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純粋な子どもの中に潜む悪魔としての狂気が人としての理性を殺した瞬間、伝説の殺人鬼が 闇深くより目を覚ます!!




皆さん
こんばんは。

最近、胃カメラの予約をして、今週の土曜日に検査なのですが人生初の胃カメラという事でサイトで色々調べた結果、検査から最低3日間は飲酒ができないという事実が発覚し、土曜日当日に飲み会の予定を入れてしまい、僕だけ人生初めてのオールフリーで乾杯していく未来予想図と、よく考えれば土曜日は色々初めてづくしという一日に、心の何処かでもどかしい気持ちを抑えきれない僕がお送りするNo.movie!! No,lifeのお時間です。

さて、今夜ご紹介する作品は、今公開されているホラー映画「レザーフェイス 悪魔のいけにえ」でございます。
この作品は、オリジナル版も含めリメイク版でもある「テキサスチェンソー」も書いた記憶がござます。

もう、だいぶ昔の話ですが(笑)

知っている方は知っていると思うんですが、トビー・フーパー監督の「悪魔のいけにえ」という作品はホラー映画の金字塔とまで言われておりオリジナルのフィルムが「ニューヨーク近代美術館」に永久に保存されているという、凄い作品なんです。

今でも尚、リメイクされるぐらいですから如何に凄い作品、印象的・インパクトのある作品という事が伺えます。

知らない方の為に、軽くオリジナル版のストーリーをご紹介いたしますと、1973年8月18日、5人の若者を乗せて走るワゴン車で楽しい
旅行をしている最中に一人の不審な男を拾ってしまう。
異常で猟奇じみた彼の行動に耐え切れなくなった5人は、彼を置き去りにして旅を続けることとなった。

道中、車のトラブルにより足止めを食らった彼らはある古い家を見つけてしまう。
何も知らない彼らは無謀にも助けを求めその異様なまでの家に足を踏み入れると、そこには人間の皮を被った大男レザーフェイスが待ち構えていた。

1人また1人と犠牲になっていく若者たち、最後に残った少女はこの殺人鬼一家、ソーヤ家に監禁され悪夢のような恐怖を植え付けるのであった。
まぁ、こんな感じで簡単にご説明いたしました(笑)

その後、悪魔のいけにえをリメイクした作品「テキサスチェンソー」「テキサスチェンソー・ビギニング」などなど制作され、今の若い方にも浸透していった感じなんすね。
僕はこの「テキサスチェンソー」「テキサスチェンソー・ビギニング」から入って、その後オリジナルである「悪魔のいけにえ」を鑑賞いたしました。

上記でも書いた「テキサスチェンソー・ビギニング」でもレザーフェイス誕生の秘密が描かれており、今作とはまた違ったアプローチ・演出・描写でかなり過激な作品に仕上がっております。
最初見た時は、結構衝撃的すぎて、空いた口が塞がりませんでした(笑)

もう、数年前ですがこのブログでも書いた記憶があるのでリンクの方載せておきます!!
ご興味がありましたらどうぞ!!


過去シリーズリンク一覧
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「実在の事件を元に制作され、全米を震撼させた伝説のホラー映画のリメイク版。
今度はジェイソンよりもおっかない!?」
(テキサスチェンソー)

「ある一家に潜む悪魔のいけにえにテキサスを訪れた若者達が犠牲となる・・・
「恐怖の原点」にして「絶望の頂点」といわれる現代ホラー映画の最高峰。」
(テキサスチェンソー・ビギニング)

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それでは、ここで「悪魔のいけにえ」に登場するカルト的な人気を誇る愛すべきキャラクター「レザーフェイス」誕生を描いた新しい映画「レザーフェイス 悪魔のいけにえ」のストーリーを軽くご紹介しましょう。

5歳の誕生日プレゼントにチェーンソーをプレゼントされた少年。
ソーヤー家の異常な環境で育った少年ジェドは、農場近くで起きた少女の変死事件により、青少年の更生施設へ送られてしまう。

10年後、名前も変えられた更生施設の病院で少年は、錯乱した未成年の患者達に強いられて、新人の看護師を誘拐して施設を脱走。
混乱に紛れ道連れにされた彼は、当時農場で惨殺された少女の父でもある警官は、狂気に満ち彼らを執拗に追いまわしていく。

悲劇のどん底へと追い詰め得られていく中、純粋な少年の中で生まれる闇が彼を支配した瞬間、最恐・殺人鬼レザーフェイスが誕生するのだった。

さて、今回ご紹介している「レザーフェイス 悪魔のいけにえ」なんですが、正直見終わった後に、そこまで面白くなかった・・・というのが正直な感想でした。
この映画を見る前に次のブログはこの作品にしようと意気込んでいた部分もあって・・・なんか期待外れだったな・・・と思ったんですね。
でも、購入したパンフレットを読んでいくと鑑賞している時には気づかなかった様々な視点からの見方ができる作品だと思ったんです。「う〜ん、上映中に気づいていれば・・・・もしかしたらもっと楽しめたかも!!」と少し後悔いたしました。

では、僕が今作を見て思った感想を独断と偏見でご紹介していきたいと思います。
これは、あくまでも僕の感想なので監督・作品のテーマでもなんでもありません(笑)
あと、少しネタバレになってしまうかもなのでご注意を・・・・一応配慮はいたしまする。


まず、明確に誰がレザーフェイスに該当する人物なのか最後まで誰か分からない・・・・という事でした。
勿論、レザーフェイスがどうやって生まれたか?というキャッチコピーなのでチェンソーを持って暴れる人は出てくるんですが(笑)
でも、最後に暴れていた人間は「たまたまレザーフェイスという悪魔になってしまった」という印象を受けたんです。
ストーリーも書いているんですが、今作は精神病院を抜け出した5人の若者の逃亡劇が描かれているんですが、それぞれ心の中に様々な感情が渦巻いているんですね。

例えば、統合失調症でも家族思いの者、大切なものを守る為に犯罪を犯してしまった者、すぐカッとなり手が付けられなくなる程の性格だが、心の奥底では家族に逢いたいと思っている者、一人の男性に執着し過ぎて近寄る女には嫉妬と憎悪で支配されている者、彼らを心から救いたいと願っている者など、この5人の人間らしい感情がどのように変化して、悪魔に変わっていくいわば「悪魔のいけにえ」になっていくのかが一番の見どころなんですね。

他の作品でも、レザーフェイスというキャラクターは決して傍若無人な殺人鬼ではなく幼い頃のトラウマで家に引きこもってしまい誰も信じる事が出来ず心の拠り所が家族だけという設定もあるんですよね。

「家族想いで優しい若者」=「レザーフェイス」という事でもあるんです。

上記で書いた、それぞれの若者の中に眠る「闇」=「家族想いで優しい若者」=「レザーフェイス」という見方をすれば、誰もがレザーフェイスという悪に染まった殺人鬼になりえる可能性も秘めており、劇中でも病院内ではジェドという本名・素性も変えられて誰がジェド(レザーフェイス)なのかも全く分からくて、さらに、パンフレットでも「今回レザーフェイスの役をさせて頂いて〜」という言葉は一言も記載もなかったんです。

予告編では、脱走したそれぞれの若者の中に眠る「レザーフェイスになりうる闇」の部分が上手く描写されているシーンがあったり、本当に誰がジェド(レザーフェイス)なのか分かりませんでした(笑)

なので、前作までは、レザーフェイスという「絶対的な殺人鬼」が存在していたのに対し、今作では「誰の中にも存在する心に潜む闇」が「悪魔のいけにえ」という恐怖のカタチで演出されている作品なのかな?とも思えた映画でございました。

今までもたくさんの作品が登場して、鑑賞前は「また、殺人鬼誕生の秘密をやるのかwww」と思ってたんですが、今回はいつもと違う別の意味での「心の中で目覚める悪意に満ちた誕生の秘密」だったので何処か一本取られたような気分でした。
気付いたのは見終わった後でしたけどね(笑)

まさか、こんなアプローチで攻め来るとは・・・・不覚!!



そして、今作のサブ的なタイトルでもある「悪魔のいけにえ」。
個人的に感じた事が、この「悪魔」という存在は主人公ジェドの母「ヴァーナ」だと感じました。

当たり前の事なんですが、子どもは母親を選ぶ事ができないですよね。
ヴァーナは、ジェドに異様なまでの愛着・執着心があり、自分の我が子を思い通り、自分の理想のカタチへと仕上げてく母としての愛が凄く不気味なんです。自分の中にある感性、常識に従った結果、息子の誕生日にチェンソーをプレゼントするなんて・・・

さすがにそれは己のエゴを押しつけております(笑)
そんな母親のもとに生まれてしまったジェドはまさに「悪魔のいけにえ」ですよね。

今回、もう一つ気になる点があって、なぜ「悪魔のいけにえ」がサブタイトルなのか・・・?という疑問があったんです。
勿論、そのままのタイトルを持ってきたらオリジナル版と被ってしまうとか、あまり新鮮味がないとか・・・・誕生の話だからレザーフェイスを持ってくるのが妥当だとか・・・・色々な受け取り方があるんですが、僕個人は「レザーフェイス 悪魔のいけにえ」というタイトルの流れから「レザーフェイス(息子・ジェド) 悪魔のいけにえ(母・ヴァーナ)」という悪魔のいけにえという大きな母体の中にあるレザーフェイスという存在があるという受け取り方をしたんです。

実際は、「悪魔のいけにえ」という作品に登場したキャラクターの一人、レザーフェイスというスピンオフ作品という意味もあるとは思いますが・・・・

実際、脱走した若者の一人に表面は狂気に満ちていたのに、内面・心の奥底では母親に会いたいという想いがあった若者もいたので、上記で書いた「誰でもレザーフェイス」になり得るという事と、「母親」というテーマは結構絡んでるのではないのかな?と思ったりもしてます。

そして、今作は殺人鬼誕生が主なテーマとなっていますが、上記で書いた各々の若者の感情とは別に、母親の想い過ぎてしまう優しさ、たとえそれが狂気に満ちていたとしても、子どもからしたら絶対的な存在であり、従わなければいけないという無垢な心に刻まれる無意識な脅迫観念によってもレザーフェイスという悪魔は誕生してしまう可能性があるのだろうと個人的には思いましたね。

常識で捉えて母親が狂気に満ちていた悪魔だとしても、でも息子からしてみればそれが優しく悪魔のような存在でも・・・・
子どもは、どんな状況でも本能的に従わなければいけない・・・・まさしく「悪魔のいけにえ」(笑)

個人的に気に入ったので2回使いました!!

表面上で見たら、脱獄して殺人鬼に変貌するお話ですが、色々な視点で見てみるとかなり奥が深い作品なんだなぁと思えた作品でございました。

1人の若者が伝説の殺人鬼に変わりゆく姿を様々な視点から描いたホラー作品。
「レザーフェイス 悪魔のいけにえ」

是非、ご覧あれ!!


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