2012年08月03日
ノロイ
みなさんこんばんは。
暑さの中に悪寒が走る夜?如何お過ごしでしょうか?NO,Movie NO,Life!!のお時間です。
本日は金曜日ですね。
という事で、コワイ映画をご紹介したいと思います。
先週は、Jホラーの金字塔である「リング」をご紹介したんですが・・・・
またまた、今夜も日本の不気味さがムンムンと感じられるジャパニーズホラー映画のご紹介です。
今から紹介する作品は、僕のオススメでは無く、初めて見た時にかなりコワイと思った映画なんです。
勿論。「呪怨」や「リング」なども怖いんですが、この作品に関して今でも夜中一人では見たくありません。
監督は「呪怨」で一躍ホラー映画界の鬼才となった白石晃士。
その作品とは、「ノロイ」でございます。
タイトルからして、まさしくシンプルisベスト!!とはよく言ったもの・・・
日本ホラー映画の軸となるキーワードの原点ともなる言葉ですよね。
正直、自分のブログの欄にもあまり入れたくは無かったんですが、この機会をキッカケに振り
返ってみようと思いまして、本日の作品は「ノロイ」をご紹介しようと思ったんですよね。
それでは、ここでこの作品のあらすじをご紹介しましょう。
東京にある一軒家の火災。なんの変哲もなさそうなただの火災だったが、出火原因は不明で
しかもその家の主人の遺体が見つからないという不思議な事件だった。
その家の主人とは、主人公・小林雅文である。
小林はおそらく生きているものと見られるが、消息は不明。
居酒屋に入ってきて謎のノートを渡すと、ふらふらとどこかへ行ってしまった。
これが小林の最後の目撃情報だった。
そしてそのノートに記された内容は、とてつもなく恐ろしいものだった・・・。
元々ホラー関係のプロデューサーだった小林は、日頃から怪奇現象に興味を持ち、カメラマンと
共に怪奇現象の体験者にインタビューして、その謎を解決するような事をやっていた。
その日も、ある主婦から依頼があった「隣の家から赤ちゃんの泣き声がする」という事実を調べる為、スタッフと現場を訪れる小林。
実際、その家を訪問すると、重苦しく異様な雰囲気が彼らを包み込むのであった・・・・
恐る恐る、ドアをノックすると、興奮した面持ちの女が現れ、不気味なな言葉を残すと、また家の中へ戻ってしまう。
後日、撮影したビデオ内容に奇妙な映像が映りこんでいたが、誰も気付くことは無かった・・・・
後日、小林はその家を再訪すると、その女は既に引っ越してしまっていた。
謎を残したまま調査を終えた小林。
数日が過ぎ、ある人気芸人と女優が、ある神社で心霊番組の特番をする事になる。
しかし、霊感の強い彼女は、急に発作を起こし、その日の撮影は急遽終了となってしまった。
その事を聞いた、小林は問題のビデオテープに映る得体の知れない「何か」を発見する、その
事を彼女に知らせると全く心当たりがない様子で、この調査は終了を迎えてしまうのであった。
しかし、その日の夜から彼女の周りで奇怪な現象が起こるようになる、その事を小林に告げると
小林は、彼女の部屋に、一台のビデオカメラで寝ている様子も含め録画しようと提案するのであった。
数日間の間撮り続けた、ビデオカメラの内容を二人で見ていると、彼女が寝ているにも関わらず
一人でにベッドから立ち上がりベランダで奇妙な行動をしている様子が映し出されていた。
本人に聞いてみると全く覚えがない・・・・
しかし、この出来事を発端に、奇怪な現象が次々と小林自身にも降りかかるようになってしまう。
この状況を食い止めようと、調査を進めるうちに浮かび上がる謎の存在「禍具魂(かぐたば)」の
意味とは・・・・
真実が明らかになるにつれ、小林に恐るべき「ノロイ」の恐怖が降りかかってゆく。
前回、ご紹介した「リング」もそうなんですが、やはりこの作品の見所は、日本ホラーに漂う独特な「世界観」ですね・・・それか不気味というべきか・・・・
ネタバレになるんですが、正直幽霊というモノは僕が見る限りでは、登場してこなかったと思います。
その穴埋めを、作品の演出で見事にリアリティを増し、恐怖感を見ている観客に与えているんですよね。
僕の独断と偏見で、この感想を一言で言うと、「人間が一番恐ろしい・・・」と感じました。
作品の要所要所で出てくる様々な人間の仕草、動きなど当たり前の行動にゾッとするシーンが
あるんですよ、当然、人間はそれぞれ感覚が違う生き物ですから一概には「ここです!」とは言えないんですけどね。
そして、Jホラー作品で何かと絡んでくるキーワード「呪い」という言葉。
この呪いという意味も、実に信憑性の高い解説で物語の中に上手く取り込まれているんですよ
今作に至っては、今では、ダムによって沈められた村で行われていた儀式・・・
それが鬼祭なんです。
その鬼祭を通して鬼を沈める、その鬼の存在は「禍具魂(かぐたば)」と呼ばれていて、
1978年の最後の祭りの時に、禍具魂を沈める事に失敗した女性に、ノロイがかかってしまったという・・・・
戦後間もない日本で、土地の風習や、隔離された村にだけ存在する掟・・・・
よそ者を決して受け付けず昔ながらの儀式を行い、ノロイというモノを作り出していく・・・
そして、今は村の存在すら跡形もなく消え、その土地の言い伝えとなり、だれもその裏に隠された様々な奇怪な出来事など知ることはない・・・・。
やはり、日本にはまだまだこのように、隠された裏の「土地」というべき所があるのでしょうか・・・・
少し前に、話題となった「杉沢村」とか・・・・
うぅ・・やっぱりコワイです。
呪いという身近で怖いキーワードと、戦後間もない土地の風習を上手く織り交ぜると同時に、
この作品に関わった人間に様々な怪奇現象が襲う映画、「ノロイ」。
今回の動画は、予告編がなく本編まるごと載せてあるので興味がある方は是非ご覧下され・・・
もう、僕は観ませんけどね(笑)
暑さの中に悪寒が走る夜?如何お過ごしでしょうか?NO,Movie NO,Life!!のお時間です。
本日は金曜日ですね。
という事で、コワイ映画をご紹介したいと思います。
先週は、Jホラーの金字塔である「リング」をご紹介したんですが・・・・
またまた、今夜も日本の不気味さがムンムンと感じられるジャパニーズホラー映画のご紹介です。
今から紹介する作品は、僕のオススメでは無く、初めて見た時にかなりコワイと思った映画なんです。
勿論。「呪怨」や「リング」なども怖いんですが、この作品に関して今でも夜中一人では見たくありません。
監督は「呪怨」で一躍ホラー映画界の鬼才となった白石晃士。
その作品とは、「ノロイ」でございます。
タイトルからして、まさしくシンプルisベスト!!とはよく言ったもの・・・
日本ホラー映画の軸となるキーワードの原点ともなる言葉ですよね。
正直、自分のブログの欄にもあまり入れたくは無かったんですが、この機会をキッカケに振り
返ってみようと思いまして、本日の作品は「ノロイ」をご紹介しようと思ったんですよね。
それでは、ここでこの作品のあらすじをご紹介しましょう。
東京にある一軒家の火災。なんの変哲もなさそうなただの火災だったが、出火原因は不明で
しかもその家の主人の遺体が見つからないという不思議な事件だった。
その家の主人とは、主人公・小林雅文である。
小林はおそらく生きているものと見られるが、消息は不明。
居酒屋に入ってきて謎のノートを渡すと、ふらふらとどこかへ行ってしまった。
これが小林の最後の目撃情報だった。
そしてそのノートに記された内容は、とてつもなく恐ろしいものだった・・・。
元々ホラー関係のプロデューサーだった小林は、日頃から怪奇現象に興味を持ち、カメラマンと
共に怪奇現象の体験者にインタビューして、その謎を解決するような事をやっていた。
その日も、ある主婦から依頼があった「隣の家から赤ちゃんの泣き声がする」という事実を調べる為、スタッフと現場を訪れる小林。
実際、その家を訪問すると、重苦しく異様な雰囲気が彼らを包み込むのであった・・・・
恐る恐る、ドアをノックすると、興奮した面持ちの女が現れ、不気味なな言葉を残すと、また家の中へ戻ってしまう。
後日、撮影したビデオ内容に奇妙な映像が映りこんでいたが、誰も気付くことは無かった・・・・
後日、小林はその家を再訪すると、その女は既に引っ越してしまっていた。
謎を残したまま調査を終えた小林。
数日が過ぎ、ある人気芸人と女優が、ある神社で心霊番組の特番をする事になる。
しかし、霊感の強い彼女は、急に発作を起こし、その日の撮影は急遽終了となってしまった。
その事を聞いた、小林は問題のビデオテープに映る得体の知れない「何か」を発見する、その
事を彼女に知らせると全く心当たりがない様子で、この調査は終了を迎えてしまうのであった。
しかし、その日の夜から彼女の周りで奇怪な現象が起こるようになる、その事を小林に告げると
小林は、彼女の部屋に、一台のビデオカメラで寝ている様子も含め録画しようと提案するのであった。
数日間の間撮り続けた、ビデオカメラの内容を二人で見ていると、彼女が寝ているにも関わらず
一人でにベッドから立ち上がりベランダで奇妙な行動をしている様子が映し出されていた。
本人に聞いてみると全く覚えがない・・・・
しかし、この出来事を発端に、奇怪な現象が次々と小林自身にも降りかかるようになってしまう。
この状況を食い止めようと、調査を進めるうちに浮かび上がる謎の存在「禍具魂(かぐたば)」の
意味とは・・・・
真実が明らかになるにつれ、小林に恐るべき「ノロイ」の恐怖が降りかかってゆく。
前回、ご紹介した「リング」もそうなんですが、やはりこの作品の見所は、日本ホラーに漂う独特な「世界観」ですね・・・それか不気味というべきか・・・・
ネタバレになるんですが、正直幽霊というモノは僕が見る限りでは、登場してこなかったと思います。
その穴埋めを、作品の演出で見事にリアリティを増し、恐怖感を見ている観客に与えているんですよね。
僕の独断と偏見で、この感想を一言で言うと、「人間が一番恐ろしい・・・」と感じました。
作品の要所要所で出てくる様々な人間の仕草、動きなど当たり前の行動にゾッとするシーンが
あるんですよ、当然、人間はそれぞれ感覚が違う生き物ですから一概には「ここです!」とは言えないんですけどね。
そして、Jホラー作品で何かと絡んでくるキーワード「呪い」という言葉。
この呪いという意味も、実に信憑性の高い解説で物語の中に上手く取り込まれているんですよ
今作に至っては、今では、ダムによって沈められた村で行われていた儀式・・・
それが鬼祭なんです。
その鬼祭を通して鬼を沈める、その鬼の存在は「禍具魂(かぐたば)」と呼ばれていて、
1978年の最後の祭りの時に、禍具魂を沈める事に失敗した女性に、ノロイがかかってしまったという・・・・
戦後間もない日本で、土地の風習や、隔離された村にだけ存在する掟・・・・
よそ者を決して受け付けず昔ながらの儀式を行い、ノロイというモノを作り出していく・・・
そして、今は村の存在すら跡形もなく消え、その土地の言い伝えとなり、だれもその裏に隠された様々な奇怪な出来事など知ることはない・・・・。
やはり、日本にはまだまだこのように、隠された裏の「土地」というべき所があるのでしょうか・・・・
少し前に、話題となった「杉沢村」とか・・・・
うぅ・・やっぱりコワイです。
呪いという身近で怖いキーワードと、戦後間もない土地の風習を上手く織り交ぜると同時に、
この作品に関わった人間に様々な怪奇現象が襲う映画、「ノロイ」。
今回の動画は、予告編がなく本編まるごと載せてあるので興味がある方は是非ご覧下され・・・
もう、僕は観ませんけどね(笑)
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