広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2018年02月21日

頑張れ、韓国女子アイスホッケー国家代表チーム

平昌(ピョンチャン)オリンピック開幕まで残り1ヶ月を切りました。
ここへきて韓国と北朝鮮の両政府によりオリンピックでの両国の融和を演出しようという合意がまとまり、女子アイスホッケー競技に南北朝鮮合同チームで参加しようというプランが急浮上しています。
韓国国内でもあまり知られていませんが、今回のオリンピックに照準を合わせて強化を重ねてきた韓国代表チームの歩みは小説や映画顔負けの感動的な成功物語となり、2017年にはその話をベースにして『国家代表!?2』という映画も制作されています。逆境に立ち向かってきたきただけあって選手たちは非常にキャラが立っています。
この物語はピョンチャンオリンピックでの善戦でエンディングを迎えるものと私は考えていましたが、そこへ降って湧いたような南北統一チームのプラン、まだまだ山あり谷あり物語は第2章に突入したに過ぎなかったんだと気付かされた思いです。
韓国国内の一部や国際社会、IOCなどでは、オリンピックをきっかけとした南北融和を歓迎する声も多いと思いますが、出場機会が危ぶまれるメンバーが出る可能性があり、唐突な決定に戸惑う代表チームに対して同情する声が韓国の国内世論では大勢を占めている模様です。このままいけばどのようなチーム構成になっても非常に注目される存在となることは間違いないでしょう。数奇な運命を辿っている彼女たちの活躍を注目しながらぜひとも応援してあげてください!
日本ではほとんど知られていない彼女たちの情報を、20年来のアイスホッケーファンで、かってアイスホッケーファンサイト『ALH EXPRESS アジアリーグアイスホッケー速報』を主催した筆者が紹介したいと思います。





韓国には現在も大学や実業団の女子アイスホッケーチームはありません。ワールドレベルのチームは代表チームただ1チームだけなのです。
代表チームが結成されたのは1998年、翌1999年、地元の江原(カンウォン)で開催された冬季アジア大会が初めての国際大会参加となりました。
2007年には当時まだオリンピック出場が果たせずにいた日本代表に0-29と大敗、大人と子どもぐらいの差がありました。そこから外国人監督を招聘したり、代表メンバーを1か所に集めて鍛えたり、海外の韓国系選手をリクルートしたりしながら強化を進め、昨年はオリンピック会場となる江陵(カンヌン)で行われた世界選手権ディビジョン2、グループA(4部リーグ)で5連勝で優勝を飾りました。世界ランキングも26位から22位に上がってきています。(ちなみに日本はディビジョン1、グループA優勝)
今回のオリンピックではシードの4ヶ国とノーシードの4ヵ国がそれぞれ予選リーグを行いますが、韓国は開催国として特別参加なのでもちろん下位の予選リーグに回り、スウェーデン・スイス・日本とプレーオフ進出を争います。現実的にはオリンピックでの歴史的1勝が目標となりますがその標的として日本戦に照準を合わせているのは間違いないでしょう。
日本とは2月14日対戦で明らかに格下ということにはなりますが、最近の好成績、昨シーズンのアジア大会での対戦での善戦、ホームアドバンテージ、など番狂わせを連想させる要素は枚挙にいとまがありません。さらに南北合同チーム結成のごたごたから”雨降って地固まる”みたいな感じで結束しつつチーム力が上がるということにでもなると、ここまでドラマチックな展開が続いているだけに奇跡が起こるかも、と考えてしまうのは私だけではないのではないでしょうか?
まあ女子アイスホッケーの日韓戦の結果をあれこれ考えてるのが私だけですかねぇ(笑)
ちなみに私も2月14日はスマイルジャパンを応援します。日本にとっても予選リーグ最終戦、徹底的に叩くつもりで気を引き締めて頑張ってほしいと思います。



以下、先日発表されたオリンピックにエントリーする予定のチームのメンバーを紹介していきましょう。
(敬称略)



サラ マレー(監督) 
Sarah_Murray_IIHF_Ice_Hockey_Women_20170405.jpg
アメリカ出身
(当初カナダ出身としていましたが間違いでした。お詫びして訂正します。)
(再び訂正、というか追記しますと、マレー監督は生まれはアメリカ、お父さんがカナダ人ということで両方の国籍を持つようで、記事の内容が混乱してしまいました。申し訳ありません。ホッケーの記録などには国籍がカナダとなっているところを見ると、ご本人はカナダ人としての意識が強いのかもしれません。)
女子のアイスホッケーではほぼ世界最高峰と思われるNCAA(アメリカの大学リーグ)1部リーグ ミネソタ ダルース大学でプレー
父親のアンディ・マレーはAHLなどでプレーした後セントルイス・ブルース、ロサンゼルス・キングスなどのヘッドコーチを務め、兄弟のブレディー マレー、ジョーダン マレーもホッケー選手。ブレディーは2003年のNHLドラフトでロサンゼルス・キングスから指名されています。
ホッケー一家ですね。



シン ソジョン(ゴールキーパー)
1.jpg
不動の守護神、代表歴10年を超えるベテラン
世界最高峰のプロリーグ北米女子アイスホッケーリーグ(NWHL)メトロポリタン リベターズ所属(現在は長期離脱扱いらしい)
オリンピックの日韓戦は同じくリベターズで武者修行した藤本 那菜 選手とのゴーリー対決の様相となりそう。16/17シーズンはリベターズで藤本選手の控えに入っていたシン選手は今大会は意地を見せたいことでしょう。
韓国はロースコアで守り抜かないと苦しい展開になると思われます。



ハン ドヒ(ゴールキーパー)
長年に渡りシン選手の控えに甘んじながら腐らず努力を積む苦労人
シン選手の怪我で出場機会が巡ってきた世界選手権ではMVPに選ばれる活躍で全勝優勝でのディビジョン1昇格の立役者となる。
母親の誇りとなることだけが夢だったと言う彼女の活躍でお母さんは号泣していたとのこと。
韓国の中央大学在学



ジェニー キム ノウルージュ?(ゴールキーパー)
大韓アイスホッケー連盟の発表した選手リストに記載されているが詳細不明
名前から判断して海外の韓国系選手か?



パク ユンジョン(ディフェンス)
pakuyunnjyonn2.jpgパク ヨンジュンと妹のハンナ ブラント
生後4ヶ月で養子縁組されて渡米、マリッサ ブラントという名前でアメリカ人として育てられる。
7歳でフィギュアスケートから転向、NCAA2部リーグ所属グスタフアドルフ大学でプレー、後述のランディ フィス グリフィン選手の紹介で代表に召集されその後帰化。
里親のブラント夫妻には養子縁組のすぐあと娘が誕生、歳の近い妹のハンナはアメリカの女子アイスホッケー代表に歴代最年少で選抜され、今大会も現役選手として参戦の予定。
韓国が予選リーグを勝ち抜いた場合は姉妹対決となる。
オリンピック出場を通じて生みの親との再会を希望しているとのことで、韓国に帰化後は元の名前に戻している。



チョ ミファン(ディフェンス)
チョミファン.jpg



パク イェウン(ディフェンス)
高校時にカナダにホッケー留学、現地のプリンスエドワード島大学に進学



パク チェリン(ディフェンス)
パクチェリン2.jpg
高校時にカナダにホッケー留学



キム セリン(ディフェンス)
高校時にカナダにホッケー留学
現在も高校在学


オム スヨン(ディフェンス)
オムスニョン.jpg
高校時にカナダにホッケー留学
現在も高校在学



ハン スジン(フォワード)
ハンスジン.png
ハンスジン2.jpg
主将
大事な試合で必ず得点に絡んでいるところを見ると強いキャプテンシーを感じます。
フェイスオフも強い。
幼少時に多少ホッケーの経験があったが続けることはなく、延世大音楽科でピアノを専攻、ピアニストとしても将来有望だったようですが、大学1年時にサークル活動などでアイスホッケーを再開、間もなく周囲の反対を押し切って転向。



パク チョンア(フォワード)
パクジョンア2.jpg
高校時にカナダにホッケー留学。カナダの大学1部リーグ(CIS)所属のサスカチュワン大に進学
世界選手権では4得点6アシストでポイントランキング2位
チーム内でも飛び抜けたポイント数を記録している、相手チームにとっては非常に危険なプレーヤーのようです。韓国の攻撃陣のなかでは最注目の選手。



チョ スジ(フォワード)
チョスジ2.jpg
ファーストセットのセンターフォワードを務める。
韓国の中央大学在学



イム テネル(フォワード)
特別帰化選手、アメリカ出身
元の名前はテネル アル
ウィルフレッド・ローリエ大出身
イムテネル・グリフィン・ブラント.jpg
海外出身選手の左からイム テネル・グリフィン・パク ユンジュン


ランディ フィス グリフィン(フォワード)
グリフィン.jpg
特別帰化選手、アメリカ出身
ハーバード大学を卒業した後、デューク大学で生物学の博士課程を専攻
ハーバード時代はNCAA1部でプレー



キャロライン パク(フォワード)
4-2.jpg
帰化選手
NCAA1部プリンストン大学にホッケーで推薦入学
並行してコロンビア大学医学部大学院へ進学
少女のころから子役として芸能活動をしており、ナイキ社のモデルなども経験していたとのこと
まさに文武両道、才色兼備

4.jpg日本代表 堀 珠花 選手と競り合うパク キャロライン 選手



コ ヘイン(フォワード)
コヘイン2.jpg
ショートトラックから転向、小学校6年生時から代表でプレー
世宗大学ナノ素材工学科に在学



チョ チヨン(フォワード)
ソンシン女子大体育学科在学



イ ヨンジョン(フォワード)



イ ウンジ(フォワード)
イウンジ.png世界選手権での南北対戦で優秀選手表彰を受けるイ ウンジ
右は今回の合同チームにも参加する北朝鮮代表チン オク

現在も高校在学



チョン シユン(フォワード)




チェ ユジャン(フォワード)
チェユジョン2.jpg
チェ ユジャン選手(左)とオム スヨン選手(右)
チェユジョン.png




キム フィウォン(フォワード)
キムヒウォン.jpg
170pの体格に恵まれ将来を嘱望されている。
現在も高校在学



イ ジンギュ(フォワード)
イジンギュ.jpg
アメリカ出身
元の名前はグレース リー
ミネソタ州にあるアイスホッケープレップスクールで有名なシェトクセントメアリースクール出身
サラ マレー監督やNHLピッツバーグのシドニー クロスビー選手の出身校でもあり、マレー監督はたまたま彼女をここで見つけて協会に獲得を働きかけたらしい。



以下は2017年のメンバーです。
オリンピックでは若干の変更がありえます。
GSC_CP_NP_20171011_FR1.jpg
GSC_CP_NP_20171011_FR2.jpg
GSC_CP_NP_20171011_FR3.jpg
GSC_CP_NP_20171011_FR4.jpg






2018年02月14日

ドンマイ!!

平昌オリンピック開幕式では聖火リレーの最終点火者として元フィギュアスケート選手のキム ヨナさんが登場、韓国では今も人気健在の彼女のパフォーマンスでおおいに盛り上がったようですが、そのキム ヨナさんに聖火を手渡すために女子アイスホッケーの韓国代表パク チョンア選手と北朝鮮代表のチョン スヒョン選手が一足早く合同で聖火台の120段の階段を登りました。
この場面はリハーサル無しのぶっつけ本番だったとのことで、キム ヨナさんも非常に緊張したと話しているそうです。終了後の記者会見で彼女は『(やり直しがきかない開会式で)ミスして問題になったらどうしよう、と。(ホッケーの二人とはあの場で)初めて会ったけれど、お互いが目を合わせると、自然と笑みが浮かび、考えていることが分かったと思う』と語りました。
パク チョンア選手とチョン スヒョン選手、二人の気持ちはどうだったのかわかりませんし、オリンピックでの政治宣伝かもしれないという意味で良かったのかどうかいろいろな意見がありますが、やはりなにか微笑ましい気持ちを抱かざるを得ない光景でした。
こうなったからには今回の合同チームなどをきっかけに国際関係もいい方向に行くといいなと切に思います。



そして2/10、いよいよ女子からアイスホッケー競技が開幕、日本はスウェーデンと、韓国・北朝鮮 南北合同チーム コリアもスイスとの初戦を、そしてそれぞれ対戦相手を入れ替えて第2戦を戦いました。
もう既に大々的に報道されているのでご存知の方が多いと思いますが、日本VSスウェーデンの試合は1−2でスマイルジャパンが惜敗、さらに2戦目スイス戦も優勢に試合を進めながら激しく攻め立てましたが、少ないチャンスをものにしたスイスの試合巧者ぶりの前に1−3で敗北、今大会の決勝トーナメント進出の道を断たれることとなりました。
一方のコリアはスイスに0−8で大敗、スウェーデンにも0−8で一蹴され、2戦連続の完封負けを喫してしまいました。



日本はSOG(Shot on Goal、ゴールの枠に飛んだシュートの数)でスウェーデン、スイスを上回りながら、わずかなミス、相手の神業的なファインプレー、に泣く結果となりました。
ついてなかったと片付けることもできる試合でしたが、このレベルになると最高度の緊張感の中で集中力が切れた方の負けになるという典型的な試合でもありました。
日本も直前までいい形の準備を行ってきて、対戦相手も昨年のヨーロッパでの遠征時よりも手強さを感じたと思いますが、スウェーデン、スイスともにこの五輪本番で2段ぐらいギアを上げてきた感じで、伝統的な強豪国の凄みを見せつけられた思いです。



コリアの方は残念ながら格の違いを見せつけられた形で、シュートはおろかパックをキープする時間も限られる状態でした。
北朝鮮から参加するメンバーの起用は開幕前の練習試合で試されたのとほぼ同じで、チョン スヒョン選手、ファン チュングム選手、リョ ソンヒ選手、キム ウンヒャン選手、らが韓国選手に混ざる形でセットを組みました。
韓国側はグリフィン選手がフルにシフトされていましたが、海外出身のパク キャロライン選手は出番が少なく、一部韓国メディアで報道されていた怪我の影響があったのかもしれません。
今回ははっきり言って体力的、技術的に通用していなかった選手も多く、今後の試合も苦戦は免れ得ない感じです。正直、勝ちに行くという観点ではよくないやり方ですが、戦える選手をパッケージにして1点を取りに行くぐらいでないと見せ場もないかもしれないですね。
私としてはパク チョンア選手の第1セットのフォワードにまだ勝負できているイ ギンジュ選手やランディ グリフィン選手、を加えて攻撃力に厚みを持たせないと誰かが一人で持ち込んでは潰されるという事態を打開できないかと感じました。
チョン スヒョン選手もスイス戦でいいシュートを放ってますが、彼女のシュート力は政治的な意義はあってもチームの機能としては今ひとつ繋がらないところがあるように思います。スウェーデン戦はベンチ入りメンバーからも外されていたようです。彼女の能力を考えると守備を固めて隙を狙うという役割でもいい仕事をするのではないかと感じます。キム ウンヒャン選手も面白いですが、監督はあまり韓国選手との息があってないと判断してるのかな、とも思います。

ディフェンスもパク ユンジュン選手がまだついていってる感じですが守るのがやっと、他の選手は自陣でも全くパックを支配できない感じでしんどいですが、パク キャロライン選手が計算できない状況ではもう頑張るしかない状況だと思います。



まだ全然終わってないですが、残念ながら現状は世界選手権トップディビジョンの各国とまともに渡り合える状況じゃないですね。日本にもけっこう大差で負けると思います。
しかしアイスホッケーが好きな一心で限界まで自分自身を追い込んでここまで登ってきた選手の皆さん、今回はいろいろな話題を集めて雑音も多い中、本当にカッコよく素晴らしいと思います。
最後まで、そしてオリンピック以後進化していくであろう姿も、応援していきたいと思います。



最後に一言、
初戦の大敗後、記者会見が開かれ共に聖火をリレーし、試合も出場したパク チョンア選手とチョン スヒョン選手が質疑応答に答えました。
映像とか見てませんし、詳しい雰囲気などもわからないのですが、
『今後も合同チームを続けるべきか』
『北朝鮮高官の応援があったことについてどう思うか』
などの質問があった模様です。
どこの国のメディアかもわかりませんが、おそらく韓国メディアでしょう。
スポーツに政治を持ち込むことに対して批判があるのは健全なことだと思いますが、そのような批判をしながら選手たちの気持ちに政治を持ち込むようなことをわざわざしなくてもいいんじゃないでしょうか?
選手たちにそういう直接責任のないことを問いただすのは本当にやめてほしいです。










2018年02月10日

平昌五輪女子アイスホッケー放送予定

ついに平昌五輪開幕を迎えました。
各国各競技の選手の皆さんには精一杯実力を発揮して悔いのない試合ができることをお祈りします。









さて、日本やコリア、スウェーデン、スイスが決勝トーナメントへのプレーオフ参加2枠を争う女子アイスホッケー競技のB組は本日初戦を迎えます。

この後、16:30から日本VSスウェーデンの試合はNHK総合テレビとTBS系列で生中継、コリアVSスイスがNHK BS1で21:35から録画放送の予定となっています。

日本、コリア、ともに先ずはオリンピック初勝利なるか、注目したいと思います。

2018年02月08日

南北単一チーム”コリア”VSスウェーデン テストマッチ詳報

去る2/4(日)、平昌オリンピック女子アイスホッケー競技に予選リーグB組にエントリーする各チームのうち日本を除く3ヶ国が練習試合に臨みました。
アジアリーグアイスホッケー、デミョンサンムの本拠地として日本のファンにもおなじみのソウル、コヤン アイスアリーナで2/1からキャンプを行っているスイス代表チームは同地で優勝候補筆頭のカナダと対戦、0−10という惨敗に終わった模様です。
得点経過しか資料が無いのですが第1ピリオドこそ1点でしのいだものの、あとはカナダのゴールラッシュとなり完封されたようです。
さらに昨日2/6、フィンランドとの対戦も1−4で敗戦しました。
どちらの試合も詳しくはわかりませんがゴールキーパーが当っていないようでセーブ率が80%台に留まっています。
出場選手がレギュラーなのか、コンディションの問題があるのか、いろいろ事情はあるのかと思いますが、格上との対戦でこれは苦しいですね。
スイスは緒戦がコリア、2戦目が日本との対戦で、カナダやフィンランドの攻撃陣とは状況は違ってきますが、来韓から1週間が経過してコンディションのせいにもできませんし、守備に大きな不安が残ったと言えるでしょう。
まずはオリンピック初勝利を目指す日本と韓国(としては記録にならないのか?)にとってはチャンスかもしれませんが、4年に一度の夢舞台なのでぜひとも立て直して頑張ってほしいものです。
もっともカナダ相手だとどこのチームもこうなるということなのかもしれないのですが..



そして、ソウル近郊の国際空港で有名な仁川(インチョン)市のソントク国際スケートリンクに満員の観衆を動員して行われました、コリアVSスウェーデンはコリアがエース、パク チョンア選手のゴールで一矢を報いたものの、第1ピリオドのスウェーデンの猛攻に立て続けに3点を奪われそのまま敗戦となりました。
我々は試合の模様を中継した映像を入手しその内容を分析してみました。
ゴール3.jpg
メンバー表やゲームシートなどが無いので不確かな部分もありますが、平昌オリンピックでのチーム”コリア”の構成を占ってみましょう。






今回は南北合同チームでの参加ということで、ゲームの内容よりメンバー構成に世界の一般人の注目が集まっています。
ユニフォームの背中の名前や選手の顔から判断できたこの試合のメンバーをセットで分けてリストにしますと、(敬省略)
31 シン ソジョン(G)

9  パク チョンア
10 チョ チヨン
6  チェ ユジョン
15 パク チェリン
23 パク ユンジョン

17 ハン スジン
16 チョ スジ
13 イ ウンジ
26 チョン スヒョン(北朝鮮)
8  キム セリン

14 リョ ソンヒ(北朝鮮)
12 キム ヒオン
29 イ ジンギュ
4  キム ウンヒャン(北朝鮮)
24 チョ ミファン

3  オム スニョン
2  コ ヘイン
11 パク イェウン
7  ?
17 ?

控え
20 ハン ドヒ(G)
30 ?

であったと思われます。
ゴール1.jpg_ウンジ.jpg



注目ポイントとしては、
すでに一般ニュースなどで報道されていますが、マレー監督は北朝鮮選手を韓国選手に混ぜてセットを組ませていました。
またセットの構成はゲームの時間帯や状況に応じてめまぐるしく変更が加えられており、急造チームながらそのことには遠慮しないかのような采配を見せました。
_マレー.jpg_ヘイン.jpg
そしてチーム内でも最もスキルの高いレベルにある主力の北米出身選手、パク キャロライン ウンジョン、グリフィン ヒス ランディ、イム テネルの3選手がベンチ入りしていなかった模様です。
これらの動きは五輪直前にもかかわらず、出場メンバーをセレクションすることがこの試合の主目的に設定されていたことを意味するのではないかと思います。





北朝鮮選手の起用方法を見ると、監督が当初インタビューなどで語っていたように息のあった北朝鮮選手を固めてセットを組むことにより、そこだけチームの戦術が浸透しないリスクを嫌ったものと思われます。逆に混成のセットでも脚を引張り合わずに連携が取れるという感触もつかんでいるのかもしれません。
この試合に登場した北朝鮮選手たちの中では北朝鮮のポイントリーダー チョン スヒョン選手の帯氷時間が圧倒的に長くあちこちのセットに入って色々な選手たちと組んでいました。あげくには途中のパワープレーや最後のゴーリーをベンチに下げての6人攻撃でも始めのスペシャルセットの一員として使われています。やはり彼女を相当評価している、 またはこの試合で評価を上げたのではないかと思います。本職は右のウイングではないかと思われますがディフェンスで入っていたように思われます。
もう一人キム ウンヒャン選手も様々な組み合わせで出場していました。後半韓国選手たちの動きが落ちる中、大きなスウェーデン選手に臆することなくハードなチェックを見せかなり戦力になっていたように思えます。彼女も元々フォワードのようですが割とディフェンシブな感じに動いてました。
_スジ.jpg_チェリ.jpg
今回の試合、あるいは放送中では、フェイスオフが少なく、アタッキングゾーンに入ってもなかなかディフェンスまで映したりしないので、各選手のポジションはいまいち把握できませんでした。なのでディフェンシブに見えるのは防戦一方だったからかもしれないのですが..
リョ ソンヒ選手と、報道で出場が伝えられているファン チュングム選手は今一つ目立つ活躍はなかなかできなかったようです。途中からオム スニョン選手やチョ ミファン選手らが目立つようになり後半の出場機会はあまりなかった模様です。

今回欠場の北米出身選手、特にグリフィン選手、がどこに入るのか、でだいぶ変わってきますが、予想される第1セット、パク チョンア、グリフィン、チョ チヨン、パク キャロライン、パク ユンジョン、またはパク チェリン、各選手のセットが非常に強力な得点源になりそうです。
ハン スジン選手、イ ウンジ選手に加えてチョン スヒョン選手が化ければ第2セットも恐い存在になりそうですが、やはり1セット目が仕事をしないことには展望が開けないでしょう。



試合は第1ピリオド途中までは双方とも運動量豊富で果敢に勝負を仕掛けていきますが、両チームのゴーリーの堅守もあってなかなか得点に至らず緊迫した立ち上がりとなりました。
スウェーデンの1点目はコリア側の自陣でのパスミスからの逆襲によるもので、緊張感が高まる中でのことなのかもしれませんがこれはいただけませんでした。
続けて間をおかずフェイスオフから自陣内でパックをキープされたままパスを回されて教科書通りに2点目を奪われますが、直後パク チェリンがニュートラルゾーンで奪ったパックを持ち込みそこからのパスを受けたパク チョンアがゴーリーの肩口にきれいに決まった起死回生のシュートで1点差。満員の大観衆はほぼ全員コリア側の応援だったそうですが喜びを爆発させていました。
ゴール4.jpg


パク チョンアのゴールで場内の興奮は最高潮に




キャプテンとして貫禄もついてきました
_チョンア・ユジョン.jpg

_ソジョン.jpgベテラン シン ソジョンの存在は忘れられない
しかしその後スウェーデンはさらに1点追加で第1ピリオド終了、その後は次第に双方とも単調なプレーとなりながらスウェーデンのフィジカルにものを言わせた強引な攻撃で韓国選手側は疲労の色が見えてくるようになりました。第3ピリオドに入ると韓国選手は目に見えて運動量が落ち防戦一方の展開となりましたが、ゴール前ではゴーリーのシン ソジョン選手を中心に懸命な守備を見せ、スウェーデン側も最後に決めきるアイディアが無く単調な攻めに終始したことで、結局第1ピリオドの得点がそのまま最終結果となりました。





今大会はパク チョンア選手がキャプテンマークを付けるようです。小柄ですが他の選手と目に見えて違って運動量豊富、スキルも際立っています。ニュース写真などで見るより貫禄がありました。
全体的にいい選手、いいチームに仕上がっているというのは感じましたが、ひとつ難点がスタミナですかねぇ。大きな選手と体力勝負になると消耗は激しいですが、これはけっこう致命的な弱点と言えるでしょう。
日本代表スマイルジャパンも同じ課題に対して、大柄な相手にまともに当らずスキルとスピードを磨いて振り回すことで逆に相手のスタミナを奪っていくホッケーを信条としています。コリア、あるいは韓国はまだ1試合を通じてそこまでできるレベルには達していないかもしれないというのが私の感想です。
swe.jpg_ヒウォン.jpg
今大会、コリアの歴史的1勝は非常に難しそうですが、スウェーデンやスイスの出来も完ぺきではない感じではあります。日本は3戦全勝も十分可能性あるんじゃないかな..と。
ただ、今のところ隠し玉も用意されているようですし、休んでいた選手も含めたベストメンバーになった時どこまでのパフォーマンスを見せるのか、本番まで楽しみにしておきましょう。

2018年02月04日

最後のピースは女子高生ゴーリー

韓国の第3ゴーリー(北朝鮮のイ ポム選手は除き)、ジェニー キム ノウルージュ選手についてこれまで情報を掴みかねていましたが、断片的な情報がありましたので紹介したいと思います。
ジェニーキム.jpg





ジェニー キム選手








カナダ ブリティッシュコロンビア州バンクーバー出身の17歳、1歳時にバンクーバーの韓国系移民である母親のもとに渡る。
現地になじんでほしいという母親の意向でフィギュアスケートを経て当地の国技であるアイスホッケークラブに入部。
アメリカ ニュージャージー州の名門寄宿高校、ローレンスビルボーディングスクールに在学中だが昨年途中から韓国代表に合流してトレーニングを積んでいるとのこと。



年齢や実績から今大会は控えとして経験を積むというところかと思いますが、大学進学後はNCAAのリーグなどでの活躍が期待され次世代の韓国のゴーリーとしては一番手と目される存在と思われます。


直前の記事で韓国SBSのコリアVSスウェーデンの親善試合のネット中継予定を紹介しましたが、韓国国内のみ視聴可能ということで何も映りませんでした。当ブログの情報を信じてアクセスした皆さん、申し訳ありませんでした..m(_ _;)m
なんの言い訳にもなりませんが私も一緒に無駄足運びました。どうかご容赦ください。










緊急生中継!女子アイスホッケー プレ五輪マッチ コリアVSスウェーデン

平昌五輪開幕まで1週間を切りました。
韓国では代表チーム本番の試合はもちろん、事前の練習試合である本日のスウェーデン戦もチケット完売で、非常に注目を集めています。
本番の予選リーグでも直接対決する『トリクロウン』(三つの王冠、スウェーデン代表チームの愛称)にどこまで食い下がれるのか、北朝鮮選手の適応状態やライン構成はどうか、など見どころ満載です。
韓国では今回の代表チームに反対する声も多く、何故か両国の選手たちを中傷するネット書き込みもあるという情けない情報もありますが、結果はともかく周囲の心も動かすようなプレーを見せてくれることを期待しています。








この試合を韓国のテレビネットワーク、SBSが生中継しインターネットでもライブ配信が行われるようです。

2/4 17:50から、URLは下記
http://play.sbs.co.kr/onair/pc/index.html?div=pc_onair&Channel=sbssports




SBSスポーツ.jpg


SBSスポーツ2.jpg




日本代表スマイルジャパンも対戦する両チームの戦いぶりは要注目ですね。

2018年01月30日

北朝鮮のアイスドール

ピョンチャンオリンピック開幕を目前に控え、先週は日本代表スマイルジャパンがドイツ、チェコを相手に3戦3勝と好調ぶりを見せつけました。一部では決定力に不安などの報道もありましたが、元々強豪国との戦いでは粘り強く喰らい付いて接戦に持ち込み終盤に走り勝つのが持ち味のスマイルジャパン、プラン通りの仕上がりを見せているのではないかと思ってます。
一方、日本と予選同組で戦う韓国では、韓国・北朝鮮南北合同チームの結成、合同練習の開始など慌ただしい動きがありました。meeting.jpg


そのなかで今回は、週末に公表された北朝鮮から合流した選手のリストをもとにメンバーの情報を集めてみました。
なにぶん情報源が少なく写真とお名前は合致確立93%ぐらいだと思います..
ごめんなさい
(敬称略)









チン オク
昨年の世界選手権では副キャプテンを務めファーストセットのセンターフォワードとして1ゴール1アシスト、2試合でチームベストプレーヤーに選ばれています。
韓国メディアの報道によるとフォワードからディフェンスに転向したとのことであるが、真実なのか、真実なら今回の合同チームでのセット割を考慮してのことなのか、たまたまなのか、そこは定かではありません。
tannjyoubi.jpg1990年生まれ28歳、ニュースで北朝鮮の選手の誕生日をみんなで祝う映像が流れていますが、おそらく1/28に28歳を迎えたチン選手と1/29に24歳を迎えたチェ ウンギョン選手をお祝いしたものと思われます。

今回の派遣選手の中では最年長選手。
でも去年の写真を見てもややおぼこくないですか?
イウンジ.png2017年の世界選手権
韓国VS北朝鮮でベストプレーヤーに選ばれた
韓国イ ウンジ北朝鮮チン オク 両選手




キム ウンヒャン
昨年の世界選手権で2ゴール1アシスト、ファーストセットでウイングに入っていた模様。チン オク選手と同じクラブの所属とのことなので息の合ったプレーを見せるか。
25歳
キムウンヒャン.jpg



キム ヒャンミ
昨年の世界選手権で1ゴール1アシスト、セカンドセットのウイングと思われます。
合同チームでの参加決定直後にマレー監督が使えそうな選手として挙げた5人のうちの1人
22歳



チョン スヒョン
昨年の世界選手権で2ゴール2アシスト計4ポイントはチームのリーディングポイントゲッター、セカンドセットのセンターと思われます。
彼女もキム ヒャンミ選手同様マレー監督が使えそうな選手として挙げた5人のうちの1人、ちなみに残りの3名は現役引退しているので参加していないとのこと。
21歳
チョンスヒョン.jpg



チェ チョンヒ
昨年の世界選手権ではあまり記録を残していませんがシュート数は多く、3セット目を引っ張る役割だっと思われます。
彼女もチン オク選手同様ディフェンスに転向したとのこと
26歳



ファン チュングム
こちらはディフェンダーからフォワードに転向したと伝えられています。
22歳









リョ ソンヒ
報道された資料では名前が若干違うので人違いかもしれないですが..
昨年の世界選手権で2アシスト、セカンドセットのウイングと思われます。
記録的にはラインメイトにやや譲る感じですねぇ。
24歳



ユ スジョン
この人もディフェンダーからフォワードに転向したと伝えられています。
22歳



キム ウンジョン
フォワード。昨年の世界選手権では副キャプテンを務めています。サードセットで数字はあまり残っていませんが、おそらく3セット目以降は短時間で回してかなりディフェンシブな布陣をとっていたのではないかと思われます。
25歳



ファン ソルギョン
フォワード。サードセット
21歳



チェ ウンギョン
フォワード。サードセット
1/29で24歳



イ ポム
ゴールキーパー。世界選手権は控えとして2試合で計49分弱出場、2点を献上して勝ち負けなし、セーブ率88.24%を記録しています。
今回の選手起用の方向や、韓国の2人のゴーリーが常時90%以上のセーブ率をキープしていることを考えると本番ではまず出番がありませんが、この経験をこれからに繋げていくといった気持ちでしょう。
22歳



以上の12名が今回の合流メンバー(だと思います..)

彼女たちにとっても今回の出来事は驚きの連続だと思います。
突然世界中の注目を浴びることになった世界的には無名の選手たちがどのような活躍を見せるのか、どのような心境でいるのか、興味深いです。







2018年01月28日

南北合同チーム”コリア”始動

1月25日、北朝鮮から南北合同女子アイスホッケーチームに参加する選手12名と関係者が鎮川(チンチョン)国家代表選手村(ナショナルトレーニングセンターみたいなもの?)に到着、韓国の代表チームに合流しました。
日本でもテレビ、ネット、新聞などで大きく取り上げられており、北朝鮮選手の姿を目にした方も多いと思います。
ちょっと堅い表情で武骨な感じでしたが、思ったより明るい一面も見せてくれましたね。
韓国国内では依然として今回の決定を批判する声も大きい模様で、文在寅(ムンジェイン)政権の支持率が急落しているそうです。(それでも60%弱の支持率って人気あるんだ、って思いますが)
合同.jpg南北の両選手は記念写真を撮りながら
『私たちは一つだ!』との声を上げて笑いあっていました。
大人ですね..






世間の騒ぎをよそに、南北合同チーム”コリア”(と呼称することになりました)はチームの融合に向けて始動を始めました。

報道によると

”マレー監督はロッカールームのロッカーを35個に増やし、韓国選手2人の間に北朝鮮選手1人が入る形でロッカーに名札を付け、選手らが早く溶け込めるよう配慮した。”
”オリエンテーションで韓国チームが使ってきた戦術ノートを北朝鮮選手らに配り、北朝鮮選手1人に韓国選手2人がついて説明してあげるようにした。”

とのことで、マレー監督はチームの一体感と意識の統一に相当心を砕いていることが窺えます。

現在の政権を支持する論調が多いハンギョレ新聞は、
”オリエンテーションでは笑い声響く和気あいあいとした雰囲気で、チームの関係者は「(選手たちの様子は)心配されているようなものとは違う」”
”食事の際には遠慮する北朝鮮選手にたくさん食べろと声を掛けている”

などと伝えています。
ハンギョレ新聞は今回の南北協力を支持する立場なので割り引いて受けとめる必要はありますが、選手たちもチームとしてまとまるべく私情を捨ててプロフェッショナルな対応をとっていることも窺われます。



一部では北朝鮮の監督として帯同してきたパク チョルホ氏がマレー監督の采配に異議を唱えるのではないかとの観測もあるようですが、彼は昨年もチームスタッフとして北朝鮮代表に参加しており政府の意向で動くことが目的ではないと思います。おそらく今回のチームがトラブルなく試合を消化することを最大の任務としながらも、自身の関わるチームの選手たちが一旗揚げてくれるのを願っているというところではないでしょうか。
goudou2.jpgサラ マレー韓国監督に花束を手渡すパク チョルホ北朝鮮監督

合同チームの監督はサラ マレー韓国監督に任され、北朝鮮のパク監督と韓国のキム・ドユンコーチがマレー総監督を補佐する体制となることが表明されています。
マレー監督は、主にその経歴から、そしてここまでの言動や見た感じ?から、チームの勝利を最優先とし論理的思考を重んじる、プロフェッショナルな監督の典型ではないかと感じます。
というより選手時代の実績が圧倒的でない指導者が実績を残すにはこのやり方しかないですよね。
彼女は今後の2週間で与えられた条件の下、最大限のパフォーマンスを発揮するために一番の近道を選択してくることでしょう。
そのことが選手たちや関係者、ひいては両国民、政治家に対して公平なチーム運営であるということを信じさせるでしょう。
彼女が南北どちらの国の出身でもなくしかもアメリカ人でなくカナダ人として登録していること、ホッケー一筋で何の政治的背景もないことなど、今回の”コリア”チームにとってはマレー監督が居てくれたことは非常に幸運だったのではないかと私は思います。







2018年01月24日

南北合同チーム結成決まる


遂に、というか、呆気なく、韓国と北朝鮮の南北合同チームの結成が決まりましたね。
韓国政府はオリンピックの成功、戦争回避、そして政権支持層へのアピール、など、いろいろな動機があったみたいですが、この件に関しては国際的な孤立も辞さないほどの相当に強い意志を持って進めているようで、まあスポーツ選手とか普通の人たちがどうにかできるレベルではなかったようです。IOCや国際アイスホッケー連盟も乗っかっちゃってはどうにもならないですね。
韓国国内には反対も多いみたいですが、こうなったからには今回の合同チームが少しでも世界平和につながるような結果を残せるよう応援したいと思います。

報道などから知るところでは、北朝鮮から合流する選手は12名、役員1名、そのうち3名は試合に起用する、ということで合意しているらしいです。
選手起用の詳細は韓国ナショナルチームのサラ マレー監督(ホッケーでは一般に監督をヘッドコーチと称しますが)に一任することも何度も確認しているとも伝えられています。
現韓国代表の23名の選手はそのまま残留して合計35名でエントリーすることが特別に認められるが各試合に出場できるのは元々のルール通り22名までとするとのことです。

様々な憶測が流れているようですが、マレー監督は合同チームの話が出たはじめの段階で”使えるのは3人ぐらいではないか”と洩らしていたようです。
マレー監督は昨日1/22に記者会見して2/4のスウェーデンとの強化試合に合同チームで参加するつもりであり、すでに北朝鮮選手のビデオなどをチェックして起用法を検討していること、今のところフィジカルに優れた選手で第4セットでの守備面での貢献を期待したいこと、なども明かしました。
また選手たちの精神面のケアや今回の代表チームの活動の意義などについてもご自身のお考えを語っています。
詳しくは http://japan.hani.co.kr/arti/politics/29572.html






今回の一連の特例処置が試合にどのような影響を与えるか、あまりアイスホッケーをご存じない方々からもいろんな声が出ているようです。
日頃は日の目を見ないアイスホッケーマニアとしてはちょっと嬉しい感じです(笑)
実際のところは自分も含めて、韓国、北朝鮮の両チームを見たことがない人がほとんどなので、レベルの差とかどんな感じなのかわからないとしか言えません。
マレー監督は合同チームの話が出た時点で、北朝鮮の選手は韓国の第1〜3セットに入るほどの能力ではない、と言明しています。逆にいえば4セット目なら使えるとも取れる発言ですね。
ここまで過去の大会の記録などを調べてきたところでは、韓国の第4セットは若干力が落ちるようですが、ランディ フィス グリフィン、パク ユンジュンの両帰化選手が加わった世界選手権から選手層の厚みが増して4セット目も充実してきているようにも見えます。また失点が少ないことからこのセットがディフェンシブに機能しているのではないかとも思われます。時々最終セットの出場機会が短すぎて失点が少ないというチームもありますが..滞氷時間が分からなかったのでそこは何とも言えません..
ゲームシートや個人成績などから浮かぶ北朝鮮の選手の印象は、チーム内でレベルの差が激しい、ポイントゲッターが限られている、若い、ペナルティーが少ない(意外?)、といった感じでしょうか。勝手な想像ですが少数のファンタジスタ(といっても世界的にみるとやや小粒な)にみんなが引張られてるようなチームが浮かんでます。ゴリゴリ当ってくる泥臭いプレーは浮かんでこないかなぁ。もしその通りだったら(違うでしょうけどww)あまり元の韓国代表とは相性良くなさそうですねぇ..
3名ということはフォワード3名の入替を想定していると思われますが、やはりそれほど戦力アップにはならないのではないかという印象です。
昨年の世界選手権で日本人の方が審判として参加しています。北朝鮮VSオーストリア、ドイツ、スロベニアの計3戦の審判団に日本の方の名前が記されています。ぜひマスメディアの方はそちらのほうに取材に行ってもらって北朝鮮選手の情報を公開してほしいところです。
日本代表の山中監督も、韓国の監督を気の毒に思う、とコメントしていますが、おそらくどんな優秀な選手であっても1ヶ月でチームにアジャストさせるという任務が厳しいという意味で、近年に北朝鮮の選手を見たことはないのではないでしょうか。
ホッケーの業界は情報がなかなか集まらないので関係者の皆さんも苦慮していると思います。
スポーツ新聞とかだとけっこういいネタになるんじゃないかと思うのですが。







検索
<< 2018年02月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28      
最新記事
ファン
最新コメント

ブログランキング-国際政治

アイスホッケーランキング
にほんブログ村 その他スポーツブログ 女性アスリート応援へ
にほんブログ村 女子アスリート応援ブログ
写真ギャラリー
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
月別アーカイブ
プロフィール




×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。