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2016年09月05日

保ち合い対応




日経平均を初めとして大半の銘柄が保ち合い状態にある現在、その対応に
ついて考察してみたい。完全な保ち合い状態が継続しているとはっきりし
ている場合は話は簡単で、保ち合い幅の下限に来たら買い、上限に来たら
売るという事を、繰り返しやれば良いだけである。但し現実の売買や相場
の動きというものはそう単純ではないので、保ち合いと雖もケースバイケ
ースの対応が必要となるという話である。

例えば下げトレンドから保ち合いに入ったケース、大概はこのケースが多
いと思うが、トレンドの途中で売買が無い場合や仕込み玉を持ってない場
合は上記のスタイルで1から始めればよいと思うが、買い玉等を持っている
場合は、まずその玉の処理からしなければならない。

処理の方法としては保ち合いの上限の株価で、例え損切りとなっても思い
切って手仕舞ってしまうか、保ち合い下限の株価で買い増しして買いの平
均値を下げ、上限値で反対売買して逃げ切るかという事になろう。

そうして重荷を外して身軽になったところで仕掛けたいが、上記のように
やる場合と、保ち合いと雖も何時上放れ、下離れするかも誰も判らないの
で、できるだけリスクを避けて仕掛ける方法もある。特に長期に保ち合い
が続く場合には。

無題.jpg

それは上下限売り買いを両方取っていくというものではなく、買い玉をベ
ースとして売りで利益を取って行こうというものである。手法的には昔か
らあるもので、所謂「つなぎ売り」というものです。プロの多くが使って
おり、買いの本玉を維持したまま売りで利益を取っていく、渋い方法です。
もともと本玉のヘッジとして利用されて来たものですが、株の売買手法と
しても優れた手法です。

一般的には底値近辺で掻き集めた買い玉を、株価が上がって来ても現物売
りせず、買い玉の数量以内で空売りを入れ、一旦上がって又下がって来た
ところで買い戻すというものです。ですから現物の買い玉はいつまでも残
り、その後の本格的な上げに対応できるという訳です。

保ち合いの場合はそこまで深刻にやらなくても、保ち合いの下限で買い玉
を仕込んで、その範囲内で上限に来たら空売りを入れ、下げたところで買
い戻す。下限で仕込んでいますから、少しでも上げれば同数以内ならすで
に利益になっており、空売り後株価が想定外に上げ続けてしまっても、品
渡しをすれば絶対損にはならないという事です。

研究してみる価値のある方法だと思います。それでは又。


【相場師朗】 7step株式投資メソッド

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posted by norch at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 売買手法
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43年勤めた会社を退職し、趣味でやっていた株式投資三昧の毎日。そんなに贅沢し美食したわけでもないのに、50歳から痛風予備軍と高血圧症。長年の医者通いにうんざりし、医療費節約も兼ねて、薬の個人輸入を始める。
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