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2018年01月28日

南北合同チーム”コリア”始動

1月25日、北朝鮮から南北合同女子アイスホッケーチームに参加する選手12名と関係者が鎮川(チンチョン)国家代表選手村(ナショナルトレーニングセンターみたいなもの?)に到着、韓国の代表チームに合流しました。
日本でもテレビ、ネット、新聞などで大きく取り上げられており、北朝鮮選手の姿を目にした方も多いと思います。
ちょっと堅い表情で武骨な感じでしたが、思ったより明るい一面も見せてくれましたね。
韓国国内では依然として今回の決定を批判する声も大きい模様で、文在寅(ムンジェイン)政権の支持率が急落しているそうです。(それでも60%弱の支持率って人気あるんだ、って思いますが)
合同.jpg南北の両選手は記念写真を撮りながら
『私たちは一つだ!』との声を上げて笑いあっていました。
大人ですね..






世間の騒ぎをよそに、南北合同チーム”コリア”(と呼称することになりました)はチームの融合に向けて始動を始めました。

報道によると

”マレー監督はロッカールームのロッカーを35個に増やし、韓国選手2人の間に北朝鮮選手1人が入る形でロッカーに名札を付け、選手らが早く溶け込めるよう配慮した。”
”オリエンテーションで韓国チームが使ってきた戦術ノートを北朝鮮選手らに配り、北朝鮮選手1人に韓国選手2人がついて説明してあげるようにした。”

とのことで、マレー監督はチームの一体感と意識の統一に相当心を砕いていることが窺えます。

現在の政権を支持する論調が多いハンギョレ新聞は、
”オリエンテーションでは笑い声響く和気あいあいとした雰囲気で、チームの関係者は「(選手たちの様子は)心配されているようなものとは違う」”
”食事の際には遠慮する北朝鮮選手にたくさん食べろと声を掛けている”

などと伝えています。
ハンギョレ新聞は今回の南北協力を支持する立場なので割り引いて受けとめる必要はありますが、選手たちもチームとしてまとまるべく私情を捨ててプロフェッショナルな対応をとっていることも窺われます。



一部では北朝鮮の監督として帯同してきたパク チョルホ氏がマレー監督の采配に異議を唱えるのではないかとの観測もあるようですが、彼は昨年もチームスタッフとして北朝鮮代表に参加しており政府の意向で動くことが目的ではないと思います。おそらく今回のチームがトラブルなく試合を消化することを最大の任務としながらも、自身の関わるチームの選手たちが一旗揚げてくれるのを願っているというところではないでしょうか。
goudou2.jpgサラ マレー韓国監督に花束を手渡すパク チョルホ北朝鮮監督

合同チームの監督はサラ マレー韓国監督に任され、北朝鮮のパク監督と韓国のキム・ドユンコーチがマレー総監督を補佐する体制となることが表明されています。
マレー監督は、主にその経歴から、そしてここまでの言動や見た感じ?から、チームの勝利を最優先とし論理的思考を重んじる、プロフェッショナルな監督の典型ではないかと感じます。
というより選手時代の実績が圧倒的でない指導者が実績を残すにはこのやり方しかないですよね。
彼女は今後の2週間で与えられた条件の下、最大限のパフォーマンスを発揮するために一番の近道を選択してくることでしょう。
そのことが選手たちや関係者、ひいては両国民、政治家に対して公平なチーム運営であるということを信じさせるでしょう。
彼女が南北どちらの国の出身でもなくしかもアメリカ人でなくカナダ人として登録していること、ホッケー一筋で何の政治的背景もないことなど、今回の”コリア”チームにとってはマレー監督が居てくれたことは非常に幸運だったのではないかと私は思います。







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