2014年11月09日
片付けは技術
タンスに洋服が入りきらないからと、ベッドの下に押し込んでいる友人がいます。
それも、たたんだりするのではなく、ぐちゃぐちゃのまま正に「押し込んでいる」そうです。
困ったことにその友人は片付けが苦手、でも買い物は大好き。裕に200着はあるそうで、しかもまだまだ増えているそうです。
友人もこの服をなんとかしたいそうで、「だれかフリマか、オークションで売ってくれないかなあ」と口癖のようにいいます。
せっかく買ったのだから、着なくても売ってお金にすればまた新しい服が買えるというのが、友人の意見なんですが、衣類はよほど高価なものじゃないとたいして値段がつかないし、そもそもオークションやフリマに出品する手間を本当にこの友人が惜しまないかといえば、惜しんでいるからベッドの下に押し込んでいるわけです。
他力本願で洋服の処分を考えるなら、もうそれはいますぐ捨てた方がいいと思います。それ以前に、ベッドの下にずっと押し込んでいるというなら、自分がきたくないというか着なくてもいい服ですよね。
そんな自分も必要としてないような服を誰か買うかなあ。
手入れもしてこなかった、ぐちゃぐちゃの服を一枚一枚アイロンがけするエネルギーがあるのかなあ。
などなど、思うところは多々あるのですが、捨てるといういちばん楽な選択肢はいまのところないようです。
でも、友人の場合、ただ単に捨ててしまっても、また繰り返しになると思います。やはり一度、意識的に片付けを勉強してみて、身に着けないと片付けの方法がわからないと思います。片付けは性格などの問題というより、技術の問題だとわたしは思います。
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