介護福祉士の日記w

介護職員の結婚について、書きたいと思います。


まずですが、男性女性でだいぶ話は違ってきます。


女性でしたら、旦那さんがいて、日勤だけとか、夜勤をやらないで働いて行くのもアリだと思いますが


介護職のお給料というのは、求人を見れば地域差があるかもしれませんが


施設系ですと、だいたい、基本給で15万〜17万くらいが相場だと思います。


手取りですと、13万とか16万円位でしょうか


当然ですが、夜勤をやればこれにプラスされていきます。


この他にも、処遇改善加算という国からのお金が、貰える場合もあります。


処遇改善加算については、カテゴリーの処遇改善交付金を参照してくださいm(__)m


男性で介護職員として、若くして働き始めた場合、最初の数年は良いですが


長年、介護職員をしていて、一番問題になるのは、昇給があまりないという事です。


もちろん、昇給が、大幅にある事業所もあるかもしれませんが


介護業界は、国から貰える金額が決まっていますので、大幅な昇給は、施設長にでもならないと


見込めないと思います。


夜勤をやって変則勤務でも、一生、毎月20万円くらい稼げればよいのでしたら


介護職員でも良いと思いますが、男性の場合、体力の衰えとともに責任も増していきます。


ですので中高年からの、男性介護職員は良いと思いますが、


若いうちからの、男性介護職員は、正直私は今の時代、お勧めしませんし


結婚したとしても、お金の事ばかり考えてしまうかもしれません


ですが、一般企業でも年収300万円の人達ばかりの時代ですから、悲観することも無いのかもしれません


実際に、私の後輩や同僚の男性介護職員の方達は、結婚して幸せに生活し子供もいます。


ですが、全員が、親元で生活しているか、共働きの人達です。


今の時代は、共働きでないと生活できないのが日本という国だと思います。


もちろん介護職員でも、結婚できるとおもいますが、介護職員に限らず


人生においては、急なアクシデントというものがつきものです。


病気になったり、働けなくなったり、、、色々とあるわけで、


そういう時に、男性介護職員のお給料だけで果たして、うまくやっていけるのか？


という事になるわけです。


そして、問題なのが、長い人生の中で、介護職員ではない仕事に就こうと考えたとき


男性の場合は、年齢を重ねるごとに、潰しがきかないのが現状です。


これは、介護職に対する世間の目が、まだまだ冷たいという事です。


若いうちでしたら、今の時代、ほとんどの業界で人材不足ですから、直ぐ採用されますが


中高年ですと、介護職以外は絶望的になります。


今は、若くて介護職以外考えられない人達も多いと思いますが、


親のアドバイスであったりとか、先生の意見とか、世間の流れをよく勉強して


介護職員で、働く事を、私はお勧めいたします。