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ν賢狼ホロν
「嫌なことなんて、楽しいことでぶっ飛ばそう♪」がもっとうのホロです。
ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド2
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2009年03月09日
『セイントジュエルvsスレイバーズ〜未来からの刺客〜』 part4

さくら「先輩…ってどう言う事?」

貴子「ふざけた事言ってんじゃないわよ!
   アンタ達みたいな変態の後輩なんか持った覚え無いわ!」

スレイブ・ユウ「確かに今の私達を見ても信じてもらえないでしょうね。
        でも私達はダークサタン様の下僕となる前は、
        紛れも無く貴方達の後輩だったんですよ。」

あかり「下僕となる前…と言う事は、
    貴方達も元は正義の味方だったの?」

スレイブ・ユウ「はい。
        私達は元はセイバーズと言う正義の戦隊でした。
        このセイバーズの創始者は、
        貴方達も良くご存知の…霊子さんです。」

あかり「何ですって!?」

さくら「れ、霊子さんって…。」

水乃「司 霊子…、
   セイントジュエルの主任研究員ですね…。」

貴子「何で霊子さんがそんな事になってるのよ!?」

スレイブ・ユウ「この地球とはまた別の地球の事です。
        そこでも貴方達セイントジュエルはダークサタン様と戦っていました。
        ですがダークサタン様の強力な淫力の前に歯が立たず、
        貴方達はダークサタン様の下僕、
        淫怪人・アークジュエルとなってしまったのです。」

さくら「嘘…!」

貴子「馬鹿言ってんじゃないわよ!
   あたし達が負けるなんて有り得ないわ!」

スレイブ・ユウ「落ち着いて聞いて下さい。
        これはあくまでこの地球とは別の地球の話です。
        それからアークジュエルとなった貴方達は、
        ダークサタン様の命令でセイントジュエル基地を襲いました。
        その際にセイントジュエル指令・朱鷺輪 玲子さんと、
        主任研究員・司 霊子さんは次元転移装置を作り、
        セイントジュエルの意志を他の世界で継ごうと決心したのです。
        その為に朱鷺輪 玲子さんは基地に残り、
        司 霊子さんを他の世界へ送り出したのです。
        その後私達のいた世界へ転移した霊子さんはセイバーズを創設し、
        私達に力を与えてダーククロスとの戦いを始めたのです。」

静香「…そうだったの…。」

水乃「その話が本当ならば…、
   確かにあなた方は私達の後輩と言う事になりますね…。」

貴子「それにしても情けない後輩ね。
   あっさりと悪の手先に成り下がるなんて。」

スレイブ・ユウ「私達の世界に来た霊子さんの世界にいた貴方達も、
        悪の手先になっているのですからお互い様だと思いますけど?」

貴子「っ…!」

あかり「経緯は良く分かったわ。
    でもただお喋りをする為に来た訳じゃないんでしょう?
    私達の強さが見たい、と言ったけど…目的はそれだけ?」

スレイブ・ユウ「さすがセイントジュエルリーダー・緋野あかりさん。
        鋭いですね。
        私達の目的はもう一つ。
        それは…私達の手で貴方達をダークサタン様の下僕にする事です!
        さぁみんな!
        先輩達に私達の魔因子ザーメンたくさんドピュドピュしちゃおう!」

あかり「そうは行かないわ!
    私達が君達に正義の心を思い出させてあげるわ!
    行くわよ、みんな!」

そうしてセイントジュエルとスレイバーズは互いに向かって行った。

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