趣味一徹

西暦2076年、地球は荒れ果て人類が生きていくことが困難な環境に陥ります。人類は地球以外の惑星を求めて近隣の惑星調査を行い始めます。目指すのは地球に近い環境であると言われていた「惑星エノク」。移民計画が始まります。

惑星エノクは環境面では地球に似ており、緑が溢れ水があります。生物も存在していますが、問題は時空が歪む・電磁波が頻発するというとても過酷な環境でした。移民した人類は生きるためにわずかな資源を奪い合います。先遣隊「アウトライダーズ」・・・彼らの行動に人類の運命が託されます。

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※アウトラーダーズは攻撃によって回復します。回復アイテムは存在しませんので常に攻撃＝回復です。

・テクノマンサー
楽です。タレットといった「設置型」スキルが２つあり、自動攻撃してくれるという意味で「自動回復持ち」で飛びぬけて死ににくいクラスです。


・パイロマンサー
お勧めは燃える弾丸を打ち込むスキルです。炎上効果がありますが何より攻撃力向上が激しい！「汚物は消毒」と言いながら敵を打つトリガー・ハイな方にお勧め。私自身は「かめはめ波」ビルドが好きです。アノマリーパワー（魔法力みたいな）を激上げしておけば、ボスも散ります（かなり誇張で実際は、かめはめ波からの燃える弾丸で、弾丸の方がはるかに強い・・・）


・トリックスター
時間を操るということで非常にトリッキー。慣れると敵の後ろにワープしたり、時間を遅くした泡の中だと死ななかったりと思惑万能。パイロ同様にアノマリーパワーに振っておくと近接だけで戦えます。「武器なんて飾り、偉い人にはわからないんですよ」と言い放つ脳筋プレイヤーにお勧め。ショットガンのような一撃も良いですが私はサブマシンガンを後頭部に打ち込むプレイが楽しいです。


・デバスターター
防御アップや最大体力上げと「タンク要素」が詰まったクラス。前方に衝撃波を出すスキルとアサルト・サブマシンガンの併用で近距離射撃出血特化が生き延びるコツ。火力は低くなりますが、前線で出血を巻き散らかして出血ダメージによる回復を行えば確かに固い！弾数管理だけしっかりして、近接も多用する方が良さそうです。


撃って良し殴って良しなハクスラゲーム！攻撃と回復同時に成り立ちますので、弾幕が命な感じが楽しい！バリバリ倒せてストレスは低く、ビルド構成次第でクラスによっても大きく戦闘スタイルが変わります。

雑魚の沸き数も多いため、ボスに苦戦するわりには殲滅してオレツエー感が強い、そんな丁度良いハクスラです。勿論ストーリーもしっかり作りこまれており、前半の謎解きから判明に至るまでのドラマに感動してしまいました。人類の希望「アウトライダーズ」はクリアしてからも快適です！

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とある事件で仲間を失い、自身も怪我を負ったカールが復職した際に異動させられた特捜部Qとは過去20年の未解決事件ファイルにミスがないかを調べるという閑職まがいの新設部署。出勤してみると既に部下となったアサドが待っています。

アサドはカールが来る前から先に未解決事件のファイルを壁に貼り付けています。カールはそんな多くのファイルの中から、5年前の女性議員失踪事件に興味を持ちます。それは議員のミレーデが船から姿を消して自殺したと処理されていましたが、死体や自殺証拠などは挙がっていない事件です。特捜部Qの「再調査」が始まります。


カールマークは常に眉間にしわが寄ってます。辛い事件からアルコールに逃げ、傷は治っても左手が痺れるという後遺症が残っています。そして性格も後遺症なのか！？と言わんばかりに衝動的。怒鳴る・殴る・自分勝手の塊。他者と相いれない性格でありながらも仕事には実直で切れ者。そのため、特捜部Qで活躍してしまい、上司も評価せざるを得なくなっていきます。

アサドはおっとり癒し系でコーヒーを入れるのが下手（これ、わりと大事）なシリア系男性。部下に欲しいNO1な癒し手で、カールの人付き合い下手を補ってくれます。年齢的な事もありカールより体力があるため、犯人を追いかけたりするシーンでは肉体はとしても大活躍。カールには絶対必要な相棒！

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映像自体もですが、事件内容から特捜部部署から重いです。テンションがあがる場面は少なく、本格ミステリー。北欧ミステリーと考えるとグロもなく、事件の謎解きもこむつかしくありません。北欧作品の入り口としてはちょうど良いポジショニングです( ﾟДﾟ)

カールは変人で人付き合いが下手ですが仲間想いです。行き過ぎたツンデレでまさに「こじらせている」だけです。そんな彼にに癒し系ヒロインアサドが加わって微妙なアクセントをかもしだしています。この2人が掛け合いながら事件を解決していくサマがクセになりました。（特捜部Q他作品も追ってみてしまう(;´Д｀)）

北欧作品：ドラマ版ですが「ハンニバル」

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3人の竜騎衆の中で唯一の「正々堂々」な騎士道精神の持ち主。仲間であっても卑劣なマネは許せない性格です（残虐はいいみたい）。ガルダンディーとボラホーンの後に登場しますが、またしても相対するはヒュンケル。お互いに武器を鎧化（アムド）させて対峙します。

パワーではヒュンケルが圧倒しますが、ラーハルトの強さはスピード。本気を出さなくても動いた後に残像が残る程で、さすがのヒュンケルも目で追う事すらできません。ラーハルトは次々とヒュンケルの鎧を剥がし、ほぼ無装備状態にまで追い詰めます。ラーハルトの「魔槍」、ヒュンケルの「魔剣」。勝利の行方は・・・


竜騎衆は3人選ばれていますが実際には一強です。竜に乗ったら六団長と互角設定ですが、ラーハルトに関しては竜から降りたら六団長超えです。元六団長のヒュンケルのダメージを見れば一目瞭然ですね。

見た目・性格・装備どれを見てもラストまで活躍できそうな上級品。必殺の「ハーケンディストール」はオリハルコンをも切り裂く威力で、ヒュンケルの鎧を完全にボロ布化しています。魔槍は魔界最高の武器職人ロン・ベルク作。魔剣と比べると装備箇所が少ないのですが、スピード派のラーハルトには相性が良く、防御力も十分（魔法も効きませんしね！）。

戦慄の竜闘気

バランへの忠誠を誓っており、その様子はまさに信者。バラン自身も「もう一人の息子」と後日話しており、お互いに強い信頼関係にあったことは間違いありません。「誇り高き竜騎衆」とは恐らくこのラーハルトの存在が故でしょう。

ここでの決着の後でも出番があり、その時には一段とかっこよく登場します。その時にはバランへの忠誠がダイへと引き継がれて「ダイ様」と接しています。両者共に混血であり、血のつながらない親に育てられた環境も類似しています。バラン（親）への忠誠からダイ（弟）への忠誠に違和感なく変化した事も納得です。ラーハルトは今後の作品に多いな影響を与える脇役以上の存在ですよ！

関連記事：ヒュンケル　　裏切られた英雄バラン

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中学校教師の森口悠子は帰宅前のホームルームで辞職する事を生徒たちに伝えます。最後という事もあってか普段では口にしない自身の家庭についての話しを始めました。

森口はシングルマザーで4歳になる愛美という娘がいました。保育所に預けて働いていましたが、田舎の保育所では18時までしか預かってもらえず、遅くなる日は保健室に連れてきていました。いつものように保健室に連れ来ていたある日、愛美は学校のプールに落ち亡くなっているところが発見されます。事故死と見られていたこの出来事について森口は生徒たちに言い放ちます

「愛美は事故で死んだのではなく、このクラスの生徒に殺されたのです。」

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章ごとに語り手が変わり、それぞれが自身の主観で語られます。冒頭の森口もそうですが、犯人ももちろん自身の立場で語りますので、自分勝手ながらも「環境がそうさせた」感を出してきます。被害者視点だけではなく、何がそうさせたのかという加害者側にも触れる作りです。

主観で構成されているので犯人も序盤ですぐにわかります。最初の章は森口視点なため、事件内容や関係者は冒頭でほぼ出そろいます。そこから「どうやって」「なぜ」愛美が殺されたのか、というミステリー作品です。それぞれの語りによって明かされますが、「ありえない」ような出来事のオンパレードで飽きる事がありません。


この「告白」で秦かなえは一気にミステリーの女王と称されます。早々に映画にもなり、主演松たか子の怪演も話題になりました。ミステリアスで優しい穏やかな雰囲気の中に見える狂気。これはハマリ役でした！

映画の影響はもちろんですが、デビュー作で衝撃を与えたこの小説はゾクゾクしました。「教師が生徒に復讐」するストーリーが中心にありますが、その復讐方法もまた「ああ・・・」と力が抜けていくような絶望感。娘を殺された母親の復讐とは？期待を裏切らない（裏切ることを裏切らない！）エンディングは読む価値充分！

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1930年代後半、売れっ子コメディアンコンビスタンローレルとオリヴァー・ハーディの「ローレル＆ハーディ」は、主演映画の撮影中。2人は今まさに絶頂期ですがオリヴァー・スタン両者ともに給与に不満を持っています。ローレルは事務所責任者のハルと口論になり独立する決意をしますが、ハーディは現状維持を望み事務所に残ります。

・・・・・それから16年の月日が経過。ハーディも無事事務所との契約が終了し、「ローレル＆ハーディ」としてコンビ活動を再開しています。流石に人気の衰えもあり、巡業先のイギリス講演ではガラガラな客席。2人はTV宣伝などを始めた事もあり徐々にチケットが売れてきます。そして本当の目的である映画製作にも取り組みますが、ここから仕事もコンビ仲にも問題が・・・


冒頭から2人はかけ違いがあります。それは男同士ならでわかな？と感じます。かたや「独立」かたや「現状維持」と方向性の違いがありますが、お互いに歩み寄ることができず一時的にコンビを離れます。この辺が男同士あるあるですよね！！！

後半には「昔の出来事」でもめます。そしてお互いに引っ込みつかなくなり「心にもない暴言」でお互いを傷つけ、距離を空けようとします。しかし離れきれない、この辺りも実話ならではで男性心理をよく表していました。題名につけためんどくさい男の友情がしっかり描かれています。

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作中の何気ない生活場面でコンビネタが盛り込まれています。駅の階段から荷物がずり落ちてしまうシーン等は印象に残りやすい、気づきやすいネタでした。会話の中でも恐らくネタであろう言い回しが多く見られ、全体的に軽快で重くなり過ぎない作品です。

2人は16年を経て確かな友情を手にしたようです。お互いに年を取り病気や今後に不安を感じる、実話だからこそのリアリティを感じます。伝説の名コンビ「ローレル＆ハーディ」は無事映画を撮影できたのでしょうか。名コンビでもいざこざはあるもんですよね(*'▽')

主人公モーガン・ユウは兄のアレックスに説得され、宇宙ステーション「タロス�T」での研究を手伝う事になります。2032年3月15日の初出勤。制服に着替えテスト施設でA〜Dに分かれた部屋で簡単なテストを受けます。しかしいきなり研究員の手に持ったコーヒーカップが怪物へ変容し襲われ、ユウもガスで気絶してしまいます。

気が付くと最初の部屋。2032年の3月15日に戻っており再び制服に着替えます。部屋を出ると以前はなかった作業員の死体が・・・わけもわからぬまま落ちているレンチを拾い異変を確かめるため、宇宙ステーションの調査・探索を始めます。




本作の魅力は「自由な探索」です。序盤で手に入る「グルーキャノン」は泡で敵を固めたり、壁に撃つことによって「足場」になったりと使い方次第で探索自体に大きな変革を与えます。銃等と違い敵を倒すことはできませんが、操作に慣れた頃には恐らく使用頻度は一番高くなるでしょう。

また、異能力には重い物を持ち上げ投げつける・時間の流れを遅くする・物に擬態するといったエスパースタイルから、ハッキングや機械修復といったエンジニアスタイルまで幅広く習得ができます。

習得内容や使用武器（アイテム）によって、敵を大量に倒す・全く倒さないといった選択や、隅々まで探索する事によって思いもよらない抜け道・ショートカットを可能にします。2週目・3週目してもプレイスタイルによっては違うゲームをしている感覚が楽しめます。

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タロス�Tで何が起こったのかを知るためには、各部屋にあるPCからメール等を覗いていく必要があります。生存者からの情報もありますが、細かい部分を知る為にはPCや死亡キャラの持っていた音声が必要です。また、ゲームオーバーはありませんが初見殺し要素も多いため慣れるまではストレスがかかります。

とにかく情報が少ないのですが、自分で調べて何が起こったのかを理解する過程が秀逸。ストーリー自体に深みがあり「あれ？そうなの？誰が真実を言っている（残している）の？」と困惑させながらも、しっかり最終章まで新たな発見と気づきを繰り返していく作り。止め時を見失う「Prey」はSFホラー・推理好きにはたまらない作品でした！

竜騎衆の1人ボラホーンは足止めに来たポップと対峙します。ポップのベタンを喰らいますが全く動じず、いとも簡単に倒し伏せます。止めを刺そうとしたところをガルダンディーに横取りされますが、興味なく冷ややかな態度でガルダンディーを一瞥します。

ボラホーンと対峙するはヒュンケル。メラゾーマをもかき消すコールドブレス、巨大なガメゴンロードを軽々持ち上げて投げつける腕力でのパンチと、破壊力の高い技を繰り出していきます。ただし相手はヒュンケル・・・ある意味「勇者補正」がかかるレベルのキャラなので結果はお察しで。

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出オチキャラの代表格で、一番活躍したのがポップとの戦いまで（序盤2ページぐらい）です。その後はヒュンケルによって体も心もかる〜く折られてしまいます。見た感じは堂々としており騎士道精神がありそうなのですが、実際には卑怯者という扱い。

トド系モンスターで同じ水際モンスターのクロコダイルと比較されがちです。怪力無双が自慢で広範囲の大技が得意な2人ですが、かたや武人・かたや卑怯卑劣と見た目は同系でも大きく性格が違う事で差別化されています。


ヒュンケルが強いんだよ！という事を表すために出現したモンスターでした。ガルダンディーが残忍で狡猾というイメージですが、ボラホーンは単純に卑怯で自分勝手な役柄。目立った部分もなく立ち去ってしまうキャラです。

最後の最後まで救いようがない姿は、ある意味敵役のかがみです。一応ボラホーンは腕力系でベタンにも耐える高い防御力が自慢だったように思います（多分）。相手との差がありすぎて実力が分からないまま退場しますが、竜騎衆なのでかなり強かった（はず）・・・ポップはびびらせたはず。

関連記事：竜騎衆ガルダンディー　
　　　　　ヒュンケル（勇者補正前）

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ギタリストを目指して上京してきた青年酒留清彦。いつもと同じく芸能プロダクションやオーディションを受ける日々を過ごしています。この日もバンドメンバーオーディションを受けに会場にきましたが、そこで謎の男ジャガーに出会ってしまいます。おもむろにギターケースから取り出された笛の音は清彦の心をわしづかみにします。心揺さぶるサウンドと笛と同時に歌おうとする姿にツッコミを入れた清彦は、ここからジャガーワールドにひきずられていきます。

ギタリストを目指している清彦と、彼に笛を好きになってもらい、あわよくばフエマイスターになって欲しいジャガーとの戦いと熱い友情の物語が、とあるスター要請学校にある寮の一室で始まります。

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ジャガーの笛はまさに神の領域で、音で曲の情景をイメージとして見せる事ができます。様々な楽器の音も出せるうえに、守護霊を出して戦わすことも可能。人の心を操れるほどの腕前ですが、見せる情景の中にどうしてもオトンやオカンが出てきてしまうため操りきれません。

ジャガーは笛の使い方自体も独特で、時にはお箸の代わりにしてバナナを食べたり、笛と笛を叩きあって打楽器のようにして音楽を奏でたりと、多様な使い方を披露して笛の世界を広げてくれます。まさにフエマイスターに人生をかけた男です。

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かなり濃い目のシュールギャグです。突然画風が崩れたり、脈絡のない物語展開が多く困惑させる設定で作られています。週刊少年ジャンプで連載していましたが、10ページ未満で巻末掲載と、ちょっとした息抜きのような存在の漫画です。

とはいえ累計発行部数は800万部を超えており、実写ドラマにもなるという漫画以上に現実でもシュールな展開となった作品です。この「うすた京介」作品は独特な世界観で固まっていますが、その中でも高く評価されて長期連載となったのがこの「ピューと吹く！ジャガー」になります。特に見たいものがないなあ・・・という時には気晴らしにお勧め！

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祭り屋「ブエナ・フェスタ」主催による「海賊万博」に招待された麦わらの一味。会場は多くの海賊で賑わい、出店も大繁盛。麦わら一味も会場の熱気と雰囲気を楽しみます。世界中から集まった海賊たちも会場では火花を散らす・・・ことはなく、メインイベントの開催を待っています。

そしていよいよ待ちに待った今回の万博のメイン、「海賊王ロジャーの遺した宝探し」が開催されます。お宝に熱狂した海賊たちの「お宝争奪戦」がはじまります！しかし、主催であるブエナ・フェスタは最悪の戦争仕掛け人の異名を持っており、この万博の裏には「一世一代の仕掛け」がありました。巻き込まれた麦わら一味とお宝の行方は！？

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今までの作品のオールスター大集合作品で、開催会場はごった煮の見覚えのあるキャラクター達に埋め尽くされています。海賊・一般市民・海兵に至るまで総出演となっており、私は2回目は停止・巻き戻しを繰り返しながらマジマジと人探しをしていました。1回目より2回目の方が観終わるまでの時間が長いという現象が起きてしまいました(*'▽')

最悪の世代は目立つ立ち位置なのですが、こっそり出ている海ネコ・フルボデイ大佐・パンダマンなんかは見つけると笑みがこぼれました。一気に総出演という事で内容は薄くなるかと思いましたが、そこはしっかりワンピース。新キャラボスを倒すため、急ごしらえの連合で立ち向かい、気づけばいつものルフィに巻き込まれて皆が動いてしまう展開で胸熱でした。

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キャラクター全員集合作品ですが、作中には「アラバスタ編」「シャボンディ編」といった各シーズンのオマージュも見受けられます。セリフや場面に懐かしいものが取り入れられていました。

今回はウソップが久しぶりにボスの眼前に立ちます。やはりウソップは男前でした！後半に輝くウソップですが、そのもっと後にサボの粋なはからいで感動し笑顔か涙かわからない感情になりました。とても感動しましたが、「もっとウソップも大事にして」とウソップファン（私）は感じました。といいつつもサボに賞賛をしてしまったので大成功な終幕でした。観る方がスタンピード（熱狂）してしまう作品です！

スカイドラゴンにまたがっている鳥型モンスターガルダンディー。作中で飛びぬけた残虐性をもっています。人間に対して「ドブ臭ぇ存在」と話しており、完全に格下扱いしていることが伺えます。バランと待ち合わせている間にベンガーナ近隣の町を襲撃し、「久しぶりの人間狩り、ウォーミングアップが必要」と語っている事からも残忍性が伺えます。

バランもこの行動に対して「狼煙代わりに丁度良い」としており、ガルダンディーが普段からこのような行動をしていることがわかります。粗暴で残忍・残虐でぼっちかと思われるガルダンディーですが、自身が乗っているドラゴン「ルード」に関しては別で、まさに親友！という扱いをしていました。

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ガルダンディーには我らがポップが立ちはだかります。現段階ではポップが竜騎衆に勝てる見込みはありません。素早い動きも相性が悪いのですが、それよりも自分の羽を相手に刺すことで「赤は体力」「白は魔力」を奪うという能力。弾き返したり避けたりできない、攻撃は当てれないほど速いと「魔法使い」には荷が重い相手です。

しかし大きな弱点として、「相手をなめ切っている」部分が付け入るスキになります。親友ルードがポップによって倒されますが、その原因はさっさっとポップを倒しておかないガルダンディーにあります。もちろん激昂して鳴きながら口汚くののしりますが、それでも相手を格下として生かしたまま切り刻もうとします。

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他2人と比較すると単純な性格で、最後まで知略や自分・相手の分析も行っていません。勝利や目的達成に対して貪欲さがなく、自身の満足感の為に戦っています。そもそもポップに関しても、他の2人があっさり刺し殺そうとしたところを横取りしていたぶる。こんな姿を見ると「愚かしさ」を感じてしまいます。

唯一の美点としては「ドラゴンに乗って戦う」所でしょうか。「空戦騎」というだけあってルードとは兄弟のような関係を築いていたようです。バラン曰く「ドラゴンに乗って戦えば六団長と同等レベルなのが竜騎衆」という事なので、性格はともかくとして戦闘力は相当なものです。成長したポップのレベルが計れる一戦をお見過ごしなく！

関連記事：人に裏切られた英雄「バラン」
　　あっさり退場ボラホーン

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