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ν賢狼ホロν
「嫌なことなんて、楽しいことでぶっ飛ばそう♪」がもっとうのホロです。
ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド2
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2009年02月03日
『学園侵略計画! 個別面談にご用心!?』 part4
「ええと……面談室、面談室……。あ、あれだ」
遠くに響く部活の生徒の声を聞きながら、少年は人気の消えた廊下を歩く。
やがて並んだ教室のうち、目的とするところを見つけた彼は鞄を持ったまま教室の引
き戸を開け、室内に一歩踏み込んだ。
「失礼しまーす。……先生、きましたけど〜」
少年はきょろきょろと室内を見回しながら、教室の中央まで進んだ。だが、室内には
彼を呼び出した人物の影も形もなく、その顔に戸惑いが浮かぶ。
「あれ? ここであってるよな? 先生、唯子先生〜。宮下、来ましたけど〜」
もう一度声をあげ、室内を見回す。がらんとした教室にはあちこちに埃を被った机や
イスが散乱するのみで、彼を呼び出した小柄な名物教師は何処にも見当たらなかった。
「あれ〜? 時間か場所、間違ったかな。しょうがない、今日は帰って……」
ぼやきつつ床に置いていた鞄を拾い上げようとして、達也は突如耳に響いたドアの音
に驚く。思わず口から悲鳴が漏れそうになるのをようやくこらえ、おそるおそる振り
返った先には後ろ手に扉を閉める唯子の姿があった。無意識に、達也の口からは安堵
の吐息が漏れる。
「ごめんなさいね、ちょっと遅くなっちゃって。驚かせちゃった?」
「いや、いいんですよ」
謝る彼女に首を振ると、唯子はにこりと微笑む。取り越し苦労だったかと安堵した彼
の顔はしかし、彼女がそのまま鍵を掛けたことで再び曇った。
「……あの、先生? な、なんで鍵を掛けるんですか?」
自分でも意識しないうちに顔がこわばり、口ごもってしまう。そんな彼を入ってきた
ときからずっと見つめたまま、唯子は近づいてきた。
理解できない不吉さに、達也は一歩後ずさる。彼女は全く変わらない様子で足を踏み
出し、彼に近づく。
後ずさる、近づく、後ずさる、近づく、後ずさる、近づく。
だがその非常にゆっくりとした鬼ごっこは、彼の背が黒板に当たったことで終わりを
告げた。少年を追い詰めた唯子はそっと正面から彼に抱きつく。
「もう、何で逃げるの?」
いたずらっぽく、わざとらしく怒ったように頬を膨らまし彼を間近で覗き込む唯子は
客観的に見たら非常に魅力的に見えるだろう。だが、その目はどこか獲物を狙う肉食
獣のもののようで、女性に密着しているといっても、とてもではないが達也には興奮
する余裕は無かった。
「あ、あの……せん、せい……?」
カラカラに渇いた喉を震わせ、ようやくそれだけを搾り出した少年に唯子は楽しそう
に微笑む。そのどこか邪悪さを感じさせる笑顔を目にした彼の体は、まるで石になっ
たように硬直した。怯える目に涙が浮かぶ。思わず突き放そうとするも、目の前の小
柄な少女は、その華奢な体躯からは信じられないほどの力で彼を抱きしめてくる。
振りほどけない。
「ふふ……こわがっちゃって、かわいい」
どこか不吉で淫らな微笑を浮かべたまま、唯子は人間の姿から本来の淫獣人へと姿を
変えていく。手足を黒い毛が覆い、ネコミミが血の通った生身になり、肌と髪も黒く
染まっていく。スカートのすそから二本、黒い猫の尻尾が飛び出し、興奮に揺れた。

「……!」
目の前で怪人へと姿を変えた少女に目を見開き、叫び声を上げようとした彼の口を唯
子は己の口で素早くふさいだ。そのまま舌を絡め、しばし濃厚なキスを続けると彼の
体から力が抜け、抵抗が止む。光を失いつつも恐怖に怯える達也の耳元に、唯子は顔
を近づけそっと囁いた。
「そう心配することは無いわ。別に君を殺そうとか、そういうことではないから。
ちょっと宮下君にお願いがあるだけなのよ。
それに君にとっても悪い話じゃないわ。どうかしら? 協力してくれる?」
「……あ……は、はい……」
「ふふ、いい子ね。素直な子にはご褒美をあげるわ……」
虚ろな瞳で意志のまったく感じられない声を出した少年を、唯子はゆっくりと押し倒
す。そのまま慣れた手つきで既にがちがちに固くなった少年のモノをズボンから取り
出す。達也はもはや淫気に完全に当てられ、唯子が服を脱がせていっても最早抵抗も
せず、これから起きることにかすかな期待をこめた視線を送るだけだった。
「あら、立派じゃない。うふふ……これならきっと彼女も喜ぶわね。
それじゃあ、いくわよ……?」
唯子は床に寝そべった達也にまたがり、はちきれんばかりの一物を秘所にあてがう。
そのまま彼の上に腰を下ろし、ずぶずぶと飲み込んでいった。
「うあぁぁぁぁっ!」

「あうぅん……おっきぃ……はいって、くるぅ……」
あまりの快感に叫び声を上げる少年を見下ろしながら、唯子もまた膣内に侵入してく
るものが擦れる感触に声を出した。そのまま根元まで飲み込むと、蕩けた笑みを浮か
べる。
「ほら、全部入ったわ……見える? うふ、気持ちよさそうな顔しちゃって。
でもまだよ、ほらほら、動くわよ」
「あ……ぁっ……ぅあ……」
ずっ、ずっ……と彼女の腰が動き出し、少年の体を揺さぶる。
「くっ……」
無意識にやっているのか、絡みつき締め付けてくる彼女のあまりの快感に、達也は唇
を噛みしめ、出しそうになるのをこらえた。
「……ん……っ! 我慢しなくていいのよ……」
「あ、うぁぁあ!」

唯子は彼とつながったまま、彼の唇を奪い、腰を振ると共にその口内を舐めまわす。
抵抗したくても淫気と快感に思考を塗りつぶされ、逃げることも考えられない彼を意
地悪く見つめながら、ぺろぺろと頬に舌を這わせた。
しばしの間、部屋の中には彼らの動きにあわせて肉がぶつかり合う音と少女の嬌声だ
けが響いていた。だがそれも、二人が限界を迎えたことで終わりを告げる。
「あぁん……そろそろ、いきそう……?」
唯子の声に、虚ろな表情の達也はかろうじて頷く。それを見ると、唯子は腰の動きを
早めた。
「くぅ……っ!!」
「ぁ……っ、あぁ……っ……ぁぁ……!!」
一際強く締め付けてきた快感に、男のものから熱い液がほとばしると、彼女も大きく
背を反り返らせ、かすれた叫び声を上げた。
「ふぁ……ぁ……」
ぶるぶると体を震わせると、淫怪人の秘所からどろりと白い液体がこぼれた。その熱
さに彼女の体はまたびくんと震え、力を抜くと、くてんと倒れこむ。
そのまま彼の胸に顔をうずめ、そっと囁いた。
「ふふっ……想像以上によかったわよ? またしたくなったら、いつでも課外授業を
受けにいらっしゃいね」
しばしそのままの体勢でいた二人だったが、やがて唯子は体を起こすと萎えた彼のモ
ノを引き抜き、立ち上がった。とろり、股間から白濁した液体が垂れだす。
「これで君の体には魔淫気がたっぷり染み込んだわ。まずは第一段階クリアね。
君、なかなか素質もあったから特別サービスで私たち淫獣人の因子も混ぜてあげたわ。
それじゃ、後はお願いね?」
「は……い……」
かすかな声で達也が頷くのを聞き届けると、唯子は再び人間の姿に変身しその場を後
にした。
教室の中に一人残された少年はセックスの後の気だるい疲労に、いつの間にかまぶた
が閉じていった。やがて、その体がぶるぶると小刻みに震えだし、姿を変えていった。
だが、その様子を見たものは誰も居らず、少年自身すら深い眠りの中で気付くことは
無かった。

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