ネットビジネス修行中

2つ目のサイトを作っている途中です。

ある程度完成してからこのサイトで紹介しようと思っていたのですが、いつもながら遅々として作業が進まないので、もう途中でもいいかなと思い、公開してしまうことにしました(笑)

キャットフードゴチバトル

このサイトは最初はキャットフードの紹介のみを行う小規模で純粋なアフィエイトサイトにしようと思っていました。
ASPさんの紹介でそれなりに報酬の高い案件があったのでその広告を貼ろうと思っていたのです。

しかし調べれば調べるほど、本当に猫にとって良いキャットフードはその商品ではないことが分かりました。

猫愛が止まらない私としては、他人の猫とは言え最高のキャットフードを食べてもらいたいと思ってしまいます。猫たちの健康に直結することですしね。どうしても譲れない倫理観のようなものが働いてしまいます。

しかしその案件を紹介しないと、キャットフードサイトとしては利益は望めません。

例えば、キャットフードを1袋売れば5000円の案件だとします。1か月で10袋売れば5万円の利益になるので、ひとつのサイトから得られる報酬としては悪くありません。
しかし私が最も良いと思うキャットフードはamazonや楽天でしか扱っていません。報酬は売上の5%です。3000円のキャットフードを1袋売っても150円です。1か月に10袋売っても1500円。サーバー代やドメイン代程度のサイトの維持費くらいにしかなりません。完全に儲けは度外視です。
サイトを作る労力を考えると全く非合理的です。やるべきではないでしょう。

私は迷いました。
利益が望めないサイトを長時間かけて作る価値なんてあるのだろうか？
同じ力をそそぐなら別のジャンルで挑戦すべきじゃないのか？
私の専門知識が活きる別ジャンルはあります。普通ならそちらにリソースを割くべきでしょう。

直感はやめておけと言うのですが、理性は本当に収益化できないか考え抜いてみろと言います。
そこでなんとか収益化できる方法がないかと考え抜いてみることにしました。
ライバルのアフィリエイトサイトがやっていること、世の中の猫サイトがやっていること、猫に対するニーズ、未来の姿などなど。

考え抜いた末に出した結論は、「短期では収益化は不可能」「長期では意外なほど伸びる可能性がある」というものでした。
詳しくは書けませんが、どうすれば収益化にこじつけるのかが明確に見えました。光が見えるまでに期間は2年くらいかかるかもしれません。しかし自信があるプランです。自分の倫理観を少しも曲げることなく世の中に役立つものにできるはずです。

そこで今回挑戦してみることにしました。
奥歯に物の挟まったようなことしか書けませんが、末永く見守ってください。結果は2年後です。


絶賛運営中の発毛ジェントルマンの方は、完全に失敗ですね。
少し売上もあったのですが本当に微々たるもので、サイトの維持費すら出ない程度です(笑)
初めて作ったサイトなので失敗は覚悟していましたが、見事にこけました。赤字です。

理由はいくつもあります。
�@読んでいて面白い文章を書かかなかった。
�A育毛剤・AGAクリニックというジャンルは激戦区すぎた。
�B本当にお勧めの広告主だけを紹介すると利益に繋がりにくい。
�Cライバルサイトとの差別化ができなかった。

�@について
書いた内容は本当に必要な人には役立つものになっていますが、読みたくない文章になってしまいました。頭にスッと入ってくる分かりやすさが必要なのに、そのことに気づかなかったのと、それを書く文章力がありませんでした。

�Aについて
激戦区はヤバいです。検索順位が全く上がりません。記事の内容が適当で事実と異なっているようなことばかり書いているサイトでもリンクがついていれば上に行きます。自演なのか自然なのか、中古ドメインのパワーなのか、いろいろと理由はあるでしょうが、開設から1年にも満たない私のサイトはそういうライバルサイトに勝てませんでした。

�Bについて
育毛剤やAGAクリニックは酷い商品やサービスを提供している広告主も多いです。しかしそういう広告主の方が高報酬を出しているケースが多いです。そういう消費者のメリットにならないものをさぞ最高なものとして紹介しているサイトばかりで胸糞悪くなるのですが、たしかにそれは儲かります。逆にまともな商品やサービスはアフィリエイト報酬が少ないです。私はどうしても自分が使いたくないものを他人に紹介する気になれませんでした。

�Cについて
これは一番問題だったかもしれません。
知識系の記事はどうしても似た内容になってしまいます。正しい内容にすればするほど、教科書的な内容になってしまうので差別化が図れません。
唯一差別化が図れるとすれば、自分の体験談です。これは自分にしか書けないものなので唯一無二な記事なのですが、育毛ジャンルにおいてはこれも様々なサイトで行われています。嘘か本当かは別にして、体験談は多く見かけるのです。
他になんとか差別化を図るとするなら、文章やデザインなどの工夫ですが、私にとっては難易度が高いです。一朝一夕ではできません。時間が必要です。

以上のような反省を踏まえて、発毛ジェントルマンの更新は続けますが大きく状況が変わることは望めなさそうです。前にも書きましたが、私にとって一番大きなハードルは譲れない倫理観です。営業マンになりきれません。しかし、こればかりは仕方ありません。
良いアイデアや気づいたことがあればサイト運営者としての自分をアップデートしていきたいと思います。

キャットフードゴチバトルは発毛ジェントルマンでの失敗の教訓も活かして作っていきます。