マーケットの愚か者

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4月4日
8:50 昨日は連日大きく下げた後の急反発となり、ストラングルの売り方にとって最悪な値動きが起きる。2日間の下げ幅は最大550円、昨日の切り返しが360円と今年最大級の乱高下。そして昨夜の米国市場は新高値から100ドル以上の下げ、更に円高進行で今日の大幅安スタートが予想される。昨日の大幅高で、振るい落とし完了で高値を再度更新！なんて事を言うモノも居る。しかしテクニカルでは下落転換を示唆、とても新高値を更新する状況では無い。EURは防衛ラインが最後の砦で風前の灯。ここから新高値を更新するような相場なら、本当に15000円、18000円まで行く相場となる。

25:00　安値は前場の12080円、高値は12720円、引値は12710円、夕場の高値は13000円・・・。安値からの値幅は920円！完全に想定外の値動きに損切りが目一杯の状況。日中取引の引けでポジション調整。夕場のスターティングで前面撤退となってしまう。明日は米国雇用統計の発表を控える為、安易なポジションはプットも買われる事が予想される。従って、もはやここまで、全面撤退となってしまう。下落を予想していたポジションに、爆騰900円高は完全に想定外となりコールポジションを逃げる事が精一杯の展開。明日の集計が気にかかるが、取り敢えず撤収完了、ポジションは一掃されてV字回復の芽は断たれる。リーマンで多くを失い震災で追い詰められる。今回は黒田・・・またしても・・・。5月の連休を前に1ヶ月、回復の可能性は皆無となる事が辛い。

4月3日
12:30 米国市場は新値を更新する上昇、為替は大きな動きは無くCMEは12200円どころで引ける。昨日までの下落から一転して反発して始まる東京市場。12200円台で堅調に推移し、コールが買い戻されて理論値より買われている。昨日の11805円は何だったのか？
意味も無く大きく下げて大きく上げる、連日の乱高下に行く先が見えない。為替の円安頭打ちユーロ危機が弱気材料。米国株の史上最高値更新中と日銀金融緩和期待が上げ材料。日足チャートからは弱いEURに、上昇トレンド継続中のUSDやNZDで中立。指数の日足も大きな陰線が入ったが、年初来の単なる押しとも見え11500円を割り込まなければトレンドが継続となる。又、現物買いや外国証券の大幅な買いも継続中。週末の米国経済指標の発表まで本当に解らない相場が続いている。

4月4日
8:50 昨日は連日大きく下げた後の急反発となり、ストラングルの売り方にとって最悪な値動きが起きる。2日間の下げ幅は最大550円、昨日の切り返しが360円と今年最大級の乱高下。そして昨夜の米国市場は新高値から100ドル以上の下げ、更に円高進行で今日の大幅安スタートが予想される。昨日の大幅高で、振るい落とし完了で高値を再度更新！なんて事を言うモノも居る。しかしテクニカルでは下落転換を示唆、とても新高値を更新する状況では無い。EURは防衛ラインが最後の砦で風前の灯。ここから新高値を更新するような相場なら、本当に15000円、18000円まで行く相場となる。

4月1日
1,412,890

4月2日
16:30　米国市場は小動き小幅安、為替は円高となりCMEは12000円を死守して引ける。昨日大きく下げた東京市場は12050円で始まり急降下。12000円のストップロスを巻き込んで一気に11805円まで250円の棒下げ。僅か数分の出来事で何も出来ず唖然とする。いくら何でも下げ過ぎとは思ったが、何も出来ないまま価格は基の値位置へ。前引けは指数が12100円まで戻し、完全にV字回復。一体、あの急激な250円の下げは何だったのか・・・。後場になって動きが止まり12000円台で推移。引値は12015円、買われたプットは何事も無かった様に小幅高に留まる。今日の下落で最近のレンジが下放れる。一瞬付けた安値が有効なのかは判断に迷うが11805円。高値から750円の押しとなり、去年からの上げ相場で最大の下げ幅となる。高値圏からの下落で大きな下げを誘う動きだが、押し目を買う動きも多く見られる。待ちに待った押しだけに下げ止まるのは不思議な事では無い。11500円から12000円までは一気に値位置を上げた空白帯、EURは119円に下値抵抗帯。今後は下値を意識せざるを得ない展開となり、13000円は完全に遠のく。