2012年02月14日
介護職員による虐待をなくすために行うこと。
介護職員による虐待
あまり気がすすみませんが書きたいと思います
ある高齢者介護施設で介護職の元職員3人(いずれも懲戒解雇)が
入所女性への暴行容疑で逮捕されたそうです
このような高齢者虐待の事件は家族からの届け等で発覚することが多く
内部からの通報は少ないように思いますがどうでしょうか?
以前にも何度も書いておりますが「介護施設」いわゆる
世間一般では「老人ホーム」という所は、外部の人間が気軽に入れる場所で無いばかりか
面会時間なども決まっており、家族ですら行きたい時に気軽に立ち寄れる場所ではない
場合が多いように思います
施設内で外部の人間がいるとすれば、食事を作ってくれる業者と清掃業者や面会に訪れたご家族様、後はたまに来る
民生委員やボランティアや実習生程度ではないでしょうか?
どの方達も夜間にはいなくなってしまう人達です
なので夜から朝にかけては、利用者様と職員だけの空間になりますし
職員もひとつの空間には1人か二人程度になってしまうと思います
人間の心理として この時間帯に高齢者虐待が多いと思います
日中は職員も多いですから虐待はあまりおこらないと思いますし
仮に日中で虐待に似た事をするスタッフがいるとするならば、危険人物だと思います。
しかし、昼間どんなに良いスタッフも昼の顔とはまったく違う、
夜の顔を持つ職員もいるということもあります。
これは長年介護業界にいるかたらならわかると思いますが
一番注意しなくてはならない部分です(この事に対する対処法は様々ですのでまた後日書きたいと思います)
しかし、いちばん問題なのは介護保険制度の人員基準等だと思います
いくら夜間とはいえ50人の認知症高齢者を1〜2人でみると言うのは介護職員にかなりのストレスや
肉体的な苦痛があるか理解していない証拠だとも思いますし。介護の質が上がるわけありません
なので私は今回の事件のような事は介護業界全体で
人員の問題や賃金の問題をクリアーしていかなければ、無くならない問題だと思います。
投稿者:ekuno|15:06
|介護職員による、暴行・虐待