2011年11月04日
あなたへ・・・
私をいつも孫のように可愛がってくれたあなたへ
いつもあなたの前を通ると声を掛けてくれたあなた
これが私の楽しみなんだと夜勤のときは一晩中私と語り明かし次の日の昼間はぐっすり寝ていて
他の職員に心配されていたあなた
「私の孫だ」といつも言っていてくれたあなた
いつの日か私が家に遊びに来るのを楽しみにしていたあなた
他の職員に迷惑になるからとわざとそっけない振りをしていた私達
ソファーで二人で寝たあの日
いつも私が見えなくなるまで手を振ってくれたあなた
嫌いな風呂のとき私だけに髪を洗わせ、じっと我慢していたあなた
体調が悪いときでもいつも笑顔で話してくれたあなた
じぶんの体よりも私の体のことばかり心配してくれたあなた
自分が死んだら悲しむ家族なんていないといっていたあなた
これは火葬の時一緒に燃やしてもらうと、キーホルダーを交換し肌身離さず実につけていた私達
あなたと話しどれだけ救われたかわからない私
あなたに漬けてもらった物を大事に食べていた私
あなたと語り明かした日は寝ていないのに、なぜか元気だった私
次はいつ出勤?が最後の会話だった私達
家に帰る車の中で泣いた私
朝起きてあなたの事を思い出すと涙が出てくる私
私を本当の孫のように可愛がってくれたあなた私も本当の家族を亡くした思いです。
今も涙がとまりません。
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