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2018年01月30日

北朝鮮のアイスドール

ピョンチャンオリンピック開幕を目前に控え、先週は日本代表スマイルジャパンがドイツ、チェコを相手に3戦3勝と好調ぶりを見せつけました。一部では決定力に不安などの報道もありましたが、元々強豪国との戦いでは粘り強く喰らい付いて接戦に持ち込み終盤に走り勝つのが持ち味のスマイルジャパン、プラン通りの仕上がりを見せているのではないかと思ってます。
一方、日本と予選同組で戦う韓国では、韓国・北朝鮮南北合同チームの結成、合同練習の開始など慌ただしい動きがありました。meeting.jpg


そのなかで今回は、週末に公表された北朝鮮から合流した選手のリストをもとにメンバーの情報を集めてみました。
なにぶん情報源が少なく写真とお名前は合致確立93%ぐらいだと思います..
ごめんなさい
(敬称略)









チン オク
昨年の世界選手権では副キャプテンを務めファーストセットのセンターフォワードとして1ゴール1アシスト、2試合でチームベストプレーヤーに選ばれています。
韓国メディアの報道によるとフォワードからディフェンスに転向したとのことであるが、真実なのか、真実なら今回の合同チームでのセット割を考慮してのことなのか、たまたまなのか、そこは定かではありません。
tannjyoubi.jpg1990年生まれ28歳、ニュースで北朝鮮の選手の誕生日をみんなで祝う映像が流れていますが、おそらく1/28に28歳を迎えたチン選手と1/29に24歳を迎えたチェ ウンギョン選手をお祝いしたものと思われます。

今回の派遣選手の中では最年長選手。
でも去年の写真を見てもややおぼこくないですか?
イウンジ.png2017年の世界選手権
韓国VS北朝鮮でベストプレーヤーに選ばれた
韓国イ ウンジ北朝鮮チン オク 両選手




キム ウンヒャン
昨年の世界選手権で2ゴール1アシスト、ファーストセットでウイングに入っていた模様。チン オク選手と同じクラブの所属とのことなので息の合ったプレーを見せるか。
25歳
キムウンヒャン.jpg



キム ヒャンミ
昨年の世界選手権で1ゴール1アシスト、セカンドセットのウイングと思われます。
合同チームでの参加決定直後にマレー監督が使えそうな選手として挙げた5人のうちの1人
22歳



チョン スヒョン
昨年の世界選手権で2ゴール2アシスト計4ポイントはチームのリーディングポイントゲッター、セカンドセットのセンターと思われます。
彼女もキム ヒャンミ選手同様マレー監督が使えそうな選手として挙げた5人のうちの1人、ちなみに残りの3名は現役引退しているので参加していないとのこと。
21歳
チョンスヒョン.jpg



チェ チョンヒ
昨年の世界選手権ではあまり記録を残していませんがシュート数は多く、3セット目を引っ張る役割だっと思われます。
彼女もチン オク選手同様ディフェンスに転向したとのこと
26歳



ファン チュングム
こちらはディフェンダーからフォワードに転向したと伝えられています。
22歳









リョ ソンヒ
報道された資料では名前が若干違うので人違いかもしれないですが..
昨年の世界選手権で2アシスト、セカンドセットのウイングと思われます。
記録的にはラインメイトにやや譲る感じですねぇ。
24歳



ユ スジョン
この人もディフェンダーからフォワードに転向したと伝えられています。
22歳



キム ウンジョン
フォワード。昨年の世界選手権では副キャプテンを務めています。サードセットで数字はあまり残っていませんが、おそらく3セット目以降は短時間で回してかなりディフェンシブな布陣をとっていたのではないかと思われます。
25歳



ファン ソルギョン
フォワード。サードセット
21歳



チェ ウンギョン
フォワード。サードセット
1/29で24歳



イ ポム
ゴールキーパー。世界選手権は控えとして2試合で計49分弱出場、2点を献上して勝ち負けなし、セーブ率88.24%を記録しています。
今回の選手起用の方向や、韓国の2人のゴーリーが常時90%以上のセーブ率をキープしていることを考えると本番ではまず出番がありませんが、この経験をこれからに繋げていくといった気持ちでしょう。
22歳



以上の12名が今回の合流メンバー(だと思います..)

彼女たちにとっても今回の出来事は驚きの連続だと思います。
突然世界中の注目を浴びることになった世界的には無名の選手たちがどのような活躍を見せるのか、どのような心境でいるのか、興味深いです。







2018年01月28日

南北合同チーム”コリア”始動

1月25日、北朝鮮から南北合同女子アイスホッケーチームに参加する選手12名と関係者が鎮川(チンチョン)国家代表選手村(ナショナルトレーニングセンターみたいなもの?)に到着、韓国の代表チームに合流しました。
日本でもテレビ、ネット、新聞などで大きく取り上げられており、北朝鮮選手の姿を目にした方も多いと思います。
ちょっと堅い表情で武骨な感じでしたが、思ったより明るい一面も見せてくれましたね。
韓国国内では依然として今回の決定を批判する声も大きい模様で、文在寅(ムンジェイン)政権の支持率が急落しているそうです。(それでも60%弱の支持率って人気あるんだ、って思いますが)
合同.jpg南北の両選手は記念写真を撮りながら
『私たちは一つだ!』との声を上げて笑いあっていました。
大人ですね..






世間の騒ぎをよそに、南北合同チーム”コリア”(と呼称することになりました)はチームの融合に向けて始動を始めました。

報道によると

”マレー監督はロッカールームのロッカーを35個に増やし、韓国選手2人の間に北朝鮮選手1人が入る形でロッカーに名札を付け、選手らが早く溶け込めるよう配慮した。”
”オリエンテーションで韓国チームが使ってきた戦術ノートを北朝鮮選手らに配り、北朝鮮選手1人に韓国選手2人がついて説明してあげるようにした。”

とのことで、マレー監督はチームの一体感と意識の統一に相当心を砕いていることが窺えます。

現在の政権を支持する論調が多いハンギョレ新聞は、
”オリエンテーションでは笑い声響く和気あいあいとした雰囲気で、チームの関係者は「(選手たちの様子は)心配されているようなものとは違う」”
”食事の際には遠慮する北朝鮮選手にたくさん食べろと声を掛けている”

などと伝えています。
ハンギョレ新聞は今回の南北協力を支持する立場なので割り引いて受けとめる必要はありますが、選手たちもチームとしてまとまるべく私情を捨ててプロフェッショナルな対応をとっていることも窺われます。



一部では北朝鮮の監督として帯同してきたパク チョルホ氏がマレー監督の采配に異議を唱えるのではないかとの観測もあるようですが、彼は昨年もチームスタッフとして北朝鮮代表に参加しており政府の意向で動くことが目的ではないと思います。おそらく今回のチームがトラブルなく試合を消化することを最大の任務としながらも、自身の関わるチームの選手たちが一旗揚げてくれるのを願っているというところではないでしょうか。
goudou2.jpgサラ マレー韓国監督に花束を手渡すパク チョルホ北朝鮮監督

合同チームの監督はサラ マレー韓国監督に任され、北朝鮮のパク監督と韓国のキム・ドユンコーチがマレー総監督を補佐する体制となることが表明されています。
マレー監督は、主にその経歴から、そしてここまでの言動や見た感じ?から、チームの勝利を最優先とし論理的思考を重んじる、プロフェッショナルな監督の典型ではないかと感じます。
というより選手時代の実績が圧倒的でない指導者が実績を残すにはこのやり方しかないですよね。
彼女は今後の2週間で与えられた条件の下、最大限のパフォーマンスを発揮するために一番の近道を選択してくることでしょう。
そのことが選手たちや関係者、ひいては両国民、政治家に対して公平なチーム運営であるということを信じさせるでしょう。
彼女が南北どちらの国の出身でもなくしかもアメリカ人でなくカナダ人として登録していること、ホッケー一筋で何の政治的背景もないことなど、今回の”コリア”チームにとってはマレー監督が居てくれたことは非常に幸運だったのではないかと私は思います。







2018年01月24日

南北合同チーム結成決まる


遂に、というか、呆気なく、韓国と北朝鮮の南北合同チームの結成が決まりましたね。
韓国政府はオリンピックの成功、戦争回避、そして政権支持層へのアピール、など、いろいろな動機があったみたいですが、この件に関しては国際的な孤立も辞さないほどの相当に強い意志を持って進めているようで、まあスポーツ選手とか普通の人たちがどうにかできるレベルではなかったようです。IOCや国際アイスホッケー連盟も乗っかっちゃってはどうにもならないですね。
韓国国内には反対も多いみたいですが、こうなったからには今回の合同チームが少しでも世界平和につながるような結果を残せるよう応援したいと思います。

報道などから知るところでは、北朝鮮から合流する選手は12名、役員1名、そのうち3名は試合に起用する、ということで合意しているらしいです。
選手起用の詳細は韓国ナショナルチームのサラ マレー監督(ホッケーでは一般に監督をヘッドコーチと称しますが)に一任することも何度も確認しているとも伝えられています。
現韓国代表の23名の選手はそのまま残留して合計35名でエントリーすることが特別に認められるが各試合に出場できるのは元々のルール通り22名までとするとのことです。

様々な憶測が流れているようですが、マレー監督は合同チームの話が出たはじめの段階で”使えるのは3人ぐらいではないか”と洩らしていたようです。
マレー監督は昨日1/22に記者会見して2/4のスウェーデンとの強化試合に合同チームで参加するつもりであり、すでに北朝鮮選手のビデオなどをチェックして起用法を検討していること、今のところフィジカルに優れた選手で第4セットでの守備面での貢献を期待したいこと、なども明かしました。
また選手たちの精神面のケアや今回の代表チームの活動の意義などについてもご自身のお考えを語っています。
詳しくは http://japan.hani.co.kr/arti/politics/29572.html






今回の一連の特例処置が試合にどのような影響を与えるか、あまりアイスホッケーをご存じない方々からもいろんな声が出ているようです。
日頃は日の目を見ないアイスホッケーマニアとしてはちょっと嬉しい感じです(笑)
実際のところは自分も含めて、韓国、北朝鮮の両チームを見たことがない人がほとんどなので、レベルの差とかどんな感じなのかわからないとしか言えません。
マレー監督は合同チームの話が出た時点で、北朝鮮の選手は韓国の第1〜3セットに入るほどの能力ではない、と言明しています。逆にいえば4セット目なら使えるとも取れる発言ですね。
ここまで過去の大会の記録などを調べてきたところでは、韓国の第4セットは若干力が落ちるようですが、ランディ フィス グリフィン、パク ユンジュンの両帰化選手が加わった世界選手権から選手層の厚みが増して4セット目も充実してきているようにも見えます。また失点が少ないことからこのセットがディフェンシブに機能しているのではないかとも思われます。時々最終セットの出場機会が短すぎて失点が少ないというチームもありますが..滞氷時間が分からなかったのでそこは何とも言えません..
ゲームシートや個人成績などから浮かぶ北朝鮮の選手の印象は、チーム内でレベルの差が激しい、ポイントゲッターが限られている、若い、ペナルティーが少ない(意外?)、といった感じでしょうか。勝手な想像ですが少数のファンタジスタ(といっても世界的にみるとやや小粒な)にみんなが引張られてるようなチームが浮かんでます。ゴリゴリ当ってくる泥臭いプレーは浮かんでこないかなぁ。もしその通りだったら(違うでしょうけどww)あまり元の韓国代表とは相性良くなさそうですねぇ..
3名ということはフォワード3名の入替を想定していると思われますが、やはりそれほど戦力アップにはならないのではないかという印象です。
昨年の世界選手権で日本人の方が審判として参加しています。北朝鮮VSオーストリア、ドイツ、スロベニアの計3戦の審判団に日本の方の名前が記されています。ぜひマスメディアの方はそちらのほうに取材に行ってもらって北朝鮮選手の情報を公開してほしいところです。
日本代表の山中監督も、韓国の監督を気の毒に思う、とコメントしていますが、おそらくどんな優秀な選手であっても1ヶ月でチームにアジャストさせるという任務が厳しいという意味で、近年に北朝鮮の選手を見たことはないのではないでしょうか。
ホッケーの業界は情報がなかなか集まらないので関係者の皆さんも苦慮していると思います。
スポーツ新聞とかだとけっこういいネタになるんじゃないかと思うのですが。







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