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2020年12月28日
紹介したい!「赤」な漫画
前回に続き今回は「赤」な漫画をご紹介!前回記事「青」くくりはこちらから!
母を亡くした主人公 榎木拓也(えのきたくや)が幼い弟 実のお世話をする、そんな日常を描いたホームコメディです。コメディではありながらも深刻な社会的問題にも触れており、温かくも考える作品となっています。
この拓也が子(弟)煩悩で、また実がわがままながらも兄思い。ドタバタ・ちぐはぐがありながらも、家族・友人達も暖かい物語は読み手を安心させます。また、拓也は男前で人気があり、同学年の女子を惹きつけており、「どの子とくっつく?」的な楽しみ方をしつつ、「男友達とが楽しい」と恋愛興味が薄いための「あ〜そうなんだ」という楽しみ方まで・・・(わかりづらい)
癒されたい方必見の「赤僕」です。
主人公 白雪は生まれつき、美しいリンゴのような赤い髪をしています。この珍しい髪色が気に入られタンバルン国の王子ラジの愛妾の座を用意されますが、強く拒否をし断髪。国も出てしまい、その先でゼン(隣国の第2王子)と名乗る少年と出会います。ゼンの人柄に触れ「ゼンの味方になりたい」と望むようになり、居を移し宮廷薬剤師として務めます。
少女漫画ですが、恋愛だけの設定ではなく、性別にかかわらず楽しめます。両者共にお互いを高めあう関係で、王子の職務・薬剤師の職務を自立して行っています。この王国・宮廷物としては、ドロドロ感がなく爽快に見続ける事ができる作品です。
自己再生能力を持ち、肉体同化・髪を操る少女 アスタルテが主人公。魔界の王女であるが、魔界の陰謀に巻き込まれ童女の姿にされ記憶も無くしており、赤いずきんを身にまとい「赤ずきん」として自分を食べてくれる狼を探しています。
エログロとして評価されている作品です。初見はファンタジー系かと思いましたが、評判通りエログロ描写ありの作品でした。初刊ではルールのない殺伐とした世界観とグロでしたが、話が進むにつれて哲学的な要素をはらんできます。最初と最後で印象が変わる漫画です。
全4巻でさらっと読むには丁度かと。結末は「自分で解釈してみて」的なラストです。
主人公 劉邦は片田舎の農村に住む荒くれもの。始皇帝の死後、秦打倒を狙う楚軍に参加し活躍を収める。しかし、その活躍にも拘わらず辺境を押しやられ、楚の実権は項羽のもの。劉邦は楚軍に従いながらも力を蓄え、項羽との決戦に向けて漢建国を宣言。項羽と劉邦の戦いの物語が始まります。
「項羽と劉邦」が原題の作品で、史実とは大きく異なるので「オリジナル作品」と見えます。勢いがある作風で、作者 本宮ひろ志の美学が感じ取れる一品です。自由奔放な描写で架空人物も多く生み出しており、史実漫画ではなく「こういう作品」として楽しめます。
「赤」を題材にしましたが、意外と見た作品が少なく、私自身はこの4冊で出し切った感があります(忘れているだけかな?)。少女漫画に多いのかも知れません。少し内容の濃い作品がありますが、「青」と比べると「幅が広い」作品選定となりました。私はこの4冊でしたが、あなたの「赤」漫画はなんでしょうか。
関連記事:青くくり漫画
赤ちゃんと僕
母を亡くした主人公 榎木拓也(えのきたくや)が幼い弟 実のお世話をする、そんな日常を描いたホームコメディです。コメディではありながらも深刻な社会的問題にも触れており、温かくも考える作品となっています。
この拓也が子(弟)煩悩で、また実がわがままながらも兄思い。ドタバタ・ちぐはぐがありながらも、家族・友人達も暖かい物語は読み手を安心させます。また、拓也は男前で人気があり、同学年の女子を惹きつけており、「どの子とくっつく?」的な楽しみ方をしつつ、「男友達とが楽しい」と恋愛興味が薄いための「あ〜そうなんだ」という楽しみ方まで・・・(わかりづらい)
癒されたい方必見の「赤僕」です。
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赤髪の白雪姫
主人公 白雪は生まれつき、美しいリンゴのような赤い髪をしています。この珍しい髪色が気に入られタンバルン国の王子ラジの愛妾の座を用意されますが、強く拒否をし断髪。国も出てしまい、その先でゼン(隣国の第2王子)と名乗る少年と出会います。ゼンの人柄に触れ「ゼンの味方になりたい」と望むようになり、居を移し宮廷薬剤師として務めます。
少女漫画ですが、恋愛だけの設定ではなく、性別にかかわらず楽しめます。両者共にお互いを高めあう関係で、王子の職務・薬剤師の職務を自立して行っています。この王国・宮廷物としては、ドロドロ感がなく爽快に見続ける事ができる作品です。
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東京あかずきん
自己再生能力を持ち、肉体同化・髪を操る少女 アスタルテが主人公。魔界の王女であるが、魔界の陰謀に巻き込まれ童女の姿にされ記憶も無くしており、赤いずきんを身にまとい「赤ずきん」として自分を食べてくれる狼を探しています。
エログロとして評価されている作品です。初見はファンタジー系かと思いましたが、評判通りエログロ描写ありの作品でした。初刊ではルールのない殺伐とした世界観とグロでしたが、話が進むにつれて哲学的な要素をはらんできます。最初と最後で印象が変わる漫画です。
全4巻でさらっと読むには丁度かと。結末は「自分で解釈してみて」的なラストです。
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赤龍王
主人公 劉邦は片田舎の農村に住む荒くれもの。始皇帝の死後、秦打倒を狙う楚軍に参加し活躍を収める。しかし、その活躍にも拘わらず辺境を押しやられ、楚の実権は項羽のもの。劉邦は楚軍に従いながらも力を蓄え、項羽との決戦に向けて漢建国を宣言。項羽と劉邦の戦いの物語が始まります。
「項羽と劉邦」が原題の作品で、史実とは大きく異なるので「オリジナル作品」と見えます。勢いがある作風で、作者 本宮ひろ志の美学が感じ取れる一品です。自由奔放な描写で架空人物も多く生み出しており、史実漫画ではなく「こういう作品」として楽しめます。
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「赤」を題材にしましたが、意外と見た作品が少なく、私自身はこの4冊で出し切った感があります(忘れているだけかな?)。少女漫画に多いのかも知れません。少し内容の濃い作品がありますが、「青」と比べると「幅が広い」作品選定となりました。私はこの4冊でしたが、あなたの「赤」漫画はなんでしょうか。
関連記事:青くくり漫画
2020年12月04日
不器用な戦士 「ヒュンケル」
不死騎団軍団長
人間でありアバンに関わりのあるヒュンケル。ハドラーには軍団長就任を反対されていましたが、大魔王バーンに自分以外を憎む姿勢と、復讐の為に敵に武術を学ぶ根性を気に入れられ就任しました。またバーンに異変があれば不死騎団は弱まるといった不安定な要素があり、統率には生命がある「人間」が適任というのも理由の一つです。
剣士としての素質に恵まれ、ダイを上回る剣術に加え、剣士の弱点ともいえる「魔法」を防ぐ「魔剣の鎧」を装備しておりまさに完璧な戦士です。冷たい目と雰囲気から「傲慢」なイメージが強い敵役としてパプニカ王国辺から登場しています。
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育ちと実際の人物像
生まれ故郷が魔王軍に襲撃された後、魔王軍の地獄の騎士バルトスに拾われ育てられます。心優しく成長しており、魔王城の中では明るく楽しい生活をしていました。しかし、勇者アバンがハドラーを倒すことで不死騎団(アンデッド軍団)も死んでしまいます。その姿を見て「アバンに討ち取られた」と思い込み、復讐に生きる事になります。
恨み・復讐に取り込まれており、非常に冷酷な一面をみせます。しかし、バルトスの騎士道精神の教えを重んじており、「女性には手を上げない」「負傷者には情けを」といった姿も垣間見せます。悲しみの奥底には明るく優しい少年ヒュンケルが残っているのでしょう。作中では寂しさと申し訳なさが同居したような眼と表現される事もあり、決して冷酷で傲慢なだけではない男です。
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ダイと同じく「モンスター」に育てられた戦士
ダイと同様にモンスターに育てられたヒュンケル。もし入れ替わっていたなら自分もそうだったかも、とダイはヒュンケルと自分を重ねるシーンがあります。ここには「一歩違えば自分が」という気持ちが表れており、他の人間にはない「モンスターを親と慕うもの」同士の友情といえる共有感覚があったと見受けられます。
クロコダイル同様、正々堂々な戦士タイプ。身体的な強さと精神的な強さを共に兼ね備えています。闘魔傀儡掌といった暗黒闘気(当時にこの言葉は厨二に大ヒット)と言われる禍々しい技も使う、ダイの大冒険初の「カッコイイ」枠で登場しています。ヒュンケルに以外な一面、というのは少ないのですが常に自らを前に、犠牲にして戦う姿は当時からも色褪せません。ヒュンケルのカッコよさと中二病くすぐり度の高さはダイの大冒険ぴか一です!
関連記事:ヒュンケルにはアバン!