2020年05月11日

LUNA SEA 「TRUE BLUE」 メンバーの個性と狂気が混ざり合った名曲

こんにちは。90年代の邦楽名曲を紹介するブログ。



今回はLUNA SEA(ルナシー)の「TRUE BLUE」を取り上げてみたいと思います。



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ルナシーといえば、ビジュアル系バンドと世間では言われています。



僕が中学、高校時代に流行っていていました。




僕はどちらかというと、ナチュラルでさわやかで、優しいスピッツのようなバンドが好きだったので、
ルナシーは大嫌いでした(笑)




なんでバンドやるのに、化粧なんかしているのか?



なんだかメンバー全員が、すごい髪型をしているぞ?





音楽的にも少しハードだし、中学、高校の頃はルナシーの魅力に気付いていませんでした。




今30代になって、ようやくルナシーの素晴らしさに気づいた次第です。






ルナシーは1992年にメジャーデビュー。




全員が神奈川県出身なんですね。




メンバー全員、月から来たのかと思っていました(笑)





バンド名が「月と海」。デビュー前は狂気をあらわす「LUNACY」だったそうです。ネーミングも素敵ですね。




メンバーは以下の通り



・RYUICHI ボーカル

・SUGIZO ギター&バイオリン&コーラス

・INORAN ギター&コーラス

・J ベース&コーラス

・真矢 ドラムス&パーカッション




バンド好きの僕からしてみれば、ボーカルがうまいのは当たり前として。



ドラムもすごいし、ツインギター(2人のギタリストがいる)の絡み合いも素晴らしい。






SUGIZOさんが激しめのギターを弾いている時に、INORANさんが繊細できらびやかなギターを弾く。





この2人のギタリストがルナシーの独特のサウンドを形作っているといっても過言ではありません。






その他にもルナシーというバンドが面白いなあと思った点が2つあります。




@メンバーが全員作詞、作曲に参加する



バンドというのは作詞、作曲を誰が行うのかによって、だいぶやり方が変わってきます。



スピッツのようにほとんどの作詞、作曲をボーカルの草野さんがやるバンドもあります。



そのほうが周りのメンバーは楽でしょう(笑)






誰が曲を作ったか、詞のここを変えたいなどの争いごとがないからです。




そして、入ってきたお金を均等に割り振れば、メンバー全員からの不満も出てこないというわけです(笑)






でもルナシーは全員で曲を作るそうです。




まず、メンバーの1人が原曲となる曲を持ち込む。



それを元にメンバー全員で作り込んでいく、ジャム・セッションという形をとっているそうです。




ジャムセッションとは、まあスタジオでメンバーがその場の発想で、音を出していって、ここはこうしたほうがいいんじゃない?




なんて言いながら曲を固めていくやり方です。メンバーがその場で音を出して基礎を決めていくみたいな作り方をしていると思います。




最初から詞とメロデイーが決まっているよりも、その場の発想が求められますから、スリリングで緊張感のある楽曲が生まれやすくなります。






今回取り上げた名曲「TRUE BLUE」は、なんと、



ベースのJさんが原曲を持ち込んだそうです。




はたから見ると、Jさんは淡々とベースを弾いていて、ライブなんかでは盛り上げ役にもなる。




メンバーの中ではそんなに目立たない。





そんなイメージでしたが、ソングライターとしても、非凡な才能を持っているのでしょう。









Aリーダーがいない




大体ロックバンドにはリーダーがいます。



スピッツでいうとベースの田村さん。アマチュアの時にバンドのお金の管理をしていただけだそうですが(笑)



その点、ルナシーはリーダーを決めていない。



1人の人間に責任を押し付けるのが嫌だからだそうです。





かっこいいですね。






そして、ルナシーのライバルはほかのバンドではなく、



「メンバー5人それぞれがライバルだ」とインタビューで言っています。




ものすごい殺気ですね(笑)



これもメンバーそれぞれの個性がつよい。




それがぶつかり合って、交わりながらひとつの作品を作っていく。




ジャムセッションの緊張感はとてつもないでしょう。








僕は過去に、ルナシーのライブの、リハーサル映像を見たことがあるんですが、



リハーサルにも関わらず、とんでもない殺気だったメンバー全員が、そこにはいました。




それは映像を通して伝わってきたぐらいです。




それがルナシーの、エネルギーの源なのです。




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今回取り上げる「TRUE BLUE」は、まさにメンバーの才能が最高潮に達した、90年代の名曲でしょう。




ロックバンドだとか、ビジュアル系だとか、そんな枠組みは関係ありません。




今回は「TRUE BLUE」の歌詞については取り上げませんが、



サビの



壊れそうな程 狂いそうな程
切ない夜には そっと "抱きしめて"
壊れそうな程 狂いそうな程
切ない夜には そう呟いた…




の後に入ってくるギターのテーマ。(SUGIZOさんが弾いています)




そして、全員で音を合わせて、




「ダッ、ダッ、 ダッ、ダッ、ダッ、ダッ」



というメンバー全員で音を止めている、決めのところ。





もうかっこよすぎ!




この「TRUE BLUE」は今まで僕と同じように、ビジュアル系だからとルナシーを敬遠していた人にこそ知ってほしい。



生楽器、バンドサウンドがぶつかり合って、あふれるほどの緊張感を生み出している音を聴いてほしい。




これまでの紹介の仕方とは、ちょっと違った面からのアプローチでした。




僕は昔、バンドをやっていたから、バンドサウンドがやっぱり大好きなんです。




これからも、バンドサウンドの名曲をたくさん紹介していきたいと思います。




お楽しみに。





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posted by takeki777 at 13:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | LUNA SEA
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