品格を身につける

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（最近妊娠中のネタばかりで申し訳ございません。）

今年の1月6日に妊娠が判明してから半年間、
自分と向き合う時間が非常に増えました。

もちろん妊娠前からひたすら「自分のこと」だけを考えて生活してきたのですが、
以前と現在とではその中身が全く異なるのです。


【妊娠前（特に独身時代など）】
１、人間関係の悩みが尽きない（仕事の同僚や友人との付き合いなど）。
２、ひたすらオシャレを追及したり、無駄遣いをする。
３、人からどう見られているかがとても気になる。
４、嫉妬心に心が支配された生活（謎）。


【妊娠してから現在まで】
１、つわりに苦しみ、自分の見た目・身なりなどどうでも良くなった（！？）。
２、つわりが辛くて、もうすぐ自分は死ぬのではないかと思った為、生きているだけで素晴らしいことだと思えた。
３、妊娠中期に胎児の胎動が消えた時は半泣きで病院へ駆け込み、無事を確認できたときは命の奇跡を感じた。
４、妊娠糖尿病になって入院したとき、妊娠（人生？）は思うようにいかないものだと悟った。
５、その病気になったことで自分の生活と身体のことを本気で見つめなおすことができた。
６、その病気のおかげで自分はすでにお腹の子供の人生を背負っていることに気づくことができた。
７、お腹の子供のために何ができるか真剣に考えることができた。



正直妊娠前は、「私に子育ては無理・・・」と思っていたものでした。
あまり子供を見て「可愛い！」とも思えなかったし、
自分の人生と主人との平和な生活に邪魔が入るのではないかという懸念もあって、どうしても子供が欲しいとは思えなかったんですよね。
（とは言っても時々は、やっぱり子供っていいなと思うときもありました）


私達夫婦が子供を作った一番の理由は、
「祖父母と両親達に孫（曾孫）を見せてあげたいから」　でした。

それが一番の親孝行になると思ったのです。

私達夫婦は、それほど子供を望んではいませんでした。
しかし、上記のように両親達は非常に強く孫を望んでおり、
会うたびに（言葉には出さなくとも）「早く子供を作ってね」という気持ちがひしひしと伝わってきていました。

決して恨んでいるわけではありません。
そう思うのは当然のことだと思うからです。

だから、「子供を作ることが全てではない！子供がいるからって偉いのか！？」と否定する気にはなりませんでした。
親孝行のためにも（子供が作れない事情がない限り）、いずれは子供を見せてあげたい気持ちがあったからです。


まず一人目の子供を作った私達も、今度は「孫が見たい」と切望するのだと思います。
人間はその繰り返しなのでしょうね。


実は妊娠前に不妊外来に通院していた時期がありました。
主人からは「子供ができなくても、それはそれで仕方ない。二人で幸せに生きていけばそれでいい」
と、そう言ってくれていたのが何よりの救いでした。

やはり女として子供ができないことにはプレッシャーを感じていましたので、
主人の思いやりと周囲のフォローには大変助けられてここまでくることができました。


「私には子育てなんて無理」から、
「親孝行のために子づくりしなくちゃ！」へ変化し、
「なかなか妊娠しないなぁ、・・・もしかして不妊症！？」と気持ちが焦り、
なんとか自然妊娠することができた時には、本当に嬉しかったものでした。
その気持ちを忘れないようにしたいです。



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本日、主人のお母様から、たくさんの贈り物をいただきました。
（離婚されているので私の「義母」ではありません）
仙台に住んでいる為、仙台名物の牛タンや笹かまなどたくさんの食べ物たちをいつも送ってくださいます。

そのうえ、「今度産まれてくる赤ちゃんのためにベビー布団とベビー服もいっぱい送るね！」
とおっしゃってくださいました。


現在遠く離れて暮らしている主人のお母様ですが、
いつでも近くにいるような不思議な存在感があります。

もちろん義両親（お父様は再婚済み）も、以前の記事で書かせていただいた通りとても尊敬できる方たちなのですが、
離婚して一人で生きていくことを決めた主人のお母様もとても素晴らしい方なのです。


彼女は家庭を捨て、仕事を選んだ女性でした。
息子（私の夫）がまだ幼い子供だった頃も、家庭を顧みずに「残業・出張・転勤・残業・さらに転勤・・・・」の日々だったそうです。

もちろんとんでもなくお金持ちで、出世もしています。
「日本人なら知らない人はいない大企業」にご勤務されていました。
現在は退職し、自由気ままな毎日を楽しく過ごしているそうです。

おそらく仕事での心残りは何一つないのだと思われます。

私は時々疑問に思うことがあります。
「子育て」に関して心残りはないのでしょうか？
自分が選んだ道に後悔はなかったのでしょうか？

（・・・私が判断することではありませんね。）


それにしてもお金があるということは本当に素晴らしいことだと思います。
大切な息子の子供（孫）に向けて、惜しみなく物を与えることができるのも
彼女がこれまでの人生をうんと頑張ってきたからだと思います。

何千万もするマンションを一括購入したり、
親戚たちとの旅行費用を全額出したり、
女性でありながらとてもお金に余裕がある人なのです。


どうせなら彼女のような覚悟を持って仕事に生きるのも悪くないかもしれません。

女性は「家庭が全て」ではないのかもしれません。


しかし、
私はこれから子育てを頑張る気満々です（笑）。

私に今必要なことは「大きな意識改革」だと思っていて、
日々そのことに思いを馳せる毎日なのです。

自分のために資格の勉強をすることもそうだし、
育児に関して調べまくることも必要だと思い、ネットと本にかじりついています。

それよりも何よりも、
「人として、もっと大きくなりたい！」という気持ちが強くなってきています。
もっと自分の殻をやぶり、この世界を堂々と生きてみたい。
子供のためにも大きな人間になりたいと思うのです。

うじうじ・じめじめした自分、嫉妬深い自分、疑い深い自分・・・
もうこんな自分からは卒業したいです（笑）。

さっぱりしていて、明るい性格の女性になりたいなと思うのです。

主人のお母様の性格はそんなふうに、まるで太陽そのものです。

主人はお母様のことを全く恨んでいないようです。
もしかすると彼女は子育てに関しても心残りは全くないのかもしれませんね。

いつか彼女と色んなことを本音で話し合ってみたいな、と思っています。

人それぞれ、いろんな人生でいいんだと思えた今日の出来事でした。



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先日の記事で「妊娠糖尿病になってしまった」と書かせていただきましたが、その後不思議な変化がありました。

現在、自分で血糖値測定というものを行っているのですが（食前・食後に測定）、
なぜか、血糖値が正常値になっているのです。

かなりの血糖値の高さで入院までした私ですが、
食事管理をしっかりとさせていただいたところ、あっけないくらいの変化でしたのでとても驚いています。
食前食後と10回ほど測定していますが、全て正常値です。
たまたまなのでしょうか。これからが勝負？なのでしょうか。
それとも自分の測り方が間違っているのでしょうか・・・。
まぁ、１日２回だけだった食事回数が突然６回に増えたのだから、それなりの効果はあったのかもしれません。


食事管理もそうですが、もっと大切なことを忘れていました。
それは「運動」です。
運動をしなければいけないというのは糖尿病に関する情報で有名なことだと思います。
しかし現在私は妊娠中ですので、あまり激しい運動は禁止されています。

なので、できることといったら簡単なストレッチと、散歩（ウォーキング）くらいでしょうか。


私は基本的に引きこもりなので、散歩といっても、この人生で数えるほどしか経験がなく（爆笑）、
「自由気ままに散歩をしてみよう！」などといった経験は皆無のままこの歳まで生きてきてしまいました。

「用事があるから出かける」
これが私の基本的なスタイルです（苦笑）。

そんな私の性格を知っている主人がついにこう切り出しました。
「一緒に散歩に行こう。俺もつきあうから。毎日続けて、お腹の子供のためにも体力をつけよう」
と言ってくれました。

主人の本音は
「夫婦二人で一緒に散歩をするということは、後々素晴らしい想い出になるに違いない」から、とのことでした。

少し感動してしまいました（笑）。
（そういえば主人との初デートは、川沿いにある桜並木を二人で手をつないで歩く、というものでした。
なつかしい！）

散歩に素敵な想い出などなかった自分ですが、
この世で最も大切な人と「散歩」の想い出を作ることができて、
私は幸せ者だなと思いました。

現在は妊娠中なので「三人」で、ということになるのでしょうか。


主人とならたとえどんな貧乏だったとしても乗り越えていける。
そう思って結婚した気持ちを思い出しました。

いつも感謝の気持ちを忘れてはいけませんね。
反省しています。いつもありがとう。



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