2020年08月31日
the brilliant green(ザ・ブリリアント・グリーン)「There will be love there -愛のある場所-」けだるさの中にある懸命さ
90年代の名曲を紹介するブログ。
今回はthe brilliant green(ザ・ブリリアント・グリーン)の「There will be love there -愛のある場所-」を紹介しようと思います。
「There will be love there -愛のある場所-」を制作したthe brilliant green(ザ・ブリリアント・グリーン)
通称「ブリグリ」と言われています。
1995年に、高校のクラスメイトだったギター松井さんと、ベース奥田さんが、
ライブハウスで歌っていたボーカル、川瀬さんを誘い結成。
京都での結成だったそう。
ベースの奥田さんが作るデモテープのクオリティが高いことから、業界関係者の注目を集め、シングルでメジャーデビュー。
「There will be love there -愛のある場所-」は1998年に発売された3枚めのシングルです。
1995年に結成して、3年でブレイクするというのは、バンドとしては万々歳でしょう。
僕がこの歌を初めて聴いたのは、ドラマがきっかけでした。
この曲はTBS系ドラマ『ラブ・アゲイン』の主題歌になっていて、ドラマからも人気が出たそうです。
僕はこのドラマを見ていませんでしたが、「There will be love there -愛のある場所-」がふと耳に残っていました。
そこからあっという間に、ブレイク。
ジュディマリ以来の女性ボーカルバンドが出てきたか!?
と僕は期待に胸を膨らませました。

僕は基本的に、ギター、ベース、ドラムと生の音、人間が弾いている音が好きなので、
安心して聴いていられました。
冒頭はボーカルから始まります。
大きな曲がり角を曲がったなら走り出そう
とまどうことはもうやめて
それまでブリグリは英語の歌詞が多かったそうなんですが、
ドラマの主題歌の依頼を受けたときに、日本語にしてくれと頼まれたそうです。
ブリグリの歌には英語の歌詞で素晴らしいものがたくさんあります。
日本語曲と英語曲をバランスよく発表しているバンドもなかなかないと思うし、面白いと思いました。
Bメロは、
“楽しみを待つ"とゆうこと
待つ時の楽しさも今では空っぽで 不安で一杯になる
悩みはいつも絶えなくて不満を言えばきりがない
全てに立ち向かう強さを下さい I believe...
なんだか、サウンド的にもちょっと暗いし、歌詞も後ろ向きなものが多いし、
当初はそんなにヒットするとは思いませんでした。
でもサビの部分
Love that's waiting for me
Love that's waiting for you
そこから流れて行けるような世界を見つけたい
There will be love there
There will be love there
いつかは誰かのために生きていたい
英語の歌詞がばっと表れて、ちょっとしたフックを持たせてから、
日本語の歌詞もうまいぐあいに織り交ぜている。
その点が、ボーカル川瀬智子さんのうまいところだなあと思います。
けだるい感じなんだけど、一生懸命歌っている。
そんな姿に人々は共感したのかもしれません。
90年代は特に前半の部分で、バブルの勢いを感じさせる元気な歌があふれていましたから、
時代の流れに逆らうような、シンプルで、切なく、多少スローなブリグリのこの曲が受け入れられたのでしょう。
それは、スピッツのロビンソンがふと、時代に受け入れられたような感覚と似ています。
パフィーのけだるさとはちょっと違う。
パフィーはけだるい中に、何も考えていないような、突き抜けた明るさがありました。
ブリグリの場合は、げだるさの中に、もがき苦しんで、今をよくしようとしている主人公がいる。
普通けだるい歌は、大衆から敬遠されるものですが、ブリグリが時代に受け入れられたのは、
やはりそのメロディが素晴らしかったのと、
ボーカル、川瀬智子さんに独特の透き通った、ピュアな世界観があったからだと思います。
今、曲を思い出して、懐かしく感じます。
もう25年前?
そんな古さを感じさせない、普遍の名曲です。


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今回はthe brilliant green(ザ・ブリリアント・グリーン)の「There will be love there -愛のある場所-」を紹介しようと思います。
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通称「ブリグリ」と言われています。
1995年に、高校のクラスメイトだったギター松井さんと、ベース奥田さんが、
ライブハウスで歌っていたボーカル、川瀬さんを誘い結成。
京都での結成だったそう。
ベースの奥田さんが作るデモテープのクオリティが高いことから、業界関係者の注目を集め、シングルでメジャーデビュー。
「There will be love there -愛のある場所-」は1998年に発売された3枚めのシングルです。
1995年に結成して、3年でブレイクするというのは、バンドとしては万々歳でしょう。
僕がこの歌を初めて聴いたのは、ドラマがきっかけでした。
この曲はTBS系ドラマ『ラブ・アゲイン』の主題歌になっていて、ドラマからも人気が出たそうです。
僕はこのドラマを見ていませんでしたが、「There will be love there -愛のある場所-」がふと耳に残っていました。
そこからあっという間に、ブレイク。
ジュディマリ以来の女性ボーカルバンドが出てきたか!?
と僕は期待に胸を膨らませました。

僕は基本的に、ギター、ベース、ドラムと生の音、人間が弾いている音が好きなので、
安心して聴いていられました。
冒頭はボーカルから始まります。
大きな曲がり角を曲がったなら走り出そう
とまどうことはもうやめて
それまでブリグリは英語の歌詞が多かったそうなんですが、
ドラマの主題歌の依頼を受けたときに、日本語にしてくれと頼まれたそうです。
ブリグリの歌には英語の歌詞で素晴らしいものがたくさんあります。
日本語曲と英語曲をバランスよく発表しているバンドもなかなかないと思うし、面白いと思いました。
Bメロは、
“楽しみを待つ"とゆうこと
待つ時の楽しさも今では空っぽで 不安で一杯になる
悩みはいつも絶えなくて不満を言えばきりがない
全てに立ち向かう強さを下さい I believe...
なんだか、サウンド的にもちょっと暗いし、歌詞も後ろ向きなものが多いし、
当初はそんなにヒットするとは思いませんでした。
でもサビの部分
Love that's waiting for me
Love that's waiting for you
そこから流れて行けるような世界を見つけたい
There will be love there
There will be love there
いつかは誰かのために生きていたい
英語の歌詞がばっと表れて、ちょっとしたフックを持たせてから、
日本語の歌詞もうまいぐあいに織り交ぜている。
その点が、ボーカル川瀬智子さんのうまいところだなあと思います。
けだるい感じなんだけど、一生懸命歌っている。
そんな姿に人々は共感したのかもしれません。
90年代は特に前半の部分で、バブルの勢いを感じさせる元気な歌があふれていましたから、
時代の流れに逆らうような、シンプルで、切なく、多少スローなブリグリのこの曲が受け入れられたのでしょう。
それは、スピッツのロビンソンがふと、時代に受け入れられたような感覚と似ています。
パフィーのけだるさとはちょっと違う。
パフィーはけだるい中に、何も考えていないような、突き抜けた明るさがありました。
ブリグリの場合は、げだるさの中に、もがき苦しんで、今をよくしようとしている主人公がいる。
普通けだるい歌は、大衆から敬遠されるものですが、ブリグリが時代に受け入れられたのは、
やはりそのメロディが素晴らしかったのと、
ボーカル、川瀬智子さんに独特の透き通った、ピュアな世界観があったからだと思います。
今、曲を思い出して、懐かしく感じます。
もう25年前?
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