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2020年04月16日

書評−妻のトリセツ



大反響の黒川伊保子氏の「妻のトリセツ」について、書いてみたいと思います。
私も例外でなく、何十年と妻との戦いを続けて来ましたが、そういう無益な戦い
に終止符を打てるのならと、期待を持って本を手にしました。

読んでみるとなる程、女性の脳の構造はこうなっているのか、それであんな理屈
にもならない事を、さも得意そうに吠えられるんだなという事が、よおおおおく
判りました。

今まで特に理解できなかった事に、いきなり結婚当初の事を持ち出して、その時
あなたはああ言ったこう言ったと、もうあれから40年も経っているのに。しか
し自分の事は忘れるくせに、人の事になるとよく覚えているなあとしみじみ感じ
た事が、この本を読んで理解できました。

又ある時は、子供に都合の悪い事が起きると、すぐに私の性格のせいにして、私の
家系の悪い血のせいで、子供がダメになるみたいな事を言い出すに至っては、余り
の馬鹿馬鹿しさに、蹴りを入れてやりたくなる事が多々ございました。著者からす
るとこれも女性の性で、うまくかわさないといけないらしい。そしてこれでもかと
言うくらい、妻への夫としての対処方法が書いてあります。

正直ここまで読んで、ちょっと待てよと。よくよく考えてみれば、この著者の言っ
ている事は、女性脳を理解して、妻の機嫌のよくなる対応を学びなさいという事?
なに、妻の奴隷になれという事? と思い、猛烈に腹が立ちました。夫が女性脳を
理解する努力をするなら、妻も男性脳の勉強をして、お互いに思いやりのある結婚
生活を構築するというのが、筋じゃないのかなあと感じました。

確かに女性は特に主婦は、家事に育児にとストレスの多い時期がある事も確かです。
しかしそれを言うなら、夫だって会社や仕事でパワハラや難易度の高い仕事などを
押し付けられて、1度や2度は自殺しないながらも、重度のうつになった人は沢山
います。事実年間の自殺者数は、仕事の悩みや経済的理由で、自殺する男性の数が
圧倒的に多いのも事実です。

夫だってもっと過酷なストレスに毎日対峙してるんだバカヤロー。という反論感情
がむくむくと湧いてきましたが、そうするとそういう男性脳が妻の感情を逆なでし
てるのよと著者の格好の餌食になりそうなので、タイトルが「妻のトリセツ」なん
だから仕方ないかと怒りの矛を収めました。

ところが読み進むうちに、最後の最後、「それでも別れないほうがいい理由」という
章で察する事が愛だと思う女性脳。褒めて認めてもらいたい女性脳。云々かんぬんと
あって、男性からすると難儀な脳だが、女性脳が拗ねたり、怒ったり、口うるさかっ
たりするうちは、未だ夫に惚れている証拠。妻の為と思わずに、自分のリスクヘッジ
の為に、妻の女性脳を慰撫しようというくだりで、何かほっとする気がした。
それでは又。

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2020年04月01日

音楽―The Lonely One



久しぶりに音楽についてです。前にも書きましたが、私がjazzを聴き出したのは
大学生になってからでした。高校生まではビートルズやベンチャーズ、グループ
サウンズ全盛で、そちらに夢中になっていたからです。

きっかけは当時未だフュージョンという言葉がなく、イージーリスニングジャズ
と呼ばれており、ロックっぽい曲もあり聞きやすかったからで、ハービーマン、
ジョージベンソン、ウェスモンゴメリー等よく聴いていました。それから50年
良く飽きずに聴いて来たものです。

私の場合、特に就寝時にジャズバラードを聴きながら寝るのが殊の外好きで、男性
女性を問わずアルバムを集めたものでした。ヘレン・メリル、ブロッサム・ディア
リー、アニタ・オデイ、フランク・シナトラ、トニー・ベネット等々沢山いすぎて
書ききれません。

今回紹介する「The Lonely One」はナット・キング・コールの歌で
有名ですが、私はConnie Evingsonのボーカルが一番好きです。この曲はかなり以前
に作られた曲ですが、私が最初に出会ったのはMarianne・SolivanのPrisoner of love
というアルバムでした。全体的にけだるい、正にバラード集と呼ぶに相応しいアルバ
ムです。その2曲目にこのThe Lonely Oneが収録されていました。
寝しなに聴いていますので、最初は余り気にもならなかったのですが、何回か聴いて
いるとこのThe Lonely Oneだけが何故か心に響いて、何とも言えない
気持ちになったものです。

そこでyoutubeで調べてみましたら,いろいろなアーティストが歌や演奏をしている事
が解りました。先程のナット・キング・コール、Connie Evingsonの歌やJAN LUNDG
RENのピアノ、パキート・トレード楽団のラテン調、hitoriSGさんのSteel Guitarも正
統派の演奏で素晴らしい。個人的にはラテンジャズが好きなので、演奏自体は古臭い
ですが、パキート・トレード楽団のビブラフォンがたまりません。

もっと探して見れば、この他にもいろいろあるのかも知れませんが、今の私にとって
無くてはならない曲となっています。ぜひ一聴をお勧めします。特に夜一人か好きな人
と一緒にお酒でも飲みながら聴いた日には。それでは又。

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2020年03月16日

書評−笑えシャイロック



本日は中山七里氏の「笑え、シャイロック」を取り上げてみたいと思います。
中山氏のミステリーは定評のあるところですが、今回は銀行、しかも債権回収が
舞台のミステリーという事で、大変興味を持った次第です。
ところ行と云えば最近は、池井戸潤氏の「半沢直樹」シリーズがすっかり人気とな
っていますが、本書もそれに劣らず、半沢シリーズとは又異なった視点での、
銀行物といえるかも知れません。

舞台は帝都第一銀行渉外部。債権回収のプロ山鹿の部署に、入社3年目の結城
が新規に配属されたところから始まります。結城はエリート意識が取れず、渉
外部への配属を左遷と受け取り、やる気喪失の状態。イヤイヤ先輩の山鹿につ
いて債権回収の現場に飛び出しますが、数々の債権回収を実践していく中で、
山鹿の実践的な手法に触れ、山鹿の銀行マンとしてのすばらしさ、債権回収の
意味合い、債権者への配慮などに目覚めていきます。また、ここでの具体的な
債権回収の事例が、とても興味深い。

そんな駆け出しの中、突然山鹿が殺されてしまうという事件が勃発。犯人は山
鹿の債権回収を恨んでの犯行と思われますが、人物の特定はできないまま、山
鹿の業務を結城が引き継ぐ事になります。結城自身も後任は重荷と感じていま
したが、山鹿の無念を考えれば、自分がやるしかないと腹を決めます。

不良債権の海江田物産、新興宗教の奨道館、前国会議員の椎名武郎、最大の難
敵、指定暴力団宏龍会のフロント企業「アーカル・エステート」と山鹿の残し
てくれたデータや手法を駆使して挑んでいきます。

ここでも海江田物産では、社長の覚せい剤使用を利用したり、奨道館では信者に
読経のCD−Rを販売したり、国会議員の債権回収では捨て値の新人画家の作品を
大化けさせたりと、奇想天外な手法で乗り切ります。

そしていよいよ最後のアーカル・エステート。相手はヤクザだけに今までのよう
に手法だけでは通用しない事もあり、上司の樫山部長も同席させ、更に身の安全
策の為に、山鹿氏事件で知り合った刑事の諏訪まで引きづり込んだ、大芝居を打
ちます。さて55億円の債権回収は成功するのか、又、山鹿事件の真犯人は本当に
見つかるのか。ここから先は読んでのお楽しみ。

債権回収の中身には,多分に奇想天外が部分が小説なのでありますが、銀行内部の
軋轢や回収を含めた銀行業務の考え方、そして銀行マンとしての教示など、仕事
という面からみても、参考になる作品かと思います。それでは又。

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43年勤めた会社を退職し、趣味でやっていた株式投資三昧の毎日。そんなに贅沢し美食したわけでもないのに、50歳から痛風予備軍と高血圧症。長年の医者通いにうんざりし、医療費節約も兼ねて、薬の個人輸入を始める。
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