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2020年05月26日

グーグルという名の巨神兵に焼き払われた5月のコアアップデート


5月の初旬にグーグル検索のアルゴリズムのコアアップデートがありました。

SEO調査会社によると、5月のコアアップデートは過去最高レベルの変動幅だったようです。

Twitterを見ても多くのアフィリエイターやブロガーが壊滅的な被弾をしたようで、
ツイートしなくなったり、ブログの更新がストップしたりとこのビジネスから退場した人が多く出ました。



私はというと、複数サイト運営しているのですがサイトによって状況が異なりました。

今まで順位が落ち続けていたメインサイトが少し復活したり、順位がさらに落ちたサイトがあったり、意外な伸びを示したサイトがあったりと、サイトごとにまったく異なる傾向が見られました。

全体としては少しプラスの影響があった感じです。



競合サイトや定期観測しているキーワードの動きからどのような動きがあったのかまとめてみます。

  • 広告主の公式サイトが強くなった
  • 大企業、とりわけ上場企業が運営するメディアが最強になった
  • 中小企業や個人が運営するサイトは下がった
  • コンテンツの中身は評価されていない
  • 内容が間違っていても、長文記事なら及第点をもらえる感じ
  • サイト全体の評価が高ければ、コンテンツの内容が悪くても上がる
  • タイトルと検索意図の理解が進んだ
  • YMYLだけでなくほとんどのジャンルでこれらの傾向が見られた


こんなところですね。



数年前から大筋の傾向は変わっていませんし、それがさらに強化された感じです。

明らかにEATを重視していて、権威性と信頼性の比率が異常に高くなっています。

グーグルは上場企業が関わっていないメディアを排除したいのかもしれません。


たとえば、専門性が高く完璧なコンテンツを提供している医師が書いた記事でも上位表示はされないことが多いです。
行政機関や大学病院、研究機関、製薬会社などが作った内容の薄いのコンテンツが上位表示されます。

個人がいくら専門性を持っても、同じキーワードに大企業が被せてきたら終わりって感じです。

多くの大企業のメディア担当者も気づいているでしょうから、さらに加速するはずです。
今後、穴場キーワードはどんどんなくなるでしょう。


グーグルはこの傾向を変える気がないようですし、実際に何年間も強化してきました。

今から個人が新規サイトを立ち上げても、大企業のEATを覆せるチャンスはほとんどありません。
10年、20年アクセスがなくても頑張れる人なら良いですが、現実的ではないですよね。
長期間アクセスが来ないのならボランティアであってもサイトを作る意味がなくなります。

個人がSEOで稼げる時代が終わったのかもしれません。




Googleの検索チームの方々は常々こう仰っていました。

「ユーザーにとって価値の高いコンテンツを作ってください。長期的にはそれがもっとも有効なSEOです」

この言葉を信じ、品質の高いコンテンツを作ればいつか報われると思って頑張っていたアフィリエイターやブロガーの時間を奪った罪は大きいと思います。「時間=命そのもの」なので。

この言葉は説明不足でした。

こう言うべきでしたね。

「大企業のメディア担当者はユーザーにとって価値の高いコンテンツに注力してください。それがもっとも有効なSEOです。
個人のウェブマスターの皆様におかれましては、大企業を優先するので上位表示は期待しないでください。」


言葉って怖いなと思います。
検索チームの担当者はけっこうな量の恨みを買ってしまったかもしれません。裏切られたと感じた人もいたでしょう。

まだ信じ続けている人もいるでしょうけど…



もちろんEATの重みを減らすアップデートが行われる可能性もあるのですが、過去のアップデートの経緯を見る限り期待薄ですね。

そこにベットするのは良い投資とは思えません。




私は今回のコアアップデートを運よく乗り切れましたが、次は私が飛ばされる番だと思っています。

今年中に行われるであろう次のコアアップデートでトドメを刺されても不思議はありません。



ウェブサイトで稼ごうと思うなら、
SNSや動画サイトと連動する形で集客したり、リアルの商売と結び付けるなどの工夫が必要ですね。

大企業以外の人がどれだけSEOに時間を使っても無駄です。
少なくとも生産性は著しく悪いです。

この言葉は使いたくなかったのですが、とうとう言う日が来ました。

SEO集客はオワコンです。








2020年04月10日

パンデミック不況の中でも儲かるアフィリエイトジャンル


新型コロナウイルス・コビットの影響でアフィリエイト業界にも不況がやってきました。

私が運営しているWEBサイトも打撃を受けています。

ジャンルによってはアクセス数が半減したり、アクセス数は変わらないけどCVRが急減したりと、収益へのダメージは甚大です。


それでも2020年1月〜3月の悪影響はまだ小さく、本当の地獄はここから始まります。

広告主が広告予算を削減したり、広告主が倒産するからです。

転職市場は求人がなくなり壊滅、アパレル業界は外に出かけないので新しい服を必要とする人が大幅減、婚活業界も人との接触を避けるので利用者が激減、アドセンスの単価が高いと言われていた不動産ジャンルは市況が完全に頭打ち。RIETの暴落は凄まじいです。
健康系はすでにグーグルのアップデートで焦土化してます。

業績が悪化した広告主はリストラを進めるので、アフィリエイトから撤退、成果報酬の削減、月予算の上限を引き下げ等の措置を取ります。

コロナショックはリーマンショックを越える不況になると各国のシンクタンクや政府が断言していますし、間違いなくこういった事態は起こるでしょう。

希望的観測にすがらず、現実を受け止めて対応するしかありません。


アフィリエターはただでさえグーグルのアップデートに苦しんでいたのに、そこへパンデミック不況が重なり地獄化してしまいました。

専業の人は転職も難しいし、兼業の人もいつ首を切られるか分かりません。
辛いですね。



ただ、この状況下でも収益を伸ばしているジャンル、伸ばしていくであろうジャンルはあります。

ジャンル乗り換えの参考になれば幸いです。


@アダルトジャンル


家に引きこもった男たちがやることと言えば、オナ〇ー。
風俗にも行けず、出会い系で会うこともできず、彼女とも会う回数が減る。

生理的ムラムラを解消するためにやるわけです。


実際アダルト系ジャンルを専門にやっているアフィリエイターさんたちの話では、3月は過去最高の収益を叩き出し、4月は1日の最高収益を更新しているそうです。

AV系の動画の他、ライブチャットなども盛り上がっているとか。
風俗やお水で働いていた女性たちがライブチャットを始めて、男女ともに会員数が増えているそうです。



倫理的に避ける人が多いジャンルではありますが、強い需要があるのも現実ですね。

背に腹は代えられませんし、家族をアフィリエイトの収益で養っているお父さんもいるでしょう。
そういった方はやってみる価値は高そうです。



Aお取り寄せグルメ


外食を避ける人が多いので、みんなテイクアウトか自炊をしています。

ただ自炊には手間暇がかかるし、料理が下手な人もいます。毎日同じ物を食べて、味に飽きてしまう人もいるでしょう。独身者はインスタントばかりという人も多いです。

そういった人たちがお取り寄せグルメを利用しています。

穴場キーワードも多いので狙い目です。



B動画・音楽サービス


家でやることと言ったら映画を見る、音楽を聴く、本を読む、ここら辺が王道ですよね。

時間はあるので、普段見れない映画を観るとか、30巻ある単行本を読破するという人も増えます。

今の時期ならマイナーな作品でも売れる可能性が高いので、穴場キーワードでアクセスを稼ぎ、作品の魅力を存分に伝える文章でCVに持っていくという戦略が効きやすいです。

U-NEXTやhuluなどのVOD案件を扱っているASPもたくさんありますね。



C在宅学習ジャンル


自宅でも勉強できるサービスはたくさんあります。

英語、資格取得などですね。

自粛期間をチャンスと捉え、スキルアップにつなげる人たちに良質な教材やサービスを紹介して応援しましょう。




D美容整形


意外なジャンルとしては美容整形も盛り上がっています。

整形手術をするとダウンタイムがあるんですよね。ダウンタイムとは手術の傷や腫れが治るまでの期間。

ダウンタイム中は整形したことがバレやすいんですけど、自粛中はバレにくい。
マスクをしている人も多いですし。

この期間をチャンスと捉え、整形をする人が増えているそうです。

医療系ジャンルなのでSEOで勝つのが難しいところですが、キーワードを工夫したりSNS経由で集客するなどすればワンチャンあります。

<2020年6月追記>
テレビ等の大手メディアでニュースになってたため紹介しましたが、高須クリニックの高須幹弥医師によると「完全なフェイクニュース」だったそうです。

今、日本中の美容整形クリニックが大繁盛してるっていうニュースは本当ですか?

読んで信じてしまった方には申し訳ありませんでした。
私も騙されました。



EWi-Fi


今では多くの人がWi-Fiを自宅で利用していると思うんですけど、意外とまだ使ってない人もいるんですよ。

ネットを積極的に活用していない層の人たちです。

そういう層の人たちが自宅にいる時間が長くなり、ネット利用の時間が長くなってきて、「うちもそろそろWi-Fiにしようかな」なんて思うわけです。





F証券会社・FXの口座開設


リーマンショック時にも起きたんですけど、暴落が起きると証券口座の新規口座開設数が激増します。

暴落を買うチャンスと考えた人たちが投資を始めるんですよ。

また将来の心配から投資でお金を増やそうと思う人も増えます。

これはアフィリエイターには意外と知られていないですね。






これ以外にも、リモートワークを支援するサービス・家具・IT機器や、リモートワーク時に使うと便利なサービスを紹介するのも良いですね。

在宅でできるフィットネス教材などもあります。




不況が来ても検索需要がなくなるわけではないので、ジャンル選びを間違えなければ収益は上げられます。

自粛はまだ続きます。
冬には再度感染が拡大し、緊急事態宣言が再び出される可能性も高いです。

将来を見据えて、新ジャンルに挑戦してみてはいかがでしょうか。




2019年12月07日

2019年はアフィリエイターとブロガーが淘汰された年だった。2020年は?


年末になったので、年末っぽいことを言いたくなってきました。



2019年、まだあとちょっと残っているけど、お疲れさまでした。

アフィリエイターやブロガーにとっては厳しい年でしたね。
退場した人も多かったようです。

私もご多分に漏れず、大被弾。

収益額はマックスの3分の1くらいまで落ち込んでいます。



2018年の年末には「2019年アフィリエイトで人気が出そうな広告ジャンル」というタイトルで書いたんですけど、全ジャンルで個人のWEB運営者には厳しい変動が起きました。

もちろん変動率はジャンルによって大きく差がありますけどね。

上の記事で紹介したジャンルは健康・金融などに比べると、比較的穏便な変動でした。
生き残れた人も多かったようです。


2020年にSEOで生き残るには、さらにニッチでマニアックに特化した方が良いと思っています。

例えば転職なら「大工転職」「タクシードライバー転職」「アルバイトから正社員になる」など、特定ユーザーに向けて徹底的にアプローチする感じですね。
そこに実体験を踏まえた記事を200くらい入れれば、それなりに価値のあるサイトになると思います。30や40じゃダメです。200は必要。
さらにSNSアカウントと連動させるといいですね。

このやり方だと、昨年までのような生産性(利益率)では稼げませんが、競合サイトに負けにくいポジションが築けそうです。



最近はSEOに見切りをつけてSNSやYouTubeに力を入れているアフィリエイターやブロガーが増えましたね。

この流れは予想通りでしたが、成功している人はほんの一握りのようです。

特にYouTubeは厳しくて、月20万円以上稼げている人はほとんどいません。
何でかって言うと簡単で、本職のYouTuberに比べてクソつまらない動画を作っているからです。
さえない顔立ちの人が低レベルなトーク力で何時間喋っても、誰も観ませんよねw

2020年は芸能界が本気でYouTubeで稼ぎに来るので、競争はさらに激化します。
個人的にはSEOよりも厳しいだろうと思っています。
動画で見せるセンスがあり、十分な時間を動画作成に費やせる人しか生き残れないでしょう。
ただし、成功すれば見返りは莫大です。



SNSの方はインフルエンサーを目指して頑張っている人や、
ネカマアカウントなど偽の設定で運営して集客している人が多いようです。

何かに特化した経験や技能がある人はSNSにはワンチャンあると思います。
コミュ力がないと無理ですけど、やる価値は高そうです。

偽の設定でアカウントを作らないと集客できないような人は、まあ長続きはしないでしょうね。

というのも、SNSってしょせんはプラットフォーマーの手のひらの上で動いているだけなんです。
垢バンされたり、規約や運営方針を変えられたら即死亡。

芸能人のように本人の認知度が高まっていれば、他のプラットフォームに移動してもフォロワーはついてきますが、偽アカウントを作っているような人は無理ですね。
プラットフォーマーの気分が変われば一瞬ですべてを失います。

SNSを利用して長く稼ぎたいなら詐欺的な手法は使わない方がいいと思います。
何の財産にもなりませんし。

あと広告主の立場になってみれば、ネカマで集客しているような人に自社商品を紹介して欲しくないですよね。自分たちまで詐欺だと思われたら大迷惑ですから。

こんな記事も出ていました。
品質の低いWebに表示された広告、消費者の3割以上が「広告主の好感度が下がる」、6割以上が「ブランドの使用を取り止める可能性あり」

2019年まではネット広告の世界はコンプラがゆるゆるでしたが、徐々に流れは変わってきています。
メディアやインフルエンサーの信頼性を重視するようになっているんです。

特にYouTubeは規約が何度も変わっていますよね。厳しい方へ。
ステマに対する世間の目も厳しくなっています。

コンプラを無視して稼ぐ手法は使わない方がいいです。運良く小銭は稼げても、大金は稼げません。




ということで、何にもまとまってないけど、2019年の終わりに思うところを書いてみました。

私は2020年もSEOを中心に頑張ろうと思っています。

SEOはジリ貧になるだけという人もいますが、
検索ニーズがなくなるわけではないし、検索結果には必ず誰かのサイトが表示されています。

問題は「そこにどうやって表示させるか」という"方法論"。

方法論が自分の中になくなれば撤退するしかありませんが、やりようはまだあると感じています。
アフィリエイトバブルが終わっても、アフィリエイトというビジネスモデルが死んだとは思っていません。

相場の世界ではバブルは頭の悪い人でも儲かるけど、下降トレンドになれば頭の悪い人は全員損します。
でも、一部の手練れはどんな相場でも確実に利益を出し続けます。

それに似た雰囲気を感じています。



あとSNSですね。
今年はいろいろな種を蒔きました。

来年、どれかが芽吹けばいいなと。

引き続きコツコツと頑張ります。


2020年の終わりには「今年はいい年でしたね!!」と言いたいですね




2019年06月20日

nanapiの更新停止に思うこと



「nanapi」

2009年にサービスを開始し、多いときはユニークユーザー数が月間数千万もあったバケモノサイト。

創立者は通称けんすうさん。本名・古川健介氏。
Twitterのフォロワーが18万人以上いるインフルエンサーです。
https://twitter.com/kensuu

KDDIがnanapiを40億円で子会社化したことも当時話題になりました。



そのnanapiが2019年6月30日をもって更新を停止すると発表しました。

事実上の運営終了ということだろうと思います。

現在のアクセス数がどのくらいあるのか分からないけど、サービスを継続するほど収益が出なくなったのでしょう。


私はnanapiのコンテンツをしっかり見たことがないし、思い入れもまったくありません。
「なんかどっかで見たことあるなー」ってくらいの印象です。

nanapiが更新停止しても私の生活にはまったく影響はありません。



ただ、UUが月間4000万人とか40億の出資とか、ビジネス視点では興味を抱きます。
いちWEBサイト運営者としても夢がありますよね。自サイトを40億円で売却出来たら人生ゲームあがりですから(笑)

そこでけんすうさんの昔のインタビュー記事をちょこちょこ読んでみたのですが、
彼は非常に先見の明があって今でも参考になることを言っていたので、この記事に備忘録として書き残しておきます。

引用元はこの記事↓
「なぜ僕は、nanapiをKDDIに売ったのか」

2014年当時のインタビュー。

なぜnanapiを売却したのか?という質問にこう答えています。

現在、nanapiのユニークユーザーは約2200万人、単月黒字も出している。現在のサービスを続けていても、持続性はあると考えている。だが、3年後を見据えた時にひとつのコンテンツメーカーに埋もれているだろうという危機感があった。


つまり「今は好調だけど、将来性がないので売った」ってことですね。


今回の買収が何を象徴するか?という質問に対しては。

「ネットメディアがネットの大企業に移っていく」という潮目にかわるだろう。どういうことかと言うと、ネット企業が上場して小粒にやるよりも、大企業に買収されて、大きな事業シナジーを発揮していく時代になるだろう。
かつてIPO全盛だったアメリカでも目を向けてもビッグ4(Facebook、アマゾン、グーグル、アップル)のもとに集結しつつある。日本もIPOからM&Aの転換になるだろう。
メディア・プラットフォーム双方で合従連衡が進み、コンテンツとプラットフォームの両方を兼ね備えた勢力が台頭していく。これが私の考えるメディア業界の新たな勢力図だ。
大企業には新事業なんて生まれないと思っている。グーグルだって検索機能以降、社内でできた新事業で有名なものと言えば、Gmailくらい。それだってマネタイズできてない。究極を言えば、検索の一発屋。でもその資金でYouTubeやAndroidを買収して今のグーグルがある。
リクルートもIT事業とかを強くしようと意気込んでいるが、社内だけでは多分無理。先日の転職・求人情報検索サイト、Indeed買収のようにすでに成功したものを買っていくしかない。
メディア側はグローバル化の波に間違いなくさらされていく。例えばnanapiと同様のHow to サイトを展開している海外サイトを見ると、PV単価がうちの4倍でユーザーが20倍もいる。そうなると80倍の収益効率の開きがあることになる。彼らが資金を使ってコンテンツを作り込んできたら勝てない。そうした恐怖感は前から持っていた。おそらくニッチなものは残るだろうが、スタンダードなものはつぶされていくだろう。そうなるとメディア側もプラットフォームに寄っていくしかなくなる。


小粒のメディアが乱立する時代は終わり、大きな企業、とりわけプラットフォーマーがメディアを買収し取り込んでいくと2014年時点でけんすうさんは言っています。

ここから5年後の現時点では、GoogleやAppleのコンテンツの強さを見れば納得ですね。
まだまだ小粒なメディアはありますが、当時に比べて大企業運営&大規模化が進んでいるのは間違いありません。

けんすうさんはその流れをいち早く読んでnanapiを一番高く売れるタイミングで売却したわけです。

2019年現在、nanapiは競争に敗れてしまったわけですが、けんすうさんとしては沈みゆく泥船になる前に悠々と脱出できたわけです。


さらにこう言っています。

今のメディアを見渡すと、二極化している。とにかく安いコストで大量生産されるバイラルメディアと、ターゲットを明確化して、雑誌並のクオリティを目指そうとするメディアだ。
私は後者の方がこれから収益化という面で生き残る可能性があると思う。ただし、今は、収益は追いつかないだろう。まずはコストが先行するからだ。ただ、これに関しては「時代待ち」だと思っている。クライアントとアドテクノロジーの向上を待てば、3年以内に収益化すると思っている。


いわゆるキュレーションメディアは負け、高コストだが品質が高く特定ユーザー&ジャンルに特化したサイトが生き残るだろうと。

これもけんすうさんの予想通りでした。

Welqのような低品質&パクりサイトは消えつつあり、ある程度品質の高いライターがいるサイト(たとえば東洋経済のサイトや一部のファッション雑誌系サイトなど)が生き残っています。収益化の手法も多様化していますよね。



この流れはまだまだ強化されていくと思うし、個人がメディアで稼ぐのはますます厳しい状況になっています。
ブロガーもアフィリエイターも厳しい。特に検索エンジンに依存していると。

個人は誰にも負けない専門性と発信力を武器にSNSで生き残っていく戦いになるのでは?と私は予想しています。
何も武器のない人がコタツ記事を書いて儲けられる時代は終わったし、それは終わって当然のものだと思います。

「何も経験がなく、何も手に職がないからブログやアフィリエイトサイトをやってみよう」と思って成功した人がたくさんいましたが、これからはもう通用しないですね。

パクりやハッタリは通用しないってことです。


「普通の人がしていない経験をしている、専門的な知識は大学教授にも負けない。この経験と知識を武器にブログやSNSで戦ってみよう」と思って成功する人は増えていくと思います。

本当に価値のある情報を提供できる個人だけがこれまで通りチャンスに恵まれる時代にすでに入っています。



2019年06月01日

お金にならないサイトを更新している理由


あるアフィリエイターの方からこんなことを聞かれました。

「君がやっているネコのブログって全然アクセスないんでしょ?なぜ更新してるの?」

その人は私の行動が理解できないと言っていました。

・儲からないサイトに時間をかけるのはもったいない
・アクセスがないのは価値がないのと同じ
・グーグルのアップデートで順位が回復するのを待った方がいい
・それでも更新するなら、儲かる記事を書くべきだ

「非効率的なことをやっている。止めた方がいい」というのが彼の意見でした。


現在上位表示されているウェブメディアのほとんどはお金を稼ぐために運営されています。
インターネットは経済の原理で動いているのが現状です。

グーグルも利益第一主義。利益にならないことは一切やりません。
CSRも利益やブランド価値を高めるのが第一で、純粋なボランティアや奉仕の精神はそこにはありません。必ず社会からの見返りを計算しています。

ほとんどのウェブマスターも検索エンジンもお金を目的に運営しているので、私に質問をした彼の考えも一般的なものだと思います。
彼が守銭奴なわけではありません。


実は、私は広告を一つも張っていないサイトを複数運営しています。
1円にもならないサイトです。
このブログもそうですね。昔は少し広告を張っていましたが全部外しました。現在表示されているのはfanblogが自動で挿入している広告だけです。

ネコサイトにはアドセンスとアマゾンや楽天の広告を張っていますが、ドメイン代やサーバー代になるかならないか程度の利益しか上がっていません。
カナガ〇やモグニャ〇などのキャットフードのアフィリエイト広告を張れば儲かりますが、猫の健康を害するクソみたいなフードを紹介してまで儲けたくはないですし。


で、本題です。
私が儲からないことに時間をかけている理由。


理由@ 同じ病気で苦しんでいるネコが減って欲しいから

一番大きな理由はこれです。

うちの猫はリンパ腫という病気にかかりました。癌です。
適切な治療をしても2年後生存率は10%程度。死ぬ病気です。

リンパ腫を発見してから治療方法を知るためにグーグル検索で病院・大学・患者の体験談などを読み漁ったのですが、参考になるサイトはほとんどありませんでした。グーグルは何も役立ちませんでした。

運良く動物の癌治療の名医に診てもらうことができたので、先生からすべてを教えてもらいました。
先生の話はネット検索しても出てない情報ばかりで、ネット情報の貧相さを痛感しました。

動物医療の専門家は獣医だけです。
しかし獣医の数は少ないし本業が忙しいため、彼らはウェブメディアなんて作らないんですね。
だから動物医療の詳細な情報はネット上には存在しません。
あるとしても研究者が発表している論文くらいですね。素人が読んで理解できるレベルのものはないんです。

そこで私は自分で発信しようと考えました。
リンパ腫に関して先生から聞いた話や治療の様子を体験談としてまとめて書き始めました。

現在では猫のリンパ腫の治療について私のサイトほど詳しい情報が載っているサイトはありません。
私が調べた限りでは、グーグルの検索結果で出てくる数百のサイトよりも詳しいです。

当然ですよね。
ネット上にはない情報を書いているわけだし、ネタ元は実体験と癌治療の名医です。
最先端の臨床現場の情報ですから。

しかし、グーグルには評価されませんでした。
3月以前はまだマシな検索順位でしたが、3月のアップデートで完全にアクセスをストップさせられました。
現在は1日100UU程度しかありません。アドセンスの収益は1日50円もありません。

グーグルはコンテンツの内容より権威を評価するのでこんな結果になりました。
価値のあるコンテンツを検索エンジンは理解できないんです。


でも、私はサイトの更新を続けます。

理由はリンパ腫になった他の猫のため。飼い主さんのためです。

検索経由のアクセスは死にましたが、インスタやツイッターからはちょこちょこあります。

インスタやツイッターのDMやコメント欄には「サイトが参考になった」「記事を書いてくれてありがとうございます」と感謝のメッセージがたくさん届いています。
サイトのお問い合わせやコメント欄からもたまに来ます。「全然違うことで検索していたらこのブログにたどり着いた」という人も多いです。
グーグルから村八分にされているので、記事の内容とは無関係の検索クエリで偶然訪問するんでしょうね。

グーグルに評価されなくても、実際に人から感謝をされているものを止めるわけにはいきません。
命に関わる情報ですし。

私のインスタやツイッターのフォロワーさんの多くが癌と戦う猫の飼い主さんたちです。
辛い闘病の末に、ガリガリにやせ細って苦しそうにみんな死んでいきます。

そんな猫たちの姿を毎日見ているので、金にならないからと言ってやめるわけにはいかないんです。
正しい医療情報を知れば、少しでも長生きできるわけですから。

飼い主さんたちが欲しいのは「正確で分かりやすく詳しい医療情報」と「希望」です。

幸いにしてうちの猫は癌になってから1年以上生存しています。
2年生存率10%に入りそうな幸運に恵まれているので、うちの猫の元気な様子を発信することが飼い主さんたちの希望になります。

しかし検索結果にはそれが表示されません。
SNS経由で訪問する数少ない読者さんたちのために書いています。



理由A 検索エンジンの精度が分かるから

上述したように私のネコサイトのコンテンツは、猫のリンパ腫という病気においては最高峰のものです。
体験談としてもこれ以上のサイトを見たことがありません。

私のネコサイトが評価されていない間は、グーグルの検索エンジンのアルゴリズムは使い物にならないと言えます。
逆に、大学のサイトや動物病院のサイトを押しのけて上位表示されれば、検索エンジンはEATに頼ることなく、コンテンツの中身を理解できるようになったと言えます。

ネコサイトの順位をベンチマークとして見ることができるんですね。

これによって、他のサイト群の運営方針も変えていくことが出来ます。



理由B ネット社会への恩返し

私は広告を張っていないサイトや張っていてもお金にならないサイトを複数運営していますが、しっかりと利益を上げているサイトも運営しています。

生活できるくらいの収益があるのはネット社会のおかげ。運が良かったからです。
もちろん自分なりに辛い思いや努力もしましたが、努力するチャンスすら与えられない人も世の中にはいます。運がなければチャンスすら与えられません。

幸運の恩返し、ボランティアという気持ちもあって複数の非商用サイトを運営しています。



理由C 神様への恩返し

これもスピリチュアルな感じがして嫌なのですが、正直な気持ちなので書きます。

うちの猫がリンパ腫になってから、何度も神社へお参りに行きました。
病気が治るように、できるだけ苦しまないように、どうか力を貸してほしいと神様に願いました。

実際に神様が力を貸してくれたのかは分かりませんが、うちの猫は寛解し、今のところ元気に過ごせています。
もし再発しても、もう1年くらいは生きてくれると思うので、2年後生存率10%に入る幸運な猫です。

これも何かの巡り合わせだと思うんですよ。

飼い主の私はたまたまウェブメディアを運営していて、そのスキルがあって。
たまたま名医に癌のことや治療方法のことを教えてもらえる環境があって。
たまたま同じ病気で苦しむ猫の飼い主さんたちと繋がれるSNSをやっていて。
たまたまうちの猫は希望を与えられるくらいに元気に過ごしていて。

全部がつながっている気がします。

私がサイトで発信するのは、天から与えられた仕事なのかなと思ったりもしています。

それに対して儲からないからとか、そんな理由で止めることはないですよね。



理由D 他の運営サイトでも似たようなことが起きているから

広告を張っていないサイトは他にもあると書きましたが、それらのサイトでも同じようなことが起きています。

他のサイトのジャンルは病気に関することではないのですが、
読者さんからお礼のメッセージをもらったり、ツイッターなどで頻繁に「感動した」と拡散されたりしています。
私が書いた記事が、辛い時間を過ごしている人たちの心の助けになっているようなのです。

広告に誘導するための記事だったらこんなことはできません。
運営者の意図をどれだけ隠そうとしても、賢い人にはちゃんと伝わりますからね。

アクセスが多いサイトもあるので、広告を張れば儲かります。
仮にアドセンスでも張っていればトータルの収益額は…ヤバいです。もったいないなぁと思います。

しかし人を救うためなら、私の利益はどうでもいいのかなと。
広告は邪魔でしかありませんから。




以上が私が儲からないサイトを運営している理由です。

誰かに共感してもらいたいとか分かって欲しいとは思っていません。
人それぞれでいいと思います。

ただ、お金を稼ぐことを目的にしているともっと大きな利益を失っているor奪っている可能性があることは想像して欲しいなと思います。



2019年04月22日

ITP2.1でアフィリエイターにさらに追い打ち


グーグルのコアアップデートの影響で死臭漂うアフィリエイト界隈に、さらに追い打ちをかけてきたのはアップルでした。

ITPのバージョンアップ。

詳しくはググってほしいのですが、今後さらにアップデートが重ねられると収益への影響は避けられそうにもありません。

今のところジャンルによって影響度は大きく異なるようですが、ハッキリ言ってヤバいですね。

ASPの収益にも長期的に打撃を与えそうなので、ASP関連に投資している人は撤退した方がいいかもと思うレベルです。



ITPについては広告主やASPの怠慢が指摘されています。

対応が遅すぎるとか、悪用して一儲け企んでいるとか。

詳しくはタコキングさんのnoteが参考になります。



私は元々広告業界には疎くて、外の業界からやってきてアフィリエイトを始めたのですが、知れば知るほど広告業界はクズが多いと感じます。

とにかく嘘を平気でつきますよね。
広告に携わる9割が。
アフィリエイターもグーグルも広告主もASPも自分に都合のいい嘘を当たり前のように言います。


私はモノづくり側のITや投資の世界をよく知っています。

特にモノづくりの世界は純真な人が多いんですよね。
個性はあるけど悪質じゃない。汚いことが嫌いな人たち。

投資の世界にはよくクズが多いと言われるし実際にいるのですが、個人投資家には少ないです。
クズは機関投資家というかセルサイドに多いです。

広告業界の印象はセルサイドよりも遥かに低質な人間の吐きだまりという感じ。
金のためにグレーゾーンを歩くのは当たり前で、ブラックゾーンを歩いている人も普通にいるどころか、手法として公言してもお咎めなしな事象を頻繁に見ます。

人を騙すことに問題意識がないんですよね。広告やってる人って。
他人を心理操作することばかり考えているからでしょうか。

なんだこいつらは?恥を知らないのか?と思うことがよくあります。

こんなことを書くと広告側の人から大バッシングを受けそうですが、バッシングする人はすでに感覚が麻痺しちゃって自分のモラルが世間から大きく外れていることに気づけなくなっているのでしょう。

朱に交われば赤くなる。
一度染まってしまうとその色が常識だと勘違いして、元の色が分からなくなるものです。


そんな人間の集まりなのでITP2.1問題でも助け合う意識がないように思います。

罵り合って、自分だけが生き延びようと画策して、最終的に全員沈む。
そんな未来が待っているのかもしれません。

タコキングさんは良心的な希望を書いておられましたが、その希望が叶うほど広告業界に良心はない気がします。
アフィカスとよく言われますが、なぜそう言われるのか正しく理解している人も少ないのでしょう。



ITP問題は収益に大きな打撃となりますが、元々広告のためにある技術ではありません。
広告側の人間たちが都合よく利用してきただけのことです。

広告で儲ける人間を守るよりも一般人の個人情報を守るべきというのは当然の思想で、欧州の政治力も強いのでさらに推し進められるはずです。

そこにどう正しいモラルでアプローチすべきかを広告業界全体で考える時なのでしょう。



アダムスミスの道徳感情論では社会に利益を与えない業界は自然淘汰されると指摘されています。
それが神の手です。

今の日本の広告業界、特にアフィリエイト業界を見ていると、
このまま沈んでいくのが社会にとっては良いことなのかもしれないと、アフィリエイター側にいる私でも思います。


低モラルな事業者はここで徹底淘汰されることが、未来にとっては必要なのかもしれません。

相場の世界で言うならリーマンショックですね。
99%の投資家が瀕死になり、モラルやリスクを無視した機関投資家が次々と倒れ、法整備が行われ、
金融業界はリーマンショック前に比べれば健全化されました。

そういった大掃除が必要な時だと感じます。



2019年03月18日

個人のアフィリエイターは死ぬしかないのか


3月にGoogleの検索アルゴリズムのアップデートが行われ、検索順位の大変動が起きました。

Googleはこのアップデートを「フロリダアップデート2」と命名したそうです。

この酷いネーミングセンスは置いといて、アフィリエイター界は地獄の様相。

収益が大幅に下がった人がわんさか生まれたようです。



変動の原因はさまざまなことが言われていますが、私見を少し書いてみます。

簡単に言うと、「YMYLとEATに重点をさらに置いた」という感じだと思っています。

・リンクの質と量を重視
・YMYL領域の拡大
・知名度のある法人>弱小法人=個人
・これまで通りコンテンツの質は理解してない

個人のアフィリエイターが生きる道がさらになくなったという感じですね。

私も思いっきり影響を受けました。

AGA治療をテーマしていたハゲサイト、ネコの病気やフードをテーマしていたネコサイト。
この2つのサイトが完全に死にました。検索経由のアクセスは半減しています。



この流れはずっと前から予想していたのですが、実際に影響を受けるとやっぱり感情的には辛いものがありますね。

特にネコサイトが検索結果から弾かれてしまったのは残念に思っています。

というのも、このサイトは収益目的で運営しておらず、単純に猫の飼い主さんたちの役に立つ内容を提供している、いわば趣味のようなボランティアのようなサイトです。

健全なキャットフードの紹介や抗がん剤治療の体験談などを100%読者のために書いています。

このサイトを訪れた人にはすごく好評で、
特に病気で苦しんでいる猫の飼い主さんたちからたくさんのお礼のメールをもらっています。

「参考になる情報をありがとうございます」とか、「勇気や希望をもらえました」という感謝のメールです。

社会の役に立つサイトになったことを嬉しく思っていたのですが、Googleからは評価されませんでした。

私のネコサイトの代わりに上位表示されているのは、ペット保険のオウンドメディアや動物病院のサイトです。記事の内容はペラペラ。
リンパ腫になった猫の飼い主さんの役には立たないでしょうね。


現在の検索エンジンはコンテンツの内容を理解できないので仕方ありません。

10年以内には理解できるようになると思ってはいますけどね。
ただ時間がかかり過ぎます。

今消えようとしている命は待ってくれませんからね。
私のネコサイトを読めば助かったはずの命が、検索結果に表示されなかったばかりに助からないこともあるでしょう。

心底、残念です。



で、アフィリエイターとしてはこれからどうすればいいのか?って話ですけど、この流れは厳しいですね。

すでに知名度のある法人や、お金の使える法人が益々優遇されていくでしょう。

車で例えてみます。

車好きな個人が書いたブログ<<中古車屋のサイト<<<<<トヨタのオウンドメディア

イメージとしてはこんな感じ。

知名度や資本力が高ければ高いほど、グーグルは優遇します。

車好きな個人の人でも素晴らしい記事を書いている人はいます。
トヨタのオウンドメディアなんか目じゃないくらいエモくて専門的な内容の記事です。

でも、検索結果には表示されません。

同じテーマのコンテンツでは勝負できないんですね。



じゃあ、どこで勝負をすればいいのかというと、個人にしか書けない領域です。

レクサスの欠点はトヨタのオウンドメディアには書けません。
競合他社のメディアも名指しはできないでしょう。
中古車屋もトヨタ車の取り扱いがあれば書けません。

でも個人なら書けます。

こういった法人には書けないテーマを攻めるのが個人の生きる道。

それを見つけられるかどうかです。




あ、そうそう。

前回の記事で「動画と連動させるサイトが強くなる」という話をしましたが、その流れがアフィリエイターやブロガー界隈で広がっていますね。

YouTubeに参入する人がドッと増えました。

ただ上手にやれている人はいないですね。
ブロガーで光る動画を作っている人を見たことがありません。

というか、みんな安易に考えすぎじゃないでしょうか。

紙芝居のようなテキストの動画を誰が観るんでしょう?
顔出ししてない人も多いですが、顔出しをしてない売れっ子ユーチューバーはいませんよね?
顔出ししていても、トークスキルが低すぎて聞いていられません。
リズムの良い動画が作れる編集力がある人もいないです。

YouTubeにはYouTubeの難しさがあるんですけど、あまりにも無研究のまま参入していますね。

私が本格参入するなら、1日の9割をYouTubeに使って、サイトはできるだけ自動化して自分は管理だけする体制を整えます。
そのくらい動画には時間がかかります。



ウェブメディア運営で稼げる個人は絞られていくでしょう。

状況に合わせて臨機応変に自分で答えを見つける能力がない人は消えていきます。

明日は我が身。

アフィリエイターの冬の時代は始まったばかり。
もっと寒くなりそうです。


2018年12月14日

2019年アフィリエイトで人気が出そうな広告ジャンル

久しぶりの更新となりました。

このブログは終わらせたつもりだったけど、ジャンルについて現時点の状況を書いておこうと思います。
あとで振り返る時の備忘録として役立つかなと。



ツイッターをみていると、窮地に立たされているアフィリエイターやブロガーがとても多いですね。

リアルに収益が激減して、兼業になろうか迷っている専業の人や、アルバイトを始める人、サイトが飛んだという報告。酷い状況です。

特に健康関連はずっと辛い。私のハゲサイトも死にっぱなしです。

最近はキャットフードにも変動がきて、上位にいたクソアフィリエイトサイトが全部飛びました。
これに関しては「ようやくグーグルさんが対策してくれた」という感じ。
猫の健康を1ミリも考えてないサイト群が上位を独占していて社会悪でしかなかったんですが、それらがほとんど飛んで、検索結果が改善しました。
とは言っても、クソフードを紹介しているサイトも少しは残っているし、ずらしワードならクソサイトがいくらでも出てきます。

上位に増えたのはアマゾン、楽天などの大手通販サイト。
検索エンジンなんだか、通販サイトの紹介サイトなんだか分からない状態にグーグルはなってます。

それでも以前に比べれば少しずつ進歩してるので、さらなる進歩を待ちましょう。


この流れは検索ユーザーにとって良いお話の一方、アフィリエイターにとっては厳しいお話。

というのも、どれだけ有益なコンテンツを作っても、上位に上がれなくなってしまったんですね。
リンクイズジャスティス、大手企業イズジャスティスという状態。

グーグルは「読者にとって有益なコンテンツを作れ」といつも言うけど、コンテンツの中身はまるで理解できていない。
無益なコンテンツを優遇し続けているのは相変わらず。結局、権威やリンクに頼る評価を続けています。

そのせいで、個人のアフィリエイターは健康ジャンルでほとんど死んでしまいました。
生き残るスペースが残されていません。

仮想通貨も酷かったですね。
バブルで昨年は盛りあがりましたが、今年バブル崩壊で完全死亡。
投資の素人アフィリエイターたちがこぞって参入して、みんな死にました。

アフィだけやって仮想通貨は買わなければ利益は残っているでしょうけど、記事を書いているうちに自分が専門家になったと勘違いして仮想通貨を買っていたアフィリエイターが多かったみたいです。

投資経験の長い私からすると、相場の素人が素人らしく死んだだけで、これに関しては何の同情心も湧いてきません。「相場をなめてる人たちがまた相場に殺されたんだな」と思っただけですねw



ジャンルが死ぬにはいろんなパターンがありますが、
基本的にこの状況は今後1年くらいは続くだろうし、さらに悪化する可能性も十分にあります。

そうなると再注目されるのが「ジャンル選び」。

メディアでどの商材を扱うかによって、生死が決まります。

それこそキャットフードやお薬関係の商材を売っていてもどうにもなりません。
10万、20万なら稼げるとは思いますが、そのために使う労力に対するコスパが悪すぎます。
1000時間働いて100万稼ぐのと、500万稼ぐのでは効率が違いすぎますからね。

ジャンルが違ってもコンテンツを作る労力に違いはないのだから、ジャンル選びが超重要なわけです。

で、2019年に生き残れそうなジャンルをここで考えてみたいと思います。
そして1年後に答え合わせをしてみましょう。




クレジットカード


お金系もアップデートで殺されそうな気もしますが、クレカ選びに関しては大丈夫じゃないかなと思ってます。
というのも、金融系の大手企業のサイトがクレカ選びの記事を書いても、ポジショントークにしかならないので中立なコンテンツとは言えないため、高評価されることはないでしょう。
権威性が使えないので、個人や利害関係のない第三者の企業が戦える場所だと思います。

有名なサイトは何といっても「クレジットカードの読み物」。

個人の方が運営されているのですが、クレジットカードで1位というバケモノサイト。
あのカカクコムの上にいます。
こんなサイトが作れたらアフィリエイターの殿堂入りですね。



格安SIM


格安SIMも狙い目かなと思います。

政府が国策として通信費の引き下げを掲げているし、国民の意識もその方向に動いています。
トレンドが強いし、YMYL関連には入らないジャンルだと思うのでいける気がします。

ただメディアどうしの殴り合いも激しいので、参入したら胃が痛くなりそうw

今日時点では1位は「カカクコム」でした。強すぎ。



転職


転職は狙えるワードや訴求方法がいろいろあるので、工夫次第でいくらでも戦えますね。
正面突破するには難しそうですが。

水野さんのサイト「転職サファリ」はすごいです。デザインが。
水野さんのサイトはどれを見てもテキストが低レベルなんですけど、デザインは圧倒的。
あそこまで独創的で目で楽しめるサイトはほとんどないですよね。

一方で、専門知識とガチの経験のあるライター、脚本家を揃えるのは難しいんだなとも思いますね。
偽物が知ったかで書いても、本当のプロに見透かされてます。
いくらデザインが優れていてもテキストの質が悪ければ、本物の人たちが参入した途端にやられちゃうでしょうね。



育児


育児は個人の独壇場。
生活全般にかかわるので、自由自在の戦い方ができます。

ママさんブロガーたちの戦いになっているので、トップを目指すならSNSを利用してブランド力をいかに上げれるかにかかっている感じですね。
トップを狙わなくても、特化サイトや面白い切り口で攻めれば、それなりの果実が得られると思います。

有名サイトはまなしばさんの「ままはっく

どうでもいいですが、hackって叩き切るとかめちゃくちゃに壊すみたいな意味で、悪い言葉なんですよね。
金目当ての売文家とか。

だからmama hackってすさまじく下品なタイトルなんですが、平仮名にしちゃうとそうは見えない不思議。



恋活&婚活


恋愛系もワードが広くて攻めやすいですね。

ただ、恋愛系のサイトをいろいろ見ていると、内容が低レベルすぎて反吐が出ますw
アホみたいなことばっかり書ているんですよね。大手企業のサイトであっても。

正直、こういうジャンルに手を出すと精神がすさみそうなのでおすすめはしません。
サイトを作っていても、生きている意味を感じられないと思います。

マッチングアプリでも出会い系サイトでも本質的には同じです。

このジャンルは「出会い系ナビねこ」のような商標(ワクワクメール)特化型のサイトが意外と弱いみたいです。

昨今のグーグルの傾向としては特化サイトがすごく強いです。
今話題ののんくらさんのアドセンス本でも特化サイトをおすすめしていますが、出会い系ジャンルはそうでもないみたい。
これらの点で独特の難しさがあるかもしれません。



動画と連動系


これが書きたくてこの記事を書いたようなもの。

この先何年も強い気がしています。

YouTubeやTikTokなどの動画サイトと連動して、サイトで売るパターン。
ユーチューバーのように個人のブランド力が高まると、サイトで購入してくれる人が増えたり、リピーターになってくれるんですよね。
アフィリエイト商材でも売れるし、アドセンスも稼げるし、動画でも案件がもらえると。
メディアミックスのような形で展開していくのが、一番稼ぐ人の手法になるのかなって思っています。
イケハヤさんもなんかやりはじめましたねw

私がすごいなと思ったのはユーチューバーのぷろたんさん。
YouTubeのチャンネル登録者数が109万人。視聴回数5億8千万回。
これだけでも軽く月500万円以上は稼いでいますが、さらに「ぷろたん筋肉研究所」という筋トレサイトもやっています。

動画内でやっているボディービルと連動しているサイトで、これは売れるだろなと思いました。

ぷろたんさんの他にも「丸の内OLレイナさん」とか、「元美容部員の和田さん」とか、「弁護士ユーチューバーの久保田さん」とか、ヤバい人がいっぱい出てきています。
レイナさんはたった2〜3年で数億円も稼いでいるらしいっす。

キングコングの梶原さんもカジサックという名前で本格的に活動していますね。テレビで鍛えられたクオリティでコンプラなしだと圧倒的なコンテンツ力を発揮します。
カジサックさんの動画を観てると、やっぱり本物は質が全然違うと感じますね。めちゃくちゃ面白いです。




どんなジャンルであっても、工夫次第で100万円くらいは稼げると思います。
極端に言えば、アフィリエイト商材のないジャンルでも、アドセンスや純広告でいくらでも上値余地はありますよね。

ただコスパということを考えると、ここに上げたジャンルがいいのかなと。

特に最後の動画とサイトの相乗効果を狙う方法は、センスとやる気と覚悟があれば、5年で10億とか行く気がします。インスタなんかも使えますよね。


というわけで、2019年の終わりにはどうなっているでしょうか?

グッドラック!!



2018年05月27日

これで一旦締め

アフィエイトを始めたばかりの知識ゼロだった頃からちょいちょい書いていたこのサイトですが、この記事で一旦最後にしようと思います。

アフィリエイトの話については、もっと分かりやすくしっかりとした内容の記事を書きたいなと思っていたりもするのですが。

雑記ブログを立ち上げたのでそっちでアフィリエイトネタを書くか、あるいはアフィリエイトネタ専門のサイトを作るか。そもそもアフィリエイトネタなんてレッドオーシャンすぎる上に、アフィリエイト関連商材は儲からないジャンルとして有名で、さらに自分の手法をさらすなんてただの自殺行為です(笑)

どうしようか迷い中ですが、いずれにしてもこのサイトの役割はここで終わりかなと。
もちろん実験的に書いてみたいことなどが出てくればいつでも再開しますから、1週間後に新記事を書いている可能性もありますけどね(笑)


思い返せば、ドメインとかレンタルサーバーのことすらまったく知らなかった頃にこのブログを書き始めて、現在では1サイトで月100万円以上を稼ぐサイトを持つようになりました。
ようやくここまで来たかという気持ちもあって、このブログを読み返すと「思っていたより遠かったな」と感じます。



そういえば一番最初に作ったサイトは、薄毛関連の情報サイトだったのですが、今週のGoogleの変動で飛びました(笑)
ホワイトハットSEOで作ったサイトなのでペナったわけじゃないですが、普通にアルゴの変更で飛びました。やっぱり医療系は厳しいですね。
しかしこの流れが医療・健康系だけに留まるとは私は考えていません。
金融、不動産、保険、その他さまざまな分野に波及していくでしょう。

これは完全に予想していたことで、このブログにも「ある日突然大きな変動は起きる」と書きました。プログラムの設計ってそういうものですから。私は仕事でプログラムも書いていたのでよく分かります。
あなたがいつも利用している金融機関のあるプログラムは私の仕事です。90%以上の人は私が作ったサービスを利用したことがあると思います(笑)


話はそれましたが、まあ、実際に飛ばされると辛いものがあります。
もしこの薄毛関連のサイトを復活させるなら根本的にSEOを考え直す必要があって、サイト設計からライティングにいたるまで全部変える必要があります。
元々全然稼げないサイトだったので、稼げるサイトに作り変える必要もありますし。
そのための労力は一からサイトを作るのとあまり変わりません。違うことと言ったらホワイトな被リンクが少しあるのでそれが少しだけアドバンテージになるくらいです。


アフィリエイトは楽じゃないですね。

知恵を絞らず、努力を怠れば簡単に収益ゼロになります。


とりあえず私はアフィリエイトをまだまだ続けるし、モチベーションも全く下がっていません。
未来を睨みながら稼げる方法を考え、同時にちゃんとサイト運営を楽しみたいと思います。
「ゲームを攻略するみたいで面白い」と最近は思うことがよくあります。



また何かあればこのブログでも報告することがあるかもしれません。
a8さんが「FANBLOG、もうやめた」なんて言わない限りは放置できますしね(笑)


ということで、アフィオス。まちがえた。アディオス。




2018年03月28日

アフィリエイトを始めてけっこう経ったわけだが、今はどうなってる?

2年4カ月ほど前にアフィリエイトを始めました。

その間、まぁいろいろとあったわけですが、現状どうなっているのかちょっとだけ確認してみます。

@最初に立ち上げたサイト
薄毛関連のサイトでした。agaを治そう系のやつですね。
数十記事を入れて更新ストップ。最近はまったく手をつけていません。
サイトの維持費くらいは何とか稼いでくれています。
産まれて始めて作ったサイトだったので、最初から成功するとはまったく思っていませんでしたが、見事に失敗しました。
ただ、このサイトの失敗で学んだことが多く、その後のサイト作りには役立っています。
手が空けば、完全にリニューアルして今度は稼げるサイトにパワーアップさせたいと思っています。

Aネコサイト
そもそもは飼い猫の飼育費くらい稼げればなと思って作ったサイト。キャットフードを売って稼ぐつもりでした。
しかし稼げるキャットフードはクソみたいな商品しかないんですよね。食べたら病気になるようなものばかり。闇が深すぎて、とても売る気になれませんでした。そのようなキャットフードをおすすめしているアフィリエイターはマジで人間のクズだとすら思うようになりました。商品名は挙げませんが、「キャットフード おすすめ」で上位表示されているサイトがこぞって紹介しているような商品です。猫を飼っている方は気を付けましょう。
キャットフードが売れないとなると、別路線でいくしかないのですが、猫関連ではそれがかなり難しい。不可能ではないですが、時間はかかります。で、結局儲けることは諦めてただの猫ブログになっています。
金にはならないけど有益な情報を提供して、アドセンスで維持費くらいはなんとか出ればいいかなという感じ。
本気で稼ぐための戦略は持っていますが、人的リソースがなさすぎてたぶんやらないと思います。

Bジャンル非公開 稼ぐ為だけに作ったサイト
ここ1年間はずっとこのサイトに注力しています。純粋に稼ぐ為に作ったサイトです。
1年で会社員の給料くらいの利益を上げることができるようになりました。
ハゲサイトやネコサイトで失敗したことを活かし、上位表示させるための知恵を駆使して作っています。
このサイトでようやく実を結んだかなという感じ。
このジャンルで稼ぐノウハウをしっかりため込めれたので、サイトの数も増やしてさらに攻めて行こうと思っています。年間の確定額1000万以上が目標。

Cその他
趣味的にやっているブログなどがありますが、広告すら貼ってないけどそれなりのアクセス数があるサイトもあったりします。正直このサイトはものすごく強いです。
でも、儲けを一切考えない方が楽しくやれるんですよね。


結局、アフィリエイトを始めたものの「人に物を売るのが楽しい」というマインドが私にないので、作業時間の割に稼げていませんね。でもアフィリエイトで稼ぐ方法は身についています。
ガチで稼ぐためだけにやっていれば、今頃、アフィリエイトだけで年収1000万はあったかもしれません。

これではいけないと思って、稼ぐ為だけに作ったサイトが計画通りに育って、ちゃんと利益を出してくれているので、稼ぐための戦略と自信が持てるようになりました。コツは掴んだという感じです。

理想は趣味と実益を兼ねたサイトを作ることですが、やっぱりそれは難しいなと感じています。
趣味に走ると稼ぐことが邪魔になるし、稼ぐことに走ると趣味が邪魔になります。

仕方ないので、今は趣味は趣味、仕事は仕事と割り切ってサイトを分けている感じですね。
そうすれば、方向性を定めて力を注ぎやすいですし、自分の満足感も高くなります。

ちなみにこのブログは完全に趣味。
思ったことを吐き出すめのツールになっています。
休憩時間にタバコを吸っている感じですね(笑)
主たる目的もなく、ただストレス発散的に書いているだけなので、アクセス数もないし、広告も踏まれません。SEOを無視するとネットに漂うデブリとしてサイトが残るだけですね。

もしこのサイトのアクセス数が伸びてしまったら、それこそ一大事。
Googleのアルゴリズムに望ましくない大変動が起きたときです(笑)
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