ儚く美しい。

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あと、Walk of Shameの時の、モブ庶民らのクズっぷりをみれば、Cerseiも、こいつらを守る義務はないだろうな。もう、Cerseiは、ただただ敵を徹底的につぶす!事に人生をかけるだろう。
やられたら、やり返すだろう。早くSeason 6で、聖堂を爆破するのがみたい。美しいシーンだったし、スッキリしたよ。個人的に、本当にあのシーンはスッキリするし、死んだ連中にはあまり同情しなかった。Margeryの弟と、良い人そうな父親は、確かに可哀想だったけど、でもMargeryは、かなりムカつく女だったし、こいつも自業自得だし因果応報。ちなみに、私が、唯一、Cerseiが行った殺しで、殺された側に同情したのは、Season 1 の狼と、Season 8のMisendei に対してだけです笑。他は死んで、ざまあみろ!とスッキリした。図々しいムカつく連中ばっかりだったしね。まあ、狼は別にCersei自身が殺したわけじゃないけど、立場を考えると別にCerseiが悪いってわけでもない。ただ私は、人間が死ぬのを見るより、動物が死ぬ方が辛いので!!怒。それは狼でもドラゴンでも同じです。この物語の中では、少なくとも、人間より、狼やドラゴンの方が純粋で忠実

さて、CerseiのWalk of Shameは、好きなキャラなので、見るのは辛かったけど。
この時点では、やりすぎ!とは思った。でも、今後の事を考えたら、これは因果応報ではあると思う。
Walk of Shameの前に、Cerseiが行った事に対しての報いとしては、デカすぎるしひどすぎる。
でも、今後、Cerseiが闇落ちして、これからやる事に対しての因果応報としては、釣りあいがとれるのかなとも思う。なにより、あのムカつく裸足の宗教者も報いをうけるしね。
みんな何かしら報いを受けるよ。
GoTはけっこう、そういう事が多い。
例えば、Season 5の後半で、Aryaの殺しも、すごくかっこよかったし、あのころされた虐待男に対しても、ざまあみろ!としか思わないけど、Aryaも、その殺しに対しての厳しい罰を受ける事になるから。
GoTは、人殺し&クズばっかりだが、明確なヒーローや絶対悪はいないと思う。
悪人といわれている人達だって、ある一族からみたら悪人なだけで、その人たちだって、その人たちの立場があるし、その人たちだって仕事を全うしているだけの場合もある。一面だけどみて判断は決してできない。愛情が深ければ闇も深い事だってある。Stark家からしたら、Lannister家が敵であり悪だけど、Lannister家からしたら、Stark家だって敵であり悪。誇り高いといわれるNed Starkだって、ずっと、不倫略奪愛でたくさんの人を死なせた戦争の引き金になった最低な妹Lyannaの事を秘密にしたまま美化しているし。その上、生まれた時からDaenerysが故郷をおいやられ不幸なのは、Ned Starkの大親友(笑)であるRobertが、Lannister家と組んで、王位を略奪したからだし。誇り高いNed Stark???うーん笑。決して悪人ではないけど、優しさもある人だけど、でも、別に正しい人ではないし、善人というわけでもない。都合がいいし、自分の家族の事は棚に上げて、Jaimeに対しても凄く偉そうだし。個人的に私は、Stark家が好きじゃない。なんちゃって誇り高きのNedはともかく、Nedの死んだ妹Lyannaが本当に大っ嫌い。でも、Sansaと、Aryaは、なんかんだで応援してるし好きなキャラ。彼らも別に善人ではないけどね。

あと、Season 5で死といえば、John Snowだけど。でも、しょうがない
彼も正しい事をしようとしてるのはわかる!でもね...
私は、彼に敵対する他の人の心情もすご〜くわかるよ。
綺麗事ではすまされないし。長年、敵だった人を急にあんな形で受け入れるのは心情的に無理だよ。
私だったら無理です。
だから、Johnがやった事は、広い視野でみたら、正しい事なのかもしれないけど、でも、それでも許せない!って人の気持ちは、けっこうわかる!!
あの少年にとっては、親の仇なんだよ!!だから少年の気持ちはわかる。
無念、John!!!(最初に観た時はショッキングだったけど。本当に死んだ感じだから。でもSeason6で生き返るけどね。仮に生き返らずに死んでても無念って思うだけで特に同情はしないね。これも因果応報。)


で、因果応報についてさっき、いったけど。
ほとんどの死や残酷な報いは、因果応報であはるけど。
Season 5で、唯一、因果応報じゃないひどすぎる死が二つあった...
二人とも純粋なプリンセスで、まだ子供だったのに。

Princess Shireen Baratheon

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私が唯一好きなBaratheon家のキャラ。そして彼女が一番幼いながらにBaratheon家で一番賢かったと思う。決して良い環境で育ったわけじゃないのに、純粋で心が優しく、とても賢く、天使のような少女Shireen。たくさんの人が死ぬドラマだから、人が死ぬのをみるのは、苦ではない。でも、彼女の死に方は酷かった。このドラマで初めて、心が折れた。残酷といわれる、あのRed Weddingだって因果応報と思ってたし、残酷だったけど、美しいとさえ思った。でも、Shireenの死は、ただただ残酷で切なく悲しく、この私でも心が折れた。初めて視聴した時は、鬱になったぐらいだ。Season 5で、もう、このドラマを観るのをやめようかなと思った。(もちろん、先が気になるし、思い入れも深いから、Cerseiのように、辛さを乗り越えて、力をつけて、続きを見たけど!!そして、今は5周目ですが笑。)
両親が彼女を嫌いだったわけじゃない。母親の態度は虐待とも思えるけど、でも、母親だって彼女を愛していたのは、彼女が死んだシーンと母親の自殺のシーンでわかった。父親Stannisだって、彼女の事を愛していた。それでも、すごく追い詰められていたのだ。追い詰められすぎて、あの赤い巫女の言いなりになった。
しかも、赤い巫女は、自分が正しい事をしているはずだ!って信じているから余計に厄介。
純粋な、Shireenは、生贄になってしまった。
王の血があるという理由だけで。
でも、そもそも、Baratheon家は真の王族ではないし、Robert自身が、王位略奪者だから...(一応、過去をさかのぼれば、小説では、Targaryen家と遠縁みたいな繋がりがあるけど。)
でも、Baratheonが、王を語るのもおかしい話だから真の王どころではない。
Shireenは、犠牲になってしまった。
仮に彼女がTargaryenであっても、こんな生贄みたいな真似をしていいわけではないけどね。
酷すぎる。生きて燃やされるなんて。中世ダークファンタジーはよくみるから、魔女が生きたまま焼かれるシーンは何度も観た事あるけど。でも、こんな優しい純粋な少女が...やっぱり悲しい。
Shireenは、父親を信じて、父親の為に、父親の助けになりたかっただけなのに。
その父親にも裏切られて、あんな目にあうのが辛かった。
何もわからないまま、あの場に連れていかれて...
個人的に、このシーンは、GoT史上で、一番かなしく残酷な死。

もう一つの悲しい死は...Myrcella。CerseiとJaimeの愛の結晶。
彼女の死は美しくもあったけど、切なすぎた。
父親を愛していたのに、父親に裏切られ殺されてしまった Shireen。
愛する実の父親の腕の中で死んでしまった Myrcella。
1人娘を殺したStannis。
1人娘を守ろうとしたけど守れなかったJaime。
対比している父娘
だなと思った。


Princess Myrcella Baratheon-Lannister

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JaimeとMyrcellaのシーンは美しいシーンが多かった。
Myrcellaは見た目もプリンセスそのもの。とても美しく可憐で上品で優しい。
母親Cersei似の美貌と、父親Jaime似の勇敢さと、叔父&祖父譲りの賢さ。
Lannister家の長所だけを受け継いだかのような天使。
勘がよく賢くもあったから、JaimeとCerseiが愛し合っていたのも知っていた。
そして、Jaimeが自分の実の父親なのも勘づいてた。でも誰にも言わずに自分の心の中にずっと秘めていた。
賢い娘だと思う。Jaimeの事は、勇敢で素敵で強くて、かっこよくて、お母さまの事を愛していている叔父様と最初は思ってたのかもしれない。けど、成長するにつれて、噂も耳にするだろうし、彼女なりに、二人の中に勘づいてたんだろうね。そして、内心、本当に父親だったらいいな、と思ってただろう。
それだけ彼女は、Jaimeの事を尊敬している証だと思う。正直、私はCerseiとJaimeは大好きだが、彼らの息子二人は苦手。Joffは言うまでもなくサイコパスだし問題が多すぎる。Tommenに関しては、優しいとはいえ、親不孝だし、騙されやすいバカだし、精神的に弱すぎるし、厄介な年上女に毒される恋愛脳で、宗教にも影響されすぎ。Myrcellaも、少女らしい恋愛脳な部分があるけど、婚約者はまともな好青年だし、なにより、父親や母親の事を、けっこう理解しているかな、という面もある。彼女は、JoffやTommenにはなかった賢さはあった。彼女こそが王位につくべきかもしれない。Tommenではなく...
と、私はMyrcellaに好印象をもっているが、彼女も毒牙にかかってしまい、父親の腕の中で死んでいった。
あの時のJaimeの絶望は計り知れないだろう。
一瞬でも、Jaimeは、父親として、娘とのこれからの人生を楽しみにしていただろうに。
一人娘を連れ帰った時のCerseiの喜ぶ顔がみたかったのに。
これで、信頼が薄れてきた家族の絆が、また強まると思ってただろうに。
本当に一瞬だった。
あなたがお父様で良かった...
そういって、腕の中で息をひきとった最愛の娘。
美しいシーンだけど、切なすぎる。
グロい死が多い中で、それでも、Lannister家のシーンて、死に関しても、けっこう美しく切ないものが多い。
JaimeとCerseiの最後のシーンはもちろん、JaimeとTyrionのシーンも切ないし、このMyrcellaとJaimeのシーンも哀しく切ない。
Tragic but very beautiful and poetic.

“Everywhere They Hurt Little Girls” というCerseiのセリフを思い出した。
娘を心配してたCersei...


以上、Season 5...
悲しく幕を閉じた。

Season 6に進みたいけど、でも、ドラマはちょっとお休みして、小説を再読したい。
ドラマも一応最終章まで全部みているので、先の展開も全部わかってるけど。
Season 4も、ちょっと違うけど、Season 5 から、原作である小説とドラマでは、かなり展開が異なっているのし、Season 6、7、8は、小説とは別物と思った方がいいかもしれない。別物というより、小説はまだ、そこまではない。そう、そもそも小説は、そこまで完結していない!今回は、原作にあわせて、ドラマも再度観ただけです。
ドラマは、もう、この先は展開がかなり違ってくるというか、小説では、まだの部分なので。
ちなみに、私は昔に小説は一度全部読んだけど、忘れた部分もけっこうあるので、再読中。現在、3冊目である『A Storm of Swords』の途中です。







ツイッターで、GoTファンが開催してたアンケート。
私は結果が出てから知ったので参加できなかったけど、カップル人気投票。
Season 1〜最終章Season 8まで観賞して...
好きなカップルというより、GoTで恋愛要素やカップルといったら誰!?って感じの人気投票。
(アンケート結果をブログに載せる許可はとってます。)

一位: Jaime & Cersei:1421票

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Tragic but the most beautiful only true love story in GoT.
最初から最後まで、愛を貫いたね。圧倒的一位。
私が唯一、感動して心揺り動かされたカップル。近親相姦だけど、愛する気持ちに血の繋がりは関係ないし、双子の唯一無二の愛を超えるものはない。この二人にしかわからない、何かがあるんだろう。
色々あった。
3人いた子供も皆死んだし、妊娠してた4人目も共に死んだ。
堕ちる所まで落ちたCersei。
Jaimeは、赤ちゃんの時からCerseiを知ってる。
とても美しく可憐だった双子の片割れが、予言、疑心暗鬼、復讐心、子供達を失った悲しみと怒りに囚われ、こんな般若になってしまった。
それでも、どんなに堕ちても側にいたい、二人で一つだから。
JaimeがCerseiを、心から、魂から、愛しているという気持ちは、ずっと、はるか昔から変わらない。
来世では、祝福をされて、結婚できますように。
RIP.


二位: Theon & Sansa:141票

IMG_E9547.JPG

なぜか海外では一部人気がある。私はこの二人を、恋愛目線ではみれなかった。どっちかっていうと、兄妹のような感じだった。でも確かに、そこには絆があった。特にSeason 5からは、二人のやりとりや想いがフォーカスされたね。Theonの葛藤はすごかった。個人的にカップルとしてはみれないけど、二人とも好きなキャラ。


三位:Daenerys & Jon Snow:57票

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もう一つの大人気な近親相姦カップル。
一時期、Jaime Cersei に次ぐ人気だったけど、あの最後の展開で...
He chose DUTY over LOVE...
それに、Jon もTyrionの言いなりみたいになっちゃったしね。
まあ、この二人も、切なく悲しいエンディングだったけど。
でも、そもそも一緒にいた期間が短いし、共に育ったわけでもないし、お互いの事、知らない部分が多いよね。なんだかんだで相思相愛になったけど、絆といえるほどのものもないし、対等な関係でもない。
あくまでも、Dany は女王で、彼はそれに従う者。出会った当初から、真実をしった時も、最後も、ずっとそうだった。とはいっても、この二人も私は嫌いではない。悲しいカップルだとは思う。
今もそれなりに人気はあるカップルだろう。

他のも、ちょっと紹介していく。


5位:
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リアルで夫婦同士だね。そう、この二人も実際、相思相愛で、Jonも確かに彼女を愛してたから。


9位:
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脇役だけど、元奴隷同士のカップルで、応援してた。


10位: 
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Jaime Cerseiと同年代にも関わらず、こっちは安定の夫婦で、老夫婦のような安定さと落ち着きがあるし、最初に観た時は印象は悪くなかった。でも最後までみて、Nedが隠してた秘密を知って、個人的に、あまり好きじゃなくなった。戦争がおきる前、父親と母親としては、他とくらべると理想で素敵だと思う。けど、Nedは偽善者。そもそも隠し事がある夫婦だし、Nedは、自分の不倫クズ妹の真実をずっと妻に隠してた。Jonを守る為とはいえ、妻ぐらいには教えてもいいし、そもそもお前の最低なクズ妹が元凶だろうに、妹を美化したまま、まわりを傷つけたね。あの女が美化されたままってのがムカつく。そして、Nedは親友だったRobertの事も騙した。Nedの自分勝手で傲慢な駆け落ち不倫クズ妹が元凶で、正妻だったMartell家の姫も酷い目にあって、Cerseiも、Nedのクズ妹の婚約者だったRobertと結婚するはめになった。それで、Cersei含め沢山の人が不幸になったのに!それだけじゃない。自分の愛する妻もずっとずっと、 Nedが不倫して愛人の子をもってかえってきたと思い込み傷ついていた。悲しんでいた。全部、Nedのせいだよ。とはいえ、自分の妹を美化したいNedの気持ちもわからなくはないから、辛い。ただNedも完璧な人間じゃないし良い人でもないのは確か。Stark家は決して正義じゃない!!!なのに正義ぶった発言をするNedは、腹立つね。Lannister家やJaimeやCerseiに対しても失礼な事を言ってたし。お前の死んだ腐った妹の方が問題だよっていう。(死人に口なしだけど、もちろん元凶はNedのクソ妹)Jon なんか何もしらずに、継母に差別され育って、決して良い幼少期とはいえなかった。表向き良い夫婦のようだけど、けっこう、どうかと思う部分もあるね。
妻の方は、夫に相談なしで、勝手にTyrionを誘拐したり、色々やらかしてるしね。
こんな偽りだらけの夫婦なのに、むしろ22票もあるのが不思議だよ。
でも、あの腐った妹の事がなかったら、普通に良い夫婦なんだろうな。
あの妹は、自分の婚約者を捨てて、正妻と子供が二人もいた王子と駆け落ちして、王族家庭をぶっこわしただけじゃなく、大きな戦争を巻き起こした元凶にもなったし、兄であるNedの夫婦間にも亀裂をつくった本当に最悪の疫病神、破壊女。もちろん王子が一番悪いけど、この妹もほぼ同罪。それを死んだあとも都合よく美化されて、被害者面。その破壊女のせいで、Stark家の印象が本当に悪くなった。だから全然申し訳なくないけど、私は、Ned夫妻は好きにはなれない。



12位: 
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最初は信用できなかったけど、この人、Daenerysに忠実だったよね。
Daenerysの死を知った彼はどう思うのだろう。
そこらへんは、わからないまま最終章は終わったけど。


20位:
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Season 5で、少ししか出てきてないけど、若い可愛いカップル。
ちょっと、Disneyの王子様とお姫様!って感じのカップル。
アラブの王子様と、他国から嫁いできた金髪美女のプリンセス。
たぶん、14−16歳ぐらいかな。
なのに、あんなひどい目に。
本当に、GoTの世界は罪もない純粋な子供達も犠牲になるから辛い。
周りに振り回されても、それでも幸せになろうと頑張ってたのに。
Cersei と Jaimeの3人いた子供達の中で、私が唯一好きな、Myrcella。
幸せになってほしかったな。
JaimeやCerseiや、他の大人達が死ぬのはしょうがないけど、Myrcellaには本当に幸せになってほしかった。何も悪くないのに。人殺しですらないのに。
政略結婚で、婚約者を愛し愛されるのって、ラッキー。
Myrcellaは、若い時のCerseiとにて、美少女だから、相手もラッキー!と思って、一目ぼれだったんだろうけど。これからが頼もしい、平和な世界の象徴のようなカップルだったのに。
RIP...

IMG_E9554.JPG

応援してました........
Myrcellaには本当に生きててほしかったな。
小説では、父親Jaimeのように勇敢で、母親Cerseiのように美しいって、でも性格の悪さは受け継いでない
Tyrionにも言われてたけど、Myrcellaの賢さは、Tyrion譲りだと思う
Lannister家の良いところだけを、とったようなお姫様
亡くしてしまうには惜しいお姫様だ。
彼女こそが、女王になったらいいのに。




感想:

『Game of Thrones: Season 4 (2014)』
https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/2427/0

『Game of Thrones: Season 3 (2013)』
https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/2353/0

『Game of Thrones: Season 2 (2012)』
https://fanblogs.jp/alicedarkcastle705/archive/2338/0

『Game of Thrones: Season 1 (2011)』
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はじめまして。このサイトは、自己満足目的の気まぐれなブログです。英語NATIVE、日本語検定1級、バイリンガル。日本在住12年のアメリカ人。(日系 1/2、華人 1/4、ポルトガル系1/8、イギリス系1/8 の混血) 日本在住12年目。1年のうち、25%は出張か実家か旅行で海外。ブログは趣味記録&日本語上達の為に開設。自己満足ブログですので自分の書きたい事を素直に書いてます。辛口の時もあります。好きな事を書いているだけなので文法も誤字もチェックしてません。 私は多趣味です。グルメ、読書、旅行、スポーツ、謎解き&リアル脱出ゲーム、映画やドラマ観賞、漫画、ゴシックファンタジー等が大好き。スポーツは特に水泳とバスケットボールが好き。尊敬する人は、英国のエリザベス女王&フィリップ殿下、両親、兄、弟、彼、親友。 ブログでは、旅先の事、美味しい食べ物の事、リアル脱出ゲーム、漫画、本、ドラマや映画の事などランダムに書いています。 漫画に関しては、アニメ派とコミック派にはネタバレなので自己責任で!ワンピースに関しては最近は貯めてからいっきに読んで感想を書く事が多いです。 映画やドラマ感想も全部ネタバレあるので、自己責任で。観てない人は要注意!! ワンピース以外にも『ハンターxハンター』など色々な漫画を読んでいます(少年漫画メイン)。 欧米のドラマや映画もよく観ます。ジャンルは色々観ます。 『GAME OF THRONES』が大好きです。 Lannister家の双子、Cersei & Jaime を愛しています。 『GOSSIP GIRL』も好きで特に、Blair Waldorf & Nate Archibald が大好き。Blair関連のカップルも、全部好き。(Chuck, Prince Louis, Dan ) Twitter : @golden8twins
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