マーケットの愚か者

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10月10日
26:00 週明けの米国市場は現在大きく上昇、EURは2円以上の円安、CMEは8750円まで上値を伸ばす。週末の経済指標発表後、小幅に下げた悪いムードが払拭された状況となりつつある。これで東京市場の週末S.Q.値の着地点が見えて来る。下値は8500円、上は9250円辺り、大きく戻した噴き値は戻り売りで叩かれる事が必死か？それとも年末の上げモードへ突入して上値を追い続けるのか？いずれにしろ8500円を割り込む新安値の更新は回避濃厚、割高な�J月限のプットが狙い目となる。

22:30 米国市場は続伸、為替は相変わらず動かないが通貨によっては円安傾向にある。下げ先行予想で前日下げた東京市場は買い戻しが入り大きく反発、引け値は9530円。プレミアムも下がり底割れ新安値が遠退く。
白金と金は久しぶりに修正が入るが、まだまだ理不尽で非常識な価格形成が続いている。今回の逆ザヤはある程度予想出来たので、損失は100万円程度。しかし、ここまでの逆ザヤ（400円以上）が長期化されると悩んでしまう。何故世界中のトレーダーがこの逆ザヤを放置するのか・・・？1日や2日、瞬間的なら解かるのだがここまで是正されないと悩む、不思議？何故？となる。大きく勝負(仕掛け）しなかった事は結果的に傷を浅くしているが本当におかしな価格形成が続いている。最悪、逆ザヤの落としどころ（損切りポイント）は一体いくらなのか？大きく仕掛けたくてしょうがない日々が続いている。
円高の長期化は先が見えて来ます。対USDやEURでは現在の価格帯が続くと見ます。結局のところ政府は今の価格帯で良いのです。円高メリットは沢山あります。資源や食料を買うには非常に都合の良い事です。安い株価も円高で外人には安くは無い買い物です。どの国も自国通貨を安くする事は簡単な事なのです。逆に自国の通貨を高くする事は非常に難しい事であり不可能に近い事なのです。CHFも高値圏がしばらく続きましたが、下げる事は簡単な事なのです。仮にJPYを安くする方法など簡単な事です。円をばら撒けばいいだけの事です。例えば、国民全員に何だかんだ理由をつけて200万でも300万円でも支給すればいいだけの事です。これは極端な事ですが、それに近い事をすれば簡単に円安となります。90円、100円になっては本当は困るのではないでしょうか？輸出企業には悪いのですが、今そんな円安になったら・・・。どうなるかは簡単に予想が出来るのです。当分の間円高でなくては困るのが政府の本音です。誘導しているのは円高だったりするのです。

9月30日
-1,802,475

10月3日
-2,001,675

10月4日
-2,158,145

10月5日 25:00 想定はしていたがゴールドとプラチナの逆ザヤが400円を超えた。損切り出尽くしなら、この辺りが限界値と見る。500円を超えたら、後は1000円1500円と非常識な価格形成がなされる事と思う。勿論瞬間的な価格。当時のパラジウム、大豆とN.GMO大豆のように、価格とは瞬間的には幾らでも理不尽な価格が付く事を忘れてはならない。特に損切りの踏み上げは恐ろしい事になる。
株価は相変わらずの低空飛行だが、下げそうで下げない。8000円を割り込めば下げ足が加速する事が予想される。そう思っている者が多いから買いが入らないで安値圏が定着している。このパターンは意外と強く、下げても大した事は無いような気がするが・・・。当限のプレミアムは割高ながら順調に下げている。週末の米国イベントと連休が待ち構えているので当限のポジションをここで外す事にする。金曜の午後にでも再度上げれば売り直しを予定する。収支は白金買い金売りの含み損で冴えない状態が続くが、ストラングルとネイキッドのプット売りは順調に値を消している。週末に再度安値を突いてくれれば、絶好の仕掛け場となるのだが・・・。