アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog
プロフィール

ν賢狼ホロν
「嫌なことなんて、楽しいことでぶっ飛ばそう♪」がもっとうのホロです。
ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド2
最新記事
カテゴリ
リンク集
月別アーカイブ
日別アーカイブ
https://fanblogs.jp/adawognbio5/index1_0.rdf
<< 2010年01月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

広告

posted by fanblog
2009年04月14日
「始まりはいつも些細なことで」 part8
今の桃香はパニック状態だった。
姉が突然化け物になり、訳の分からないことを言っている。
しかし、桃香も負けずに言い放った。

「わたしが知ってるお姉ちゃんは……こんなこと…しない…。
 お願いだから……離して……。」

「いいえ、桃香。
 これはあなたの願望よ。
 あなたの心の中ではいつも私のことを思ってたみたいだけど、
 まさかここまでとはね。」

「な、なにを言って………………。」

(そんな、これが私の願い? そんなはず……。
 確かに私はいつもお姉ちゃんにつきっきりだ。
 だからって……こんなことしてほしいなんて……おもったこと……)


(いいえ、思ってるわ。

  えっ?

 あなたはずっと思ってた。
 鈴香といつもあんなことやこんなことをしたいと。

  そっ、そんなことっ!

 いいのよ、我慢しなくて。
 ほら、あなたのお姉ちゃんがあんな猥らな格好してるわよ。

  だから私はちが…。

 本当に? あなた、自分に嘘をつけるの?

  わたしが…うそを?    

 そう、あなたは嘘をついてる。もっと率直になりなさい。
 お姉ちゃんがあなたのためにやってることなのよ。

  おねえちゃんが…………わたしのために……。

 そうよ。早くお姉ちゃんに答えてあげなさい。
 お姉ちゃんの願いは、あなたの願いなんだから。

  おねえちゃんのねがいが……わたしのねがい……。

  
桃香の顔はいつの間にかうつむいており、鈴香からは表情が見えない。
すると…。

「お姉ちゃん……」

「ウフフ……どうしたの?」

「わたし………なってもいいよ…。」

桃香が顔を上げるとその目は曇っており、表情にも生気がない。

「あーら、いきなりどうしちゃったの?
 さっきまであーんなに嫌がってたのに。」

「いいの……。
 おねえちゃんのためなら……、わたし……なんでもする。
 だから……おねえちゃんが言うモノに……なってもいいよ……。」

(フフフ……堕ちたわね。)

桃香は、この倉庫に入った時点で終わりだった。
なぜなら倉庫には、デライラが何百年も溜め込んだ瘴気が漂っていたからだ。
その瘴気はデライラがいた割れた壷から出ており、それを長時間吸った者は幻覚
や幻聴をきたし、催眠状態になるのである。もちろん効くまでには個人差があり、
すでに悪魔である鈴香には関係ないのだが。鈴香もそれを知っていて、桃香をこ
こに連れ込んだのである。

「そう……じゃあ遠慮なくいくわよ。」

「待ちなさい、鈴香。」

突然、鈴香の後ろからした声の主はデライラだった。

「あ、姉さん。急にどうしたの?」

「いやね、ただ私達と同じにするだけなら面白くないかなーって思ったの。
 だからね、この薬を使ってみなさい。」

デライラの胸の間から出したビンは、紫色の液体が入っていた。

「えっ、何なのそれ?」

「これはね、デビルエクスタシーと言って、
 生物にかけると悪魔に変わっちゃうの。
 でもただの悪魔に変えるわけじゃないわ。
 この薬には色々な動物や虫の遺伝子が含まれていて、
 例えばうさぎだったら、うさぎの特徴を得た悪魔になるわ。
 体中がうさぎの体毛で覆われて、長い耳が出てきたりね。」
 
「あはっ♪ 何か面白そうね♪
 でも、ただかけるだけってのも面白くないなー。」

もはや実の妹を玩具のようにしか思ってない鈴香は、小さい子供のようなそぶり
見せる。そのやりとりを見ている桃香は何も感じない。ただ今からされることへ
の期待感しか今の桃香にはないのだから。

「あ、そうだ!
 いいこと思いついちゃった♪
 じゃあ姉さん、その薬貸してくれる?」

「フフフ……もちろんよ。
 全部使っちゃってもいいのよ。
 あなたがどうするか見てみたいから。」

「ありがとう、姉さん♪」

するとデライラから薬を受け取った鈴香は、おもむろにビンの蓋を開け、何本も
の触手をビンに突っ込んだ。そして、勢いよくその液体を吸い上げると、ビンを
捨ててそのまま触手に溜め込んだ。

「なるほど。あなたがやりたいことが大体分かったわ。」

「そういうこと♪」

鈴香は桃香の方に向き直ると、液体を溜めた複数の触手を操り、桃香の穴という
穴に狙いをつけた。口、耳の穴、へそ、膣、尻の穴などへと……。

この記事のURL

×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。