マーケットの愚か者

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2:30 米国時間でCHF/JPYは急伸、100円の大台を突破し100.10での攻防が小一時間続く。2時過ぎに一気にブレイク、100.85までストップロスを巻き込んで暴騰。勿論、私のポジションもこのストップに巻き込まれている。震災後に積上げたNZD、CAD、USD、AUD/CHFのロングポジションはUSDを除き全て撤退を余儀なくされる事となる。一時は100万円近く利が載ったポジションが50万円を超える損切りとなってしまう。しかし切ってしまえばスッキリ、気分はイイもの。うまく行っていない事を隠したり意地を張って突っ張っても苦しいだけ。損は切るモノ、過ちは認めるモノ。USDの残玉の買値は77.777円。冗談みたいなこのポジションは買いきりで放置する。
USDが対円で360円だった頃、GBP/JPYが1080円だった事を元商社勤めの方から昨日話を聞いた。現在のGBPは125円、信じられないような価格です。今日でCHFも投機対象の商品となり、もはや通貨では無くなった感じです。1日で上下3円以上動いても不思議ではありません。買い（売り）支えるアービトラージャーが居なくなればプライスはどこまでも跳んで行きます。
指数はCMEで現在9720円。USDは77.00で不自然な買い支えが入っている模様。77円の買いは莫大で介入の買いが入っているかも知れません。下値は9500円割れがやっとのところ、協調円売り介入が仮に実施されても10000円を超えて目一杯の値位置。当限ストラングルの売りはP9250/C10250、S.Q.着地点は10000円目前と予想する。

23:55 米国市場は小幅に続落。為替は円高が更に進む。東京市場は安寄り後9840円で引ける。プレミアムは上昇し収益は悪化。為為ポジションのマイナスが大きく足を引っ張る。現在もAUD/CHFは爆騰中、対円でCHFは100円を突破！ここまでの上げは想定外、全面撤収近し・・・。残念・・・。

16:30　週末の米国市場は下げ過ぎ感から下げ止まり、小幅安の続落。CMEは小幅高で引けている。為替の円高、CHF高は更に進んでUSDのポジションがジャスト76.77で持っていかれる。引け間際にGBPを10万通貨売り建てる。
週明けの東京市場は為替が窓を空けて円安となる。寄り値も9900円台で10000円の大台にあっさり乗せて行く。GBPの売りと�HP9000の買いがあっさりと損切りとなる。引け値は1065円、仕掛けレンジは1段下がり元に戻る。プレミアムも急落で下げ過ぎゾーンまで落ちている。為替ポジションの損切りとヘッジプットの買いでの損失が大きかったが、トータルで収支は改善、再びプラスサイドに浮上する。
結果的に円高は止まった形となっている。週末の安値は意識される事と思う。再度買い参戦するにも気力が失せる。こんな時にこそ底を打つのかもしれない。