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posted by fanblog

2017年04月22日

アフィリエイターに向いている人と、向かない人

私は他のアフィリエイターさんと絡んだことがほとんどなかったのですが、ツイッターで知り合った方が作っている「アフィリエイターのサークルのようなもの」に初めて招待して頂けました。

そこでの話は口外しないのがマナーだと思いますので多くは言いませんが、出来のよいアフィリエイトサイトを運営されている方は、やはり知的レベルが他のアフィリエイターさんたちとは1枚も2枚も上手だと感じました。土台となる知識の量、経験値、そしてアイデアとその合理性において別格です。

これは私の本業においても感じるところです。
金融系の仕事をしているのですが、本当に才能に溢れ、継続的に大きな利益を上げている方々は少し話を聞けば言葉の選び方から違いが分かります。考え方もスマートで合理的です。

さらに視野を広げると、芸能界でもスポーツ界でも大きな成功を収めた人に共通するのは「頭の良さ」です。
一芸に秀でているだけでは人並みの成功を掴めてても、ズバ抜けた成功を掴めることはほとんどないように思います。

よく「努力をした者は必ず成功できる」と言われますが、私はこの言葉は間違っていると考えています。
ズバ抜けた成功者になるためには必ず努力が必要ですが、努力した者が全て成功できるとは限りません。
失敗していった努力家たちは表舞台から消えているので存在が見えないだけです。
成功者よりもたくさん失敗した努力家たちが世の中にいます。
努力は成功するために必須の条件ですが、それだけではまだ足りません。

では、勝者と敗者を分けたのは一体なんでしょうか?
それは「知恵」と「才能」です。

アフィリエイターにも私の本業周りの仕事をしている人たちにも言えることですが、優秀な人ほど「私にできたんだから、努力さえすれば他の人でもできますよ」と言います。
そういう人たちは自分の「才能」に気づかないまま成功した人たちです。

残酷なようですが、私たちは不平等な条件で生まれてきます。
絶対音感を持っている人もいれば、耳の聞こえない人もいます。
運動神経が良い人もいれば、足がない人もいます。
スマートな思考能力を持っている人もいれば、短絡的で複雑に考えることが苦手な人もいます。
生まれつきウィルパワーが異常に高い人もいれば、ウィルパワーが少ない人もいます。
※ウィルパワーとは努力をするための精神力のこと


将棋に例えるなら、生まれつき「飛車角」を4つ持っている人がいる一方で、「歩」しか持っていない人もいます。
まったく嫌になるほど不平等です。
でも嘆いていても何の意味もありません。
とにかく、手持ちの駒を活かして人生を切り開くしかない。

「歩」しか持っていない人はどうすればいいのか?
「歩」だけでは「飛車角」を取りに行っても返り討ちにされます。勝てない勝負を避けることがまずは大切です。

しかし、ただの「歩」も成長させれば「成金」になります。
歩とは言え「才能」です。コツコツ前に進めば、ある時点を越えたところで「金」の強さを持つことができます。
金になれば戦略次第では飛車角を奪い取り、勝利を収めることも可能です。

足のない人がプロサッカー選手にはなれません。最初から諦めた方がいいでしょう。
でも車いすバスケットなら世界で戦える選手になれるかもしれません。
研究者になれば後世に名を残せるかもしれません。

捨てるべきものを捨て、伸ばすべきものを伸ばすのが成功するためのスマートな戦略です。


アフィリエイトではどうでしょうか?

文章を書くことが好きであれば、自分で記事を書き、人に読ませる能力を磨けば成功への近道となります。
文章を書くことが苦手であれば、記事は外注して、自分は構成やサイトデザインに注力した方が近道となります。

自分の興味のあるジャンルであれば、記事はどんどん書けるし、質も他のアフィリエイターより遥かに高い物が書けるはずです。
多少アフィリエイト報酬が低くても、長期的に価値あるサイトが作れるのでネット検索競争に生き残れる可能性が高くなります。そうなれば特単がもらえたり、ASPを使っていない企業から契約を持ちかけられることもあるでしょう。

自分の興味のないジャンルは、最初からやらない方がいいです。
アフィリエイト報酬が高くても、長期的には低品質記事を量産するだけでgoogleからの評価を落とされます。自分自分のやる気もなくなり、いずれ検索結果から消えていくだけです。

私は家族にもアフィリエイトを勧めたことがあるのですが、「家でパソコンを見続けるのが嫌だ」という理由で断られました。そもそもパソコンに向かうのが嫌いな人はアフィリエイトには向いていません。
他の仕事をした方が精神衛生上合理的で、努力も注げます。

営業が苦手な人や、人に物を売ることが悪だと感じやすい人も向いていません。
こういう性格の人は医療関係や教育関係の仕事に向いています。


「アフィエイトは誰でもできる」「努力されすれば成功できる」という話は、アフィリエイターに必要な性格や能力が才能として備わっている人だけに言える話です。
他の仕事と同じように、アフィリエイトにも向き不向きはあります。


自分にはアフィリエイトが向いていると感じたら、「歩」を一歩一歩前に進めていきましょう。
最初は成果がでない期間が続くので苦しいですが、一度成金になってしまえば、そこから成功までは早いです。


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