新興国不安で投資家が不安心理まん延: たみふるの日記

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2014年02月05日

新興国不安で投資家が不安心理まん延

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新興国不安で投資家が不安心理まん延

世界の株式市場で株価が下落しました。

世界市場に参加している投資家の間で、

景気や株価の先行きに対する不安が

まん延し、リスクを避けようと株式市場から

お金を引き揚げているからです。

１月当初は、中国経済指標の悪化が、

注目されていました。アメリカの経済も

堅調だとみられておりました。

１月末になり、アメリカが、大量のお金を

市場に流し込んで景気を下支えする、

「量的金融緩和策」を縮小させました。

緩和縮小をきっかけに、新興国に流れ

込んでいたお金がアメリカなどに逆流し、

新興国の経済成長の勢いが止まる見方が

強まっています。

そのことで、新興国である、アルゼンチン、

トルコ、南アフリカといった一部の国の

通貨が売られ、急落しました。

その国の通貨が安くなると、

輸入品の価格が上がり、国内のインフレが

進む恐れがあり、新興国では、金利を上げる

事で、資金の急激な流出を抑えようとしている。

しかしながら、景気が冷え込むことへの不安が

出ています。

さらに、アメリカ経済は堅調だと思われていたが、

製造業関連の経済指標が、投資家の予想を下回り、

アメリカの景気に対する悲観的な見方が出たため、

株価安が世界中に広まりました。

投資家が不安心理まん延していると

考えられるのが以下の４つの項目です。

新興国先行き不安

アメリカの景気に対する悲観感

中国経済の悪化

欧州のデフレ懸念

この事で、リスクを避けようと

株式市場からお金を引き揚げるため、

株価が下落しています。

日本への影響もあります。

日本の株価の下落

外国為替市場で円高進行

日本の円は、比較的安全な資産と見られて

いるため、投資家が円を買う動きを強めて

います。円高が進行すると、自動車関連、

電機の輸出関連企業の収益が目減りして

しまいます。

株価が下がるということは、株を持っている

方が消費を抑える事も考えられることから、

市場の収益も落ち込むことも予想できます。

日本で起きた出来事ではありませんが、

世界で起きた出来事が、日本にも影響しており、

市場の混乱は今後も続くのではないかと

言われています。

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