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posted by fanblog

2016年09月01日

物を売るということ

アフィリエイトサイトを作ってみたいなと思ったある分野の商品について勉強をしています。

ライバルサイトの現状を分析していたのですが、彼らが大合唱して宣伝している商品の質について少し疑問を感じました。本当に購入者にとって良い商品なのか。
特段悪いものではなさそうなのですが、商品の特性上かなり深い専門知識がないと本当のところは判断できません。
そこで私は専門家の方3人に個別でそれらの商品について聞いてみました。

すると異口同音に「そんな商品名は聞いたことがない。たぶん他の専門家たちもそう答えるだろう。」「私がお勧めするならこれです」と教えてくれました。彼らがお勧めする商品については想像通りの答えでしたが、売ろうと思っていたアフィリエイト広告の商材がまさかガチの専門家たちが誰も聞いたこともない商品だとは思いもしませんでした。

こういうときに迷いがうまれます。専門家ですら聞いたことのないようなものだけど報酬が高いものを売るべきなのか、報酬が非常に小さくても専門家がお勧めするものを売るべきなのか。成功しているアフィリエイターは迷わず前者をガンガン売り込みます。それは社会悪とまでは言いませんが、経済学的には社会的損失をうんでいる行為です。消費者は情報弱者であるがゆえに気づかないうちに損失を被っています。

私がアフィリエイトサイトでその片棒を担ぐのは、人としてどうなのか?

しかしアフィリエイトに限らず、営業という仕事をしている人たちのほとんどは同じことをしています。通常、ひとつの分野で最高の商品はひとつしかありません。コスト、機能、デザインを天秤にかけて甲乙つけがたいという状況はありますが、それでも最高の商品は2〜3つに絞られるでしょう。他の無数の商品は消費者にとって機会損失を与えているものです。
アフィリエイターを含め営業マンは自分の会社の商品よりも明らかに他社の商品の方が優れているのは分かっているけど、お客さんには自社の商品が最高だと言いくるめて利益を上げることを目的として毎日仕事をしています。
そんなことに時間を費やして、生きている虚しさや良心の呵責は感じないのでしょうか?
極端にいうと、自分の美意識に反したことに大半の時間を使う人生なんて死ぬより無意味なことじゃないかとすら思います。

私は実務での営業経験がないので分かりませんが、営業を生業としているみなさんはどういう気持ちで物を売っているのでしょうかね?

どうも最近、そういうことを考えてしまうメンタルの自分はアフィリエイターに向いていないような気がしています。



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