2021年01月22日
松任谷由実 「春よ、来い」 永遠に歌い継がれるだろう、日本人の心
90年代の名曲を紹介するブログ。
今回は松任谷由実さんの、「春よ、来い」を取り上げてみたいと思います。

今回取り上げる松任谷由実さんの「春よ、来い」。
もう皆さんご存知の、ユーミンの代表作ですよね。
1994年発売。
オリコン1位を獲得。ミリオンセラーも記録しています。
この歌のすごいところは、その歌の良さに加えて、様々なところで取り上げられているということ。
NHKの連続テレビ小説の主題歌になりました。
音楽の文部科学省検定済み教科書にも載りました。
歌詞の内容が、国語の教科書にも掲載されました。
CMソングには多数起用されたのに加えて、こういう国民的な歌として、様々な影響をもたらしている歌です。
イントロは少し悲し気なピアノのメロディから始まります。
この部分でかなりひきつけられます。
イントロが曲の世界観を瞬時に作り出し、この歌を国民的な歌にした。そういう、影の立役者の部分だと思います。
Aメロは、とても美しい日本語で始まります。

まずこの美しいAメロ部分で、気になるのが「沈丁花」という花。
開花時期は3-4月だそうで、まさに春を待って生きている花。
香り高い花を咲かせる春の代表的な樹木で、春の沈丁花(ちんちょうげ)、夏の梔子(クチナシ)、そして秋の金木犀(キンモクセイ)を合わせて三大香木と称されるそうです。
実際の花の様子はこんな感じ。白いものや、ピンクのものがあるそうです。

春になるにつれて、沈丁花の花が咲き始める。
季節が春になることへの期待感、喜びがこみ上げてくる様子が、美しく表現されています。
そして、Bメロ。サビでの盛り上がりに向けて、あまり大げさに動いていないメロディがなんとも言えません。

春がやってくる様子を「それは やがて 空を超えて 迎えにくる」なんていう表現をするユーミン。
ユーミンの歌詞をそこまで意識したことはなかったのですが、この歌に関して考えてみると、改めて、その奥深さに驚かされました。
そしてサビです。

もう素晴らしいメロディです。
この歌で表現されている「春」
季節としての「春」を主人公は待ち望んでいる。
そして、それとは別に、「愛をくれた君」との再会を「春」と表現しているのではないか?
僕はそう感じました。
長く会えない君との時間。冬を耐えていた主人公。
君と再会できる春、温かな気持ちになれる春を主人公は待ちわびている。
早く春が来てほしい。
その想いを、シンプルな歌の中に込めた、ユーミンの傑作。
この歌は、どこか、日本人が共通して持っている感性を刺激するものを持っている。
だから、多くの人の心に届いたのでしょうし、多くの場所で今も歌い継がれ、これからも残り続けるでしょう。
いつまでも色あせない普遍的な歌。
ユーミンには、そんな歌がたくさんあります。
生きている間に、ユーミンの曲を聴けて、曲を知ることができて、僕は本当に幸せです。



今回は松任谷由実さんの、「春よ、来い」を取り上げてみたいと思います。
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今回取り上げる松任谷由実さんの「春よ、来い」。
もう皆さんご存知の、ユーミンの代表作ですよね。
1994年発売。
オリコン1位を獲得。ミリオンセラーも記録しています。
この歌のすごいところは、その歌の良さに加えて、様々なところで取り上げられているということ。
NHKの連続テレビ小説の主題歌になりました。
音楽の文部科学省検定済み教科書にも載りました。
歌詞の内容が、国語の教科書にも掲載されました。
CMソングには多数起用されたのに加えて、こういう国民的な歌として、様々な影響をもたらしている歌です。
イントロは少し悲し気なピアノのメロディから始まります。
この部分でかなりひきつけられます。
イントロが曲の世界観を瞬時に作り出し、この歌を国民的な歌にした。そういう、影の立役者の部分だと思います。
Aメロは、とても美しい日本語で始まります。

まずこの美しいAメロ部分で、気になるのが「沈丁花」という花。
開花時期は3-4月だそうで、まさに春を待って生きている花。
香り高い花を咲かせる春の代表的な樹木で、春の沈丁花(ちんちょうげ)、夏の梔子(クチナシ)、そして秋の金木犀(キンモクセイ)を合わせて三大香木と称されるそうです。
実際の花の様子はこんな感じ。白いものや、ピンクのものがあるそうです。

春になるにつれて、沈丁花の花が咲き始める。
季節が春になることへの期待感、喜びがこみ上げてくる様子が、美しく表現されています。
そして、Bメロ。サビでの盛り上がりに向けて、あまり大げさに動いていないメロディがなんとも言えません。

春がやってくる様子を「それは やがて 空を超えて 迎えにくる」なんていう表現をするユーミン。
ユーミンの歌詞をそこまで意識したことはなかったのですが、この歌に関して考えてみると、改めて、その奥深さに驚かされました。
そしてサビです。

もう素晴らしいメロディです。
この歌で表現されている「春」
季節としての「春」を主人公は待ち望んでいる。
そして、それとは別に、「愛をくれた君」との再会を「春」と表現しているのではないか?
僕はそう感じました。
長く会えない君との時間。冬を耐えていた主人公。
君と再会できる春、温かな気持ちになれる春を主人公は待ちわびている。
早く春が来てほしい。
その想いを、シンプルな歌の中に込めた、ユーミンの傑作。
この歌は、どこか、日本人が共通して持っている感性を刺激するものを持っている。
だから、多くの人の心に届いたのでしょうし、多くの場所で今も歌い継がれ、これからも残り続けるでしょう。
いつまでも色あせない普遍的な歌。
ユーミンには、そんな歌がたくさんあります。
生きている間に、ユーミンの曲を聴けて、曲を知ることができて、僕は本当に幸せです。
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